第39回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第39回例会を6月30日(金)に開催しました。

・日  時: 平成29年6月30日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(徹)、小川、小平、河崎、国友、佐藤(俊)、篠原夫妻、志村、末次、冨平、野村、山本、以上15名 (50音順・敬称略)

会場の都合で定例の第3金曜でなくプレミアム金曜の開催となった6月例会。朝からの雨もあがって集まった15名。テーブルに並んだワインが11本。本場ボルドー、ブルゴーニュ産ではないフランスワイン4本、チリ2本、スロベニア1本に、日本ワインがなかった前回の挽回とばかりこの日は日本のワインが4本、うち1本を残して10本をたっぷりと味わう会となった。

久しぶりのご出席で少し緊張気味? 「乾杯!」

久しぶりのご出席で少し緊張気味? 「乾杯!」

スパークリングワインでの乾杯を自粛中とあって、今日のソムリエ役・小川・野村両氏の悩みは乾杯ワインをどれにするかだった。「これで始めましょう」と取り出したフランス産白ワインを見て「そのボトル、ドイツワインみたい」との声に「これはライン河を挟んでドイツ国境に接するアルザス地方の産だからでしょう」と早速の説明に、冒頭から研究会らしい雰囲気を漂わせながら暫くぶりに出席の志村さんの発声で勢いよく乾杯!で会は始まった。

またソムリエカードを引いちゃった!

またソムリエカードを引いちゃった!

「皆さん酔わない内に」と荒木さんから案内が二つ。一つは国分寺稲門会から届いた「国分寺寄席」の開催案内。同会の人気イベントとあって早速の申込みが相次いだ。もう一つが前進座の俳優で、脚本、演出も手掛ける志村さんの「志村智雄戯曲集」の出版案内。志村さんは、早稲田にもゆかりの埼玉・本庄市からの依頼で、同市出身の全盲の国学者・塙保己一の群読劇の8月公演を演出するなど活躍中。「本庄の街おこしを手伝っています!」

身振り手振りで演出家志村智雄さん

身振り手振りで演出家志村さん

白ワインを2本空けて次は赤、とフランス、チリ、スロベニアのワインのあとは、近年とみに世界の評価をあげている日本ワイン。この日唯一のロゼは「こころぜ」。昨年のワイナリーツアーで訪れたココ・ファームのロゼだから「COCO-ROSE」。次いで、一昨年訪れたシャトー酒折の「キスヴィン マスカット ベーリーA2009」も登場。おなじみのキスヴィンワイナリー設立(2013年)前、ぶどう栽培の天才と言われる荻原現KISVIN社長とシャトー酒折がコラボレーションしたワインという。さらに、メルローの傑作ヴィンテージといわれるシャトー・メルシャンの「桔梗ケ原2001」など、次々と日本ワインの逸品を味わった。

テーブルを囲んでワインも話題も尽きません

テーブルを囲んでワインも話題も尽きません

ワインに欠かせないこの日の料理は「ツナマヨごぼうサラダ」、「茄子ミート」「鶏手羽の甘辛煮」の三種。いつもながら例会のためのカサグランデ心尽しの特別料理に感謝!感謝! 「どんどんおいしくなって毎回楽しみです」と野村さん。
頃合いをみて「ワイキキタタイム」に。クイズ形式での出題も8回となってだんだんと難しくなっていく。「パリ最初のワイン学校を作ったのはどこの国の人?」「理想的な環境の下でも長年寝かせたワインは目減りする。1ミリリットル減るのに何年かかる?」など5問(出題・解答は「クイズワイン王」・葉山考太郎著・講談社刊より引用)。賑やかな例会もしばし静寂タイムに。

今日の問題は難しい・・・

今日の問題は難しい・・・

今日の乾杯ワインの産地・アルザス地方がフランスワインの北限産地ならば、スペインと国境を接するルーション地方がフランスの南限ワイン産地。このルーションのワイナリーが、花崗岩と石英の丸い小石という独特のテノワールで土壌改良剤「コフナ」を使ってぶどうを栽培して造った紅白二種のワインが登場。

「コフナ」の説明をする井垣さん

「コフナ」の説明をする井垣さん

この「コフナ」、農業大国フランスの土壌の劣悪化、作物の品質低下を防ぐために政府が国立パスツール研究所に命じて開発した微生物「コフナ菌」を使った土壌改良剤で、「実は私が勤めた会社はコフナの日本総代理店をやっていてこのワインの輸入・販売もわが社なのです」とワイン研会長。
「コフナを使って育てたコメ、野菜、果物が実に美味しいと評判、家庭園芸用もあります。楽農会でもぜひ試してみてください」との説明に、蓼科で菜園を楽しむ小川さんや楽農会の末次さんの目が輝いた。

しばしウイスキーの話で・・・

しばしウイスキーの話で・・・

楽しく談笑が続いて終わりに近づき、久しぶりに出席の小平さんに感想を求めると「研究会らしい雰囲気を感じましたが、実は私はウイスキー党です」と告白(?)。すかさず山本さんが「ウイスキーの一番おいしい飲み方」を披露するなど、しばしワインならぬウイスキー談義に花が咲いた。
ワインの心地よい酔いを賑やかな談笑に発散させているうち2時間がアッという間に過ぎていき、「次回も参加します」と手が挙がる中、第33回例会はお開きとなった。
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この後の恒例のカラオケ、10名が参加したが、「夫婦で同好会に参加させて頂いて1周年です!」とカラオケ大好きの篠原夫人から各種同好会で世話役をつとめる荒木さんに花束が贈られるサプライズもあって例会同様の盛り上がりとなった。

1周年お礼の花束

1周年お礼の花束

次回の例会は、7月21日(金)15:00-17:00、於 カサグランデ。会費は2,000円+ワンコイン(ワイン持参ない方。任意)。どなたでも歓迎。ただし、会場の都合で14名まで。申し込み締め切りは7月16日(日)ですが、早めに井垣(090-1196-1471)でお願いいたします。

(文=井垣、写真=荒木)




第38回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第38回例会を5月19日(金)に開催しました。

・日  時: 平成29年5月19日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(徹)、小川、国友、竹内、冨平、野村、早川、村木、山本、以上11名 (50音順・敬称略)

4人のキャンセル待ちまで出た4月例会から一転、暫くぶりに11名の少人数とあって、並んだボトルも8本 といつもは狭いテーブルも今日ばかりは少し余裕が。この日は、フランス3本、チリ3本 と、ハンガリー、ニュージーランド各1本の新・旧産地国の争い(?)。例会では初めて日本ワインを味わわぬ会となった。

冷えたブルゴーニュ白で乾杯!

冷えたブルゴーニュ白で乾杯!

