第100回ワイン研究会報告

開  催  日: 2026年1月16日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

当ワイン研究会は2014年1月17日、井垣・前会長による、第1回の研究会開催から今回で100回目の開催となりました。毎月第3金曜日に開催し、コロナ禍による休会を経て一昨年、場所を小平駅南口の永田珈琲「こもれび」に移し、再開されました。毎回、7~8名のメンバーでワインを飲みながら、楽しい歓談の時を過ごしています。

今月は「冬に相応しいワイン」をAIに相談し、3本購入しました。AIは便利なもので、テーマ、希望価格を入れて検索するとお勧めのワインが提示されます。今月はオーストリアとアメリカの赤、チリの白でした。

最初はオーストリアのツヴァイゲルト種の赤ワインで乾杯。この種は初めてでしたが、癖もなく、飲みやすいワインでした。

次はY氏が持参された、ウクライナ産のオレンジワイン。オレンジといってもミカン類から醸造されているわけではなく、白ブドウを果皮と果汁を一緒に発酵させて造ります。黄色の色素が抽出されて、オレンジ色になります。赤ワインや白ワインと違い、どんな料理にも合う、と言われています。同国出身の元プロテニス選手、セルジー・スタホフスキーが経営するワイナリーです。  

3本目はカリフォルニアのジンファンデル種を使った赤ワイン、樹齢60~80年の古樹から醸造されたワイン、凝縮された果実味とスモーキーなニュアンスが感じられました。

最後はチリ産のシャルドネ。チリワインはコスパがいいことでも知られていますが、チリ最高の醸造家と称されるマルセロ・レタマルによる製造です。
左から、STAKHOVSKY  オレンジ  ウクライナ、Lenz Moser Blauer Zweigelt 赤 オーストリア、Bogle Vineyards Old Vine 赤 アメリカ、Reta Clos Espinal 白  チリ。

「こもれび」さんから提供される料理は豪華、かつボリュウムがあり、最後に出されるコーヒーは各自に違ったカップ&ソーサーで提供され、流石、コーヒー店、といつも大好評です。店で出される料理の値段を聞いて、会費で採算がとれるのか、と皆さん心配していました。

次回は、2月20日(金)開催です。

【参加者(50音順、敬称略)】8
井垣、伊藤、上村、河崎(文責)、小菅、牟田、山本、若林 

第99回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年12月19日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

永田珈琲店は小平駅近くのビルの一角にありますが、2階の「こもれび」に上がる階段が急で高齢者揃いのメンバーは結構しんどい思いをしています。建築科卒のK氏によると、建築計画上の推奨値では階段は、「蹴上×2+踏面=60cm」と規定されていますが、最近は腰や足の負担を考え、蹴上を低くする工法がとられている、とのこと。このビルは古いビルで残念ながら高齢者には優しくないらしい。K氏は話題が豊富で、いつも会が盛り上がります。

閑話休題、「こもれび」はすっかりクリスマス模様、いつもながら、店の素敵な装飾に感謝、感謝です。今回も参加者は9名、今回からワインは原則会で準備することとしました。
今回は事前にお知らせしたカナダ産ワインが入手できなかったので、フランス産の貴腐ワインを用意しました。デザートに合う、極甘のワインです。

3大貴腐ワインと呼ばれているのは、フランスのソーテルヌ、ハンガリーのトカイ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼですが、今回準備したフランスのロワール地方の貴腐ワイン、フランス国内では高い評価を受けているワインです。ちなみに国産の貴腐ワインはサントリー産が1本5万円程度、貴腐菌が毎年発生するわけではなく、また一粒一粒貴腐の状態をみて手摘みのため、コストが高くなります。

入社して最初は地方でワインの営業に携わっていたW氏、50年以上前の話ですが「ワインが苦い」と苦情を受けたそうです。当時は甘いポートワインがワイン、と思われていた時代でした。

「貴腐ワインと言えば」と身を乗り出してきた長老のY氏。30年以上前に退職記念にいただいた貴腐ワインをまだ所有しているとのこと、コルクの状態に不安があるが、持参したい、とのことで期待大です。

今回はイタリアのスパークリングで乾杯、ギリシャの赤、イタリアのノベッロ(新酒)、チリの赤と進み、最後はデザートが出されたタイミングで貴腐ワイン、甘くなった口に永田珈琲の苦味がマッチして至高のひと時でした。
左から、ENOTRIA  赤 ギリシャ、Picardia 赤 チリ、CA’DI RAJO 白(スパークリング)イタリア、Novello 赤 イタリア、Petit Val  白(貴腐ワイン)フランス。 

