第71回ざる研「神楽坂・芳とも庵」のご案内

今回は、つなぎに大豆粉を使う津軽蕎麦のご案内です。

1.日 時: 2019年11月19日(火) 11時45分、地下鉄東西線神楽坂駅1番出口集合
2.場 所:新宿区納戸町10 「芳とも庵」(旧生粉打ち亭)
                    電話050-5868-2445 月定休
3.予 算:@¥4,500程度
4.参加申し込み:11月14日(木)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(以 上)

北海道8つのガーデン巡り

小平市写真連盟 会員
國友康邦(38商)

2019年6月25日からら27日まで2泊3日で朝ドラのロケ地、十勝平野を中心に8つのガーデンを回ってきました。8つのガーデンとは、①十勝千年の森、②真鍋庭園、③十勝ヒルズ、④六花の森、⑤紫竹ガーデン、⑥風のガーデン、⑦上野ファーム、⑧大雪 森のガーデンです。
これら8つのガーデンが集中している大雪-富良野-十勝を結ぶ全長およそ250kmの街道は「北海道ガーデン街道」と言われています。

北海道ガーデン街道
(https://www.hokkaido-garden.jp/ より)

さすが北海道のガーデンはどこも大きいのでびっくり(15,000-20,000坪)。北海道は広い。でかいどうと言われているようです。

花の好きな家内のお供ですが、結構楽しかった。

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第63回 ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第63回例会を9月13日(金)に開催しました。

・日 時: 令和元年9月13日 15時―17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線一橋学園駅傍)
・出席者:荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河崎、國友、小林(弘)、篠原夫妻、末次、冨平、山本、計13名  (50音順・敬称略)

アジアで初めて開催のラグビーW杯開幕日が当会定例開催日と重なるというので、1週間早めて開催することにした9月例会。参加者は13人、ワインも8本といつもより少なめながら、南アフリカ(3)、フランス、イタリア、スペイン、アメリカ、日本(各1)と、いつものように興味あるワインがテーブルに並んだ。

南アフリカ航空に乗っているつもりで・・・「乾杯!」

前回に続いて「Q」カードを引き当てた國友さんの発声による乾杯の様子を撮る荒木さんに向けて上げたグラスに注がれたのは、南アフリカ産のスパークリングワイン。ひとつひとつやさしく手で回転させる昔ながらのシャンパン作りの手法(瓶内二次発酵)で作られ、南アフリカ航空の機内サービスでも提供されているという。「うん、これはいい味」という声もあって会はスタートした。

ソムリエさんがまずお味見します

乾杯のあとは、同じ南ア・西ケープ州のシュナンブラン100%の白、さらにスペイン・アラゴン州の樹齢95年・超古木・ガルナッチャ・ブランカ種の白ワインを味わう。そのボトルには大きく「Π(パイ)」の字が。なんでも生産者のブドウ畑の面積が「3.1416ha」あるところから名付けたとかで、「これは理数系ワインです!」とは理工学部卒の持参者の弁。そしてイタリア産シャルドネとヴィオニエ種の白と、残暑厳しい折柄冷えた白が続いた。

ワインにはいろいろな物語がありますねえ

いつもと変わらずワインとカサグランデ特製の料理を味わいながら歓談が続いて次第に賑やかさが増していき、なかなか話の切れ目がない中を、「ワイキキタイムです!」と一声あって、しばし賑やかさも中断、配られた資料に目を通す。

真面目な勉強の時間です

今日のテーマは「好きな味わいを選ぶためのキーワードは何?」。まず「一番大切なことは、香りや味わいを自分なりに感じて飲み、その感想を自分の言葉で表現してみることだ」として、 先に学んだ「赤3・白3の主要ブドウ品種の味わい」の特徴をチャートで知り、「好みの味わいの見つけ方」「熟成によってワインの色が変わってくる」ことなどを勉強した(遠藤誠著『3つの法則で選ぶ美味しいワイン』永岡書店刊より引用)。

読者のみなさん! ×をやってはいけませんよ

ワイン研でなければ味わえないのが「カサグランデ」特製の料理。この日のメニューは「パストラミと野菜サルサソースの“トルティーヤ”」と「しめじと挽き肉のオイスター炒め」「茹で腿肉の和風ソースがけ」の三皿。ワイン研のために毎回工夫しての特別調理には感謝あるのみ。

なごやかな時間が流れます

白に続いて赤ワインに移る。まずは、アメリカはラスベガスから車で90分デスバレーの近くでゲットしたジンファンデル種「ネバダ・リッジ」を味わう。ネバダ州に2つしかないワイナリーの1つのもの。ラスベガスでゴルフを楽しんだ帰りのお土産で、「次回はもう一つのワイナリーのワインを持ってきます。お楽しみに!」とは持参者の弁。次いで本場フランス・ボルドーの金賞ワイン、さらに再び南ア・西ケープ州のシラーズ種+ムールベードル種のワインと空いていった。

