第148回ニモクサロンの報告

・日 時:2025年7月10日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビックボックスC5室 電話042-566-6892
・会 費:3,000円
・参加者:5名。荒木・井垣・伊藤・松村・山本 (敬称略、五十音順) 

《報告》
☆ 今日は、初めて参加者が5名という少人数での開催でした。この異常な暑さの中、ご家族様からも、外出を心配されてのご参加だったでしょう。

取り敢えず、冷たいビールと唐揚やウィンナー、たたきキュウリで乾杯!
お料理を運ぶお店の方から、ここは天国ですねと言われてしまいました。

静かな午後のひと時でした


《今日の話題》・・・近況報告
☆ この暑さの中、8月はどうするかが議題に上がりました。ニモクサロンはただ集まって親睦を図るだけの会なので、黙々と毎月続けてきました。

休んだのは、東日本の大地震でお店の電力が供給されずに休業となった時とコロナの時でしたでしょうか。でも、この異常な気候は、年代を考えると危険だと結論が出て、また8月14日はお盆ということもあって、来月はお休みにすることに致しました。9月は第2木曜日開催です。
8月のニモクサロンはお休みです!

☆ 余剰金が無くなってしまったので、今月から会費が3,000円に値上げされましたが、お陰様で無事に会計も済ませることが出来ました。500円高くなりましたが、楽しい会話にはやはり美味しい飲物と食事が、何よりですね。(^_-)-☆

☆ ご常連の先輩方のお休みが多くなって寂しいとのお話が有ったので、荒木が代表してお電話でお話をして分かったご様子をご報告しました。また、皆さんのお顔が揃うと嬉しいですね。

☆ 5人の小さな食事会でしたので、話題も介護福祉の情報から始まり、日本の景気の話、アメリカと日本の関係など、あれもこれもと話のタネは尽きずに時間をオーバーするほどでした。みんな真面目に生きていますね。

☆ 松村さんから散策の会の「烏山寺町を歩く」(9月16日開催)の紹介が有り、皆さんの情報でますます期待が高まりました。散策の会で随分色々な所に行って面白かったという話まで発展して、今日も楽しい会で終わりました。

尚、14時から1.5時間、カラオケの会開催、4名の方が参加されました。
〔参加者〕荒木・増田・松村・山本(敬称略、五十音順) 

(文責:荒木) 

サントリーのワイナリー・蒸溜所見学ツアー

ワイン研究会は、サントリーに勤務しておられた、会員・若林s覚さんのご尽力で、10月にサントリー登美の丘ワイナリー、白州蒸溜所をツアーで巡ります。

登美の丘は甲府盆地に広がる広大なブドウ園で、9月にプチリニュウアルされます。葡萄畑も見物できる予定です。
また、白州蒸溜所は今ウイスキーブームで大人気。予約の取れない蒸溜所ですが、今回見学できることとなりました。途中立ち寄る、「道の駅はくしゅう」は名水「サントリー天然水」が無料でくみ取れます。

定員は20名、皆さんの参加を、お待ちしています。

・実施日=2025年10月16日(木)
・行 先=サントリー登美の丘ワイナリー、白州蒸留所
・スケジュール=次のとおり。
登美の丘ワイナリー 11時~12時30分
②「
道の駅はくしゅう」 ランチ 13時~13時40分
白州蒸溜所 14時~16時
・費 用=約15,000円(ワイナリー、蒸溜所のテイスティング付き)
・申込み先=河崎健治 電話: 090-1056-9311 Email: kenj042(at)jcom.home.ne.jp【(at)を@に置き換えてください】
(以 上)

小平稲門会会員の芦野さんが
日本水彩展「会員奨励賞」を受賞

東京都美術館で2025年6月23~30日に開催された第112回日本水彩展(主催=公益社団法人・日本水彩画会)で、小平稲門会会員・芦野信司さん(1979文)の作品『冬の傷跡』が「会員奨励賞」を受賞しました。

『冬の傷跡』


今回の水彩展には、日本水彩画会の会員274点、会友276点に加えて、高校生65点を含む一般入選者635点の計1,186点の作品が出品されました。
芦野さんは、『冬の傷跡』と題する作品を出品、「会員の部」で「会員奨励賞」を受賞しました。

第112回日本水彩展入賞者一覧

「会員奨励賞」を受賞した芦野信司さん

 

日吉台地下壕見学会に参加して

荒井 桂(1979商)

