第86回ワイン研究会報告

 


通常、ワイン研究会は毎月第三金曜日開催ですが、今月はお店の都合で第四金曜日の開催となりました。

そのため、ほかの稲門会行事と重なり、参加者が少なく6名での開催となりました。
それでも、病を克服された牟田さんが久々に参加され、小平在住77年の昔話で盛り上がりました。

当日は自民党の総裁選投票日、開始時刻の3時頃、新しい総裁が決まるとあってニュースが気になりながらの会でした。
牟田さんによれば、昭和25年、GHQの政令により設置された警察予備隊、75,000人の一部が現在の小平団地(旧陸軍施設跡地)に駐屯していたこと、小平駅南口駅前まで畑が広がっていたこと、西武多摩湖線を一両だけの電車がことこと走っていたこと、など今では想像できない“小平昔話”が聞けました。ちなみに牟田さんは創立150周年を迎えた小平第二小学校に通い、親子3代お世話になったそうです。

今回のワイン研究会は赤ワインの代表的な種のカベルネソービニヨン、メルロー、ピノノワールの飲み比べの予定でしたが、所詮素人、カベルネもメルローも違いが判るほどの達人ではありませんでした。
飲んだワイン(右図)は、左からCôtes Du Rhône Mazurd赤(グルナッシュ シラー)仏、Bodega Norton 赤(カベルネソービニヨン)アルゼンチン、Grand Mazerolles赤(メルロー)仏。

ワイン研究会と名はついていますが、おいしい料理を味わいながらの談論風発、あっという間の2時間でした。次回は10月18日(金)、皆さんの参加、お待ちしています。

【参加者(50音順、敬称略)】6名
井垣、河崎(文責)、國友、冨平、野村、牟田

第30回映画鑑賞会の報告

第30回映画鑑賞会を下記の通り開催いたしました。

■鑑 賞 2024年9月17日(火) 13:15~15:25
■上 映 館: 新宿ピカデリ―
■映画の題目:「スオミの話をしよう」(脚本・監督=三谷幸喜)
*映画のあらすじと感想
(あらすじ)
主人公の名前「スオミ」はフィンランド語で自国の“フィンランド”と云う意味。監督がある洋画を見た際に字幕に“Suomi”の文字を発見したのがきっかけで深い意味は無いとのコメントが載っているが、作品は最終的にはフィンランドが関係している。一人の女性(スオミ)を巡り性格の異なる現在と過去の5人の夫(スオミの)が繰り広げるコメディーとサスペンスを含んだ作品である。

ある日、5番目の夫である作家で富豪の妻(スオミ)は子供を学校に送った後に行方不明になり、刑事である4番目の夫が捜索願届け出を勧めるが、作家は自分が富豪であることを知れ渡ることを恐れ拒否し続けた。
行方不明を知って心配した他のもと夫3人も加わり5人の夫が作家の家に集まったが、もと妻の行方不明をよそに各々が自慢げに「自分が最もスオミを愛していた」、「離婚してからも月に一度はスオミと会っていた」、「自分はスオミに小遣いをあげていた」などと競って勝手なことを話していた。そんな時に誘拐犯と名乗る者からスオミの身柄引き換えに3億円をセスナ機で相模原公園に落とすようにと電話があった。2番目の夫が所有していたセスナ機に5人乗り込み、皆で集めた3億円を投下した。(5人の夫が集まってから3億円を落とすまでの画面は面白おかしかった)
誘拐犯はスオミが主犯格で、スオミの幼友達、そして作家の使用人の3人であり、3億円の使途はスオミと幼友達が将来フィンランドで優雅な余生を送ろうとする為のものであった。

スオミは上記のように時を別にして5人の夫と生活を共にしているが、スオミ自身は各々の夫が思っていたような人間とは見た目も本性も全く違っており、夫が変わるたびに夫のライフスタイルに併せている器用な女性と思えた。

(感想)

三谷幸喜の作品は「真田丸」、「鎌倉殿の13人」、「清須会議」の時代物だけ見たことがありますが、「スオミの話をしよう」のような現代もののコメディーとサスペンスを含んだ映像は初めて観ました。面白かったです。

【参加者】(5名、50音順、敬称略)
荒井・鈴木(昭)・瀧川・松村・山本
【懇親会】(参加者5名)
・場所=「日本料理 三平」
・経費=¥11,880(¥2,376/人)
・集金=¥2,370/人(計¥11,850) 不足¥30
・今回繰越=(前回繰越¥2,660)-(今回不足¥30)=¥2,630

(文=鈴木昭助)