来月は記念すべき100回目。企画を考えます。

【参加者(50音順、敬称略)】9
井垣、伊藤、上村、河崎(文責)、小菅、冨平、牟田、山本、若林

第98回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年11月21日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

11月20日のボジョーレヌーボー解禁の翌日開催となりました。今回はヌーボーということでフランス以外のヌーボーも準備しました。久々、9名参加での開催となりました。

今月は95歳になられた山本さんと、伊藤さんの80歳誕生日のお祝い。なんと、お二人は誕生日が一緒とのことです。スパークリングで乾杯。
山本さん、95歳とは思えぬご活躍で今月は久しぶりにゴルフも楽しまれたとか。100歳は軽く超えそうな偉丈夫です。伊藤さんも怪我から復帰での参加です。

フランスのヌーボーは栗原さんが持参された、AOCボジョーレ・ヴィラージュ。ヌーボーでも格が上のワインです。フレッシュでフルーティな口当たり、アルコールはやや低め、酸味が程よく仕上がっていました。

次はオーストリアのヌーボー、Heurigerホイリゲ。11月11日が解禁日です。ホイリゲはワイン酒場という意味と1年未満の新酒の意味があります。
普段あまり飲んだことの無いオーストリアワインですが、辛口白ワインで微発酵のフレッシュ、フルーティなワインでした。現地ではジョッキで飲むのが一般的だそうです。

イタリアの新酒、Novelloノヴェッロも準備していたのですが、次回に回し、山本さん持参のギリシャワインDOULOUFAKIS ENOTRIAドゥルファキス・エノトリアを飲みました。赤、ロゼ、白とハーフボトルで3本ありましたが、今回は白、ロゼの2本。
ワイン発祥の地、クレタ島の固有種を使ったワインです。酸味が少し強いですが、軽くて飲みやすいワインでした。
飲んだワインは左から、BEAUJOLAIS VILLAGES 赤 フランス、HEURIGER ZAHEL 白 オーストリア、DOULOUFAKIS ENOTRIA ロゼ・白 ギリシャ、BELLAVISTA  白 イタリア。

かつて、空き瓶が林立した当ワイン研も最近は談論中心でワイン消費が進まないのが少し残念です。今月は新たに小菅さんが参加されました。数々の歴史に残る建築物を設計された方です。
これからも引き続き、ご参加ください。


次回は12月19日(金)です。
当研究会でイタリアのノヴェッロワイン、カナダの珍しい品種のワイン等を準備しますので、皆さんの持参ワインは原則不要です。会費は3,500円です。

師走の多忙な時期ですが、万障お繰り合わせの上、是非ご参加ください。



【参加者(50音順、敬称略)】9

伊藤、井垣、上村、河崎(文責)、栗原、小菅、冨平、牟田、山本

第97回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年10月17日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

今月はワイン主要生産国ではない国のワインを飲もう、との企画で開催されました。

「こもれび」がハロウィーンの飾付けでワイン研究会を歓迎してくれました


ワインはフランス、イタリア、アメリカ、オーストラリア等の国以外でもヨーロッパ、アジアを問わず、かなりの国で生産されています。
今回はそういった国のワインを持ち寄って始めました。残念ながら参加者が少なく、持ち寄ったワインもウクライナとブルガリアの二か国でした。

ウクライナはクリミア地方がワインの主要産地でしたが、ロシア支配下に入ったため、今は各地で小規模に生産されています。今回持参されたワインはウクライナ西部、トランスカルパティア地方(ハンガリー国境に近い)で生産されている、CHERSEGI種の白ワインです。フルーティかつスパイシーと言われています。ウクライナ独特の種であるためか、残念ながら飲みなれたシャルドネやソービニヨンブランに比べ、評価はいまいちでした。

ブルガリアワインはカベルネソービニヨンとメルローで造られているため、特に抵抗感もなく、飲まれました。

今回は参加者が5名でしたので飲んだワインもこの2本だけでした。
飲んだワインは、Chizay Chersegi  白 ウクライナ(左)と、Cattleya abernet Sauvignon Merlot 赤 ブルガリア。

牟田さん、なんと安治川部屋を訪問し、安青錦はじめ弟子たちの稽古を見物したそうです。安治川部屋のおかみさんは早稲田の法学部出身とのこと。「稲門相撲會」という校友会があり、都内の稲門会からの参加者が集まり、支援しているとのことです。稲門会、各種あれど稲門相撲会には驚かされました。

