第37回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第37回例会を4月21日(金)に開催しました。

・日  時: 平成29年4月21日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(徹)、河崎、国友、栗原、斎藤(ゲスト)、篠原夫妻、佐藤(俊)、末次、冨平、早川、村木、山本、、以上15名 (50音順・敬称略)

キスヴィンワイナリー(甲州市)の醸造責任者・斎藤まゆさんをゲストに迎えた4月例会。ワインに魅せられて早稲田を中退、カリフォルニア州立大学でワイン醸造を学び、ワインの世界に飛び込んだ斎藤さんを昨年の4月例会にゲストとして招いたことが縁となって、昨秋晴れて「推薦校友」となったワイン業界注目の若き後輩との再会とあって、歓迎する和やかな雰囲気のなかで会は始まった。

歓迎の挨拶をするワイン研井垣会長

歓迎の挨拶をするワイン研井垣会長

この日のワインの主役はもちろん「キスヴィン」のワイン。自社畑で栽培の60種 のなかから選りすぐりのぶどうで醸造された自慢の「ロゼ、白、赤ワイン」が6本、フランス、イタリア産のワインも今日ばかりは、控えめにテーブルに並んだ。

緊張気味?な今日のソムリエ2人

緊張気味?な今日のソムリエ2人

会はまず栗原稲門会会長の発声で、斎藤さん推薦校友へのお祝いと今後一層の活躍を祈念して「キスヴィン シラー ロゼ」で乾杯。このロゼ、今年リリースしたばかりのシラー種100%の逸品。「ワイナリーでは完売です。ワイン研のために確保した世の中に600本しかないうちの1本です」と斎藤さん。

栗原会長の音頭で乾杯

栗原会長の音頭で乾杯

そして「皆さんに再会できて嬉しい。校友に推薦していただいて、人のつながりが強いワセダの『力』を改めて感じました」とのあいさつのあとは、キスヴィンワインを飲みながら参加者からは次々と質問が続いた。

質問に答える斎藤まゆさん

質問に答える斎藤まゆさん

この日のために「富士の国・やまなし館」(八重洲)で「キスヴィン ホワイトジンファンデル」を求めて持参したSさん。店員に「キスヴィンワインの特徴って一言でいうと何?」と問うと「こだわり デス!」という答えが返ってきたという。
「5ヘクタールのぶどう畑を5人のスタッフで栽培するなど働き方についても改革をしている。キスヴィンはホワイト企業」「畑では水を吸わせるため雑草も大切にしている」「ぶどうの出来の良し悪しを天候の所為にはしたくない。それらをクリアーしてこそプロ」などと歯切れのよい口調で質問に答える。 なかでも、「私たちは力仕事が多く、嗅覚も鋭くなくてはいけないので、口腔内を大切にとスタッフは歯の治療など口元ケアに努めている」などと、キスヴィンの「こだわり」はブドウ栽培と醸造だけではないことも知った。

熱心に話を伺います

熱心に話を伺います

カサ グランデ特製の料理を食べながら、「キスヴィン甲州」の上級タイプ「甲州レゼルヴ」。フレンチオーク樽、ステンレスを使ってのマロラクティック発酵の「シャルドネ」。自社畑で栽培の23種類のマスカット系ぶどうを使用して一つのワインにまとめた「ブラン」など、次々と味わっていって最後は赤の「ルビー」に。実はキスヴィンの赤ワインも完売でワイナリーには1本もなく、斎藤さん私用のストックからのワイン研へのプレゼント。

美味しいワインとお料理で幸せ

美味しいワインとお料理で幸せ

いまだ生産本数は少ないものの、世界に通じる高品質ワイン造りを目指すキスヴィンブランドは評価が高まっているが、その一例が、当会でも度々紹介のコミック『神の雫・マリアージュ』(講談社)の最終章に「キスヴィン甲州」が「国境を越えて愛されるモノのイメージ」として登場したこと。が、この掲載はご本人たちには寝耳に水、畑で忙しく作業中に知人たちからの相次ぐ電話で初めて知ったという。後日、作家から「キスヴィン製品をすべて飲んでみて『甲州』を選んだ」と聞いたとのエピソードに「ミシュランみたい」との声も。

我らみんなまゆさん応援団!!

我らみんなまゆさん応援団!!