杉原千畝物語 オペラ「人道の桜」
敦賀公演のご案内

杉原千畝物語 オペラ「人道の桜」の敦賀公演鑑賞ツアーのご案内が、早稲田大学校友会東京三多摩支部の狛江稲門会(上村邦雄会長)から届きました。
杉原千畝は、早稲田大学在学中に外務省留学生試験に合格し大学を中退。その後、外交官に採用され、後にユダヤ難民らにビザを発給し6,000人の命を救った「東洋のシンドラー」と言われています。
以下に案内状を掲載します。
申込書(pdfファイル)は、こちら

(以 上)

第138回ニモクサロンの報告

・日 時:2024年9月12日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビックボックスC5室 電話042-566-6892
・会 費:2,500円
・参加者(敬称略、五十音順):9名。荒木、井垣、小平、鈴木(昭)、野村、比留間、松村、山本、横田

《報告》
今日は、初めにちょっとショックな事?が起きました。ビッグボックスはどんどん若年層のお店に変わり、メニューが・・・。それでも前回までは麺類も有ったのですが、とうとう今回からはスパゲッティ、ピザ、ハンバーグだけになってしまいました。コックさんのご厚意で、今回だけきつねうどんを作って下さり、何とか皆さんお腹を満たしました。14年の流れです・・・。

《今日の話題》
☆ それでも生ビールの味は変わらず。みんなでかんぱ~い!(^-^)  良かった!

☆ 映画研究会、散策の会、美術館を巡る会、小平市民まつり参加、10月の総会のお誘いが、各担当者や役員さん達から紹介されました。
詳細は小平稲門会の同好会のお知らせに載っておりますので、ご参加下さい。

☆ 食事が終わって、今日は選挙の話で盛り上がりました。 
① アメリカ編 トランプ前大統領 VS ハリス副大統領
小平さんが、福音派の応援という、思いがけない観点からの情報を話して下さり、大変面白かったです。まだまだ続く大統領選は、当分ニモクサロンでの話題の一つになりそうです。
② 自民党編 誰がなるのか・・・。どうも本日の参加者の中には、投票権のある人はいないご様子でしたが、皆さんそれぞれの推しがあるようでした。
③ 立憲民主党 当選1年目で立候補した吉田晴美さんの人気がありそうでしたね。誰ですか?  美人だしなあ~なんておっしゃったのは!! <`ヘ´>
☆ 外出が難しくなられた先輩方、体調を崩されていらっしゃる方々、どうぞ、心を強く持たれて、この暑さが収束したら、またお顔を見せて下さいませ。

毎月第2木曜日、みんなでお待ちしております・・・。(^-^)

●尚、14時から2時間カラオケの会開催、6名の方が参加されました。
参加者(敬称略、五十音順):6名。荒木、
野村、比留間、増田、松村、山本

(文責:荒木)

秋の集い「BBQパーティー」
10月12日(土)に小金井公園で

暑い夏も過ぎて秋風が吹きはじめる小金井公園で、BBQ(バーベキュー)パーティーを開催します。今年は小平稲門会の会員のご家族にも楽しんでいただけるように企画しました。緑に囲まれた小金井公園で、爽やかな秋の一日を会員同士、またご家族でお楽しみください。

◆開催日=2024年10月12日(土) 12:00~
◆会場=小金井公園ユーカリ広場(BBQ広場)。地図を参照

右の赤い下向き矢印がユーカリ広場。公財東京都公園協会「小金井公園の地図」より、一部改変


◆集合=「小金井公園西口」バス停に11:30
BBQ広場まで徒歩25分。イベント担当がご案内します。
「小金井公園西口」へは、西武線・花小金井駅から「武蔵小金井駅」行きのバスをご利用ください(会場に直接行っていただいてもかまいません)

◆参加費=3,000円。ご家族は半額の1,500円。中学生以下は無料
◆飲み物=ビール、お茶、水は用意します。その他、好きな飲み物は各自ご持参ください。
◆申込み締切日=9月28日(土)
注意事項
①前日12:00以降のキャンセルは有料になります。
②前日12:00の時点で翌日が雨予報の場合は中止とします。中止の場合は、確認のためメールでお知らせします。

◆申込み先=イベント担当・松尾寛敏
電話: 090-6009-9954
Email:okiraku_0910(at)yahoo.co.jp【(at)を@に置き換えて下さい】

小平稲門会設立35周年記念「夏の集い」を開催
「棒打ち唄」と民謡を楽しむ

小平稲門会の全体行事「夏の集い」の開催が昨今は猛暑の時期になるため、今年は屋内での納涼パーティーとして企画した。アトラクションには小山雄一副会長ご自身が会長をされている「小平市棒打ち唄保存会」の「棒打ち唄」の紹介と民謡をお願いしたところ、快くお引受けいただいた。開催日の7月6日(土)は曇りとはいえ、35℃を超す暑さであったが、さすがに小平市民文化会館(ルネこだいら)のレセプションホールは快適であった。