【参加者(50音順、敬称略)】5
井垣、上村、河崎(文責)、冨平、牟田

第96回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年9月19日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

冒頭、10月に予定していたワインツアーの開催中止が報告されました。若林さんの尽力で登美の丘ワイナリーも白州蒸溜所も我々のため、特別企画をされていた、と聞き、開催中止は本当に残念でした。関係各位にお詫び申し上げます。

さて、今月はちょっと珍しい、日本のワイン「竜眼ワイン」からスタート。このワインは長野でしか栽培されていない、白ワイン用品種の「竜眼」から造られています。この竜眼の起源はカスピ海周辺と考えられ、シルクロードを経て中国、日本へと伝わり、長野県に定着しました。善光寺周辺で栽培されたことから「善光寺ブドウ」とも呼ばれています。味は軽やかな酸味と柔らかい香りで飲みやすいワインでした。

今月も研究会は談論風発。山本さんはかつて聖地巡礼の旅として有名な、サンティアゴ・デ・コンポステーラに行かれたことがあるそうです。ヨーロッパ各地から終点のポルトガル、サンティアゴ・デ・コンプステーラ大聖堂にたどり着くには大変な長旅ですが、キリスト教3大巡礼地の一つです。山本さんの情熱、体力に脱帽です。
意外な人脈で驚かされたのは牟田さん、今人気急上昇の安青錦関の相撲部屋を仲間と訪問されるとか。力士から元気をもらえるといいですね。

今月は高級ワインが飲めました。栗原さんが持参された、バローロ。イタリア3大ワイン「バローロ、バルバレスコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の筆頭で「イタリアワインの王様」と呼ばれています。
飲んだワインは左から、Gavi de Gavi 白 イタリア、Aimone Vino Rosso  赤 イタリア、Musée du Vin Ryugan 白 日本、Reversanti Barolo 赤 イタリアの4本。 

この会のいいところは参加者全員が話に加わり、各自の経験談、自慢、失敗が披露され、盛り上がることです。来月はフランスやイタリア以外の国のワインを探して持ち寄ろう、となりました。皆さんの参加、お待ちしています。

【参加者(50音順、敬称略)】7名
上村、栗原、河崎(文責)、冨平、牟田、若林、山本

 

「ワイナリー・蒸溜所見学ツアー」
中止のお知らせ

2025年10月16日(木)に予定しておりました「サントリー登美の丘ワイナリー、白州蒸溜所見学ツアー」につきまして、最少催行人数に満たなかったため、中止とさせていただきます。
ご参加のご連絡をくださいました皆様には、大変申し訳なくお詫びいたします。

(ワイン研究会・河崎健治)

西東京稲門会「ワインを愛する会」に参加して

2025年7月30日(水)、西東京稲門会(緒方 章会長)の「ワインを愛する会」に参加してきました。毎月誘われていますが、都合がつかず2か月振りの参加です。

今回は13名の参加で、そのうち稲門会は西東京7名、東村山2名、東久留米2名、小平1名、さらに西東京三田会1名でした。会場は、ひばりが丘の早稲田OBが経営するワインバー。
小平稲門会ワイン研究会の会場「こもれび」と違い、一般客も入っていますが、参加者は他稲門会からの参加者も含め、ワイワイガヤガヤと話は弾む、ワインは進む、でした。ワインは全てOBの経営者が提供し、コメントがついています。

会費が4,500円で、今回は9本のワインと、ワインに合った料理が提供されました。西東京稲門会から参加した一人は今月入会したばかり、即ワインを愛する会にも入ったとのことです。
私が持参した1本も含め、10本全部飲み干しました。13人で10本はすごいです。

小平稲門会ワイン研究会の宣伝と10月の「ワイナリー・蒸溜所見学ツアー」を紹介してきました。当ワイン研究会は最近参加者が7名程度で推移しています。常連だった方が高齢で参加できなくなっています。

当ワイン研究会の会場「こもれび」は15名程度入れますし、個室ですので周りを気にせず飲めます。一度、近隣稲門会や小平三田会にも声をかけ、同好会活動の輪を広げたいと思っています。

(小平稲門会ワイン研究会会長・河崎健治)

第95回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年7月18日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