小平三田会(剣持庸一会長)主催の日吉台地下壕見学会が2025年5月24日(土)に行われ参加しました。日吉台地下壕は、太平洋戦争末期に帝国海軍が慶應義塾大学日吉キャンパスに掘った大地下壕です。

帝国海軍には連合艦隊司令長官は主力艦隊の先頭(旗艦)に立つという伝統がありましたが、1944年6月のマリアナ沖海戦の大敗で多くの艦艇が沈み、艦艇に余裕がなくなり海上にあれば撃沈される危険も考慮し、軍令部は連合艦隊司令部を地上に移すことにしました。
そこで①海軍省のある東京と横須賀軍港の中間にあって交通の便が良い、②学徒出陣と勤労動員で学生が激減した慶應義塾の堅固な校舎をそのまま使える、③キャンパスが広く地下壕が掘りやすい、④海抜40メートルの高台にあり無線の受信状態が良い、ということから1944年9月、連合艦隊司令部が海上の旗艦から地上の日吉に移ったのです。

翌年アメリカ軍の本土空襲が始まり、本土決戦に向け日吉は帝国海軍の全作戦部隊を統一指揮する最重要拠点になりました。

地下壕は堅牢な造りで中は自然換気が整い、息苦しいことはなく空気が冷んやりしていました。この日吉の司令部から1945年4月6日戦艦大和の出撃命令が発せられ、また特攻機敵艦突撃確認のモールス信号を受信していたことなど、この地下壕に集まった海軍の精鋭たちを悲惨な作戦遂行へと追い詰めたのは何だったのか、考えさせられます。

小平稲門会からの参加は私一人で、また初めての日吉キャンパスでしたが、小平三田会の皆さまに温かく迎えていただき貴重な時間を過ごすことが出来ました。

 

清瀬稲門会「オペラ鑑賞会」のご案内

早稲田大学校友会の清瀬稲門会(内田貞司会長)から、オペラ鑑賞会(レーザーディスクによる鑑賞会)のご案内がまいりました。

◆会場=清瀬市生涯学習センター 7階アミューホール(西武池袋線 清瀬駅北口から徒歩1分)
◆時間=開場13:00 開演13:30
◆演目=次のとおり。
(1)2025年8月10日(日) ワーグナー「ニーベルングの指環 ワルキューレ」(終了予定18:00)
(2)2025年10月5日(日)   ワーグナー「ニーベルングの指環 ジークフリート」(終了予定18:00)
(3)2026年1月11日(日) ワーグナー「ニーベルングの指環 神々の黄昏」(終了予定18:00)
(4)2026年2月8日(日) ヴェルディ「アイーダ」(終了予定16:30)
◆使用ディスク・言語=①ワーグナー ベルリン ドイツ オペラ 2021年盤 ドイツ語、②ヴェルディ メトロポリタン歌劇場 ニューヨーク 1989年盤 イタリア語
◆入場料=無料。支援カンパ歓迎 200円

 

第32回美術館を巡る会
府中市美術館「橋口五葉のデザイン世界」展の報告

2025年7月4日(金)、府中市美術館「橋口五葉のデザイン世界」展を訪れました。

元早稲田大学理工学部教授で洋画家の藪野健氏が10年にわたって館長を務めていましたが、3月末で退任。新館長の山村仁志氏から、美術館の概要と本展の見どころについてお話がありました。

府中市美術館前で


橋口五葉(1881~1921)は、夏目漱石に最も近かった美術家・装幀家でした。小説家としてのデビュー作「吾輩は猫である」の装幀を起点に、日本近代文学を代表する作家の装幀を次々と手掛けました。

アップルの創業者、スティーブ・ジョブスも熱心なコレクターでした。とりわけ「髪梳ける女」に魅入られていました。

髪梳ける女

橋口五葉は、鹿児島生まれ。橋本雅邦に日本画を学んだ後、同郷の黒田清輝の勧めで洋画に転じ、晩年は、新版画で幾多の傑作を世に出しました。その作品には、琳派や浮世絵とともに、ヨーロッパのアール・ヌーボーの影響も伺えます。

装幀や美術という枠組みを超えた「橋口五葉の豊穣なデザインの世界」を大いに堪能しました。

懇親会は武蔵小金井「割烹 真澄」。信州諏訪の蔵元から直送の銘酒「真澄」で酩酊、談論風発したひと時でした。

懇親会の会場「割烹 真澄」で


【参加者 (敬称略)】 河崎、小菅、小山、末次、瀧川、松村、山本、若林(文)

