「第32回映画鑑賞会のご案内 その①」でお知らせした「雪風 YUKIKAZE」(原作=長谷川康夫)の上映スケジュールが決まり、映画研究会は次の要領で鑑賞会を行います。
映画の「あらすじ」は、こちら。
Category Archives: 映画研究会
第32回映画鑑賞会のご案内 その①
第32回映画鑑賞会を下記の通り開催いたします。
尚、集合時間等は上映開始時間が未公表のため8月13日(水)前後に改めて(案内その②)でお伝えいたします。
記
◆鑑 賞 日:2025年8月19日(火)
◆映画の題目:「雪風 YUKIKAZE」(原作=長谷川康夫)
・監督:山田敏久
・キャスト:竹野内豊、玉木宏、奥平大兼、中井貴一、當真あみ、田中麗奈、片岡久道ほか
(映画のあらすじ)
題名の「雪風(=実在)」は太平洋戦争時に出動した甲型駆逐艦38隻中の1隻の艦名である。「雪風」は 多くの海戦に参戦しながら数々の死線を乗り越えて38隻中ただ1隻、ほとんど無傷で終戦を迎えた。但し、映画の臨戦画面はそう多くない。
映画は艦長(=主人公)と乗組員、それらの家族などが太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代に繋がる激動の時代を懸命に生き抜いた姿と運命が壮大に画かれている。
尚、この映画は史実に基づいた画面も多く「雪風」の寺内正道艦長(1978年没)をモデルにしたとされている。
◆上 映 館 :新宿ピカデリー
◆料 金:①シニア¥1,300、②一般¥2,000
・チケットは鈴木が用意いたします
◆集 合 場 所 :新宿ピカデリー2階のチケット売り場前
◆集 合 時 間 :未定
◆上映開始時間:未定
◆懇 親 会:鑑賞後に開催予定(会費:¥2,500前後)
◆参加申込み:鑑賞会、懇親会の参加、不参加を併せて8月15日(金)まで下記にお申し込みください。
尚、鑑賞チケットを事前にインターネット予約する関係で、8月16日(土)以降の参加取り消しは料金をいただきます。
◆申込み先:鈴木昭助
・携帯:080-6519-8720
・Email:k5sytth7(at)jcom.zaq.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】
(以 上)
2025年7月17日
鈴木昭助
第31回映画鑑賞会の報告
第31回映画鑑賞会を下記の通り開催いたしました。
記
■鑑 賞 日 時:2025年5月26日(月)10:50~12:35
■上 映 館:新宿ピカデリー
■映画の題目:「父と僕の終わらない歌」
*映画のあらすじと感想
一人息子がいて、認知症を患った音楽好きで楽器店を営む父を支えるその妻や街の仲間との物語である。とりわけ時には怒鳴られたりしても献身的に父を支える一人息子との関係を主に画いていた。
映画は、街の仲間の結婚披露宴に参列し父子が車で帰宅しようとハンドルを持った父がふと帰路を忘れ、息子に教えを請う画面から始まった。後日、父は息子と妻と共にクリニックを訪れた際にアルツハイマー型認知症と診断された。
認知症を患った父は、楽器店の客の顔を忘れる、免許証を返納しているのに運転しようとする、徘徊する、感情の起伏が激しくなり家財を投げ壊す、アイロンを消し忘れる、息子の顔と名前さえも忘れるようになった。
そんな中でも息子は一生懸命に父を支えようと共に車に乗り好きな音楽テープをセットすると、父は歌う時だけ正気に戻り歌詞も忘れず大変楽しそうに歌っていた。また、家族3人での夕食時では妻が明るく振舞い父はとても幸せそうだった。
映画の最後の画面は息子と街の皆の協力を得て父の若かりし頃の夢だったレコード出版するためのオーデションも兼ねたライブがあり、ここでも歌う時だけは正気に戻りステージの上で息子と一緒に幸せそうに大声で歌う心温まる場面であった。
全般を通して息子、妻、街の仲間皆の献身的な支えが印象だった。
