2025年は499名の学生に授与
早稲田大学校友会奨学金奨学生証授与式

早稲田大学校友会奨学金奨学生証授与式が2025年6月16日(月)、大隈記念講堂で行われました。

今回対象となった奨学生は、「早稲田スポーツ奨励奨学金」8名、「校友会トップアスリート奨学金」5名、「安部磯雄記念校友会奨学金」26名、「校友会給付奨学金」35名、「めざせ!都の西北奨学金」425名の計499名。式典では、田中愛治・早稲田大学校友会会長/早稲田大学総長が、各奨学金の代表の学生に「奨学生証」を授与。次いで同学生が学問、スポーツ等に積極的に取り組みたいと意欲を見せ、謝辞を述べました。

田中愛治・早稲田大学校友会会長から奨学生証を授与される学生

【小平稲門会からの出席者】
2025稲門祭奨学金記念品本部副本部長・宮本義信、小平稲門会事務局・二又祐一。

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早稲田大学校友会は、①めざせ!都の西北奨学金(入試前予約採用給付奨学金)、②校友会給付奨学金、③安部磯雄記念校友会奨学金、④校友会トップアスリート奨学金、⑤スポーツ奨励奨学金、⑥校友会海外派遣留学奨学金―の6種の奨学金(いずれも返済不要な給付型)を設け、経済的援助が必要な学生を支援しています。
奨学金の原資には、私たち校友が納める校友会費と、校友会が毎年秋に開催する「稲門祭」での記念品販売などによる利益が充てられています。校友会によると、校友会費(年会費5,000円)の35~45%が奨学金をはじめとする母校支援に役立てられています。2024年度の「母校支援費」総額は3億4,088万円でした。校友会費を納入して、母校・在学生の支援をお願いします。

(小平稲門会事務局)

2025夏の集い
「早稲田大学キャンパスツアー」を実施

今年の夏の集いは「早稲田大学キャンパスツアー」を実施した。

6月20日(金)までは、梅雨入りにもかかわらず連日30℃を超す夏日で熱中症を心配したが、当日は薄曇りで適当な風もあり比較的しのぎやすい天候であった。

参加者16名は13時30分に歴史館(1号館)入口に集合し、見学をスタートさせた。
歴史館には開校当時の写真があり、それはまさに水田に囲まれた「早稲田」の中に立つ校舎であった。

次の3号館(政治経済学部)では、小平稲門会の会員で、文学部の校舎を設計監理した小菅克己氏(1976理工学部建築学科)から、校歌にある「そびゆる甍」の屋根を再現して残し、その上に新しい校舎を乗せるという特殊な構造をした建物であるとの説明を受けた。

會津八一記念博物館(旧図書館)では大階段にある日本画〈明暗〉が横山大観・下村観山の両巨匠による合作と聞いて、このような作品が早稲田にあったのかと驚いた。これは、「学生が図書館で書物に触れることで知識が増えていく様子を日の出で表現した」といわれている。

會津八一記念博物館で

ただ2階の膨大な展示物を擁する展示室は閉鎖されており、鑑賞できないのが残念であった。

次の坪内博士記念演劇博物館へ移動する途中で大隈重信侯銅像の前で、全員で記念撮影を行った。近くにいた在学生に撮影を依頼したところ快く引き受けてくれ、流石に早稲田であった。

大隈重信侯の銅像前で

大隈記念講堂を背に


演博では2名の解説員の方に対応していただき、2グループに分かれて説明を聞いた。それは早稲田と演劇界のつながりの深さを感じるところであった。

最後の国際文学館(村上春樹ライブラリー)では来館者が静かに本を読んでいる状況のため、団体での見学はやめてそれぞれで自由に見学した。

11号館(商学部・国際教養学部)の1階テラスを最終の集合場所にして、ここから懇親会会場の源兵衛に向かった。源兵衛ではシュウマイ、フレンチポテト、焼き鳥、焼きそばといった昔さながらの料理が出され、源兵衛の酒といえば「天鷹」で舌つづみを打った。

懇親会会場「源兵衛」で


集まり散じて人も校舎も変わってしまったが、大隈重信侯銅像前から眺めるキャンパスが醸し出す雰囲気は60年前と変わらぬ早稲田であった。

(文=イベントグループ・松尾談敏)

【参加者(50音順、敬称略)16名】
大島二典(1969理工)、梶川 允(1968理工)、栗原政博(1964政経)、小菅克己(1976理工)、小山雄一(1968法)、佐藤俊雄(1958教育)、竹内吉夫(1974商)、中村泰三(1966理工)、平澤 洋(1972政経)、松尾寛敏(1973政経)、松村純夫(1976政経)、松本研二(1971商)、真砂紀彦(1983法)、山田哲司(1976政経)、山本 浩(1954政経)、若林 覚(1971政経)

