小平三田会第6回作品展に協賛
稲門会から4名が出品

作品展を主催した吉川 潔代表と作品「生きること」(木彫他)

小平稲門会から4名が出品

小平市在住・在勤の慶應義塾大学卒業生(塾員)で構成される小平三田会(剣持庸一会長)のアートクラブ(吉川潔代表)が主催する第6回作品展が6月14日~17日、小平市中央公民館ギャラリーA・Bで開かれました。

今回は、主催の小平三田会に加え、協賛した西東京三田会、杉並三田会、小平稲門会の計4団体・16名が絵画(水彩、油彩、アクリル、パステル、日本画、ガラス絵)、写真、書、著作、木彫、ブロンズ、ステンドグラスなど、41の作品を出品しました。
出品リストは、こちら

(文=1972商・二又祐一、写真=小平三田会アートクラブ・吉川 潔、二又祐一)

作品の展示を終えて(2023年6月13日)


小平稲門会会員4名の出品(一部)は次のとおり。

◆今井右子(1978文)

「積む」(油彩画 S25)

「つひに行く道」(油彩画 S25)


◆國友康邦(1963商)

梅花を賞る(めでる)(写真、撮影地・府中郷土の森)

「静寂に桜」(写真、撮影地・千鳥ヶ淵)

「日没の輝きに咲く」(写真、撮影地・野川公園)


◆早川三雄(1971法)

「夜のくだもの屋さん」(水彩画 F6)

「数寄屋秋天」(アクリル画 F6)


◆二又祐一(1972商)

「輪」(書、色紙)

 

第123回ニモクサロンの報告

・日 時:2023年6月8日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビックボックスC6 電話 042-566-6892
・会 費:2,000円
・参加者(敬称略、五十音順):13名。荒木・井垣・伊藤(徹)・小平・佐藤(俊)・鈴木(昭)・竹内・野村・比留間・松村・横田・若林・森田(初回!)      

《報告》
今回は13名の方々がご参加下さいました。2,000円の会費ですが、飲み物はお好きなものをお好きなだけ~~勿論皆さん、ナマチュウが一番人気!

枝豆やウィンナー、フライドポテトのお摘みですが、美味しい~~~(^-^)。

さて、今日は久しぶりに新入生の登場です!! 森田さん、パチパチパチ!
昭和46年卒教育学部、社会歴史の高校教師を卒業、幕末高杉晋作が大好き! 上水本町在住、民生委員や保護司の仕事、女性達と一緒にコーラス部で歌を楽しんでいらっしゃる? 退職後、千坪の畑を借りて耕していらした??

《同好会》
若林さんから6月13日の美術館巡りのお誘いがありました。
国立新美術館、サントリー美術館、森美術館を六本木トライアングルというそうですが、今回は、大倉集古館、泉屋博古館、菊池寛実記念 智美術館のトライアングルを回るそうです(HP詳細あり)。

竹内さんから、観劇の会の企画で、劇団「俳小」公演「これが戦争だ」を観劇するとのお知らせがありました(HP詳細あり)。7月26日(水)14時、中野駅南口徒歩7分 、会場はTheater「ザ・ポケット」。

同好会担当の伊藤さんから、これから開催予定の企画「6月21日、虎居にて稲酔会」、「6月27日、末廣亭にて寄席研究会」、「9月22日、東久留米散策の会」がご紹介されました。詳細は、広報のメールやHPでご確認ください。

《その他》 
実は他でコロナ感染が有ったという情報が有ったので、今回は一層気を遣っての開催を実施しました。マイクも使うので、前回までのように消毒ペーパーをお店から提供して貰いました。
皆さんからいつものように、色々なお話を聞かせて頂きましたが、小平さんからの病気に対しての、悠々とした立ち向かいのご様子には本当に敬服しました。そう感じたのは私だけではなく、帰り道一緒だった比留間さんが、やはり「感動した、勇気を貰った」と話していました。

話をすることで、他の方々に元気や、勇気や、良い影響を知らないうちに差し上げることもできるのですね。良い1日でした・・・。

尚、2時から2時間カラオケの会開催、6名の方が参加されました。
参加者】(五十音順、敬称略)
荒木・佐藤(俊)・竹内・野村・比留間・松村
(以 上)

(文責:荒木彌榮子)                                     

