第92回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年3月21日(金)
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

今月は連休の間の開催となり、皆さん都合が悪く、参加者は5名でした。


今回のトピックは山本さんが持参された「ホワイトナイル ビール」、早稲田大学と京都大学が共同開発したビールです(下図左の両端のトル)。
紀元前8000年頃、古代エジプトで栽培されるようになった「エンマー小麦」を現代に甦らせ、麦芽とともに京都の名水で仕込んだ現代ビールです。エンマー小麦は京大の研究室にかつての探検隊が持ち帰り、保存してあったそうです。白く濁った金色で少し酸味があり、飲みやすいビールでした。ホワイトナイルの他に赤胴色のルビービールもあり、ネットで購入できるとのこと。

いつもは、飲んだ空き瓶がずらりと並ぶ当研究会ですが、さすがに5名では2本がやっと。研究会最小記録更新です。
赤の1本はカリフォルニアのテメキュラ産。カリフォルニアはナパが有名ですが、サンディエゴに近いテメキュラもワイナリーが沢山あります。葡萄の種はマルベック、黒ワインとも言われるほど濃い色合いのワインです。

今回味わったのは、ホワイトナイル  ビール  日本(上図左の両端)、South Coast Winery 赤 米国(上図左の右から2番目)、Sierra Verde 赤 チリ。

ワインとは別に注目を集めたのは上村さんのボタニカルアート。退職後に始められた、とのことですが、完成までに3か月かかるほどの精密画。今春、昭和記念公園での展覧会に出展されるそうです。

【参加者(50音順、敬称略)】5名
井垣、上村、河崎(文責)、冨平、山本

第7回西武沿線男声合唱団交歓演奏会

第7回西武沿線男声合唱団交歓演奏会は、次の要領で開催されます。
小平稲門会会員・勝見亮助さん(1970社会科学)が所属する小平界隈男声合唱団「K・K・メンネルコール」など、5団体が出演します。

◆日 時=2025年4月20日(日)12:50開場 13:00開演
◆会 場=ルネこだいら大ホール
◆入場料=無料。要整理券(合唱団から入手できます)
◆出演・演奏曲目=次のとおり。
①K・K・メンネルコール(小平市)=「明日に架ける橋」「昴」他
②男声合唱団ダンディーズ(東久留米)=「群青」「こころよ  うたえ」他
③男声合唱団所沢メンネルコール(所沢市)=男声合唱組曲「心の四季」
④男声合唱団アンサンブル・ステラ(西東京市)=男声合唱のためのヒットメドレー SORA
⑤男声合唱団フェローチェ(小平市)=「イヨマンテの夜」  ラマンチャの男より「見果てぬ夢」他
⑥合同演奏曲=組曲「土の歌」より「大地讃頌」

K・K・メンネルコール第7回定期演奏会

小平界隈男声合唱団「K・K・メンネルコール」の第7回定期演奏会「心で感じる大切な思い」は、次の要領で開催されます。
小平稲門会会員・勝見亮助さん(1970社会科学)が出演します。

◆日 時=2025年6月8日(日)開場12:45   開演13:30
◆会 場=ルネこだいら 大ホール
◆指 揮=下村雅人
◆ピアノ=渡部優美
◆プログラム=・男声合唱組曲「終わりのない歌」、「Gaudeamus」、「ほらね、」「酒頌」、「主は私の羊飼い」、「ソーラン節」、「大きな古時計」、「Sing Along」、「昴」、「Soon ah
will be done」、「明日に架ける橋」、他
◆入場料=1,000円、全席自由(ルネこだいらチケットカウンターで販売)【未就学児は入場できません】


UNESCO Friendship Concert 2025
のご案内

UNESCO Friendship Concert 2025が、次の要領で開催されます。

◆日時=2025年4月28日(月)開場18:00  開演18:30
◆会場=ルネこだいら 中ホール
◆出演=米国空軍太平洋音楽隊「パシフィック・ショーケース
◆入場整理券=1,000円(ルネこだいら・チケットカウンターで販売)
◆主催=小平ユネスコ協会
◆後援=小平市教育委員会