3か月振りにトランプカードで座席、ソムリエ役を決めて、乾杯役の小川さんの音頭で乾杯。早々と運ばれた料理を前に冷えたブルゴーニュの白から始めたが、まずは、4月例会のゲスト、キスビンの斎藤まゆさんからの「皆様の応援を力に、これからさらに日本のワインを味わい深く進化させたいと存じます」とのワイン研宛のお礼の絵はがきが披露された。

キスビン斎藤まゆさんからのお礼状

キスビン斎藤まゆさんからのお礼状

オーナーからのプレゼント 「カサ グランデ」

オーナーからのプレゼント
「カサ グランデ」

次いで、今年の稲門祭(10月15日)記念品購入の協力依頼が担当の村木さんからあり、この日出席の既申込み者にはグッズが配られて「早っ!」。担当役員の熱意が伝わってきた。
ボルドーワインの次は、チリ産の白「カサ グランデ」。例会会場と同名のこのワイン、当会には2度目の登場ながら、実は当店オーナーからの差入れの品。一昨年の統計では、フランス産を抜いてわが国ワイン輸入のトップに立ったという、コストパフォーマンスの高さもあって人気のチリ産ワインを続けて2本味わった。

今回の目玉となったのは、ハンガリーの貴腐ワイン「トカイ アスー5 プットニョシュ1996」。ハンガリーのトカイ地方で作られるこのワイン、この地区独特の濃い霧による湿気によって貴腐菌に侵された白ブドウで造られた貴腐ワインだという。「少し貴腐ワインについて調べてきました」と博識・山本先輩の説明が入る。

この間にボトルを開けようとして思わぬ苦労をしたのが、前回に次いでソムリエ役の冨平さん。コルク栓が古くなっていて巧く抜くことが出来ずの悪戦苦闘の姿をみて山本さん、「実はこのワイン、ずいぶん昔の頂き物でわが家に長年おいてあったもの。誰にいただいたのかも忘れた。横には寝かせておいたが、果たして味の方は?」との説明に、「どこに置いていたの?」と保管の仕方についての厳しい質問も。

ベテランソムリエも苦労

ベテランソムリエも苦労

結局、冨平ソムリエ役が上手にコルクをボトルに沈めて、貴重な貴腐ワインを味わう。「甘くて飲みやすい!」と評判も上々、「17世紀オスマントルコの侵略を受けて住民たちがこの地から逃れている間に収穫されずに残ったぶどうにカビがつき、その腐り始めたぶどうからワインを造ったのが始まりの、世界三大貴腐ワインの1つ」との説明が続いて研究会らしいひとときとなる。

コルクの落ちた貴腐ワイン

コルクの落ちた貴腐ワイン

貴腐ワインを味わったあとはボルドー、ブルゴーニュの金賞受賞ワインが空いていく。頃合いを見て恒例の「ワイキキタイム」に。「ワインの脚って何?」「ソムリエの着ける黒い革製の前掛けを何と呼ぶ?」などのクイズ5問(『クイズの王様』 講談社刊から引用)に「難しい!」と皆頭を抱えた。なかでも有名な「1855年のボルドー・メドックの格付け」のいわれとその基準の解答に、今に続く各シャトーの格付けを知った。

勉強も大切なワイン研です

勉強も大切なワイン研です

という具合にワイン談義に花が咲いたが、ワインには関係なく「阪神の首位はいつまで続く?」「早実・清宮はプロか大学か」など野球の話題から、「小平の美味いうどん店はどこか」の話も出て「ざる蕎麦研のほかに“うどん研”もいいな!」の声も上がって盛り上がるうちに時間は過ぎていき、コーヒータイムに。

ワインがあれば話題は尽きません

ワインがあれば話題は尽きません

最後に、「次回は会場の都合で第5金曜の6月30日に変更したい」との会長の提案に「異議なし」となって、早速「6月参加します」と手が挙がったが、「本日欠席の方のためにも参加申込みは今日の例会報告がHPにアップされた日から受け付けます」と会長が締めて5月例会は終わった。

この後の恒例のカラオケ、6名がワインの余韻を愛唱歌に乗せて熱唱した。
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次回の例会は、上記の通り、6月30日(金)15:00-17:00、於 カサグランデです。お間違えなきように。会費は2,000円+ワンコイン(ワイン持参ない方。任意)。どなたでも歓迎。ただし、会場の都合で14名まで。申込み締め切りは6月25日(日)ですが、早めに井垣(090-1196-1471)までお願いいたします。

 (文=井垣、写真=荒木)

 

第37回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第37回例会を4月21日(金)に開催しました。

・日  時: 平成29年4月21日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(徹)、河崎、国友、栗原、斎藤(ゲスト)、篠原夫妻、佐藤(俊)、末次、冨平、早川、村木、山本、、以上15名 (50音順・敬称略)

キスヴィンワイナリー(甲州市)の醸造責任者・斎藤まゆさんをゲストに迎えた4月例会。ワインに魅せられて早稲田を中退、カリフォルニア州立大学でワイン醸造を学び、ワインの世界に飛び込んだ斎藤さんを昨年の4月例会にゲストとして招いたことが縁となって、昨秋晴れて「推薦校友」となったワイン業界注目の若き後輩との再会とあって、歓迎する和やかな雰囲気のなかで会は始まった。

歓迎の挨拶をするワイン研井垣会長

歓迎の挨拶をするワイン研井垣会長

この日のワインの主役はもちろん「キスヴィン」のワイン。自社畑で栽培の60種 のなかから選りすぐりのぶどうで醸造された自慢の「ロゼ、白、赤ワイン」が6本、フランス、イタリア産のワインも今日ばかりは、控えめにテーブルに並んだ。

緊張気味?な今日のソムリエ2人

緊張気味?な今日のソムリエ2人

会はまず栗原稲門会会長の発声で、斎藤さん推薦校友へのお祝いと今後一層の活躍を祈念して「キスヴィン シラー ロゼ」で乾杯。このロゼ、今年リリースしたばかりのシラー種100%の逸品。「ワイナリーでは完売です。ワイン研のために確保した世の中に600本しかないうちの1本です」と斎藤さん。

栗原会長の音頭で乾杯

栗原会長の音頭で乾杯

そして「皆さんに再会できて嬉しい。校友に推薦していただいて、人のつながりが強いワセダの『力』を改めて感じました」とのあいさつのあとは、キスヴィンワインを飲みながら参加者からは次々と質問が続いた。

質問に答える斎藤まゆさん

質問に答える斎藤まゆさん

この日のために「富士の国・やまなし館」(八重洲)で「キスヴィン ホワイトジンファンデル」を求めて持参したSさん。店員に「キスヴィンワインの特徴って一言でいうと何?」と問うと「こだわり デス!」という答えが返ってきたという。
「5ヘクタールのぶどう畑を5人のスタッフで栽培するなど働き方についても改革をしている。キスヴィンはホワイト企業」「畑では水を吸わせるため雑草も大切にしている」「ぶどうの出来の良し悪しを天候の所為にはしたくない。それらをクリアーしてこそプロ」などと歯切れのよい口調で質問に答える。 なかでも、「私たちは力仕事が多く、嗅覚も鋭くなくてはいけないので、口腔内を大切にとスタッフは歯の治療など口元ケアに努めている」などと、キスヴィンの「こだわり」はブドウ栽培と醸造だけではないことも知った。

熱心に話を伺います

熱心に話を伺います

カサ グランデ特製の料理を食べながら、「キスヴィン甲州」の上級タイプ「甲州レゼルヴ」。フレンチオーク樽、ステンレスを使ってのマロラクティック発酵の「シャルドネ」。自社畑で栽培の23種類のマスカット系ぶどうを使用して一つのワインにまとめた「ブラン」など、次々と味わっていって最後は赤の「ルビー」に。実はキスヴィンの赤ワインも完売でワイナリーには1本もなく、斎藤さん私用のストックからのワイン研へのプレゼント。

美味しいワインとお料理で幸せ

美味しいワインとお料理で幸せ

いまだ生産本数は少ないものの、世界に通じる高品質ワイン造りを目指すキスヴィンブランドは評価が高まっているが、その一例が、当会でも度々紹介のコミック『神の雫・マリアージュ』(講談社)の最終章に「キスヴィン甲州」が「国境を越えて愛されるモノのイメージ」として登場したこと。が、この掲載はご本人たちには寝耳に水、畑で忙しく作業中に知人たちからの相次ぐ電話で初めて知ったという。後日、作家から「キスヴィン製品をすべて飲んでみて『甲州』を選んだ」と聞いたとのエピソードに「ミシュランみたい」との声も。

我らみんなまゆさん応援団!!

我らみんなまゆさん応援団!!