懐かしい「蜂印葡萄酒」を買ってきました

ワインを飲みながらの会話も弾んだが、とりわけ最近のワセ・スポの活躍ぶりから経済誌の「早慶特集」の話題などが続く中、最後に登場したのが、「蜂印香竄(こうざん)葡萄酒」。1881(明治14)年に発売されて「家庭健康酒」として親しまれ、一大ブームを巻き起こした「蜂印葡萄酒」をベースに25種類の薬草エキスを配合した甘味果実酒(フレーバードワイン)。昨年ワイナリーツアーで訪れた牛久シャトー(カミヤシャトー)の創業者・神谷伝兵衛の父の俳号「香竄」が、「物を包んでもなお馥郁(ふくいく)と香る」との意味も持つ当時の高品質を表す言葉で名付けたという。ラベルは昔のままだが、現在は輸入ワインをベースに、アルコール分14%、エキス分14%のワインだという。

昨年のツアー思い出のレストラン「キャノン」

「これってワイン?」などの声も出る中で残念な情報も伝えられた。昨年10月にツアーで訪れた「牛久シャトー」は経営難から12月でワインショップ、レストランなどを閉店し、今年になって牛久市に賃貸してわが国ワイン史に名を遺す牛久シャトーの本館、醸造場と貯蔵庫などは維持されることになったという。好評だったレストラン「キャノン」が思い出される。

楽しい今年のワイナリーツアーのお話です

このようにこの日のワインを完飲みし、コーヒータイムに入って次回10月の「第6回ワイナリーツアー・甲府行き」の実施要領が配布された。1名を除いてこの日の出席者は全員参加。他に10名の計22名が参加予定(13日現在)で、ツアーを楽しみにして9月例会を終えた。

散会後の恒例カラオケには8名が参加したが、うち3名は前日の「ニモクサロン」後の「カラオケの会」に続いての熱唱。その熱心さに脱帽。

次回の定例例会は、11月22日(金)15:00-17:00、「カサグランデ」で開催します。定例の第3金曜日ではなく「第4金曜日」ですのでご注意ください。会費は2,000円(ワイン持参の方)。ワイン持参ない方は+1,000円。参加申込み14名まで受付。締め切りは11月15日(金)ですが、最近は早く満席になっていますので、井垣(090-1196-1471)まで早めにお申し込みください。

(文=井垣、写真=荒木)

第69回ざる研「狭山 翁」報告

1.日 時: 2019年9月17日(火)西武狭山線・下山口 11時50分集合
2.場 所: 所沢市小手指南1-17-34 「狭山 翁」 電話042-903-9940 月定休
3.参加者:荒井、荒木、井垣、伊藤徹、小川、大河原夫妻、木本、国友、末次、鈴木、野村、福田夫妻、山本(15名)
4.費 用:¥49,830÷15=¥3,322≒¥3,500×15=¥52,500-¥49,830=¥2,670(貯留金)
尚、今回から会計担当は荒木さんから末次さんになります。
5前置き:今回はそば打ち名人高橋邦弘の直弟子で食べログ100名店、所沢蕎麦ランキング1位、翁を名乗れるのは並みのことではない。店主小川誠二さんは山梨「長坂翁」で高橋の弟子となって3年、箱根「暁庵」を経て平成13年父祖以来のこの地に開業、76歳の母とご夫婦家族ぐるみで店を守っている。

「翁」の暖簾のかかるお店の前で

6.経 過:次のとおり。
調べたらあまり時間の差がなかったので西武遊園地、球場経由、深い緑を楽しんで下山口着、程なくして15名全員が集合、日照りの中の急坂になるので循環バスを勧めたが10分位ならと全員歩きを選択、先日のMGCの最後程ではなかったかもしれないが乾杯のビールを美味くする効果はあったようだ。
入り口脇の小さな灯篭の周りに咲くそばの白い花が我らを迎えてくれる。
入ってすぐ右手ガラス越しの蕎麦打ち場を囲んで4人掛けテーブルが鉤手に3つ並び、その奥に小上がり座敷、清潔で明るい設えだ。

ゑびすビールで乾杯「旨い !」

予め注文のそばセット、しゃもじに乗せた焼みそ、おぼろ豆腐、茄子の煮びたしを前にゑびすビールの乾杯から始まる。

これぞ大人の「そばセット」

テーブルには塩豆と蕎麦の実が置いてあり、これを摘まみながら話が弾む。
酒は十四代や獺祭など高級酒は皆さん敬遠して出身地の酒(島根豊の秋、福島天明、山形正宗)などを注文、小生は11年暮らした岩国の名酒五橋を久し振りに味わったが一寸驚いたのは秋田の刈穂、山廃純米大辛口原酒、番外品で日本酒度+21、アルコール度数19度、これは美味いというより珍しい酒だった。

これぞ大人の男の酒 ?

