早稲田だより 2016年9月号

2016年8月25日

鎌田薫総長に北京大学名誉博士号

早稲田大学・鎌田薫総長が9月20日、北京大学から名誉博士号を贈呈され、北京大学英傑交流センターで式典が行われました。

鎌田総長は「この栄誉は、私個人だけでなく、早稲田大学の教職員・学生全員に対する信頼と友情の証として授けられたもの…(中略)…。早稲田大学は、本日のこの栄誉を励みとして、北京大学とさらにいっそう緊密に連携しながら、日中両国の友好関係のさらなる発展を実現すべく、優れた人材の育成に力を尽くしてまいります」と述べました。
詳細はこちら

《イベント情報》
早稲田文化芸術週間2016―感動が見つかる12日間
早稲田大学最大の文化芸術フェスティバル「早稲田文化芸術週間2016」が10月10日から始まります。今年度は過去最多の44の企画(イベント、展示、ミュージアムツアー、スタンプラリー)が展開されます。
・日 時:10月10日(月・祝)~21日(金)、8:00~20:30(イベントにより異なります)

・場 所:早稲田大学 早稲田キャンパスなど
・主 催:早稲田大学文化推進部

大学がお奨めのイベント・展示は次のとおり。
■展示■「占領期の早稲田 1945~1952 ―新生への模索」
戦災に見舞われたキャンパスの再建、理念や組織の再編、スポーツ・文化活動の再開といったトピックに焦点を当て、戦後、早稲田大学が再出発する姿を活写。入場無料。
・日 時:9月30日(金)~11月6日(日)、10:00~18:00【11月4日(金)は閉室】

・場 所:早稲田大学26号館 大隈記念タワー10階125記念室
・主 催:早稲田大学 大学史資料センター(問い合わせは042-451-1343)

■展示■「落語とメディア」(8月の「早稲田だより」を再掲)
落語とメディアの密接な関係をたどりながら、多様性を見せている落語と落語界の現状が明らかにされます。入館無料。
・日 時:10月1日(土)~2017年1月18日(水)、10:00~17:00(火金は~19:00)

・場 所:早稲田大学演劇博物館2階企画展示室
・主 催:早稲田大学演劇博物館(問い合わせは03-5286-1829)

■展示■「殿姫発掘60周年記念 甦る九十九里の埴輪群像―3D考古学の挑戦―」(同)早稲田大学の故・滝口 宏名誉教授らによる千葉県殿塚・姫塚古墳の発掘60周年を記念し、3次元計測など最先端のデジタル技術を用いた埴輪の研究成果が展示されます。入館無料。
・日 時:10月14日(金)~11月19日(土)、10:00~17:00(入館~16:30)

【日祝休館。10月16日(日)は特別開館10:00~16:00。10月23日(日)・11月6日(日)は開館】
・場 所:會津八一記念博物館1階・企画展示室
・主 催:會津八一記念博物館(問い合わせは03-5286-3835)

■イベント■早稲田大学中央図書館開館25周年記念講演会「私と図書館」
芥川賞作家の堀江敏幸氏、綿矢りさ氏が、学生時代の図書館での思い出や大学図書館の魅力を語ります。さらに、貴重な古典籍や、ブックロボが書庫から本を出納する様子などを大迫力の360°のバーチャルリアリティー映像で公開。図書館オリジナルグッズもプレゼント。入場無料、予約不要。
・日 時:10月21日(金)、15:00~16:30(開場14:00)

・場 所:早稲田大学国際会議場
・主 催:早稲田大学図書館(問い合わせは03-5286-1643)

【その他の展示】
■會津八一記念博物館の秋季特集展示「門神と対聯―暮らしを彩る書画―」
中国の旧正月には厄除けのため門に門神を貼り、門の左右には吉祥句などを書いた対聯を飾る習慣があります。この特集では、人々の暮らしを守り彩ってきた門神と対聯が展示されています。
今回展示されている「門神」は、會津八一の高弟・安藤更生氏(美術史家、早稲田大学元教授)のコレクション。
・日 時: 10月15日(土)まで開催、10:00~17:00(入場は16:30まで)

・場 所:會津八一記念博物館 2階常設展示室【閉館日は日曜・祝日】
・入館料:無料

【動 画】
「早稲田大学トピックス 2015-2016」が公開されました。
早稲田のこの1年の動向・出来事を知ることができます。
動画をご覧になるには、ここをクリック。

 