第95回ワイン研究会は猛暑が続く中、きりっと冷やした白ワインを飲んで涼を感じよう、ということで始まりました。

今回は主に赤ワイン醸造に使われるメルロー種から造られた、白のメルローと本来の赤メルローの飲み比べから始まりました。
このホワイトメルローは、私(河崎)がカリフォルニアのテメキュラにあるワイナリーから試飲して購入してきたワインです。スパークリングワインは黒葡萄種から造られることも多く、ブラン・ド・ノワールと呼ばれ、ピノノワールから造られるスパークリングが有名です。

今回のホワイトメルローは、実際はピンク色であり、外観はほとんどロゼワインです。白ワイン特有の酸味が少なく、また渋みもほとんどありません。黒葡萄酒から造る白ワインは日本ではあまりありませんが、アメリカでは結構人気です。今回の飲み比べ、やはり赤メルローに軍配が上がりました。

飲んだワインは左から、SEIJO ISHII merlot 赤 フランス、BELLA VISTA white merlot 白 アメリカ、 GAVI di GAVI 白 イタリア、 SEIGNEUR DE LA TOUR  赤 フランス、の4本です。

当ワイン研究会はこれからもいろいろな企画をして皆さんとワインの世界を楽しもう、と思っています。ワインに興味のある方の参加、お待ちしています。

*10月16日(木)、山梨のワイナリーツアーを企画しています。参加者募集中です。
詳細は、こちら

*8月のワイン研究会は休会です。

【参加者(50音順、敬称略)】8名
伊藤、井垣、河崎(文責)、佐藤、冨平、牟田、山本、若林

サントリーのワイナリー・蒸溜所見学ツアー

ワイン研究会は、サントリーに勤務しておられた、会員・若林覚さんのご尽力で、10月にサントリー登美の丘ワイナリー、白州蒸溜所をツアーで巡ります。

登美の丘は甲府盆地に広がる広大なブドウ園で、9月にプチリニュウアルされます。葡萄畑も見物できる予定です。
また、白州蒸溜所は今ウイスキーブームで大人気。予約の取れない蒸溜所ですが、今回見学できることとなりました。途中立ち寄る、「道の駅はくしゅう」は名水「サントリー天然水」が無料でくみ取れます。

定員は20名、皆さんの参加を、お待ちしています。

・実施日=2025年10月16日(木)
・行 先=サントリー登美の丘ワイナリー、白州蒸溜所
・スケジュール=次のとおり。
登美の丘ワイナリー 11時~12時30分
②「
道の駅はくしゅう」 ランチ 13時~13時40分
白州蒸溜所 14時~16時
・費 用=約15,000円(ワイナリー、蒸溜所のテイスティング付き)
・申込み先=河崎健治 電話: 090-1056-9311 Email: kenj042(at)jcom.home.ne.jp【(at)を@に置き換えてください】
(以 上)

第94回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年6月20日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

6月20日(金)、梅雨とは思えない猛暑の中、定例のワイン研究会が「こもれび」で開催されました。第94回です。当日は稲門会の行事が重なり参加者は5名でした。


少人数なので飲んだワインも3本。今回は白ワインの飲み比べでした。

最初はマルベックの白。黒ブドウのマルベックから白ワインが造られます。ブラン・ド・ノワールと呼ばれ、専門的にいえば、赤ワインは収穫したブドウを果皮、種子と果汁を一緒に漬け込み(醸し、マセラシオン)しますが、白ワインはこの醸しの作業がありません。黒ブドウから白ワインを造る、マジックのようですが、渋みが控えめで飲みやすいこともあり、結構普及しています。

今回はこのホワイトマルベックを飲み、次に白ブドウのソービニヨンブランから造られたワインで飲み比べ。皆さんの感想はやはり、ソービニヨンブランに軍配が上がりました。

最後は、イタリアはシシリー産の白ワイン、地元の白ブドウ、トラミネールとソービニヨンブランのブレンドです。これもしっかりした酸味があり、爽やかな味でした。
飲んだワインは3本ですが、暑い時は冷えた白ワインに優るものはない、と感じました。
左から、MONTES SAUVIGNON BLANC 白 チリ、TRIVENTO WHITE MARBEC 白 アルゼンチン、FINA KIKE 白 イタリア。

来月もメルローから造られた白ワイン、ホワイトメルローを飲みます。参加される方、赤のメルローを持参いただければ飲み比べができると思います。

【参加者(50音順、敬称略)】5名
井垣、伊藤、上村、河崎(文責)、冨平