司会・松尾寛敏副幹事長の開会の辞の後、大島二典会長の主催者挨拶があり、続いて「小平市棒打ち唄保存会」の皆さんにより、民謡が披露された(下表)。

主催者を代表して挨拶する大島二典会長左)と司会を務めた松尾寛敏副幹事長

「小平市棒打ち唄保存会」のメンバーを紹介する同保存会会長(小平稲門会副会長)の小山雄一さん(右)


「夏の集い」で披露された民謡は、次のとおり。

1「新こだいら音頭」全 員
2「両津甚句」坂本ヨシ子(おけさ会)
3「佐渡おけさ」宮原伊代(おけさ会)
4「日向木挽唄」小山雄一(おけさ会)
5「生保内節」原シウ子(おけさ会)
6「秋田三味線曲弾と唄」 「秋田馬子唄」照井貢洋(照洋会)
7「最上川舟唄」 「ソーラン節」鈴木三康(みつやす会)
8「棒打ち唄」全 員

「おけさ会」「照洋会」は「小平市棒打ち唄保存会」所属。鈴木三康氏は元「小平市棒打ち唄保存会」会員、現在は「みつやす会」会主です。

【新こだいら音頭(歌詞)】
「新こだいら音頭」は、平成24年度の市政施行50周年を記念して制作されました。

1芽吹く緑が 水面に揺れる 玉川上水の 木陰を行けば 早春(はる)の野風が心地よい ソレ 心地よい
素敵な街です 小平 よいよいよいところ 今度遊びに来ませんか ソレ 来ませんか
2おぼろ月夜の 彫刻の小径(みち) 桜並木を 行き交うひとの 肩にひとひら 花が舞う ソレ 花が舞う
みんなの街です 小平 よいよいよいところ 学園文化 咲き誇る ソレ 咲き誇る
3小雨そぼ降る 九道(くどう)の辻で 街を彩る あじさいの花 淡い憧れ 咲かせてる ソレ 咲かせてる
夢見る街です 小平 よいよいよいところ 雨が上がれば 虹が出る ソレ 虹が出る
4けやきの梢(こずえ)で コゲラが鳴けば 空の碧さを 映して染まる ブルーベリーは 実り頃 ソレ 実り頃
豊かな街です 小平 よいよいよいところ 灯りまつりも にぎやかに ソレにぎやかに
5紅い椿が 静かに咲いた 季節外れの 小雪が積もる ふるさと村の丸ポスト ソレ 丸ポスト
美しい街です 小平 よいよいよいところ 炉端話(ろばたばなし)に 花が咲く ソレ 花が咲く


【棒打ち唄(歌詞)】

1大嶽山に黒雲がホイホイ あの雲がかかれば 雨かあらしかホイホイ
2お前さんの年はなんの年 十六でささぎの  年でなりごろホイホイ
3棒打ちの茶菓子にゃ何が良いホイホイ 芋でよしさつまでよし あんころ餅なら尚良し
4十七連れて寺参りホイホイ お手にゃじゅず 袂にゃ文のやりとりホイホイ

素晴らしいパフォーマンスで参加者を魅了した「小平市棒打ち唄保存会」の皆さん

 

乾杯の音頭を取る中村泰三副会長

好評のうちに民謡の時間が終わると会場の準備の後、懇親会に入った。
懇親会は中村泰三副会長の乾杯の音頭で始まった。席上、顧問の石井道彌さんより野崎酒造(東京都あきる野市)の銘酒「喜正」を寄贈していただいたことが紹介された。

和やかな懇親会の途中で新入会員の村上裕二さんと岩村隆行さんの紹介があった。岩村さんは、奥様と今年生まれた赤ちゃんを同伴されての参加であった。90歳を過ぎるご長老会員と0歳の赤ちゃんが一緒に参加するパーティーは、小平稲門会としても初めてのことで、なかなか微笑ましいものであった。

懇親会で親睦を深める参加者

竹内吉夫さんの元気溢れるリードで校歌斉唱。ハーモニカによる伴奏(左図)は飛田護道さん

会も終わりに近づくと皆、何となく「♫都の西北~」の気分になるもので、今回も竹内吉夫さんのリードによる校歌斉唱で「夏の集い」を締めくくった。

(文=松尾寛敏、写真=山田哲司)