2006年キャンパスツアーの思い出

磯野昭彦(1961理工)

2025年6月20日に行われた夏の集い「キャンパスツアー」の写真を、うれしくなつかしく拝見しました。20年位前に小平稲門会で早稲田大学キャンパスツアーに行ったのを思い出したのです。

キャンパスツアーの模様を掲載した「小平稲門会報」(2006年9月1日号、1ページの一部)


2006年7月15日(土)、 30名が参加、雨模様ながら賑やかで楽しい日となりました。
案内の学生が2名でしたが、見るべきところは回ることができました。目玉の大隈記念講堂時計塔は外装大改修工事中で登れませんでした。

学生ガイドの説明を受ける参加者

工事中の大隈記念講堂

当時、写真担当の高木武二さん(1952理工)が欠席であったため、スナップの撮影は私のみでした。何枚かを添付します。

源兵衛は野球部のたまり場で店主夫婦と仲良しのようで、野球部100年記念パーティには 高田牧舎の店主とともに出席してました。高田牧舎の2軒隣の雀荘「早苗」は、私が通ったなつかしの娯楽場でした。

よく通った雀荘「早苗」


いろいろ思い出させていただき、ありがとうございました。

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2025夏の集い
「早稲田大学キャンパスツアー」を実施

今年の夏の集いは「早稲田大学キャンパスツアー」を実施した。

6月20日(金)までは、梅雨入りにもかかわらず連日30℃を超す夏日で熱中症を心配したが、当日は薄曇りで適当な風もあり比較的しのぎやすい天候であった。

参加者16名は13時30分に歴史館(1号館)入口に集合し、見学をスタートさせた。
歴史館には開校当時の写真があり、それはまさに水田に囲まれた「早稲田」の中に立つ校舎であった。

次の3号館(政治経済学部)では、小平稲門会の会員で、文学部の校舎を設計監理した小菅克己氏(1976理工学部建築学科)から、校歌にある「そびゆる甍」の屋根を再現して残し、その上に新しい校舎を乗せるという特殊な構造をした建物であるとの説明を受けた。

會津八一記念博物館(旧図書館)では大階段にある日本画〈明暗〉が横山大観・下村観山の両巨匠による合作と聞いて、このような作品が早稲田にあったのかと驚いた。これは、「学生が図書館で書物に触れることで知識が増えていく様子を日の出で表現した」といわれている。

會津八一記念博物館で

ただ2階の膨大な展示物を擁する展示室は閉鎖されており、鑑賞できないのが残念であった。

次の坪内博士記念演劇博物館へ移動する途中で大隈重信侯銅像の前で、全員で記念撮影を行った。近くにいた在学生に撮影を依頼したところ快く引き受けてくれ、流石に早稲田であった。

大隈重信侯の銅像前で

大隈記念講堂を背に


演博では2名の解説員の方に対応していただき、2グループに分かれて説明を聞いた。それは早稲田と演劇界のつながりの深さを感じるところであった。

最後の国際文学館(村上春樹ライブラリー)では来館者が静かに本を読んでいる状況のため、団体での見学はやめてそれぞれで自由に見学した。

11号館(商学部・国際教養学部)の1階テラスを最終の集合場所にして、ここから懇親会会場の源兵衛に向かった。源兵衛ではシュウマイ、フレンチポテト、焼き鳥、焼きそばといった昔さながらの料理が出され、源兵衛の酒といえば「天鷹」で舌つづみを打った。

懇親会会場「源兵衛」で


集まり散じて人も校舎も変わってしまったが、大隈重信侯銅像前から眺めるキャンパスが醸し出す雰囲気は60年前と変わらぬ早稲田であった。

(文=イベントグループ・松尾談敏)

【参加者(50音順、敬称略)16名】
大島二典(1969理工)、梶川 允(1968理工)、栗原政博(1964政経)、小菅克己(1976理工)、小山雄一(1968法)、佐藤俊雄(1958教育)、竹内吉夫(1974商)、中村泰三(1966理工)、平澤 洋(1972政経)、松尾寛敏(1973政経)、松村純夫(1976政経)、松本研二(1971商)、真砂紀彦(1983法)、山田哲司(1976政経)、山本 浩(1954政経)、若林 覚(1971政経)

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