観劇の会のご案内

方の会 第59回公演――「まるか楼の女たちⅡ」
==志村会員の奥様 「野間洋子」さん出演
     10月27日
木)午後、築地本願寺ブディストホールで!==

今回は志村会員の奥様、野間洋子さん出演のお芝居です。
親、兄弟、男のために自己を犠牲にして生きた女たち、湯田中の温泉芸者置屋「まるか楼」の物語。これは昭和10年代の事実に基づいた物語です。

観劇の会_201610_まるか楼の女たち_1

観劇の会_201610_まるか楼の女たち_2


●日  時:2016年10月27日(木) 午後2時開演
●演  目:「まるか楼の女たちⅡ」
●会  場:築地本願寺ブディストホール(築地本願寺境内)
        大江戸線築地市場駅または日比谷線築地駅下車。地図はこちら
●参加費:200円引きの4,000円
●連絡・申し込み先:穂積(携帯:090-3572-8445)
※ 当日、終了後の交流会は予定していません。
※ 今、話題の築地。 豊洲に移転する前に食事、買い物もいいかも。

(2016年9月29日、穂積健児)

 

 

関東大学ラグビー早慶戦・早明戦のお知らせ

関東大学ラグビー対抗戦の早慶戦が11月23日(水・祝)、早明戦は12月4日(日)に秩父宮ラグビー場で行われます。

今年は、あの清宮克幸監督の下で、2002年に早稲田大学ラグビー蹴球部キャプテンを務め、早稲田の全盛期を支えた山下大悟氏を新監督に迎え、「BE THE CHAIN」をスローガンに掲げ、CHAIN(鎖)のような強固さや連続性を持った強いチーム作りを目指しています。
良いシーズンになるのではないかと期待しております。皆様ご一緒に声援を送りましょう。

【観戦チケットの申し込み締切日】
・早慶戦 【11月23日(水・祝) 14:00 キックオフ】 申し込み締切日 10月22日(土)
・早明戦 【12月4日(日) 14:00 キックオフ】    申し込み締切日 11月2日(水)

【チケットの種類と代金】
(1)BA指定席: 3,000円

(2)MB指定席 & BB指定席: 2,500円
(3)一般席: 1,600円

指定席券の枚数に限りがありますので、
(1)BA席(バックスタンドA席) ⇒ (2)MB席(メインスタンドB席)・BB席(バックスタンドB席) ⇒
一般席、の優先順で予約申込を行います。

【集合場所・時刻】
参加者に個別にお知らせします。

【チケットの申し込み先】
大島二典(TEL & FAX
: 042-342-5942

 

第30回散策の会 報告

調布飛行場近辺を歩く       2016年9月24日(土)

  昨年の夏まで、小平市の上空にもプロペラ音を響かせ小型機が飛来してくることが度々ありました。それを眺めながら、羽田や成田はおなじみでも、調布飛行場となると「いやァ~まだ」という人が多いのではないかと思い、このコースを作ってみました。
  ここ数日来降り続く秋雨、この日もスタート直前から降り始め、解散時に降り止むという意地悪な一日でした。

雨の武蔵野の森公園。これから先に何があるか誰も分かっていない

雨の武蔵野の森公園。これから先に何があるか誰も分かっていない

★武蔵野の森公園(府中調布三鷹の3市)
   多磨駅から少し歩くと「武蔵野の森公園」に到着します。この公園は調布飛行場によって南北に分けられていますが、今回の散策は北側のみに留めました。
   まずは広大な芝生の広場が目に入ります。この広場を横切ると、飛行場を一望できる小山や展望台があります。集合場所をスタートしてからまだ15分しか経てないので、参加者一同足取りもしっかりと展望台に登り、滑走路の先にある「味の素スタジアム」までの広い空間を目に焼き付けました。
  公園の片隅には「有蓋掩体壕」(ゆうがいえんたいごう)なるものが2基ありました。これは米軍機の爆撃から帝国陸軍の戦闘機を守るコンクリート製の屋根付格納庫です。平和への語り部として保存してある戦争遺跡です。1基の扉には格納された戦闘機「飛燕」の絵が描かれ、脇には「飛燕」が収まったブロンズ製の掩体壕の模型(1/10)もあります。小さな「飛燕」が巨大なB29に挑みかかったのが、この上空だったのです。

