第98回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年11月21日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

11月20日のボジョーレヌーボー解禁の翌日開催となりました。今回はヌーボーということでフランス以外のヌーボーも準備しました。久々、9名参加での開催となりました。

今月は95歳になられた山本さんと、伊藤さんの80歳誕生日のお祝い。なんと、お二人は誕生日が一緒とのことです。スパークリングで乾杯。
山本さん、95歳とは思えぬご活躍で今月は久しぶりにゴルフも楽しまれたとか。100歳は軽く超えそうな偉丈夫です。伊藤さんも怪我から復帰での参加です。

フランスのヌーボーは栗原さんが持参された、AOCボジョーレ・ヴィラージュ。ヌーボーでも格が上のワインです。フレッシュでフルーティな口当たり、アルコールはやや低め、酸味が程よく仕上がっていました。

次はオーストリアのヌーボー、Heurigerホイリゲ。11月11日が解禁日です。ホイリゲはワイン酒場という意味と1年未満の新酒の意味があります。
普段あまり飲んだことの無いオーストリアワインですが、辛口白ワインで微発酵のフレッシュ、フルーティなワインでした。現地ではジョッキで飲むのが一般的だそうです。

イタリアの新酒、Novelloノヴェッロも準備していたのですが、次回に回し、山本さん持参のギリシャワインDOULOUFAKIS ENOTRIAドゥルファキス・エノトリアを飲みました。赤、ロゼ、白とハーフボトルで3本ありましたが、今回は白、ロゼの2本。
ワイン発祥の地、クレタ島の固有種を使ったワインです。酸味が少し強いですが、軽くて飲みやすいワインでした。
飲んだワインは左から、BEAUJOLAIS VILLAGES 赤 フランス、HEURIGER ZAHEL 白 オーストリア、DOULOUFAKIS ENOTRIA ロゼ・白 ギリシャ、BELLAVISTA  白 イタリア。

かつて、空き瓶が林立した当ワイン研も最近は談論中心でワイン消費が進まないのが少し残念です。今月は新たに小菅さんが参加されました。数々の歴史に残る建築物を設計された方です。
これからも引き続き、ご参加ください。


次回は12月19日(金)です。
当研究会でイタリアのノベッロワイン、カナダの珍しい品種のワイン等を準備しますので、皆さんの持参ワインは原則不要です。会費は3,500円です。

師走の多忙な時期ですが、万障お繰り合わせの上、是非ご参加ください。



【参加者(50音順、敬称略)】9

伊藤、井垣、上村、河崎(文責)、栗原、小菅、冨平、牟田、山本