第73回ワイン研究会報告

定例の第三金曜日、6月16日に永田珈琲「こもれび」にて開催。

小平稲門会会員に「コロナ」が発生したため、参加を控える人も多く総勢7名の会となった。正に、女性は一人いるが7人の兵の集合であった。

少人数なりに参加者は十分に堪能した

まずは佐藤(俊)さんの持ち込んだニュージーランドの白と言えばこれ、冷えたソーヴィニヨン・ブラン(ブドウの品種)で喉を潤した。
続いて篠原さん持参の南仏ラングドック地方のやや重厚なシラー(赤のブドウの品種)、野村さん持参の仏ボルドー赤と続いた。
どれも永田珈琲の料理とよく合い最良の“マリアージュ”。
最後に当会とも交流のある信州宮田村より送られてきた、独特の香りと味を持つヤマソーヴィニオン(赤のブドウの品種)で締めくくった。

今回味わった4本のワイン


今回、ワイン研開催以来最少の参加人員となったが、少人数なりに、各人の話が良く聞けたり、グループとしてまとまったり、ワインもゆっくりと味わえたり等の良い点があり、参加者は十分に堪能した。
たまにはこの程度の人数のワイン研もよいな~との意見もあったほどでした。

来月も第三金曜日7月21日に予定しており、皆様の参加をお待ちしてます。

【参加者(50音順)】7名

井垣、伊藤(徹)、佐藤(俊)、篠原夫妻、野村、冨平(文責)

第24回美術館を巡る会
もう一つのアートトライアングルを巡る

お世話役 若林  覚

6月13日(火)、梅雨の晴れ間、赤坂、六本木、神谷町のボーダーラインにある菊池寛実記念 智美術館、大倉集古館、泉屋博古館の3つの美術館を巡った。
森美術館、サントリー美術館、国立新美術館の六本木アートトライアングルに対して、もう一つのアートトライアングルと呼ばれる。規模はそれ程大きくないものの、建築、展示デザイン、展覧会とも質高く、個性的で見応えのある美術館だ。

智美術館では、事務局長の解説の後、篠田桃紅の「ある貴婦人の肖像」(壁画)に迎えられ、反骨の陶芸「河本五郎展」を鑑賞した。大胆・精妙のフォルム・デザインの作品群は、展示構成やライティングの素晴らしさもあり一層輝いて見えた。建築設計は坂倉準三事務所。

次は大倉集古館の「愛のヴィクトリアンジュエリー展」、ジュエリーに気おくれしたか、正面玄関の写真撮影のみで泉屋博古館へ。(常設展示の「国宝・普賢菩薩騎象像」に後ろ髪引かれながら・・・)。建築設計は伊東忠太。靖国神社、築地本願寺などを設計した。

最後に泉屋博古館、近代京都画壇の代表・最後の四条派「木島櫻谷展」(このしまおうこく)。横山大観、竹内栖鳳の陰に隠れた感があるが、近年再評価されつつある。とりわけ「寒月」は代表作。

木島櫻谷「寒月」。泉屋博古館で

「静けさにつつまれた冬枯れの竹林、下弦の月と冴えわたる雪面、餌を求めてさまよう狐、孤独な生命が厳冬の静寂を深めている」(京都市美術館解説文より)
夏目漱石は「写真屋の背景にしたほうが適当」と酷評したが、この絵は何度見ても深い、鋭い。建築設計は日建設計。

泉屋博古館からスペイン坂を下り、レストラン「ウルフギャングパック」へ。ピザ、パスタ、サーロインステーキ、ビール、ワイン、などで舌鼓を打った。

今回は、企画性に凝りすぎたせいか、参加者6名と少なめであった(前回15名)。
【参加者】6名(50音順、敬称略)
河崎健治、小山雄一、鈴木達也、福田  豊、松村純夫、若林  覚

菊池寛実記念 智美術館で

ご参加頂いた方々、有難うございました。

次回はメジャーな美術館、メジャーな作家で・・・。
10月中旬、国立近代美術館「棟方志功展」「常設企画展」は如何?
懇親会は「パブ・サントリアン」(パレスサイドビルB1)で開催予定。
詳細は追って連絡します。ご参加、お待ち申し上げます。

劇団俳小公演「これが戦争だ」のご案内

観劇の会は、次の要領で劇団「俳小」の公演を鑑賞します。
「俳小」代表の斎藤真さんは、小平稲門会会員であった故志村智雄さんに脚本を書いてもらったり演出してもらったりしたそうです。