公園の片隅の有蓋掩体壕。時代に流されず残っていた

公園の片隅の有蓋掩体壕。時代に流されず残っていた

戦闘機「飛燕」の絵が描かれた1基

戦闘機「飛燕」の絵が描かれた1基


★調布飛行場展望デッキ(府中・調布・三鷹の3市)
    平成25年に運用開始した新ターミナルビルに入ってみました。800mの滑走路が1本という、地方空港に比べてもはるかに小ぶりで、むしろアットホームな雰囲気さえ感じます。新中央航空が運航する伊豆諸島への定期便の時刻表を見ると、8時過ぎから17時前までの間に26回の離着陸があります。この時も乗客らしき人が2人ほど待合室に座っていました。
    エレベーターで2階の展望デッキに昇ります。まもなく1機(19人乗り)が到着しました。扉が下に向かって開き、それがタラップとなります。17人ほどの乗客が係員の渡す傘を手に、雨の中に降りてきました。すぐに給油が始まり、続いて電源車が横付けなります。まもなく2人の客が搭乗し、飛行機はエプロンから誘導路を通り、滑走路の端に進みました。やや間があって爆音がひときわ高く響き、スタートしたと思うと滑走路の中程でテイクオフ。アッという間に視界から消え去りました。
 30分足らずの間、こんな情景をわれわれ一同展望室の窓ガラスに額をくっつけながら、やや興奮気味に眺めたものでした。飛行機や飛行場って、なぜか少年(?)達の心をワクワクさせるものですね。

タラップから乗客が降りてきます

タラップから乗客が降りてきます

2階の展望デッキから

2階の展望デッキから


 でも昨年7月、ここを飛び立ったパイパー機が離陸直後に民家に墜落し、3人の死者を出した悲惨な事故も頭をよぎります。それ以来、観光や訓練の飛行はここでは許可されていません。
 この飛行場は昭和16年に竣工し、戦時中は帝国陸軍が使用して帝都防空の拠点となり、戦後は米軍に接収されたが、昭和48年に全面返還されました。

子供に還って?みんな楽しそう

子供に還って?みんな楽しそう

★龍源寺(近藤勇の墓地) (三鷹市大沢6-3-11)
 武蔵野の森公園の北側の人見街道に沿ってあります。門前には樹齢300年といわれる大イチョウが2本そびえていました。寺の入り口に新選組局長の近藤勇の胸像が、墓域には墓と辞世の石碑が、それに養子の勇五郎の墓があります。
 
板橋の刑場で斬首された遺骸を勇五郎や門人達が夜陰に紛れて運び出し、この場所に埋葬したといわれています。ただ、近藤勇の墓は6カ所あるといわれ、当会でも訪れたことのあるJR板橋駅前、さらには京都市・岡崎市・会津若松市・米沢市にもあるそうです。

龍源寺の近藤勇の墓所

龍源寺の近藤勇の墓所

★近藤勇生家跡(調布市野水1-6-8)
 龍源寺から西に300mの場所にあるごく狭い土地です。
 ここは近藤勇が生まれた豪農・宮川家のあった所で、7,000㎡もの敷地があったそうですが、昭和18年に、滑走路の延長線上にあるという理由で取り壊されてしまいました。今は産湯をくんだ井戸があるのみです。

近藤勇生家跡。産湯の井戸

近藤勇生家跡。産湯の井戸

★天然理心流道場撥雲館(調布市野水1-7)
 近藤勇の養子勇五郎が明治9年に開いたそうで、最盛期には3,000人の門人がいたといわれています。
 この建物は昭和7年に建てられたもので、一時移転し、戦後に人見街道の拡幅により生家跡の真ん前の現在地に再度移築されました。建物はかなり傷み、廃屋状態です。

天然理心流道場撥雲館

天然理心流道場撥雲館

★散会後は希望者で恒例の懇親会
 無事に4キロを歩き切った有志を待っていたのは 武蔵境駅北口の「三代目鳥メロ武蔵境店」。
  まずはと生ビールの流れ込む様は、海綿の水を吸うが如し(チト表現が古いか?)。棒棒鶏サラダ・カツオのカルパッチョ・つくね串・ガリバタ鶏などの料理も好評で、加えて獺祭・真澄・白鶴などの日本酒も飲み放題で〆て3,500円。こうなると幹事は次回以降の会場探しに重い荷を背負う事になりました。