キスヴィンワインを飲み干したあとは、新潟出身・Iさん持参の「岩の原ワインの「深雪花(みゆきばな)」、ブルゴーニュ、イタリアの赤ワインと前回からの持越しワインを次々と抜栓して会は一層賑やかに会話が弾んでいった。

まゆさん頑張って下さい!

まゆさん頑張って下さい!

かくして予定の時間はあっと言う間に過ぎていってコーヒータイムに入り、最後にワイン研会長から斎藤さんにお礼と激励の言葉を述べ、全員でまゆさんを囲んで記念撮影をして4月例会を終えた。

まゆさんを囲んで笑顔の記念写真

まゆさんを囲んで笑顔の記念写真

散会の後はいつもよりチョッピリ少ない6名が恒例のカラオケで得意のノドを競った。
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次回の例会は、5月19日(金)に「カサ グランデ」で開催します。会費は2,000円+ワンコイン(持参ない方。任意)。ワイン愛飲家はモチロン、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切は5月14日(日)ですが、参加申込は14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471)まで。

 (文=井垣、写真=荒木)

 

二~三分咲きの寒空の下で「お花見会」を決行!

2017年4月1日(土)11時30分、小金井公園、前日からの雨も止んだが、4月としては記録的な寒さの中、小平稲門会の有志が参集して「春のお花見会」が開かれた。

元気に全員で「乾杯!」

元気に全員で「乾杯!」

今年は早々の開花宣言があり、本日あたりは満開のはずだったが、その後寒さが続き、桜もお休み。しかも、西東京稲門会と小金井稲門会と一緒に楽しむはずが、彼らは中止・順延。
そんな中でも「桜まつり」が開催されており、若い娘たちが踊りを披露していた。

寒空の下「桜まつり」も頑張る

寒空の下「桜まつり」も頑張る

一同飲んだ、食べた 後半は天気も回復 全員笑顔一杯

一同飲んだ、食べた。後半は天気も回復、全員笑顔一杯


例年通り、二次会を花小金井の「手打ちうどん甚五郎」で開催、暖かい部屋で、改めての乾杯と懇談が続いた。特に、日本海側の温泉紀行のお話は印象的であった。

今年は小雨と寒さ、それでも14名の我らが強者が楽しんだ記憶に残るお花見会となった。

(中村泰三 記)

【当日参加者14名】
石井道彌(27文)、大島二典(44理工)、小川浩史(35法)、河崎健治(46政経)、国友康邦(38商)、栗原政博(39政経)、小山雄一(43法)、篠原哲(46理工)、竹内吉夫(49商)、中村泰三(41理工)、二又祐一(47商)、松尾寛敏(48政経)、松村純夫(51政経)、村木央明(46政経)

早稲田だより 2017年4月号

ニュース
競走部OB・大迫 傑選手がボストンマラソンで3位に入賞
~瀬古利彦さん以来30年ぶりの表彰台~

第121回ボストンマラソンが4月17日、米国ボストンで行われ、早稲田大学競走部OBの大迫 傑選手(2014年スポーツ科学部卒、ナイキ・オレゴンプロジェクト所属)が初マラソンで力走。2時間10分28秒の好タイムで3位に入賞しました。
同マラソンでわが国の男子選手が表彰台に上がるのは、1987年に優勝した同じく競走部の瀬古利彦さん(1980年教育卒)以来30年ぶり。

詳細はこちら


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万1,772人が新たな門出迎える
~3月下旬の3日間で2016年度卒業式を挙行~
3月24-26日の3日間、大隈記念講堂などで2016年度卒業式が行われ、学部卒業者9,084人、芸術学校卒業者44人、大学院修士課程修了者1,934人、大学院専門職学位課程修了者506人、博士学位受領者204人の計1万1,772人が新たな門出を迎えました。このうち、海外からの留学生は750人でした。
詳細はこちら

【画像で見る卒業式】
早稲田での思い出を噛みしめる卒業生達
アルバム2016年度卒業式・修了式・学位授与式

【イベント】
■會津八一記念博物館
(1)富田万里子コレクション長崎版画展
富田万里子氏より受贈した阿蘭陀関係資料のうち、錦絵とは異なる技法を用いた、異国情緒あふれる長崎版画を紹介。入館無料。
・日時: 5月10日(水)-6月17日(土) 10:00-17:00 (日曜・祝日は閉館)
・会場: 會津八一記念博物館1階企画展示室
詳細はこちら