キスヴィンワインを飲み干したあとは、新潟出身・Iさん持参の「岩の原ワインの「深雪花(みゆきばな)」、ブルゴーニュ、イタリアの赤ワインと前回からの持越しワインを次々と抜栓して会は一層賑やかに会話が弾んでいった。

まゆさん頑張って下さい!

まゆさん頑張って下さい!

かくして予定の時間はあっと言う間に過ぎていってコーヒータイムに入り、最後にワイン研会長から斎藤さんにお礼と激励の言葉を述べ、全員でまゆさんを囲んで記念撮影をして4月例会を終えた。

まゆさんを囲んで笑顔の記念写真

まゆさんを囲んで笑顔の記念写真

散会の後はいつもよりチョッピリ少ない6名が恒例のカラオケで得意のノドを競った。
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次回の例会は、5月19日(金)に「カサ グランデ」で開催します。会費は2,000円+ワンコイン(持参ない方。任意)。ワイン愛飲家はモチロン、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切は5月14日(日)ですが、参加申込は14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471)まで。

 (文=井垣、写真=荒木)

 

第36回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第36回例会を3月17日(金)に開催しました。

・日  時: 平成29年3月17日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 井垣、伊藤(徹)、小川、河崎、国友、篠原夫妻、末次、竹内、冨平、野村、浜田、山本、以上13名 (50音順・敬称略)

世話役の荒木さんが初の欠席でトランプカードもお休み。暫くぶりに参加者思い思いの自由着席となったが、ソムリエ役は河崎・冨平さんのベテラン2人、乾杯役は女性の浜田さんと決めて、さあスタートというとき、いきなり大きな音とともにコルク栓が飛んでスパークリングワインが勢いよく噴き出すハプニングに一同ビックリ。

乾杯はお二人の華やかなクィーン

乾杯はお二人の華やかなクィーン

カメラマンも会長も今日は大忙し

カメラマンも会長も今日は大忙し


をとりなおして、春到来にふさわしく、チリのスパークリング・ロゼで乾杯。「春らしくていい色ね」とロゼの色を愛でた後の登場が、「天使が幸せのまじないをかけた」といわれる本場シャンパン。このところ続く複数回の乾杯で例会が始まった。
前回からの持越し分も含めて、この日、テーブルに並んだボトルは参加人数を上回る14本。うち、本場フランスの5本に次いで、日本ワインが3本と、会員の日本ワインへの思い入れが伝わってくる
まずは、ブルゴーニュのシャルドネ種白ワインから。「この会に参加するようになって白ワインっていいなと思うようになった」との声に「赤は健康に いいんだよ」とは赤ワイン派の弁。
ならばと、ソムリエ役が開けたのが、シャトー・メルシャンの「椀子」。ボトルのラベルに大きく記された漢字を見て「これ、なんて読むの?」。「マリコですよ!」との答えに、「オレの彼女の名前と一緒だ!」と思わず洩らした某さん、などと楽しい会話があちこちで弾む。
次いで、登場が二度目の一升瓶のワイン。「これなら少し多めに飲めるナ」との声も。 このワイン、甲府・サドヤの「モンシェルヴァン」。ラベルにはアルプスの名峰・マッターホルンの雄姿が。フランス語でマッターホルンを「モン・セルヴァン」といい、モンシェルヴァンは「私の好きなワイン」を意味するとのこと。

モンシェルバンは1升瓶!

モンシェルヴァンは1升瓶!


ワインが進むほどに賑やかになっていく当会で、唯一静粛なひとときが、ご存知「ワイキキタイム」。クイズ形式での出題も6回目。「ワインベルト」や「キュヴェ」というワイン用語から「アメリカ禁酒法時代のワイン消費量の変化」などの質問に、「難しいな」と言いながら答えを選んでいく。この日の注目は「ケネディー大統領が暗殺前夜に飲んだシャンパンの銘柄は?」というクイズだった。(出題・解答は『クイズワイン王』(葉山考太郎著・講談社)より引用)

今日のクイズは難しいな

今日のクイズは難しいな


野球やゴルフの話題も出て歓談が続く中、当会会長から嬉しい知らせが二つ。

一つは、ワイン研が一昨年の3月例会にゲストとして招いた、東京で初のワイナリーを練馬・大泉学園に開設した越後屋美和さん(東京ワイナリー代表)が、「平成 28年度 東京都女性活躍推進大賞 優秀賞 個人の部」でただ一人受賞されたとの報告。

一昨年のお客様越後屋さん

一昨年のお客様越後屋さん

昨年のお客様斎藤さん

昨年のお客様斎藤さん

もう一つは、昨年4月の例会にゲストとして招いたのが縁となって、昨秋の校友会代議員会で晴れて校友として承認された斎藤まゆさん(KISVINワイナリー醸造責任者)が、次回4月例会にゲストとして参加の予定。斎藤さんからは「再会を楽しみにしています」との連絡があったとの報告がされた。

左から、鶏レバーの生姜ワイン煮、人参と大根とツナのサラダ、鶏肉のワイン蒸し

左から、鶏レバーの生姜ワイン煮、人参と大根とツナのサラダ、鶏肉のワイン蒸し

「カサ グランデ」心尽くしの料理を食べながら、ボルドー、ニュージーランドのワインを味わった後は「ロバート・モン・ダヴィ・2004」。「わが家の押し入れに長年死蔵(?)していたのを持ってきました。なんでもカリフォルニアワインを世界一流レベルに引き上げた功労者だそうです」と持参の山本さん。
「それでは最後にこれを是非」と小川さん。なんとスペインの酒精強化ワインのシェリー酒を勧めで味わう。前回までの「グラッパ」に次いでアルコール度数の高いワインを最後に飲む会の伝統(?)が生まれそうな気配に。
こうして9本のボトルを空にした後、カサ グランデ・コーヒーでこの日の仕上げをして3月例会を賑やかにを終えた。

ワインの心地よい酔いをドライシェリーで加速した元気な9人は、散会後のカラオケでそれぞれ自慢のノドを競って酔いを発散させた。
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次回の例会は、4月21日(金)に「カサ グランデ」で開催します。
KISVINワイナリーの斎藤まゆさんがゲストとして参加されます。会費は2,500円。参加申込みは14名まで。本記事HPに掲載日より受付開始します。早めに井垣(090-1196-1471)までお申し込みください。

 (文=井垣、写真=国友・山本・荒木)

 

第35回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第35回例会を2月17日(金)に開催しました。

・日  時: 平成29年2月17日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(徹)、小川、佐藤(俊)、篠原、末次、竹内、冨平、野村、早川、浜田、村木、山本、以上14名 (50音順・敬称略)

春はもうそこまで・・・

春はもうそこまで・・・

春一番が吹いて4月並みの暖かさ、店内の一角には雛人形も飾られていたこの日。14名の会員の前に並んだボトルは、日本ワイン4本を筆頭に、フランス、イタリア、スペイン、ニュージーランド、チリなど各国のワインが計10本、さらに並びきれずに2本がテーブルの外で待機(?)した2月例会。

初めてのソムリエコンビ

初めてのソムリエコンビ


まずは、今回のソムリエ役・竹内、篠原さんがチョッピリ苦労しながらも威勢よく「ポン!」とコルクを弾かせたのは、「春近し!」とロゼ・スパークリング。 乾杯役・小川さんの音頭で乾杯して始まったが、「乾杯ならこちらも!」との声で、スペインのシャンパンといわれる「カバ・パルシェット・キュヴェ21」を開けて、1月例会の3回には及ばなかったが2度、杯を上げた。

ピンクのロゼで華やかに乾杯!

ピンクのロゼで華やかに乾杯!