◆日 時=7月26日(水)14:00開演
◆会 場=ザ・ポケット(中野区中野3-22-8)
◆演 目=「これが戦争だ」
◆チケット料金=一般4,500円、シニア割引(70歳以上)4,000円
◆申込み先=穂積健児 電話 090-3572-8445   FAX 042-332-2821
◆締切り日=7月10日(月)
◆集 合=JR中野駅南口 13:30 (会場まで徒歩7分)。集合時にチケット代を申し受けます。
(以 上)

第76回ざる研
「本むら庵 荻窪本店」報告

日 時: 2023年5月24日(水)12時から
場 所: 杉並区上荻2-7-11 電話03-3390-0325 火、第3水休
参加者:荒井 桂、井垣 昭、伊藤 徹、大河原忠彦、大河原真世美、河崎健治、木本芳樹、國友康邦、末次浩一郎、鈴木達也、滝沢公夫、竹内吉夫、百々謙治郎、野村吉宏、福田 豊、山本 浩、若林 覚(17名)

創業大正13年(1924年)、来年100周年を迎える「荻窪 本むら庵」を訪問しました。“独自製作の石臼で、打つ直前に粉を挽き、玄そばに秘められた味と香りを解き放ちます”と、蕎麦に詳しくない人には呪文のようですが、100個にのぼる石臼を製作して試行錯誤したそうです。

1991年にニューヨーク店(Honmura An)を開店し人気店となりましたが、2007年に閉店しています。筆者は2001年に、マンハッタンのその店を訪れた記憶があります。本むら庵の歴史に興味のある方は、本むら庵の百年をご覧ください。

再開第1回(第75回ざる研)を2月22日に「さらしな総本店 田無店」で開催した後、2月26日に16名で本むら庵を早速予約しました。もう一つの候補は以前予約したもののコロナ禍でキャンセルせざるを得なかった店で、電話をしてみましたが、未だ予約を受け付けていませんでした。

今回の参加者は19名まで膨らみましたが、直前に2名の体調不良者が出たため、当日朝に17名に変更しました。お店は快く人数と一部料理の変更を受け付けてくれました。

献立:白穂乃香(グラス生ビール)、本日の三点(ウドのきんぴら、鴨ロース、谷中ショウガ)、生湯葉刺身、つぶ貝しぐれ煮、玉子厚焼、谷中の豚肉巻き、挽きぐるみ田舎蕎麦

会費の目安を6,000円として献立を考えました。前回(2018年)の一人当たりの会費は5,000円でしたが、同じ献立を現在の料金で計算すると、一人当たり6,580円になったことが理由です。

メインの蕎麦は茶そばを候補にしていましたが、5月中旬で提供終了となったため、本むら庵の特長でもある“挽きぐるみ田舎蕎麦”としました。美味しかったですが、ちょっと量が少なかったかなあ、と思います。他の料理は総額が6,000円程度でかつ品数が多くなるように組みました。全7種類です。今回は私の不手際で料理の写真を撮り忘れましたが、ホームページでご覧になれます。

5年ぶりに再会した山本さんと女将さん

総額のポイントはお酒の見積もりでした。サッポロビール那須工場が生産する、知る人ぞ知る無濾過生ビール“白穂乃香”を参加者の皆さんに飲んでもらいたい、と思っていました。首都圏の一部と愛知県の限られた飲食店のみで提供されているビールです。白穂乃香の次は剣菱の一合升(樽酒冷酒)として、昼食なので、これくらいかなと計算していましたら、誤算でした。白穂乃香20杯、剣菱樽酒33杯、麦焼酎(知心剣)1合が売れました。奥の座敷を借り切っていましたので、他のお客さんに迷惑はかからなかったと思いますが、我々の一角がとても賑やかでした。一人当たり7,000円はざる研の史上最高額でした。

「本むら庵 荻窪本店」の前で


次回9月13日(水曜日)第77回は、ざる蕎麦研究会初のバスツアーで、茨城県鉾田市「村屋東亭」を訪問します。往路で「つくば宇宙センター」を見学、復路で「千葉県香取市佐原」を散策します。既に定員20名を超える参加申し込みをいただいています。

(文=木本芳樹、写真=國友康邦、福田 豊、木本芳樹)