三代目鳥メロ武蔵境店で。美味しかったですね

三代目鳥メロ武蔵境店で。美味しかったですね

【参加者】
荒木・井垣・伊藤(徹)・小平・梶川・国友・小林(弘)・佐藤(俊)・志村・滝沢・竹内・土井・堀田・山本・横田・定村(国友の友人)・千葉(国友の友人)(17名)

 (文=佐藤(俊)、写真=荒木)

 

 

 

 

 

第39回ざる蕎麦研究会報告

1.日     時: 2016年9月21日(水)11時40分、JR三鷹駅改札集合
2.場     所: 「御狩野そば」  三鷹市大沢6-3-25・電話0422-31-9367・水曜休
 (  三鷹駅南口より朝日町行、車返団地行バス15分「都立野川公園」下車、バス停前)
3.参加者: 荒木、小川、国友、栗原、小林(弘)、末次、鈴木、滝沢、野村、早川、福田夫妻、
        堀田、山本(以上14名)

4.費    用: ¥80,071  @¥6,000 (残額¥3,929は繰越金)
5.前置き
月1回のざる研も7月は休み、8月は台風6号で中止、今月も台風16号が心配されたが何とか3か月ぶりの催行となった。
「御狩野そば」は名前の雰囲気ほど古くはなく、昭和43年創業、多磨霊園に近いことから法事や墓参がえりに多く利用される店のようで、蕎麦懐石をメインにしている。
会席の部屋はコース料理のみの利用と言われたが、コースからお刺身とデザートを外してお酒に振り変えることで了承してもらった。

全員でまずはビールで乾杯

全員でまずはビールで乾杯

6.経    過
蕎麦懐石への拘りは料理長指田英行さんにあって季節に合った創作料理を出してくれる。9月は重陽と中秋名月に因んだ料理、手の込んだ品々なのでとても材料や取り合わせは語れないが、皆からはとにかく美味いの評価、そば前の簡素な料理との違いを感じる。

〆張鶴・宝剣を飲みながら料理長自慢の京懐石風創作料理を楽しむ

〆張鶴・宝剣を飲みながら料理長自慢の京懐石風創作料理を楽しむ

意外に思ったのは鰆の焼き物、その名が示す春の魚では? 料理長の春、秋の魚で秋のほうが旨味が出るとは食べてみて納得、焼き秋刀魚の押し寿司は初体験だった。
酒は久し振りにと田酒を頼んだが生憎品切れ、デカンタで〆張鶴に続き呉の宝剣にした。予め我等がそばの研究会と云ってあったので、料理長から丁寧な説明があった。

初参加の福田さんご夫妻(右手前)

初参加の福田さんご夫妻(右手前)

「そろそろ新そばの季節になり北海道の音威子府のものが出始めているが、そばの旨味は1~2か月後と思うので今は昨年の常陸秋そばと赤城深山を合わせ、のど越しを考えて少量の繋ぎを入れた微粉挽き細打ちにしている」とのこと。出汁は本節の他に羅臼昆布を使ってバランスの良い味に仕立てていて、料理を京都で修業した話と共に京懐石風を実感した。
唯、我等としてはそばの量が少なかったのは些か物足りなかったが、今までにない高額にも拘わらず、美味しかったので何れレピートの声が高かったのは有り難かった。

常陸秋そば・赤城深山微粉挽き細打ち

常陸秋そば・赤城深山微粉挽き細打ち

帰りは料理長運転のワゴン車で武蔵小金井まで送ってもらい散会、今日はたまたま稲酔会と日程がダブってしまい私を含む4人がダブルヘッダーの一日となった。

御狩野そば前にて料理長さん(後列中央)と記念撮影

御狩野そば前にて料理長さん(後列中央)と記念撮影


■次回のご案内

10月の第40回ざる蕎麦研究会は、8月に予定していた「櫟庵」が台風で中止になり迷惑をかけたのでリベンジすることにし、10月31日(月)11時40分西武池袋線飯能駅改札集合とします。

(2016年9月23日、文:山本、写真:荒木・山本)

   

第38回名曲を聴く会の報告

開催日:2016年9月23日(金) 午後1時より3時30分まで
場  所:国分寺駅北口 名曲喫茶「でんえん」
曲  目:次のとおり。
モーツアルト   レクイエム 
指揮ヘルベルト・フォン・カラヤン  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  ウィーン楽友協会