折から運ばれた「キャベツしゅうまいとマッシュポテト」の料理を前に、まずは白ワインからとなったが、期せずして、今や日本ワインの代表と評判の「甲州」種のワインが3本揃っての飲み比べ。

左から、キャベツしゅうまい わさび入りマッシュポテト、鶏もも肉の酒蒸し、きのこと小松菜のキッシュ

左から、キャベツしゅうまい わさび入りマッシュポテト、鶏もも肉の酒蒸し、きのこと小松菜のキッシュ


近年「甲州」の醸造に使われる「発酵終了後もオリ(澱)引きをせずに発酵容器にそのままにしておく」という「シュール・リー」方式についての説明のあとの登場は、「やまなし大使」の早川さん。「この紋どころが目に入らぬか!」とワインではなく、ボトルの「勝沼産甲州種を代表するロゴマーク」について説明。すると、村木さんが「1月の“ざるそば研”の帰りに八重洲「やまなし館」に立ち寄って手に入れた『キスヴィン 甲州』です」とおなじみになった斎藤まゆさん醸造のワイン紹介などと山梨自慢が続いた。

二人の功労者をデザインしたロゴ マーク

2人の功労者をデザインしたロゴマーク

やまなし大使早川さん(左手前)

やまなし大使早川さん(左手前)


すると、山梨に負けじと「鳥取観光大使」の小川さんが、鳥取県産「北条ワイン」をPR、会員の郷土愛の競演となると、「わが小平稲門会の楽農会でもぶどう栽培をしてはどう?」などの声も出て、しばしワイン談義が続くうちに「ワイキキタイム」に。

おなじみになったクイズ形式での出題も5回目。「だんだん難しくなりますよ!」との出題者(?)の声。「スティルワイン」「セパージュ」の業界用語から「日本やブルゴーニュのぶどう畑」の特徴やら、「シャンパングラスの形」などを問うクイズに、しばし飲みとおしゃべりを止めて、正解を探す。このときばかりは当会の静かなひととき。頃合いを見て配られた解答に納得したり驚いたり。シャンパンの平型グラスは「トロイの絶世の美女・ヘレネの左の乳房を形どった」との答えに皆の関心が集中した。(出題・解答は『クイズワイン王』〈葉山考太郎著・講談社〉より引用)

真剣にお勉強・・・

真剣にお勉強・・・


日本ワインのあとには、イタリアの「バローロ・テツレ・ダ・ヴィーノ」、フランスはボルドー5大シャトーの一つ、シャトー・ムートン・ロスチャイルドの「ムートン・カデ・ブラン」や、当会でも話題のコミック『神の雫・マリアージュ 』第一巻(講談社刊)に登場したという「シャトー・モンペラ・ルージュ」など銘醸ワインを味わって9本のボトルが空に。

あれこれと歓談が続いて、あっという間に時間は過ぎ、コーヒータイムに入るころ、最後に登場したのが、このところすっかり定番になった食後酒(?)のグラッパ。ご存知、画家でエッセイスト・玉村豊雄氏の「ヴィラデスト・ウーバ」ワイナリーの45度のぶどう諸味蒸留酒でワインの心地よい酔いをさらに仕上げて賑やかに例会を終えた。
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いまや恒例となった散会後の有志カラオケ。この日も11人が例会時間と同じ2時間を熱唱、ワインの酔いを発散したが、そのあと更にもう一軒という強者たちもいたという。

次回の例会は、3月17日(
金)に「カサ グランデ」で開催します。会費は2,000円+ワンコイン(持参ない方。任意)。ワイン愛飲家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切りは3月12日(日)ですが、参加申込みは14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471)まで。

                    (文=井垣、写真=荒木)

 

 

第34回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第34回例会を1月20日(金)に開催しました。

・日  時: 平成29年1月20日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、国友、栗原、篠原夫妻、志村、末次、冨平、早川、浜田、村木、山本、以上16名 (50音順・敬称略)

発足4年目に入った1月例会。新年会だからと定員を超えての16名で実施。テーブルには、フランスはもちろん、イタリア、アメリカ、チリがそれぞれ複数本、それにニュージーランド、南ア、日本と、各国のワインが12本並んで賑やかに今年の例会も始まった。

これは何回目の乾杯?

これは何回目の乾杯?


この日の乾杯役は国友さん。恒例となったスパークリングワインで「今年も元気で!」と乾杯してのスタートだったが、乾杯はこれでは終わらなかった。というのは、新年会では日頃なかなか手の出ない高級ワインを会で準備して味わうことにしていて、そのワインの選定をお願いした山本さんが選んだのが、シャンパン「ヴーヴ・クリコ」のイエローラベルとローズラベルの2本。シャンパンなら「やはり乾杯だネ」と「さっきは乾杯の手が揃ってなかったデス!」との荒木カメラマンの声まで発声のネタにして、この日の乾杯は3回となった。

新春のお祝いは「ヴーヴ・クリコ」で

新春のお祝いは「ヴーヴ・クリコ」で

ところで、この「ヴーヴ・クリコ」。若くして亡くなった事業家クリコの未亡人(ヴーヴ)の「マダム・クリコ」の名を冠した有名ブランド。彼女が毎日ボトルを回転させて澱(おり)を集め透明なシャンパーニュを作る「ルミアージュ」という、業界で今なお続く手法を開発したという。

今日のワインにピッタリの料理ばかり! 左は伊達巻とかまぼこのわさび添え、菜の花のからし和え、じゃがいもと鶏肉の明太マヨネーズ和え、ブロッコリーと海老のマヨネーズ焼き。 右はスペアリブとカリフラワーのピクルス添え

今日のワインにピッタリの料理ばかり! 左は伊達巻とかまぼこのわさび添え、菜の花のからし和え、じゃがいもと鶏肉の明太マヨネーズ和え、ブロッコリーと海老のマヨネーズ焼き。 右はスペアリブとカリフラワーのピクルス添え

シャンパンの後のスティルワインは、村木さんのニュージーランド土産の白ワインから。運ばれたカサ グランデ心遣いの料理を食べながら味わったが、このあとに登場したのが、この日一番の注目、幻の海底熟成ワイン「サブリナ」。暫くぶりで参加の志村さんからワイン研の話を聞いた文芸評論家のA氏からの贈り物だという。箱から取り出した真黒なボトルの表面には、一面灰か黴のようなものがビッシリと付着していてビックリ。

海底熟成ワイン「サブリナ」。まず提供者の志村さんへ

海底熟成ワイン「サブリナ」。まず提供者の志村さんへ

南アフリカ共和国産のシラーズ種のこのワイン、昔、沈没船から引き揚げられたワインが美味しくなっていたというエピソードから、地上熟成ではなく、2012年に透明度を誇る奥石廊崎・南伊豆町沖水深20mの海底に沈めて約7か月かけて熟成させた海底熟成ワイン。ボトルに付着していたのは石灰藻。さてどんな味?と皆の興味津々の視線を浴びながら開栓に悪戦苦闘したのがソムリエ役の冨平さん。海底の圧力から守るためボトルのシーリング部分が蝋付けになっていてゴムのように堅く、ソムリエナイフの刃がたたず、「こんなの初めて!」とベテランも汗をかいた。

今日のソムリエは緊張の連続です

今日のソムリエは緊張の連続です

ついで久しぶりにカリフォルニアワインを白、赤と味わいながら「ワイキキタイム」に。クイズ形式での出題の4回目。「ワインのアルコールの素である糖分が低い場合、仕込む時に砂糖をいれてもよい。ウソ?ホント?」「ワイン界の長老が、『ワインには絶対合わない』と信じている食べ物は?」として挙がった「明太子、酢の物、生たまご、カレー」など5問に取り組んだ。(出題・解答は『クイズワイン王』(葉山考太郎著・講談社)より引用)
ワインに合わない食べ物の話から「ふぐ刺しにワインは合いますかね?」「ふぐはやっぱり日本酒でしょ!」と話は日本酒談議にも発展。さらに、塩辛、カレーや寿司に合う世界のワインをライバル同士が競い合うコミック『マリアージュ ~神の雫  最終章~』(講談社)が前回に続いて紹介された。