【関連記事】
早稲田大学キャンパスツアー、参加者数が累計40万人を突破
(Posted on July 7, 2025)

第94回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年6月20日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

6月20日(金)、梅雨とは思えない猛暑の中、定例のワイン研究会が「こもれび」で開催されました。第94回です。当日は稲門会の行事が重なり参加者は5名でした。


少人数なので飲んだワインも3本。今回は白ワインの飲み比べでした。

最初はマルベックの白。黒ブドウのマルベックから白ワインが造られます。ブラン・ド・ノワールと呼ばれ、専門的にいえば、赤ワインは収穫したブドウを果皮、種子と果汁を一緒に漬け込み(醸し、マセラシオン)しますが、白ワインはこの醸しの作業がありません。黒ブドウから白ワインを造る、マジックのようですが、渋みが控えめで飲みやすいこともあり、結構普及しています。

今回はこのホワイトマルベックを飲み、次に白ブドウのソービニヨンブランから造られたワインで飲み比べ。皆さんの感想はやはり、ソービニヨンブランに軍配が上がりました。

最後は、イタリアはシシリー産の白ワイン、地元の白ブドウ、トラミネールとソービニヨンブランのブレンドです。これもしっかりした酸味があり、爽やかな味でした。
飲んだワインは3本ですが、暑い時は冷えた白ワインに優るものはない、と感じました。
左から、MONTES SAUVIGNON BLANC 白 チリ、TRIVENTO WHITE MARBEC 白 アルゼンチン、FINA KIKE 白 イタリア。

来月もメルローから造られた白ワイン、ホワイトメルローを飲みます。参加される方、赤のメルローを持参いただければ飲み比べができると思います。

【参加者(50音順、敬称略)】5名
井垣、伊藤、上村、河崎(文責)、冨平

第147回ニモクサロンの報告

・日 時:2025年6月12日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビックボックスC5室 電話042-566-6892
・会 費:2,500円
・参加者:10名。荒木・井垣・伊藤・小平・小山・佐藤・野村・松村・森田・山本 (敬称略五十音順) 

《報告》
☆ ご常連の横田さんと比留間さんのお顔が見えないのは本当に寂しい・・・。

今日は久しぶりに小山さんが参加して下さったので、早速「乾杯」の音頭!

お食事の後は、お喋りの時間・・・


《今日の話題》・・・近況報告
☆ 今日は、皆さんとご相談が2件。深刻な話題から始まってしまいました。

① プールしていた余剰残金が1万円になってしまって、会費2,500円では希望するだけ飲めなくなりました。
【結論】500円値上げして、今まで通り楽しく飲んで食べようということになりました。7月からは会費が3,000円になります。
② 色々な会も増えてきたようだし、毎月集まって飲んで食べてお喋りをするだけのニモクサロンもそろそろ終わりにしては・・・。(荒木提案)
【結論】荒木オーナーが体調不良になったら、遠慮なく閉めて良い。それまでは、続けて欲しい、ということになりました。(^_-)-☆
若いオーナーを募集しましょうかねえ~~誰かいませんか?

☆ 今日の初めの話題は、何といっても先日亡くなられた「長嶋」さんの話。
口火を切られたのは、同じ時期大学生だった井垣さんでした。数日違いの誕生日だったそうで、プロに入ってからの話や、同時代を一緒に生きて来られた皆さんの話は面白く、とても楽しい時間でした。

☆ 2番目に盛り上がったのは、毎度おなじみの?「トランプ」さんの話。
今日は「TACOトレード」の話が出ました。「Trump Always Chickens Out」(トランプはいつも怖気づいて引き下がる) 。今ウォール街でのミーム、流行語になっている言葉だそうで、ニモクサロンではすっかり「トランプ大統領は独裁者」のレッテルが貼られてしまいました。
アメリカの分断、世界の分断、中国は、北朝鮮は、そしてアメリカ傘下の日本はどうなるのか・・・等々、今日は真面目になってしまいました。

☆ 唯一楽しみな話題は、「夏の集い」と「散策の会」のお誘いでした。
また、新しく「読書の会」が、始まったそうです。楽しみですね。
これらの話題は、小平稲門会HPをご覧ください。

尚、14時から2時間 カラオケの会開催、8名の方が参加されました。 

 〔参加者〕 荒木・小山・佐藤・野村・増田・松村・森田・山本(敬称略五十音順) 

