ワイン研究会の第30回例会を9月16日(金)に開催しました。
・日 時: 2016年9月16日 15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、国友、佐藤(俊)、末次、竹内、冨平、野村、早川、山本、以上13名 (50音順・敬称略)
8月は夏休み。2か月ぶりに開催の9月例会は、「カンパーイ ♪ いま君は人生の大きな大きな舞台に立ち~♪」と朗々とした歌声で始まった。この日の乾杯係のトランプを引き当てた山本さんが得意のノドをチョッピリ披露して皆で「カンパーイ!」
今回もテーブルには前回からの持ち越し分を含めて12本のボトルが並んだが、うちスパークリングワインが3本。乾杯には、すっかりお馴染みになったキスヴィンワイナリーのスパークリングワインを選んだ。
乾杯のあとは、白ワインから飲み始めたが、ボルドーの白に続いて初登場がジョージア産マナヴィぶどう100%の白。「ジョージアってどの辺?」「ジョージアの出身力士がいるね」と、それぞれの知識の披露に加えて「紀元前6000年の遺跡発掘でぶどうの種とぶどうの樹の屑が見つかったことからワイン造り発祥の地である可能性が強まった」との解説もあって興味津々。
注目といえばパンでご存じ、アンデルセングループがデンマークをお手本に「土から食卓まで」のトータルストーリーのもと、広島・アンデルセンファームが、パンのある幸せをもたらすようにとの思いで名付けた赤ワイン「志」。同社では社員研修の一環として、社員はぶどう畑での栽培作業に携るのだという。
ワインの「キホンのキ」を学ぶ「ワイキキ・タイム」も続けて30回。これまでのおさらいも兼ねて(?)今回からはクイズ形式の新趣向。「ワインをグラスに注ぎ分ける。1本のボトルから、何杯分のワインが取れる?」など5つの質問にそれぞれ4つの選択肢から正解と思われる答えを選択。各自が選んだところで、正解を記した用紙が配られて自己チェックする方式。
日頃ビール党を以て任じ、ワインは苦手という伊藤稲門会会長が「4問正解したぞ!」と手を挙げて自慢顔の場面も。
家で飲み残したワインの保存法はどうすれば良いの」という質問をきっかけに、「こんなものがありますよ」とやおらワイングッズを取り出したのが竹内さん。飲みかけのボトルの内部を真空に近づけ酸化を防止する「ワインセーバー」、デキャンタ用「ワインポアラー」に、抜栓用「ソムリエナイフ」、イタリア製のシャンパン用ストッパー「キャディーニ」の4点。いずれも愛飲家には欠かせないものばかり。未使用の新品ばかりだったので、「どこで買ったの」「いくら?」と、しばしワイングッズの話で賑わった。
本会の楽しみは、ワインはもちろん、カサ グランデ心づくしの特製料理も。三皿目の酢豚ならぬ「酢鶏」が出たところで、「毎回こうして特別に料理を出していただいているので会費を少し値上げしてでも感謝の気持ちをあらわしてはどうか」との声も出されたが、お店の意向も確認し、今のままでお店の好意に甘えることとなった。
写真左から、
●キスヴィン・甲州スパーリングワイン 2014・山梨
●シャトー・マロット 白・2012・仏・ボルドー
●バダゴーニ・マナヴィ・ドライ・ 白・2014・ジョージア
●アンデルセン・「志」 赤・2015・広島
●レ・フィエフ・ド・サンサック 赤・2013・仏・ボルドー
●トラピチェ・オークカスク 赤・2014・アルゼンチン
●ヴィラ・ブリッチ・レブラ 白・2015・スロベニア
●北条 赤・鳥取
●サンライズ・スパーリング・ロゼ ロゼ・チリ
の9本。
散会後の恒例カラオケは3か月ぶりということもあって例会参加者の半数の7名が参加する賑わい、得意ののどでの熱唱が続いた。
(文=井垣、写真=荒木)
次回の例会は、10月21日(金)に第3回ワイナリーツアー(足利市ココ・ファーム・ワイナリー)を実施しますので、いつもの「カサ グランデ」での開催は11月18日になります。この日はボジョーレヌーボーの解禁日の翌日、ヌーボーを味わう会となります。会費は2,000円プラスワンコイン(任意)。ワイン愛好家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切は11月13日(日)ですが、会場の都合で参加者は14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471)までお申し込みください。