鑑賞後に私自身は余生で認知症には罹りたくないとの気持ちを一層強くしたが、完全な予防策、完治方法がない現時点では自分の体でありながら自身の意思ではどうにもできない。ただ神のみぞ知るの心境。
ある統計では2025年に日本人の高齢者認知症患者は約700万人で、65歳以上の高齢者の5人に1人は罹る身近な病のようです。
【参加者】(4名、50音順、敬称略)
荒木・末次・鈴木・瀧川
【懇親会】(参加者4名)
・場所=「日本料理 三平」
・経費=¥8,680
・集金=¥2,500×2名、¥2,180×1名、¥1,500×1名(今回過不足なし)
・今回繰越=前回繰越¥2,630
(文=鈴木昭助)
第31回映画鑑賞会のご案内①
第31回映画鑑賞会を下記の通り開催いたします。
尚、集合時間等は上映開始時間が未公表のため、5月23日(金)前後に改めて(案内②)でお伝えいたします。
記
◆鑑 賞 日:2025年5月26日(月)午後からの鑑賞予定
◆映画の題目:「父と僕の終わらない歌」(ノンフィクション)
・監督:小泉徳宏
・キャスト:寺尾聡・松坂桃李・佐藤浩市・三宅裕司・松坂慶子ほか
(映画のあらすじ)
楽器店を営み若いころは歌手を夢見ていたが息子のために諦めた父が、外出して自宅の場所も分からなくなったことからアルツハイマー型認知症と診断された。父は、息子の名前も忘れるなど稀に感情の起伏も激しくなった。その父が歌を歌う時だけいつもの父に戻る様子を息子が中心になり、家族、仲間と歌で父を献身的に支える日々を映した感動のノンフィクション作品。
尚、この映画は2016年に英国内での実話をYouTubeで6,000万回以上再生され著作されたものをもとに、小泉徳宏監督が映しだしたものです。
YouTuBeは同じ境遇にある世界中の家族に感動と希望を与えている。
◆上 映 館 :新宿ピカデリー
◆料 金:シニア¥1,300 一般¥2,000
・チケットは鈴木が用意いたします
◆集 合 場 所 :新宿ピカデリー2階のチケット売り場前
◆集 合 時 間 :未定
◆上映開始時間:未定
懇 親 会 :鑑賞後に開催予定(会費:2,500前後)
◆参加申し込み:鑑賞会、懇親会の参加、不参加を併せて5月23日(金)まで下記に申し込みください。
尚、鑑賞チケットを事前にインターネッ予約する関係で5月23日(金)以降の参加取り消しは料金をいただきます。
◆申込先:鈴木昭助
・携帯:080-6519-8720
・ Email:k5sytth7(at)jcom.zaq.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】
(以 上)
2025年4月7日
鈴木昭助
第30回映画鑑賞会の報告
第30回映画鑑賞会を下記の通り開催いたしました。
記
■鑑 賞 日 時:2024年9月17日(火) 13:15~15:25
■上 映 館: 新宿ピカデリ―
■映画の題目:「スオミの話をしよう」(脚本・監督=三谷幸喜)
*映画のあらすじと感想
(あらすじ)
主人公の名前「スオミ」はフィンランド語で自国の“フィンランド”と云う意味。監督がある洋画を見た際に字幕に“Suomi”の文字を発見したのがきっかけで深い意味は無いとのコメントが載っているが、作品は最終的にはフィンランドが関係している。一人の女性(スオミ)を巡り性格の異なる現在と過去の5人の夫(スオミの)が繰り広げるコメディーとサスペンスを含んだ作品である。
ある日、5番目の夫である作家で富豪の妻(スオミ)は子供を学校に送った後に行方不明になり、刑事である4番目の夫が捜索願届け出を勧めるが、作家は自分が富豪であることを知れ渡ることを恐れ拒否し続けた。