最終戦まで勝ち残った6人(左)と、賞品を勝ち取って笑顔の篠原・早川・国友さん

最終戦まで勝ち残った6人(左)と、賞品を勝ち取って笑顔の篠原・早川・国友さん

さらにブルゴーニュ、チリのワインなどを賑やかな談笑とスペアリブにあわせて味わいながら時間は過ぎて行き、コーヒーが出るころ、新年会お年玉プレゼントタイムに。今日のプレゼントはボルドー紅白のハーフボトルが3本。全員でジャンケンを繰り返した結果、篠原、国友、早川の3氏がゲットし、ジャンケン負け組全員にカサグランデのラスクが配られたところで、「今回もこれで〆ましょう」とばかりに登場したのが小型ボトルの「グラッパ」。
前回初登場したブドウ滓を蒸留したブランデーの一種、イタリアでは食後酒として飲まれるという「グラッパ」。高アルコール度だけにほんのチョッピリ飲んで例会をお開きとしたが、前回に残った繰り越し「グラッパ」は結局持参の末次さんが持ち帰り同氏のお腹に消えることとなって、今年最初の例会を終えた。
ワイン研究会_201701_10_2

いまや恒例となった散会後の有志カラオケ。この日は10人が例会時間と同じ2時間も熱唱、ワインの酔いを一層心地良いものとした。

次回の例会は、2月17日(金)に「カサ グランデ」で開催します。会費は2,000円+ワンコイン(持参ない方。任意)。ワイン愛飲家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切りは2月12日(日)ですが、参加申込みは14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471)まで。

                 (文=井垣、写真=荒木)

 

 



 

第33回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第33回例会を12月16日(金)に開催しました。

・日  時: 平成28年11月18日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、河崎、国友、栗原、篠原夫人、末次、冨平、野村、早川、村木、以上13名 (50音順・敬称略)

国友さんの音頭で賑やかに乾杯!

国友さんの音頭で賑やかに乾杯!

今日のソムリエお二人

今日のソムリエお二人

歳末とあって常連の不参加が多くあったが、それでも13名が集った今年最後の例会。この日のソムリエ役は、栗原さんと前回に続いてJOKERを引いた冨平さん。
このところシャンパンや他のスパークリングワインにお株をとられていた当会の定番「コノスル」が暫くぶりに登場、「今年の皆さんの健勝を祝して、カンパーイ!」と乾杯役の国友さんの発声で例会は始まった。

テーブルに勢ぞろいのワインは12本。フランス、ドイツ、イタリア、オーストリアなど旧世界ワイン5本に対して、アメリカ、オーストラリア、チリ、日本など新世界ワインが7本と今回も多彩なワインが並んだ。
「これを飲むのは、“今でしょ!”」とばかりに最初に開けたのが、「ベートーヴェン第九ラベル」。ベートーヴェンが住み、あの第九を作曲した家屋が敷地内にあるというオーストリア・ウィーンのワイナリー産白ワイン。実は昨年暮れにも飲んで2度目の登場だ。次いで暫くぶりのドイツの白ワイン「シンフォニー」。ドイツに留学、今はドイツ系企業に勤める娘さんからの贈り物、です!と篠原夫人。

アボガドココット オープンサンド

アボガドココット オープンサンド

人参とかぶのきなごまドレッシング

人参とかぶのきなごまドレッシング

クリスマス豚肉のロースト白ワイン

クリスマス豚肉のロースト白ワイン

白が続いたところで赤に移る。まずは信州・宮田村のヤマソービニヨン種の「紫輝2016」から。先週の10日に開催の「みやだ村ワインまつり」とネット中継で結んだ銀座NAGANOでの催しには当会から4人が参加して当日解禁の「紫輝」を味わった。参加した国友さんから、ワイン研会長の現地へのメッセージがネット中継で送られた様子などが報告された。

次いで、オーストラリアの旅を楽しんできた河崎さんのお土産、「サンダルフォード ワインズ」。オーストラリアでも最も品質の高いぶどうが栽培されるというこの地区のワインを味わいながらオーストラリアの話題に花が咲き、スロベニア産赤ワインには、「スロベニアってどこだ?」という質問に端を発して、「ボクは地理を取らなかった」「歴史は日本史だけだった」などと昔懐かしい受験時代の話など、相変わらずの賑やか談義が続いた。

頃合いをみはからっての「ワイキキ・タイム」は、クイズ形式での3回目の勉強。「日本に初めて入ったワインを『珍陀(ちんた)酒』という。どこの国のものか」、「赤ワインを長く置くと、色は濃くなる? 薄くなる?」など赤ワインやぶどうの品種についてのクイズ5問。皆さんそれぞれ考えたところで正解が披露された。日本初のワインはポルトガルから入り、織田信長が愛飲したという。ポルトガル語で赤ワインを「ヴィニョ・ティント」と言うところから「珍陀酒」となった、などの答えに「なるほど!」。(出題・解答は『クイズワイン王』〈葉山考太郎著・講談社〉より引用)

試験を思い出すなあ~

試験を思い出すなあ~


しかし、「ワインはやはりボルドー!」とばかりに登場したのが、「シャトー モンペラ」。持参の冨平さん、「このワインはコミック『神の雫・マリアージュ 第一巻』(亜樹直 作、講談社刊)に登場するワインです」とユニークな紹介。すかさず「このコミックの最後は、“主人公が求めた究極のワインはパリの博覧会で見つけた日本ワイン”だとして、斎藤まゆさん醸造の「キスヴィン甲州2014」を紹介して連載を終えているので読んでみてください」とワイン研会長が補足。
さらに、当会の飲むだけでなく情報交換の活発さぶりを伺わせたのが、早川さん。チラシを配布して仏映画「ブルゴーニュで会いましょう」を紹介した。すでに観た人の感想もあって、「早速、観てきます!」と手を挙げる会員も出た。

手前のグラッパを開けるまで

手前のグラッパを開けるまで


そろそろコーヒータイムが近付いてきたところで、「今回はこれで〆ましょう」と登場したのが、なんと「グラッパ」。イタリア特産の蒸留酒で、ブランデーの一種。ぶどうの搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留して作り、食後酒としてイタリアではポピュラーな酒だが、アルコール度数が40度という。さんざんワインを楽しんで良い気分のところで、さらに飲む強い酒に「ホンのちょっぴり」と皆さん遠慮気味。当会では初めての飲み残しとなった。「次回には減ってるんではないか?」との声に「中国ではビンを逆さにして残ってるところに印をつけているよ」との秘策(?)を授ける人も―。

感謝の気持ちを…

感謝の気持ちを…

こうして8+α本のボトルを空にしたところで、毎回当会のために特別に料理を作ってくださるほか空きビンの処分など、お世話になりっぱなしの会場「カサ グランデ」のオーナー夫人や女性スタッフに、会長がお礼のことばを述べて、ささやかなプレゼントと荒木さん特製の記録アルバムを贈り、全員の盛大な拍手をもって感謝の気持ちを表して、今年最後のワイン研例会を終えた。