そば前の最後は天ぷら(海老、舞茸、南瓜、獅子唐)だが、これは衣が厚く重く感じたのは私だけだったろうか。

揚げたて熱々の天ぷら

おそばは秋の新そばは11月なので今は夏そば、地下室で低温管理した北海道、群馬などのブレンド、さすがに美しく整ったそばが竹ざるに盛られていたし食べ応えは十分だった。

細く美しくそして旨い !

完食で~す! どのテーブルも空のざると満足げな笑顔

デザートは杏仁豆腐とそば白玉ぜんざいの選択、ほぼ半数に分かれたようだが小生は後者、今年は見られなかったお月見を想った。

杏仁豆腐派と白玉派・・・どちらも大満足 !


今回は貸し切りにまでして頂いたので最後に店主小川さんのご挨拶を頂き、玄関で集合写真を撮ってお開きとなった。

店主小川さんのお話は至福の時間の締めくくりでした


7.その他:次回は10月21日(月)、更科堀井立川店、JR立川駅東改札11時50分集合、尚70回の記念として冊子「ざる研の歩み」¥850をお届けします。

費用@¥4,500程度、参加希望は10月12日(土)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(文:山本 写真:荒木・山本)

第八回温泉を楽しむ会のご案内

大菩薩峠へ続く標高1,150 mの自然豊かな山深い地にたたずむ一軒宿「高山荘」で、山の幸を使った手作り料理と大岩風呂に癒されましょう!
・日  程:令和元年11月27日(水)~28日(木)
・行  先:南大菩薩連峰・天目地区 民宿旅館「高山荘(こうざんそう)」
      http://www.kouzansou.com/
      住所 〒409-1201 山梨県甲州市大和町木賊639
      電話 0553-48-2448
      *甲斐大和駅と高山荘との送迎をしていただきます。
      2日目は、勝沼ぶどう郷の散策を予定しています。
・参  加  費:15,000円(1泊2食・酒代・交通費込み)
・集合場所:JR国分寺駅改札口 13時30分
・参加申込&連絡先:中村泰三
          電話090-7252-7852
          Eメール  kodaira21732(at)jcom.home.ne.jp
                               【 メール送信するときは、(at)を@に置き換えてください 】
・申込締切り:令和元年11月15日(金)

(以 上)

第24回寄席研究会報告

第24回寄席研究会は昨年夏同様、国分寺稲門会主催の「国分寺寄席」を鑑賞しました。

国分寺稲門会は毎年、金原亭馬生一門を呼んで「国分寺寄席」を開催しており、今回は9回目です。

今年は20席確保しましたが、今迄の寄席研参加者と昨年の国分寺寄席参加者に呼びかけたところ、すぐに完売となってしまい、ホームページ等でご案内することが出来ませんでした。

国分寺市では非常に人気のあるイベントとなり、受付開始早々に370席のホールが満員となりました。

第9回国分寺寄席
・日 時:令和元年8月29日(木)  13時30分~16時30分
・場 所:国分寺いずみホール
・料 金:全席自由 1,500円
・出演者:金原亭馬生一門外
・演 目:前座  駒介 「なぞかけ」   二ツ目 馬太郎 「長短」
     二ツ目 小駒 「生徒の作文」  二ツ目 馬久  「富士詣り」
     真打  馬治 「壷算」     真打  馬玉  「青菜」
     翁家和助 太神楽曲芸
     トリ  馬生 「安兵衛狐」
     茶番  一同総出 「塩原多助」
     大喜利

・参加者:荒井・荒木・井垣・大島・大野・河崎・木本・國友・栗原・小山・櫻井・佐藤俊・篠原・篠原夫人・滝沢・野村・松村・山本・伊藤徹、以上19名(敬称略)

なお、有志15名は終演後、国分寺駅前「北海道」で懇親会を行いました。

(文=伊藤徹)