行方不明を知って心配した他のもと夫3人も加わり5人の夫が作家の家に集まったが、もと妻の行方不明をよそに各々が自慢げに「自分が最もスオミを愛していた」、「離婚してからも月に一度はスオミと会っていた」、「自分はスオミに小遣いをあげていた」などと競って勝手なことを話していた。そんな時に誘拐犯と名乗る者からスオミの身柄引き換えに3億円をセスナ機で相模原公園に落とすようにと電話があった。2番目の夫が所有していたセスナ機に5人乗り込み、皆で集めた3億円を投下した。(5人の夫が集まってから3億円を落とすまでの画面は面白おかしかった)
誘拐犯はスオミが主犯格で、スオミの幼友達、そして作家の使用人の3人であり、3億円の使途はスオミと幼友達が将来フィンランドで優雅な余生を送ろうとする為のものであった。
スオミは上記のように時を別にして5人の夫と生活を共にしているが、スオミ自身は各々の夫が思っていたような人間とは見た目も本性も全く違っており、夫が変わるたびに夫のライフスタイルに併せている器用な女性と思えた。
(感想)
三谷幸喜の作品は「真田丸」、「鎌倉殿の13人」、「清須会議」の時代物だけ見たことがありますが、「スオミの話をしよう」のような現代もののコメディーとサスペンスを含んだ映像は初めて観ました。面白かったです。
【参加者】(5名、50音順、敬称略)
荒井・鈴木(昭)・瀧川・松村・山本
【懇親会】(参加者5名)
・場所=「日本料理 三平」
・経費=¥11,880(¥2,376/人)
・集金=¥2,370/人(計¥11,850) 不足¥30
・今回繰越=(前回繰越¥2,66
(文=鈴木昭助)
第30回映画鑑賞会
「スオミの話をしよう」のご案内(その1)
第30回映画鑑賞会を下記の通り開催いたします。
尚、上映開始時間が未公表のため9月14日(土)に改めて集合時間を含め「ご案内(その2)」でお知らせいたします。
記
◆鑑 賞 日:2024年9月17日(火)
◆映画の題目:「スオミの話をしよう」
・監督/脚本:三谷幸喜
・キャスト:長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、宮沢エマ、
坂東彌十郎・瀬戸康史・戸塚純貴
・上映時:115分
・映画のあらすじ:次のとおり。
大富豪(寒川)の妻である(スオミ)が行方不明になる。大事にしたくない寒川は知人の警察官に極秘でプライベート捜索を依頼するが、それを知ったスオミの過去の夫4人が寒川家にやって来て、彼らはスオミの安否そっち抜けで誰が一番スオミに愛されていたかを語り合う。然し、それぞれの夫が語るスオミの性格も見た目も、スオミ本人とは全く違っていた。
スオミと現在、過去の夫5人が繰り広げる三谷幸喜が監督、脚本のサスペンスコメデー作品。
◆上 映 館 :新宿ピカデリー
◆料 金:シニア¥1,300 一般¥2,000
・チケットは鈴木が用意いたします
◆集 合
・場所:新宿ピカデリー2階 チケット売場前
・時間:未定
◆上映開始時間:未定
◆懇親会:鑑賞後に予定しています(会費:¥2,500前後)
◆参加申し込み
鑑賞会、懇親会の参加・不参加を併せて9月13日(金)までにお申し込みください。
・鑑賞チケットを事前にインターネット予約する関係で9月14日(土)以降の参加取り消しは料金をいただきます。
◆申込み先:鈴木昭助
・携帯:080-6519-8720
・Email:k5sytth7(at)jcom.zaq.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】
(以 上)
2024年8月5日
鈴木昭助
第29回映画鑑賞会の報告
第29回映画鑑賞会を下記の通り開催いたしました。
記
■鑑 賞 日 時:2024年4月1日(月) 12:15~15:25
■上 映 館: 新宿バルト9
■映画の題目:「オッペンハイマー」
*映画のあらすじと感想
(あらすじ)
この映画は第二次世界大戦時に米国で原子爆弾を開発したユダヤ系移民族である物理学者のロバート・オッツペンハイマー「以下(オ)と記す」の栄光と挫折、苦悩と葛藤が画かれている。