この日飲んだワイン

この日飲んだワイン

この日飲んだワインは次のとおり(写真左から)。
コノスル・ブリュット                ・スパークリングワイン・チリ
グリューナー・ヴェルトリーナー
  ベートーヴェン 第九ラベル                         ・白・オーストリア
ドイチェス・ヴァイントア・シンフォニー
  ソーヴィニオン ブラン                                ・白・ドイツ
紫輝                     ・赤・長野 宮田村
サンダルフォード ワインズ           ・赤・オーストラリア
シャトー・モンペラ              ・白・仏 ボルドー
ヴィラ・ブリッチ・カベルネ ソーヴィニオン ・赤・スロベニア
ラフィーユ樽 ベーリーA            ・赤・山梨


散会後の恒例カラオケには7名が参加、得意ののどを披露しあった。

(文=井垣、写真=荒木)

発足4年目に入る次回の例会は、1月20日(金)に「カサ グランデ」で開催します。会費は2,000円プラスワンコイン(任意)。ワイン愛飲家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切りは1月15日(日)ですが、参加申込みは14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471) までお申し込みください。



第32回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第32回例会を11月18日(金)に開催しました。

・日  時:  2016年11月18日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(徹)、小川、河崎、栗原、坂本、篠原夫妻、末次、冨平、野村、浜田、早川、村木、山本、以上16名 (50音順・敬称略)

この日はボジョレ・ヌーヴォー解禁の翌日とあって参加希望相次ぎ、キャンセル待ちで参加できなかった会員も出た。今回は初参加が5人、うち3人が女性とあって華やいだ雰囲気に。
世の中トランプ旋風が吹く中、当会では引いた「トランプ」で席順、ソムリエ役、乾杯係を決めるのがルール。ソムリエ役の「JOKER」を引いたのは冨平、河崎の両ベテラン、一方、「Q」を引いた乾杯役は初参加の坂本さん(故坂本哲之助会員夫人)。戸惑いながらも大きな声で「カンパーイ!」と音頭をとって会は始まった。

今日の乾杯は初参加の坂本夫人が華やかに

今日の乾杯は初参加の坂本夫人が華やかに

参加者が多いため、ワインの集まり具合を心配した荒木さん、「ひとっ走り、酒屋さんまで行ってきましょうか?」と不安顔だったが、会が始まる時には、ボジョレ・ヌーヴォー3本、日本ワイン3本に、米、伊、チリ産などにシャンパンを加えての計11本が並んで一安心という場面も。
シャンパン「ルイ ロデレール」で乾杯の後は、当然に皆の期待は「ボジョレ・ヌーヴォー」だったが、ソムリエ役が「まずは、これから行きましょう!」と栓を抜いたのが、ボジョレより早く11月3日が解禁の山梨ワインの新酒2本。
実はこれ、昨年のワイナリーツアーで訪れたシャトー酒折ワイナリー(甲府)で「甲州」と「デラウェア」種の発酵したてのワインを濾過せずにそのまま瓶詰した「にごりワイン 2016」。
日本ワインのヌーヴォーのあとはお待ちかねの本場ヌーヴォーの登場。最初の1本は、解禁日が決まる1967(昭42)年を遡ること8年前の11月、友人たちを喜ばせようと自ら手がけたボジョレの新酒を紹介して、ボジョレ・ヌーヴォーの原点だといわれる「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン」をまず空けた。次いで、今年から輸出を始めて日本には初登場という「シャトー・ド・ベルアヴニール」と、ワインコンクールでの受賞歴を誇るという「ジョルジュ・デュブッフ」と、3本のボジョレを味わいながらヌーヴォー談義に花が咲いた。

初参加で緊張気味にご挨拶される篠原ご夫妻

初参加で緊張気味にご挨拶される篠原ご夫妻

左から、初参加の浜田さん、村木さん、坂本夫人

左から、初参加の浜田さん、村木さん、坂本夫人

ワインのキホンのキを学ぶ「ワイキキ・タイム」。前回から始まったクイズ形式の新趣向。今回はボジョレ・ヌーヴォーに因んで「解禁日が11月第3木曜日になる以前はいつだったか」「どんな造り方をしているか」、さらに「シャンパンが高価なのはなぜか?」など5問。各問に示された4つの答えから正解と思われるものをそれぞれ選択。各自が選んだところで、解答が配られて自己チェックするという「研究会」らしい一面もチョッピリ。
【出題・解答は『クイズワイン王』(葉山考太郎著・講談社)より引用】

いつもながらの「カサ グランデ」心尽くしの料理を食べながらヌーヴォーを飲みきって、次はワイナリーツアーのお土産ワイン。ラベル(フランス語では「エチケット」というのだそうだ)に、こころみ学園の創始者・川田昇先生のイラストが描かれた「園長先生の赤ワイン」。日本ワインと思いきや、実はカリフォルニアワイン。1989(平成元)年11月、こころみ学園の農夫たちがカリフォルニアの大地にぶどうの苗木を栽培したところから始まった「ココだけ」のワインという。

彩り白和え

彩り白和え

鮭の味噌マヨネーズ焼き

鮭の味噌マヨネーズ焼き

海老ときのこのクリーム煮

海老ときのこのクリーム煮


次いでの注目は、われらが地元の「小平ブルーベリーワイン」。ご存じ、小平は日本で初めてブルーベリーが栽培された発祥の地。だから小平産ブルーベリーでの醸造と思いきや、小平産は11%だけ、北米産49%、信州産40%との表示があって、味も含めて「小平はもっと頑張らなきゃ!」としばしブルーベリーの話題が弾んだ。
その他、北イタリアの有名銘柄「アウレンテ」など、この日飲んだワインは10本、チリ産スパークリングワインを次回乾杯用に残して用意したワインは飲みきり、予定の2時間がアッという間に過ぎていった。

コーヒータイムに入って、ワイン研会長からの「お知らせ」が3つ。
10月のワイナリーツアーで日テレの番組取材を受けたが、下記の日時に放映するとの連絡があった。
●放映日時:11月27日(日) 午前5:40~6:00

●番  組  名;日本テレビ(4ch)「日テレテレアップDate! ~自然と寄り添い育む芳醇な一粒」のチャリティーリポートのコーナー(2分30秒)
「撮影協力有難うございました。朝早いので録画をおすすめします」とはデイレクターの弁。
今年の4月例会にゲストとして招いた斎藤まゆさん(キスヴィンワイナリー醸造責任者)が推薦校友(山梨県支部)として10月の校友会代議員会で承認され、晴れて校友となった。「小平稲門会ワイン研究会の皆様に心から感謝しています。またぜひワイン研究会にもお伺いできれば嬉しいです」との感謝のメールが披露されて拍手!
当会ではお馴染となった信州・宮田村のヤマソービニヨン種の「紫輝」。今年の解禁に合わせて同村で開催の「ワインまつり」と、それを銀座のアンテナショップ「銀座NAGANO」(銀座5丁目)でネット中継のパブリックビューイングを見ながらの「信州みやだまつり in 銀座NAGANO」を開催しますとの案内が宮田村からワイン研に届いたとの説明があり、案内チラシが配られた。昨年も参加していて、「今年も参加します」と早速手を挙げた会員も。申込みはワイン研会長まで。

なお、会の冒頭で、先月のワイナリーツアーの会計報告がされ、19,000余円の赤字分を会の積立金でカバーすることの了解がされた。

かくして今年の「ボジョレ・ヌーヴォーを楽しむ会」はいつもの通り賑やかなうちに無事終わった。

この日飲んだワイン

この日飲んだワイン

この日飲んだワインは次のとおり(写真左から)。
●ルイ・ロデレール・ブリュット プルミエ      2015・仏
(シャンパン)
小平・ブルーベリーワイン        赤・長野
グリド甲州               白・2015・山梨
●シャトー・ド・ベル・アヴニール                   赤・2016・仏
ボジョレ・プリムール)
●園長先生の赤ワイン                                赤・2013・米
●甲州にごり                                 白・2016・山梨
●ボジョパ・ジョルジュ・デュプッフ                    赤・2016・仏
(ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー)
●デラウェアにごり2016                             白・2016・山梨
●サン・パトリニャーノ・アウレンテ                   赤・2013・伊
●メゾン・ジョゼフ・ドルーアン             赤・2016・仏
ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー)
以上、10本。