(2)武者小路実篤の書画
白樺派の小説家として知られる武者小路が晩年に描いた野菜や花の絵画を中心に、書を添えて展示。入館無料。

・日時: 5月16日(火)-6月24日(土) 10:00-17:00 (日曜・祝日は閉館)
・会場: 會津八一記念博物館1階 富岡重憲コレクション展示室
詳細はこちら

(以 上)

 

第46回ざる研 新宿「さらしな田無店」 報告

1.日    時: 2017年4月17日(月)12時、西武新宿線田無駅改札集合
2.場    所: 西東京市田無町4-3-17「さらしな田無店」電話042-450-6333
3.参加者: 荒木、井垣、伊藤徹、小川、木本、栗原、篠原、末次、滝沢、竹内、百々、野村、早川、福田夫妻、堀田、村木、山本(18名)
4.費    用: 84,840÷18=¥4,713.3 @¥5,000集金、残額¥5,160は貯溜
5.前置き: 当店名物の掘り炬燵席は満席19のところ、ぎりぎりの18名。今回が3回目だが、3連続参加者は荒木、伊藤徹、堀田、山本の4名。本日ご夫君の葬儀のため小林弘子さんが参加できなかったのは残念だった。

故小林秀雄さんへの献杯。寂しくなりました・・・

故小林秀雄さんへの献杯。寂しくなりました・・・


6.経  過:

先ずキリンビールで故小林秀雄さんへの献杯からスタート。お摘みは揚げそばとルチンたっぷりのそば豆腐、鮮やかな緑は蕎麦の葉だそうだ。お酒はやはり小林さんの出身地に因んで新潟長岡の「柏露」にしたが、直ぐに飲みあげてしまい、飲みなれた多摩の「澤乃井」となったが、これまた長続きせず、最後は北海道旭川高砂酒造の辛口「法螺吹き」とは随分よく飲んだものだ。
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料理は鴨焼、川海老の唐揚げ、玉子焼き、蕎麦掻きかきっ放し(湯桶に浮かべたそばがきではなく、掻いたままのそばを小皿に盛り付けてある)。そして最後は留萌(ルモイ)など北海道産そばの芯を使った真っ白なさらしなのもりで打ち止め。店の前で記念撮影をしてお開きとなったが、直ぐ近くのカラオケ店ファンタジーへ10名が流れ余韻を楽しんだ。

「さらしな田無店」の前で集合写真。皆さんのお顔が赤いのは私のせいではありません(カメラより)

「さらしな田無店」の前で集合写真。皆さんのお顔が赤いのは私のせいではありません(カメラより)

7.その他:
次回5
月度のざる研は荻窪・本むら庵で、5月15日(月)11時40分JR荻窪駅西口集合、費用は@¥4,500程度、5月11日(木)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(文:山本 写真:荒木)

 

 

 

前進座「裏長屋騒動記」のご案内

前進座5月公演 山田洋次監督・脚本
==裏長屋騒動記~落語「らくだ」「井戸の茶碗」より==

観劇の会から、今回はご紹介・宣伝です。落語の「らくだ」「井戸の茶碗」より、映画監督の山田洋次さんが監督・脚本を手がけた江戸の笑い。武士のプライドと屑屋の良心――可笑しくてちょっぴり苦い、江戸の長屋の底抜け大騒動!
山田監督は「どうぞ、ご見物の時には、舞台の俳優さんと同じ空間で、笑いや喜びを共有して、にぎやかに大声で笑いながらお楽しみください」とおっしゃっています。
今回は、小平稲門会会員で前進座座右の志村さんからのご案内で、ご本人は出演されません。

日         時: 5月11日(木)~22日(月)開催日は添付のリーフレットを参照
              午前の部は11時30分開演、午後の部は16時開演
会         場
: 国立劇場(半蔵門)大劇場

入    場    料: 二等席 4,200円を1割引きで。
申込み締切: 4月30日(日)までに、穂積(携帯090-3572-8445またはFAX042-332-2821)へ。日時、枚数をご指示ください。代金は当日受付で「志村扱い」と言っていただいてお支払ください。

「裏長屋騒動記」 のリーフレットは、こちら

*今回は、私が参加できませんので、チケットの斡旋のみで、終了後の交流会の予定はありません。

(穂積)

 