【「夏の集い」に参加した会員40名(敬称略、50音順)】
井垣昭(1961法)、石井道彌(1952文)、岩村隆行(2009法)、磯山亮(推薦校友)、伊藤徹(1969法)、大島二典(1969理工)、大野照藏(1964法)、小平道彦(1959理工)、勝見亮助(1970社会科学)、木本芳樹(1974理工)、國友康邦(1963商)、久保田節子(1972文)、栗原政博(1964政経)、小山雄一(1968法)、斉藤和久(1968理工)、佐藤俊雄(1958教育)、塩田智男(1956法)、瀧川清(1974政経)、竹内吉夫(1974商)、百々謙治郎(1975政経)、飛田護道(1960教育)、富澤七郎(1958商)、中村泰三(1966理工)、生井博美子(1966教育)、西村弘(1960教育)、野村吉宏(1961政経)、橋本勝弘(1981商)、平澤洋(1972政経)、比留間進(1971文)、二又祐一(1972商)、増田峰夫(1959法)、松尾寛敏(1973政経)、松村純夫(1976政経)、松本研二(1971商)、村上裕二(1985文)、森田健次(1971教育)、山田哲司(1976政経)、山本浩(1954政経)、横田康平(1955政経)、若林覚(1971政経)

第31回寄席研究会報告

 (クリックすると拡大されます)

今回の寄席研究会は、国分寺稲門会主催の「第十二回 国分寺寄席」を観賞しました。恒例の金原亭馬生一門を招いて開催されたものです。  
座席数370のホールが満席状態で、いつものことながらこの会の人気ぶりが分かります。

演じられた演目はすべて滑稽噺という珍しい構成でしたが、演者一同の熱演で笑いの連続でした。中でも馬生師匠の「稽古屋」はなかなか聴けない演目で、音曲や踊りの素養を充分活かした見事なものでした。

会場は圧倒的に高齢者が占め、そのうえ連日の猛暑続きで疲れが出たのか、開始から1時間ほど過ぎると、あちこちでコックリコックリする姿が見え、演者には気の毒な風景でした。

恒例の茶番劇「塩原太助青の別れ」のあと、目にも鮮やかな真っ赤なステテコ姿でかっぽれの総踊り、最後に謎かけで会場と一体化したところでフィナーレ。

◆日時:2024年9月10日(火)13時30分~16時30分
◆場所:国分寺市立いずみホール
◆出演者と演目:
前座  金原亭駒介    狸の札(さつ) 
二ツ目 金原亭小駒    堀の内
二ツ目 金原亭馬太郎   千早振る
真打  金原亭馬治    天狗裁き
真打  金原亭小馬生   太鼓腹
二ツ目 金原亭馬久    岸柳島
トリ       金原亭馬生    稽古屋

小平稲門会関係では、事前のエントリーで下記の方々が出席予定でしたが、自由に入場・着席のため、お姿を確認できなかった方も含まれます。
荒井・井垣・河崎夫妻・木本夫妻・國友・栗原・小山・佐藤(俊)・末次・滝川・百々・二又・松村・松本(研)・森田・山口(勝)・山本の皆さん(19名)。 

散会のあと国分寺駅前に移動し、有志7名で懇親会を行いました。

(文=佐藤)

10月20日(日)に
ホームカミングデー、稲門祭開催

早稲田大学が卒業後15・25・35・45・50年の校友を大学に招き、旧友や母校との絆を確かめる「ホームカミングデー」と、校友会最大のイベント「稲門祭」は10月20日(日)に行われます。

2024稲門祭のテーマは、実行委員会によると、早稲田大学のビジョン「世界で輝くWASEDA」への思いを込めた「輝け!早稲田」。記念品の売上を含む稲門祭の収益は「校友会奨学金」の原資となり、在学生の支援に役立てられます。
小平稲門会は、福引抽選会の景品に例年どおり「小平産大粒ブルーベリージャム」を協賛しました。
また、稲門祭の「キャンパス・庭園本部」に幹事の広山嘉彦さん、「奨学金記念品本部」に幹事の宮本義信さんを実行委員として推薦しました。

早稲田大学校友会東京三多摩支部は、コロナ渦で途絶えていた「サロン・ド・三多摩」を大隈庭園に出店します。小平稲門会も出品・販売します。担当は幹事の真砂紀彦さん。ぜひ、お楽しみください。

近隣稲門会麻雀大会
~小平は6位に終わる~

近隣稲門会の第13回麻雀大会が2024年8月17日(土)、東村山市の麻雀荘「園」で行われました。参加したのは、7稲門会8チームで、計32名。
対戦は、全5局。4局はランダムな組み合わせによる対局で、5局目は1~4局の得点の合計により、上位得点者から順次対戦相手が決まるという仕組み。

順位チーム名
 多摩稲門会
 東村山稲門会
 日野稲門会
 小金井稲門会
 国分寺稲門会A
 小平稲門会
 西東京稲門会
 国分寺稲門会B

今回、団体優勝を遂げたのは、初参加の多摩稲門会。小平稲門会は6位に終わりました。
【参加者】石井(伸)、坂本(故・坂本哲之助夫人)、鈴木(昭)、二又、山口(勝)[小金井稲門会のメンバーとして参加]

(麻雀同好会・山口)