(オ)がハーバード大学卒業後、英国、ドイツの留学から帰国し1943年カルフォルニア大学の教授をしていた時に軍がドイツ、ソ連より早く原子爆弾開発するためのプロジェクト「マンハッタン計画」のリーダーに指名された。(オ)は全米の優秀な科学者を率いてニューメキシコ州の砂漠に研究実験場を造り1945年7月16日に核実験に成功した。
当初、原子爆弾投下はドイツを想定していたが、原子爆弾開発時点でドイツは降伏していたために戦争早期終結を口実のもと日本国内のいくつかの候補の中から広島市と長崎市の両市に投下された。(オ)は両市の凄惨さを知り苦悩し、はたして原子爆弾開発は正しかったかと自分自身葛藤した。
(オ)は原子爆弾の威力を知ってから戦後に原子力委員長のストローズ氏が主張した原子爆弾より惨い水素爆弾のソ連との開発競争に強烈に反対した。(このことがストローズ氏と溝が深まった)また、(オ)の結婚前の恋人、妻そして(オ)の友人が共産党員だったことで(オ)がソ連のスパイだと疑われストローズ氏の陰謀もあり、1954年開かれた裁判のような公聴会で(オ)は公職追放となった。ちなみに(オ)本人は共産党員ではなかった。
なお、後年ストローズ氏に対しても公聴会がおこなわれた。公聴会は彼が商務長官として相応しい裁量があるかの確認することであったが、(オ)の公職追放時の話題も出て結局は長官にはなれなかった。
(感想)
・核実験の画面はあるが、(オ)は科学者でありながら広島市、長崎市の両市の原爆投下後を検証した画面が何もなかった。惨い画面を排除したかったのか、或いは日本国内で上映されることを考慮したのか。(監督は両市投下後の画面のないことをほかの理由としている)
・画面では登場人物が多数だったこと、話題により画面がカラーとモノクロに度々いれ替わり理解しづらい場面があった。
・核実験時の大爆発音と画面いっぱいに光線が混じった炎の音響と映像は迫力があった。
・長編であったが興味深く時間経過を感じなかった。
・画面には無かったが(オ)は広島市、長崎市の両市を原子爆弾投下直後の1945年9月に現地視察し、凄惨な情景を目のあたりにしている。
【参加者】(6名、50音順、敬称略)
荒井・井垣・伊藤・鈴木(昭)・瀧川・山本
【懇親会】(参加者4名)
・場所=「日本料理 三平」
・経費=¥12,160.-
・集金=¥3,040.-/人
・今回繰越=前回繰越¥2,66
(文=鈴木昭助)
第29回映画鑑賞会
「オッペンハイマー」のご案内(その2)
第29回映画鑑賞会の上映スケジュールが公表なりました。
下記の要領で鑑賞いたします。
記
1.鑑 賞 日=2024年4月1日(月)
2.映画の題題=「オッペンハイマー」
3.上 映 館=新宿バルト9(新宿丸井アネックスが入っているビル)
・住所=新宿区新宿3-1-26 新宿三丁目イーストビル9階
・電話=03-5369-4955
4.入 場 料=シニア料金1,300円
5.集合場所=新宿バルト9 9階チケット売場前
6.集 合 時 間=11:45
7.上映開始時間=12:15
8.上映時間=12:15~15:25
◆オッペンハイマー」のご案内(その1)は、こちら。
◆連絡先:鈴木昭助
・携帯: 080-6519-8720
・Email: k5sytth7(at)jcom.zaq.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】
(以 上)
第29回映画鑑賞会
「オッペンハイマー」のご案内(その1)
第29回映画鑑賞会を下記の通り開催いたします。
上映開始時間、集合時間は、公表予定日3月27日(水)に改めて「ご案内(その2)」でお知らせいたします。
記
◆鑑 賞 日:4月1日(月)
◆映画の題目:「オッペンハイマー」(アメリカ映画)
・原子爆弾開発者のノンフィクション映画
・カイ・バード&マーティン・J・シャーウィン著『「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』の映画化