第144回ニモクサロンの報告

・日 時:2025年3月13日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビックボックスC5室 電話042-566-6892
・会 費:2,500円
・参加者(敬称略、五十音順):11名。荒木・井垣・小平・梶川・佐藤・野村・比留間・松村・森田・山本・横田

《報告》
毎回トップのご報告が、メニューの話で・・・。実は今日からチャーシューメンと鴨南蛮の蕎麦とうどんが各五杯づつ注文できるようになりました。食べられる物が無いので、何か買って来ようと思っていたとまで先輩に言われていましたので、ホッ! 

店長さんから「いかがでしたか?」と聞かれて、皆さん、美味しいと喜んでいましたとご報告したら、「来月からメニューに入れようかと思って・・・」とにっこり! どうも私達はいつの間にかメニュー試食会に参加していた??? まあ来月もこれで食事はひと安心ですから幹事としては良かった! (^-^)

メニューに麺類が登場で、皆さん満足げです


《今日の話題》 近況報告
☆ 今日は、先月有志で行われた伊藤順藏先生を偲ぶ会で作られた、15年間の先生の参加された同好会や小平稲門会の行事の写真アルバムが回覧されました。
伊藤先生は、ニモクサロン、ワイン研究会、散策の会、寄席研究会、楽農会、稲酔会、石井道彌&カラ・OKなどの各同好会をはじめ、小平稲門会主催の様々な行事にいつも参加して下さっていましたので、写真の数は300枚を超えました。

ニモクサロンの写真には、今はいらっしゃらない他の懐かしいお顔も写っていて、皆さんと思い出話に花が咲きました。

☆ 小平さんから、「日経の春秋」「朝日の天声人語」の切り抜きのご提供があり、皆さんと色々なご意見が交わされました。みんなで話してみると、一人で不安を感じていることも、何か解決策が有るかもしれないと、少し気持ちが和らぐ気がしました。

☆ 
山本さんから、幻の小麦が生んだ京都大学×早稲田大学×黄桜大学の共同開発ビールの紹介が有りました。何故この古代エジプトビール「ホワイトナイル開発プロジェクト」が始まったのか、吉村作治早大教授? 京都大学大学院農学研究科平井伸博教授?「幻の古代小麦」?等々、話せば長~~いので以下をクリックしてお読みください。(前・後編有ります)

幻の小麦が生んだ京都大学×早稲田×黄桜大学の共同開発ビール「ホワイトナイル」【前編】 | ほとんど0円大学 

☆ 荒木から、ユネスコ主催の米軍空軍「パシフィック・ショーケース」の演奏会の紹介がありました。
・開催日:4月28日(月) 開場18:00 開演18:30
・会 場:ルネこだいら 中ホール
・入場整理券:1,000円 (荒木・石井扱い)

☆ 勝見さんから、2件の男声合唱団の演奏会の紹介がありました。
①第7回西武沿線男声合唱団交歓演奏会
・開催日:4月20日(日) 開場12:50 開演13:30
・会 場:ルネこだいら 大ホール
・入場料:無料 (整理券が必要です)
② 第7回定期演奏会 K・K・メンネルコール
・開催日:6月8日(日)開場12:45 開演13:30
・会 場:ルネこだいら 大ホール
・入場料:1,000円 全席自由

● 尚、14時から2時間、カラオケの会を開催、8名の方が参加されました。 
〔参加者〕荒木・勝見・野村・比留間・松村・森田・山田(哲)・山本(敬称略、五十音順)         

(文責:荒木)   

第5回翡翠会水彩画展のご案内

第5回翡翠会水彩画展が、次の要領で開かれます。
小平稲門会の会員・芦野信司さん(1979文)が出品します。

◆会期=2025年3月25日(火)~3月30日(日)
◆時間=10:00~17:00(初日は13:00から、最終日は16:00まで)
◆会場=小平市中央公民館 ギャラリー