                              (文責:荒木)

第112回日本水彩展のご案内

公益社団法人日本水彩画展が主催する第112回日本水彩展が、次の要領で開かれます。
小平稲門会の会員、芦野信司さん(1979文)が出品します。

◆会 期=2025年6月23日(月)~30日(月) 9:30~17:30
(入場は16:30まで。最終日は13:30まで)
◆会 場=東京都美術館
◆入場料=700円。高校生以下無料
◆後 援=文化庁、東京都

第16回校友会ゴルフ大会
~11月5日、久邇カントリークラブで~

早稲田大学校友会が主催する第16回ゴルフ大会は、次の要領で開催されます。

◆開催日=2025年11月5日(水)
◆場 所=久邇カントリークラブ(埼玉県飯能市)
◆定 員=54チーム216名
◆申込み期間=9月22日~10月20日(予定)

■詳細=8月下旬に発表
■校友会ゴルフ大会のウェブサイト=こちら
■小平稲門会の参加の参加報告=2023年2024年

(以 上)

上村さんがボタニカルアート展に出品

小平稲門会の上村 護さん(1979法)が作品を出品した、第37回ボタニカルアート立川展に行ってきました。

上村さんは、退職後にボタニカルアートに取り組み、まだ1年程度の経験だそうです。細かい描写のため、集中できるのは1日2時間が限度とのこと。1作仕上げるのに2~3か月かかる、と話してくれました。

上村護さんと作品「Vanda(バンダ)」

今回、「Vanda(バンダ)」(上図)を含め、3点の作品を出品されました。

バラ

ベゴニア


第37回ボタニカルアート立川展は、2025年5月31日から6月4日まで国営昭和記念公園 花みどり文化センターで開催されました。

(文・写真=河崎健治)

稲酔会~美味しい料理とお酒を満喫

・開催日=2025年5月28日(水)
・会 場=花小金井「虎居」

毎回のように、世の中をにぎわしている話題、特に今回は米トランプ大統領で地球上が混乱していることや小泉農水相登場での備蓄米供給に加えて、東京六大学野球や学生時代の話などなど、アルコールが入ってあっちこっち話が飛んでも皆さん蘊蓄を披露、話題が尽きない何時もの稲酔会を大いに楽しみました。
参加者10名が、美味しい料理とお酒を満喫したひと時でした。

【参加者10名、50音順、敬称略】井垣昭、伊藤徹、小菅克己、小山雄一、中村泰三、野村吉宏、増田峰雄、松尾寛敏、松村純夫、山田哲司

(文・写真=中村泰三)

「読書の会」第1回例会を開催

◆開催日=2025年5月31日
◆会 場=小平市 美園地域センター

新しく結成しました「読書の会」第1回の会合を行いました。

会場からビデオプロジェクターもお借りして準備万端で皆さまのご参加をお待ちしていましたが、どなたからも連絡をいただいておりませんでしたし、あいにくの雨で肌寒い日でしたから、私一人だったらYouTubeのビデオでも見て帰ろうと考えていたところ、先輩がお一人来てくださいましたので、無事に会合を開くことができました。

読書にまつわるお話しを伺いましたら、ビジネス関連の書物は仕事上の必要があり読んではいたが、文学関係の書物はハードルが高い、ということでしたので、「青空文庫」の活用をお勧めし、実際にプロジェクターで投影してスマホで一緒に操作してページを開いていただきました。「青空文庫」は著作権が切れている作品や、著作者の許諾が得られた作品を誰でも読めるように公開しているインターネットのサイトです。
◆青空文庫は、こちら

続いて短編小説でも比較的短くて読みやすく面白い作品として、
・夏目漱石『夢十夜』
・星新一『ノックの音が』(「ショートショート」で有名なこの作者は、ほとんどが文庫本でも数ページの作品ですね)
・中島敦『名人伝』(皆さまも高校の国語でお読みになったと思いますが、中国の詩人が虎になってしまう話『山月記』の作者です)をご紹介しました。

次回以降は一冊の本を参加者で読み合うだけでなく、シーズンごとに「純文学」「歴史物」「人物伝」などテーマを決めて本を紹介し合うような企画も考えていこうとのご意見をいただきました。

次回は7月もしくは8月の開催を見込んでおります。第2回は『夢十夜』の十の話の中でどれが印象に残ったか、というような話題から始めて行こうと思います。日程が決まりましたら事務局を通してお知らせいたします。暑い時期ですが皆さまのご参加をお待ちしております。

【参加者(敬称略)】 広山、 樋口。

(文=樋口昌典)