第68回ざる研・霞ヶ関「みかあさ」報告

1.日 時: 2019年8月22日15時45分西武新宿線小平駅集合、本川越経由東武東上線霞ヶ関へ
2.場 所: 川越市霞ヶ関東1-15-14「十割蕎麦みかあさ」電話049-233-3935 火祝日定休
3.参加者:荒井、荒木、井垣、小川、大河原夫妻、木本、国友、小林、篠原泰子、末次、田中、野村、福田静代、松村、山本(16名)
4.費 用:84,600÷16=¥5,288≒@¥5,000×16=¥80,000 不足¥4,600は貯留金支出
5.前置き:数年前、斑尾山から関田山脈を歩いたとき、信州側飯山の戸狩温泉で富倉そばに出会い、ざる研でも是非この幻の蕎麦をと見付けたのが飯田橋の「酒蕎庵まろうどまろうど」だったが、残念乍ら昨年店主が飯山へ引き上げて閉店。都内に富倉そばはなく、やっと見付けたのがこの店で5年働いた斎藤秀尚さんが霞ヶ関で経営する「みかあさ」だった。
紛らわしいが都心のかすみがせきは「霞が関」、こちらは「霞ヶ関」である。
6.経 過:次のとおり。
本川越から歩いて東武東上線の川越市駅、一駅乗って霞ヶ関下車、「みかあさ」へは5分程だったが未だ開店時刻前、店前で電話して開けてもらった。

奥座敷に笑顔がぎっしり

手前にカウンター、奥が座敷で16人を分けてセットしてあったが、これでは纏まりが着き難いので少し狭いが座敷に全員をセットし直してもらう。何しろ今日は貸し切りにして貰っているので気兼ねをせずにお願いできた。

最初に何故「みかあさ」というスペイン語の店名なのか、訪ねたらご主人がスペイン語の勉強をしていてお客さんがくつろげる「我が家」のような店にしたいということと、奥さんのお名前が「みかさん」だからということだった。

サッポロ黒生も美味しいですよ!

最初、松村さんの音頭、サッポロ黒生で乾杯からスタート。蕎麦の実がぽつんと乗った蕎麦みそと小女子の釘煮、丸くまとめたポテトサラダが続いて出る。

蕎麦たれの返し使いで一味違います

最初の日本酒は鳥取大谷酒造夏の純米酒「鷹勇・涼」、鮪の醤油麹漬け、熊本の馬刺し、鶏焼きとこれらは全て蕎麦たれの返し使い、酒の二番手は福岡杜の蔵夏生うすにごり「二の矢」、何れもすっきり系の酒故か皆の進みの速さに戸惑う。

揚げ物の素材が素朴で美味しい、美味しい!

信州産アスパラ、太しめじ、小海老の天ぷらが次々に出されたが何れも爽やかな食感が残る見事な揚げ物。

「天遊琳」もうカラですか?

三番手の酒は三重四日市タカハシ酒造夏の彗星「天遊琳」、全て夏向きの酒揃い踏みは見事だった。

しゃくし菜漬け・・・初めて頂きますけど美味しいですねえ

箸休めのしゃくし菜漬けの素朴な味を楽しむ間に待望の富倉蕎麦が出される。

期待が膨らみます! 左下に「オヤマボクチ」の現物です

少し色黒、細切りで強い腰があり滑らかなのど越し、他の何処の蕎麦にもない食感に感激、後の濃厚なそば湯もまた良きかなだった。

幹事さん達も、ホッと一息ですね

ひときり食べ終わったところで店主にお願いして、つなぎの「オヤマボクチ」を見せていただく、アザミ科の植物でヤマゴボウの一種、麦が採れないこの地方で麦に替えて蕎麦のつなぎに使ったもの。今日のそば粉は栃木北早生、夏の新そばだが粉1kgに入れるオヤマボクチは僅か5g、このつなぎを均展させるためには大変な時間と労力がかかり、当店の開店時間が午後5時でもギリギリ間に合わせているのだという。

若いご亭主の話に、改めて感心、応援エールを送る

上杉謙信が川中島へ出陣する際通ったという富倉峠の名を持つ「富倉そば」はその希少性や使い方の難しさから今後も増えることは望めないが、斎藤さんご夫妻のような若くて良い人柄の方に粘り強く守り続けて貰いたいと思う。
外は雨、何時かまた訪れたい「我が家」だった。

居心地の良い「我が家」で、すっかり寛いでしまいました


6.その他:来月は、そば打ち名人高橋邦弘の直弟子で百名店の「狭山 翁」です。

本来休日の処、「みかあさ」同様貸し切りに頂いたので奮ってご参加ください。
・日時:9月17日(火)11時50分、西武狭山線・下山口駅改札集合
・場所:所沢市小手指南1-17-34 「狭山 翁」 電話042-903-9904
・費用:¥4,000程度
・参加申し込み:9月12日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へどうぞ。

(文:山本、写真:荒木)