・上映時間180分(トイレ休憩有無は未定)
・映画のあらすじ(映画の解説から抜粋)
第二次世界大戦下、アメリカ政府は原子爆弾開発のための極秘計画を立ち上げた。この計画のリーダーに指名され後に「原爆の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者達を率いて世界で初めて原子爆弾の開発に成功した。
然しながら、原子爆弾が実戦で投下されると自身は広島、長崎を投下翌年に視察し自らの功績が良心の呵責に苛まされ、戦後はさらなる威力を持つ水素爆弾の開発反対を世界に訴えた。このことはソ連と開発を争っていた軍部から大変な反発を受けた。
また、冷戦時には政府からソ連のスパイ疑惑を持たれ、私生活も常にFBIの監視下に置かれるなど生涯にわたり抑制され続けた。
映画は「原爆の父」と呼ばれた男の一生を通しての栄光と挫折、苦悩と葛藤が画かれている。
ゴールデングローブ賞受賞作品で現在、世界興行収入1,300億円の大ヒットを記録し実在する人物を描いた伝記作品としては歴代No. 1である。
◆上 映 館 :新宿バルト9 電話03-5369-4955
・住所:新宿区新宿3-1-26 新宿三丁目イーストビル9階
(新宿マルイアネックスが入っているビル)
・上映開始時間 :未定
◆料 金:シニア¥1,300 一般¥2,000
・チケットは鈴木が用意いたします
◆集 合
・場所:新宿バルト9 チケット売り場前(9階)
・時間:未定
◆懇親会:鑑賞後に予定しています。(会費:¥2,500前後)
◆参加申し込み
・懇親会の参加、不参加を合わせて3月28日(木)までに申し込みください。
・鑑賞チケットを事前にインターネット予約する関係で3月29日(金)以降の参加取り消しは料金をいただきます。
◆申込み先:鈴木昭助
・携帯:080-6519-8720
・Email:k5sytth7(at)jcom.zaq.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】
(以 上)
第28回映画鑑賞会の報告
「こんにちは、母さん」
第28回映画鑑賞会を下記の通り開催いたしました。
記
■鑑 賞 日 時: 2023年9月5日(火) 13:35~15:40
■上 映 館: 新宿ピカデリー
■映画の題目:「こんにちは、母さん」
(あらすじ)
東京の向島で夫から先立たれ一人で足袋屋を営むお母さん(福江=吉永小百合)、その息子昭夫(=大泉洋)、昭夫の娘である舞(=永野芽郁)、地域の宣教師(=寺尾聡)、昭夫の社内での親友、福江の近隣のボランティア達と数人のホームレスが主な登場人物。
昭夫は大企業の人事部長職で親友を人員整理の対象に追いやらねばならない問題、妻との離婚問題、舞の家出問題などで気苦労が多かった。
ある日、気晴らしに昭夫が実家を訪ねると福江は恋愛をしている様子。恋愛の相手は福江の実家が地域のボランティア活動家などの寄合所になっており、そこに出入りする宣教師だった。恋心を持ちながらも慎み深い福江は、宣教師が北海道に転居する別れの日に初めて告白するが一緒に行くことはなかった。
このほか画面では福江の母親として、あるいは祖母としての息子、孫娘に対しての気配り、昭夫が自分は会社を辞めても親友を系列会社に入社させたこと、ボランティア達が近くのホームレスにおにぎりを配ったりすることなどが映し出されていた。
画面全体を通し多少の笑いを含んだ暖かな家族愛、人情味あふれる物語と思えた。
【参加者】(6名、50音順、敬称略)
荒木・井垣・大島・鈴木・瀧川・生井
【懇親会】(出席者5名)
映画の感想、今後のジャンルの選び方、鑑賞時間帯などについて話し合った。
・場所=「日本料理 三平」
・経費=¥10,390.-
・集金=¥2,000/人×5人=¥10,000.-(390.-不足)
・今回繰越=前回繰越¥3,050-¥390=¥2,66
(文=1967商・鈴木昭助)