散会後の恒例カラオケは2か月ぶりということもあって、初めて参加の篠原
夫妻、村木さんも含めて10名が得意ののどを競いあった。

(文=井垣、写真=荒木)

次回の例会は、12月16日(金)に「カサ グランデ」で開催します。会費は2,000円プラスワンコイン(任意)。ワイン愛飲家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切りは12月11日(日)ですが、参加申込みは14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471)までお申し込みください。 

 

第3回ワイナリーツアー 報告

10月の第31回ワイン研究会は、昨年に続いて「第3回ワイナリー見学ツアー」として行いました。
・日  時:  2016(平成28)年10月21日 8時40分出発―17時45分帰着
・場  所: ココ・ファーム・ワイナリー(栃木・足利市)
      足利学校、鎫阿(ばんな)寺
・参加者:次の25名(50音順・敬称略)
井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、小平、河崎、国友、栗原、櫻井、佐藤(俊)、末次、竹内、冨平、野村、福田(豊)、村木、村上、山本、横田 (以上男性19名)
荒木、大竹、小林(弘)、坂本、浜田、福田 (以上女性6名)

ワイン研10月例会は恒例となったワイナリーの見学ツアー。前2回の山梨地区から一転、今回は栃木県足利市の山間ワイナリーの見学となった。さわやかな秋の朝を迎えた小平駅前に三々五々集まってきた参加者たち。15名、19名と回を追うごとに増えて今回の参加者は小型観光バス満席の25名。
定刻8:40分 全員勢ぞろいして出発。早々と荒木さん用意のおつまみ付缶ビール(もちろん有料!)を所望する人も。初参加は福田夫妻ら8名。女性が6人とあって車内が華やぐなか、全員が自己紹介してさらに和やかな雰囲気に。バス(メモリー観光)は外環道―東北自動車道―北関東自動車道をひた走った。

足利ICを出て5分、バスは足利の北の山間部に向かう細い道を走ってワイナリーにほぼ予定の時刻に到着。駐車場からワインショップまでの200mの山道を、右に「こころみ学園」の施設建物、左にワイン醸造所を見ながら醸造所屋上にあるワインショップに。

ただいま作業中。こころみ学園の皆さん

ただいま作業中。こころみ学園の皆さん

ショップのテラスで待ち受けたワイナリーの案内係・池上峻さんが、目の前に迫る約3ヘクタール、平均斜度38度という急斜面に広がるぶどう畑を見上げながら「ココ・ファーム・ワイナリーの生い立ち」について熱く語り、参加者一同熱心に聞き入る。

案内係の説明にメモや写真をとって熱心に勉強中

案内係の説明にメモや写真をとって熱心に勉強中

このワイナリーを語る時、「こころみ学園の園生たちの暮らしと働き」につ いての話抜きでは語れない。今から凡そ50余年前、知恵遅れといわれる子供たちとその特殊学級の担任教師であった川田昇先生(こころみ学園園長)が、生徒たちが生き生きと作業できる畑を作ろうと私財を投じて山を買い、山の急斜面の開墾を始めたのが今日のワイナリーの原点だという。「なぜこんな急斜面にぶどう畑かというと平地は高くて買えず山を買うほかなかったのです」と池上さん。この山の南西向きの斜面を開墾してぶどう畑とし、ワイン造りをする知的障害者たちの働く場所として1969(昭和44)年に障害者支援施設「こころみ学園」を創立、そのワイン醸造場として「ココ・ファーム・ワイナリー」が1984(昭和58)年に設立されたのだという。

山の斜面いっぱい、頂上まで葡萄畑

山の斜面いっぱい、頂上まで葡萄畑

このワイナリーの特徴は、開墾以来除草剤を撒いたことがなく、ぶどうをワインにする醗酵はすべて天然の自生酵母を使うというぶどうの力を生かしたワインづくりにあるという。あくまでぶどうの個性を生かして作られたワインは、2000(平成12)年の九州・沖縄サミットの晩さん会に供されて一躍有名になった。その後も北海道洞爺湖サミットやJAL国際線ファーストクラスにも使用される高い評価を得ている。「営業マンは?」との質問に「一人もいません。自然と人伝てに評価をいただいて」と池上さん。
現在17歳から92歳まで135名の園生が他のスタッフとともにぶどう栽培とワインづくりに携わっている。平均年齢が53歳。知恵遅れと言われた子供たちが今や立派な農夫となっている。

説明する池上さんの後ろでは作業の撮影中(日テレ)

説明する池上さんの後ろでは作業の撮影中(日テレ)

ワイナリーの説明を受けた後は醸造場を見学。園生たちが熱心にぶどうを選んでいる選果の情景をTVクルーが取材していた。醸造タンクを奥に見て次いでカーブへ。山を刳り抜いたトンネル状の樽貯蔵場にワインが眠っている。「このカーブは、最初は川田先生が自ら人力で掘られ、後に機械で掘削したものです」との説明に、先生の並々ならぬ情熱が伝わってくる。中に入るとワインの貯蔵の樽がずらり。天然の冷暗所だけに流石に涼しいが、樽も自然に呼吸していて僅かながらもワインは蒸発するので補給するのだとか。

川田先生が手掘りで始めた天然の貯蔵場

川田先生が手掘りで始めた天然の貯蔵場

樽が並んだ貯蔵場内

樽が並んだ貯蔵場内

見学のあとはお待ちかねのワインの試飲。池上さんの説明のもと、白、赤、ロゼの3種類のワインを味わう。最初の試飲は「足利呱呱和飲」。JALビジネスクラスで供された甲州、シャルドネ種の白ワイン。
試飲しているところに取材に現れたのが日テレのTVクルー。試飲中のわが女性軍をカメラに収めながら荒木さんにインタビューも。「放映の場合には事前にお知らせします」とはディレクターの弁。果たして?

美味しそうな昼食を前に嬉しそう

美味しそうな昼食を前に嬉しそう

かくして約1時間のワイナリー見学を終え、お土産のワインを抱えて一行はJR足利駅そばの系列のレストラン「ココ・スプーン」に移動して昼食に。「豚肉の和風チーズ焼き」がメインデイッシュのコース料理に舌鼓をうち、ワインを飲みながらのしばし歓談の時を過ごした。

まずはオードブルと赤ワインで

まずはオードブルと赤ワインで

昼食を終えて史跡・足利学校へ。「日本最古の学校」といわれ、日本遺跡にも指定の足利学校は平安時代初期、もしくは鎌倉時代に創設されたと伝えられる中世の高等教育機関。1872(明治5)年に廃校になったが、1990(平成2年)に方丈や庭園が復元されて現在の姿になっている。
受付で「足利学校入学証」(入場券デス)をもらった一行。学校門をくぐって杏壇門、孔子廟,さらに講義や学習・行事のための座敷として使われた茅葺屋根の方丈、池と築山からなる南・北庭園などを見てまわった。