第31回美術館を巡る会
東京国立博物館
「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」展のお誘い

蔦屋重三郎(1750-97)はご存知のことと思います。
貸本業から身をお越し、社会状況の変化をつぶさにとらえ、まさにメディア王にのぼりつめました。
喜多川歌麿、東洲斎写楽を世に出しました。黄表紙や洒落本の分野でも時流をつかみ次々にベストセラーを生み出しました。敏腕プロデューサーで、稀代のマーケターでもあり、時代の風雲児でもあります。

NHKの大河ドラマ「べらぼう」が話題になっています。
蔦重役の横浜流星さんが音声ガイドのナビゲーター役を努めます。

この機会に「蔦重の全貌と本質」に迫ってみませんか。

・日 時=2025年4月25日(金)15時-16時30分
・集 合=東京国立博物館入口(チケット売り場) 15時
・鑑賞料=2,100円(前売り1,900円)
・懇親会=高田馬場石庫門 17時 
・申込み締め切り日=4月18日(金)  若林覚 宛
 電話: 090-2498-1512
   Email: satowaka3(at)gmail.com【(at)を@に置き換えて下さい】
   展覧会と同時に懇親会出席の有無をご連絡下さい。
(以 上)

第30回美術館を巡る会
東京国立近代美術館
「ヒルマ・アフ・クリント」展の報告

スエーデンの女流画家、ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)をご存知でしょうか?
モネ(1840-1926)より20歳ほど若く、印象派、後期印象派が全盛を極めた時代に、無名のまま世を去りました。私も全く知りませんでした。

2022年、渋谷のユーロスペースで彼女の伝記映画「見えるものその先に」を見ました。「こんな作家がいたのか」「世界の美術史が書き換えられるかもしれない」と驚き、感動しました。

そのヒルマ・アフ・クリントの展覧会が、初めて日本にくるとのこと。
早速、「美術館を巡る会」でご案内しました。当日(2025年3月7日)は、参加者5名と些か残念でしたが、「新発見の作品群」との出会いを堪能していただけたのはないでしょうか。

東京国立近代美術館前で


ヒルマ・アフ・クリントは、カンディンスキーやモンドリアンより早く抽象絵画を描き始めました。

アカデミックな絵画とは異なる抽象表現で、宇宙や自然など霊的なメッセージを絵にしました。ともすると、ドライになりがちな抽象表現に比べ、彼女の表現はウェットなのです。それが多くの人の心を捉えるのではないでしょうか。

白鳥(1914-1915)。東京国立近代美術館のウェブサイトより


彼女の遺言は「死後20年の間は、作品を公開しないで欲しい」でした。20年どころか、70年経って初めてストックホルム近代美術館で回顧展(2013)が開催され、100万人が来館しました。

その後、ニューヨークのグッゲンハイム美術館、ロンドンのテート・モダン美術館と巡回しグッゲンハイムでは、史上最大の60万人が鑑賞したとのことです。

アジア初の大回顧展である本展では、高さ3m10点組の絵画<10の最大物>をはじめ、全てが日本初公開の約140点で構成されていました。

展示風景。東京国立近代美術館のウェブサイトより


モネもゴーガンもゴッホいいが、少しでも美術に関心のある方々に、ヒルマ・アフ・クリントの魅力に浸って頂きたく思います。

展覧会は、まだ始まったばかりです。一見を強くお勧めします。
・展覧会名:ヒルマ・アフ・クリント  展
・会  期:2025年3月4日(火)-6月15日(日)
・会  場:東京国立近代美術館

懇親会は、
高田馬場クラフトビール店「ベアードタップ」で楽しみました。

懇親会場で

【参加者】5名(50音順、敬称略)
小山雄一、福田豊ご夫妻、山本浩、若林覚