名曲を聴く会_201609_1

名曲を聴く会_201609_2

この会合の常連であった白井康子さん(33年商)が残念ながら今月1日に逝去されたので、今月は白井さんを偲び、急遽予定を変えて、レイクエムの演奏で追悼した。
いつも座っておられた席に、いつもの様にコーヒーを置いたが、楽しそうに聴いておられたお姿が無いのは寂しい限りであった。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

昨年11月の会合でもレイクエムを聴いたが、この時の盤は指揮カール・リヒター、ミュンヘン・バッハ合唱団であった。

今日は、カラヤンらしい流暢な演奏であった。

アダージョ・カラヤン

名曲を聴く会_201609_3

名曲を聴く会_201609_4

今回静かな曲でということで、初めてCD演奏で聴いた。曲は、マーラーの交響曲第5番第4楽章「アダージェット」、アルビノー二「アダージョ」、グリーグ「オーゼの死」、他8曲で、白井さんを偲んだ。

本日の参加者 荒木、井垣、山本、小川、以上4名。

【次回開催】
日 時: 10月28日(金) 午後1時より3時まで
場 所: 国分寺駅北口 「でんえん」
会 費: 1,000円 (コーヒー付)
曲 目: 次のとおり。
◎リスト ハンガリ-狂詩曲G244より6 曲
  ピアノ:  ロベルト・シドン
◎エリザベート・シュワルツコップ の魅力
  ピアノ: ジェラルド・ムーア、ワルター・ギーゼキング、他

(2016年9月23日、文:小川・写真:荒木)

 

 

第30回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第30回例会を9月16日(金)に開催しました。

・日  時:  2016年9月16日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園
駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、国友、佐藤(俊)、末次、竹内、冨平、野村、早川、山本、以上13名 (50音順・敬称略)

8月は夏休み。2か月ぶりに開催の9月例会は、「カンパーイ ♪ いま君は人生の大きな大きな舞台に立ち~♪」と朗々とした歌声で始まった。この日の乾杯係のトランプを引き当てた山本さんが得意のノドをチョッピリ披露して皆で「カンパーイ!」

山本さんに「乾杯」(長渕剛)の歌を歌ってから「かんぱ~い!!」

山本さん、「乾杯」(長渕剛)の歌を歌ってから「かんぱ~い!!」

今回もテーブルには前回からの持ち越し分を含めて12本のボトルが並んだが、うちスパークリングワインが3本。乾杯には、すっかりお馴染みになったキスヴィンワイナリーのスパークリングワインを選んだ。

乾杯のあとは、白ワインから飲み始めたが、ボルドーの白に続いて初登場がジョージア産マナヴィぶどう100%の白。「ジョージアってどの辺?」「ジョージアの出身力士がいるね」と、それぞれの知識の披露に加えて「紀元前6000年の遺跡発掘でぶどうの種とぶどうの樹の屑が見つかったことからワイン造り発祥の地である可能性が強まった」との解説もあって興味津々。

注目といえばパンでご存じ、アンデルセングループがデンマークをお手本に「土から食卓まで」のトータルストーリーのもと、広島・アンデルセンファームが、パンのある幸せをもたらすようにとの思いで名付けた赤ワイン「志」。同社では社員研修の一環として、社員はぶどう畑での栽培作業に携るのだという。

ワインの「キホンのキ」を学ぶ「ワイキキ・タイム」も続けて30回。これまでのおさらいも兼ねて(?)今回からはクイズ形式の新趣向。「ワインをグラスに注ぎ分ける。1本のボトルから、何杯分のワインが取れる?」など5つの質問にそれぞれ4つの選択肢から正解と思われる答えを選択。各自が選んだところで、正解を記した用紙が配られて自己チェックする方式。

日頃ビール党を以て任じ、ワインは苦手という伊藤稲門会会長が「4問正解したぞ!」と手を挙げて自慢顔の場面も。

真剣にクイズに挑戦

真剣にクイズに挑戦

唯一全問正解!の伊藤会長

唯一全問正解!の伊藤会長


家で飲み残したワインの保存法はどうすれば良いの」という質問をきっかけに、「こんなものがありますよ」とやおらワイングッズを取り出したのが竹内さん。飲みかけのボトルの内部を真空に近づけ酸化を防止する「ワインセーバー」、デキャンタ用「ワインポアラー」に、抜栓用「ソムリエナイフ」、イタリア製のシャンパン用ストッパー「キャディーニ」の4点。いずれも愛飲家には欠かせないものばかり。未使用の新品ばかりだったので、「どこで買ったの」「いくら?」と、しばしワイングッズの話で賑わった。