これから入門…足利学校の正門の前で

これから入門…足利学校の正門の前で

足利学校見学のあとは石畳の小道を散策してすぐ隣にある鎫阿(ばんな)寺へ。4万㎡に及ぶという敷地は、もともとは足利氏の館で、今も四方に門があり土塁と塀がめぐらされていて国の史跡として「日本の名城百選」にも選ばれているという。また、寺としても足利氏の氏寺として整備され、本堂が国宝、鐘楼や経堂などは国指定の重要文化財、その他の建物の多くが栃木県指定の有形文化財となっている。
こうして参加者たちは約1時間をかけて足利が誇る史跡をそれぞれに探訪した。因みに鎫阿(ばんな)寺山門前の石畳路の左側にある病院はこの日参加の小平(おだいら)さんの母上の実家、「ぼくはここで生まれたのです」と生家を背景に記念写真をパチリ。

鑁阿寺を参拝して。左の建物が小平さんご誕生の病院

鑁阿寺を参拝して。左の建物が小平さんご誕生の病院

予定の見学をすべて終えて帰路につく。車中にはいささかお疲れ気味でウトウト組もチラホラ。「そうはさせまい」という訳でもないが、始まったのがビンゴゲーム。「リーチ!」「ビンゴ!」と盛り上がる。ビンゴの景品はご存じカサ グランデのラスク。最後は用意した景品がなくなって、缶ビールやつまみをゲットした人も。「残りものに福!だね」の声も。
かくして第3回ワイナリーツアーは予定通り終了。予定の17時30分を少しまわって無事小平駅前に帰着し、「来年もよろしく!」などの声を残して解散した。

(文=井垣、写真=荒木・国友)

次回の第32回例会は11月18日(金)に「カサ グランデ」で。この日はボジョーレヌーボーの解禁日の翌日とあってヌーボーを味わう会となりますが、すでに満席になりました。会場の都合で参加者は14名迄ですので、12月の例会(12月16日予定)への参加も早めに井垣(090-1196-1471)でお申し込みください。 ワイン愛飲家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎です。会費は2,000円プラスワンコイン(任意)です。

 



 

 

第30回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第30回例会を9月16日(金)に開催しました。

・日  時:  2016年9月16日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園
駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、国友、佐藤(俊)、末次、竹内、冨平、野村、早川、山本、以上13名 (50音順・敬称略)

8月は夏休み。2か月ぶりに開催の9月例会は、「カンパーイ ♪ いま君は人生の大きな大きな舞台に立ち~♪」と朗々とした歌声で始まった。この日の乾杯係のトランプを引き当てた山本さんが得意のノドをチョッピリ披露して皆で「カンパーイ!」

山本さんに「乾杯」(長渕剛)の歌を歌ってから「かんぱ~い!!」

山本さん、「乾杯」(長渕剛)の歌を歌ってから「かんぱ~い!!」

今回もテーブルには前回からの持ち越し分を含めて12本のボトルが並んだが、うちスパークリングワインが3本。乾杯には、すっかりお馴染みになったキスヴィンワイナリーのスパークリングワインを選んだ。

乾杯のあとは、白ワインから飲み始めたが、ボルドーの白に続いて初登場がジョージア産マナヴィぶどう100%の白。「ジョージアってどの辺?」「ジョージアの出身力士がいるね」と、それぞれの知識の披露に加えて「紀元前6000年の遺跡発掘でぶどうの種とぶどうの樹の屑が見つかったことからワイン造り発祥の地である可能性が強まった」との解説もあって興味津々。

注目といえばパンでご存じ、アンデルセングループがデンマークをお手本に「土から食卓まで」のトータルストーリーのもと、広島・アンデルセンファームが、パンのある幸せをもたらすようにとの思いで名付けた赤ワイン「志」。同社では社員研修の一環として、社員はぶどう畑での栽培作業に携るのだという。

ワインの「キホンのキ」を学ぶ「ワイキキ・タイム」も続けて30回。これまでのおさらいも兼ねて(?)今回からはクイズ形式の新趣向。「ワインをグラスに注ぎ分ける。1本のボトルから、何杯分のワインが取れる?」など5つの質問にそれぞれ4つの選択肢から正解と思われる答えを選択。各自が選んだところで、正解を記した用紙が配られて自己チェックする方式。

日頃ビール党を以て任じ、ワインは苦手という伊藤稲門会会長が「4問正解したぞ!」と手を挙げて自慢顔の場面も。

真剣にクイズに挑戦

真剣にクイズに挑戦

唯一全問正解!の伊藤会長

唯一全問正解!の伊藤会長


家で飲み残したワインの保存法はどうすれば良いの」という質問をきっかけに、「こんなものがありますよ」とやおらワイングッズを取り出したのが竹内さん。飲みかけのボトルの内部を真空に近づけ酸化を防止する「ワインセーバー」、デキャンタ用「ワインポアラー」に、抜栓用「ソムリエナイフ」、イタリア製のシャンパン用ストッパー「キャディーニ」の4点。いずれも愛飲家には欠かせないものばかり。未使用の新品ばかりだったので、「どこで買ったの」「いくら?」と、しばしワイングッズの話で賑わった。

竹内さんお買い上げのワイングッズ

竹内さんお買い上げのワイングッズ

本会の楽しみは、ワインはもちろん、カサ グランデ心づくしの特製料理も。三皿目の酢豚ならぬ「酢鶏」が出たところで、「毎回こうして特別に料理を出していただいているので会費を少し値上げしてでも感謝の気持ちをあらわしてはどうか」との声も出されたが、お店の意向も確認し、今のままでお店の好意に甘えることとなった。

皮なしソーセージと、きのこの 味噌マヨネーズ焼き

皮なしソーセージと、きのこの
味噌マヨネーズ焼き

ささみともやしときゅうりの 中華サラダ

ささみともやしときゅうりの
中華サラダ

酢鶏

酢鶏

の六大学野球リーグ戦での早稲田の戦力分析から、広島カープの優勝の話になってカープファンの会員の得意顔など賑やかに話題が続いて、ワインのボトルが次々と空いて行くうちにコーヒータイムも迫ってくる。最後はチリ産のスパークリング・ロゼで〆ようと本日のソムリエ役の野村さん、栓を緩めようとした瞬間に大きな音とともにワインが威勢よく噴き出し周囲を濡らして皆を驚かせるハプニングも。「良い勉強になったよ」と野村さん、これもワイン研の一環???

賑やかに話が弾む

賑やかに話が弾む

一生懸命な今日のソムリエ

一生懸命な今日のソムリエ

かくしてコーヒータイムに入り、ワイン研会長から10月の第3回ワイナリーツアーの申込みが順調で、すでに24名と満席となったとの報告がされていつもどおり賑やかなうちに9月例会は終わった。

この日飲んだワイン

この日飲んだワイン

写真左から、
●キスヴィン・甲州スパーリングワイン        2014・山梨
●シャトー・マロット                                       白・2012・仏・ボルドー
バダゴーニ・マナヴィ・ドライ・                      白・2014・ジョージア               
●アンデルセン・「志」                赤・2015・広島 
●レ・フィエフ・ド・サンサック                赤・2013・仏・ボルドー
●トラピチェ・オークカスク                               赤・2014・アルゼンチン
●ヴィラ・ブリッチ・レブラ              白・2015・スロベニア

●北条                                                          赤・鳥取
●サンライズ・スパーリング・ロゼ         ロゼ・チリ
の9本。

散会後の恒例カラオケは3か月ぶりということもあって例会参加者の半数の7名が参加する賑わい、得意ののどでの熱唱が続いた。

(文=井垣、写真=荒木)

次回の例会は、10月21日(金)に第3回ワイナリーツアー(足利市ココ・ファーム・ワイナリー)を実施しますので、いつもの「カサ グランデ」での開催は11月18日になります。この日はボジョーレヌーボーの解禁日の翌日、ヌーボーを味わう会となります。会費は2,000円プラスワンコイン(任意)。ワイン愛好家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切は11月13日(日)ですが、会場の都合で参加者は14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471)までお申し込みください。