第47回ざる研「荻窪・本むら庵」のご案内

もう一度行ってみたいお蕎麦屋さんの最初に選ばれた店、そろそろ剣菱の角打ちも懐かしくなってのご案内です。

1.日       時: 2017年5月15日(月)11時40分、JR荻窪駅駅西口改札集合
2.場       所: 東京都杉並区上荻2-7-11 荻窪・本むら庵 電話03-3390-0325
3.費        用: @¥4,500程度
4.参加申込: 5月11日(木)までに世話人・山本 浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。
5.そ  の  他: 6月度のざる研は6月20日(火)、「野川・御狩野そば」で、11時30分JR三鷹駅改札集合、費用@¥4,500程度を予定しています。

以 上

第84回ニモクサロンの報告

●日  時:2017年4月13日(第2木曜日)12:00-14:30
●場  所:東大和市駅前・BIGBOX 東大和 B1室  042-566-6892
●会  費:2,500円(1,000円以内の昼食+飲み物+室料1,050円)
●参加者:14名。荒木・井垣・伊藤(徹)・小川・小平・久保田・佐藤(俊)・佐藤(良)・鈴木(昭)・滝沢・野村・村木・山本・横田 (敬称略、五十音順)

桜の花が未だ咲き誇っていて、今年は長い期間お花見が楽しめます。今日は久し振りに村木さんのご参加が有り、14人の方がお出かけ下さいました。

今日も和やかに食事が続きます

今日も和やかに食事が続きます


今日は、悲しいお話と嬉しいお話をしなければなりませんでした・・・。
小平市でも、小平稲門会でもご活躍され、またこのニモクサロンにも奥様とご一緒にご参加下さって、いつも楽しい話題を提供して下さった小林秀雄先輩が、昨日12日に78歳でご逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。悲しいお別れです・・・。

井垣さんから、伊藤先生の近況がお話されました。お電話があり、1日3回のリハビリを頑張っていらっしゃるそうです。怪我をされたところ以外は普段と変わりなく健康で、電話口のお声はとてもお元気そうだったそうです。さすが伊藤先生!! ニモクサロンにお顔を見せて下さる日もそう遠くはないと、皆さん本当に嬉しそうでした。良かった!

同好会活動のご連絡が少しあります。
4月の活動
17日(月)ざる蕎麦研究会の「さらしな田無店」は、19名のご参加です。
21日(金)ワイン研究会は、申し込みが多く、現在3名がキャンセル待ちです。

28日(金)名曲を聴く会は、お店の都合で今月はお休みになりました。6月は通常です。

例年行われていた「早慶レガッタ」応援は、今年はお休みだそうです。
5月の活動
13日(土)散策の会が皇居東御苑を周ります。詳細はHPに掲載します。
15日(月)ざる蕎麦研究会は、荻窪「本むら庵」に行きます。詳細はHPに掲載します。

25日(木)映画研究会が新宿バルトで「たたら侍」鑑賞。詳細は決まり次第発表します。 

同好会ではありませんが、14日石井さん出演の「ノーザンシックス」演奏会、また、6月25日には塩田さん、福士さん出演のK・Kメンネルコール演奏会。HP掲載中です。

残り時間は、エジプト旅行に行っていらした佐藤(俊)さんのお土産話を伺いました。
11月に8日間、300名参加、チャーター便での遺跡の観光旅行、エジプトは日本人観光客が多かったそうです。キリスト教教会が襲撃されて以来、警戒が厳重になり、レントゲンチェックが空港以外でも行われ、自動小銃を携帯しての警備は物々しかったそうです。
2~3月は砂嵐、夏は50度にもなるエジプトですが、吉村作治の早稲田ハウスには、Wの旗がはためき、エジプトは遺跡の国、ピラミッドの中にも入っていらしたそうですよ・・・。

(文・写真=荒木)

 

 



 

第34回散策の会 のお知らせ

散策の会の第34回例会は、「皇居東御苑を巡る」です。 

【日時・集合場所】
平成29年5月13日(土) 14時
東京メトロ大手町駅 C10出口地上に集合
【経 路
大手町駅―大手門―三の丸尚蔵館―同心番所百人番所―二の丸庭園―大番所―富士見櫓―松の廊下跡―富士見多聞―本丸跡―天守台―桃花楽堂―北詰橋門―竹橋駅(解散)
【参考情報】
(1)歩行距離は2.5キロ程度。登り下りが数か所。
(2)トイレは皇居の中に数か所。
(3)解散後、希望者で懇親会を実施。4,000円程度。

  「米家ル(まいける)」(高田馬場駅前・稲門ビル 03-6233-7881)

【申し込み】
5月11日(木)までに、滝沢(042-345-0953)あてにお願いします。

(以 上)