竹内さんお買い上げのワイングッズ

竹内さんお買い上げのワイングッズ

本会の楽しみは、ワインはもちろん、カサ グランデ心づくしの特製料理も。三皿目の酢豚ならぬ「酢鶏」が出たところで、「毎回こうして特別に料理を出していただいているので会費を少し値上げしてでも感謝の気持ちをあらわしてはどうか」との声も出されたが、お店の意向も確認し、今のままでお店の好意に甘えることとなった。

皮なしソーセージと、きのこの 味噌マヨネーズ焼き

皮なしソーセージと、きのこの
味噌マヨネーズ焼き

ささみともやしときゅうりの 中華サラダ

ささみともやしときゅうりの
中華サラダ

酢鶏

酢鶏

の六大学野球リーグ戦での早稲田の戦力分析から、広島カープの優勝の話になってカープファンの会員の得意顔など賑やかに話題が続いて、ワインのボトルが次々と空いて行くうちにコーヒータイムも迫ってくる。最後はチリ産のスパークリング・ロゼで〆ようと本日のソムリエ役の野村さん、栓を緩めようとした瞬間に大きな音とともにワインが威勢よく噴き出し周囲を濡らして皆を驚かせるハプニングも。「良い勉強になったよ」と野村さん、これもワイン研の一環???

賑やかに話が弾む

賑やかに話が弾む

一生懸命な今日のソムリエ

一生懸命な今日のソムリエ

かくしてコーヒータイムに入り、ワイン研会長から10月の第3回ワイナリーツアーの申込みが順調で、すでに24名と満席となったとの報告がされていつもどおり賑やかなうちに9月例会は終わった。

この日飲んだワイン

この日飲んだワイン

写真左から、
●キスヴィン・甲州スパーリングワイン        2014・山梨
●シャトー・マロット                                       白・2012・仏・ボルドー
バダゴーニ・マナヴィ・ドライ・                      白・2014・ジョージア               
●アンデルセン・「志」                赤・2015・広島 
●レ・フィエフ・ド・サンサック                赤・2013・仏・ボルドー
●トラピチェ・オークカスク                               赤・2014・アルゼンチン
●ヴィラ・ブリッチ・レブラ              白・2015・スロベニア

●北条                                                          赤・鳥取
●サンライズ・スパーリング・ロゼ         ロゼ・チリ
の9本。

散会後の恒例カラオケは3か月ぶりということもあって例会参加者の半数の7名が参加する賑わい、得意ののどでの熱唱が続いた。

(文=井垣、写真=荒木)

次回の例会は、10月21日(金)に第3回ワイナリーツアー(足利市ココ・ファーム・ワイナリー)を実施しますので、いつもの「カサ グランデ」での開催は11月18日になります。この日はボジョーレヌーボーの解禁日の翌日、ヌーボーを味わう会となります。会費は2,000円プラスワンコイン(任意)。ワイン愛好家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切は11月13日(日)ですが、会場の都合で参加者は14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471)までお申し込みください。

田子倉湖の朝焼け

小平市写真連盟 会員
国友康邦(38商)

2016年8月25日に新潟県魚沼市の枝折峠で雲海の撮影を終え、会津へ。
翌26日の早朝、福島県只見町にある田子倉湖の朝焼けを狙い出かけました。田子倉湖は、只見川の本流をせき止めて造られたダム湖。
田子倉湖展望台から撮影していると、幸いなんとか太陽が顔を出し、その後、霧に包まれました。

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天気にも恵まれ温泉と、越後と会津のおいしいお酒を頂き楽しい撮影旅行でした。

 

 

枝折峠からの雲海

小平市写真連盟 会員
国友康邦(38商)

雲海が出る枝折峠(しおりとうげ)のパンフレットを見て、写真仲間と2016年8月 24日 ~26日、2泊3日で撮影旅行に出かけました。撮影を楽しむと同時に温泉、お酒も楽しむ企画でした。

新潟県魚沼方面から入り山古志村に立ち寄り、明日の撮影地の枝折峠を下見して大湯温泉に宿泊。翌朝3時30分に出発、枝折峠に向かう。天気は晴れ、1,000mの枝折峠から運よく雲海を見ることができました。

枝折峠は越後三山(越後駒ヶ岳、八海山、中ノ岳)のうち、越後駒ヶ岳の登山口です。

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撮影後、宿に戻り朝食をすませ、会津方面に向かう。