第30回散策の会のお知らせ

散策の会の第30回例会は、「調布飛行場周辺を歩く」です 

【日時・集合場所】
2016年9月24日(土)
13時30分 西武多摩川線・多磨駅改札口(1か所のみ)集合
【経 路
多磨駅―武蔵野の森公園―調布飛行場―龍源寺(近藤勇の墓)―天然理心流道場―多磨霊園(有名人のみ)―多磨駅(解散)
【参考情報】
(1)歩行距離は5kmあまり、ほぼ平坦。
(2)トイレは、武蔵野の森公園・調布飛行場・多磨霊園にあります。
【懇親会】
解散後、16時30分から希望者のみで実施。会場は「三代目鳥メロ武蔵境店」、会費3,500円程度。
【申し込み】
9月17日(土)までに、滝沢(042-345-0953)あて。

 

ワイナリーツアーのご案内

ワイン研究会では第3回ワイナリーツアーを、知的障害者施設「こころみ学園」が栽培したブドウを醸造、沖縄サミットなどの乾杯でも使われたことで有名な「ココ・ファーム」訪問を企画しました。小型観光バスをチャーターしての快適なツアーです。どなたでもワインに関心のある方の参加歓迎です。

●日     時:平成28年10月21日(金)、8時30分、西武新宿線・小平駅前集合。17時30分解散
●訪  問  先:ココ・ファーム・ワイナリー(足利市)、日本遺産・史跡足利学校ほか
●参  加  費:7,000円
●申込み先:ワイン研究会・井垣(090-1196-1471)

 

観劇の会のご案内

「ケンジの森のバス停」
==9月18日(日)午後、下北沢の「劇」小劇場で!==

久しぶりの「観劇の会」のご案内です。
志村会員作・演出の「ケンジの森のバス停」。今回は、下北沢の小劇場「劇」での公演です。下北沢には、小さな「劇場」がいくつかありますが、その中の一つです。「若者」の「まち」とも云われていますが、街の雰囲気も味わいたいと思います。

志村会員のお誘い文の抜粋を掲載します。
「今回は賢治作品から飛び出てきた様々な動植物、人間、物体が所狭しと――実際に下北沢の劇場は観客席が80名位の狭い空間なのです――音楽に乗って舞台上で動き回ります。注文の多い料理店、セロ弾きのゴーシュ、銀河鉄道、電信柱の物語、そして教育とは、教師とは何かというテーマに向かい、物語は進んで参ります。志村はこんな作品もつくるのかと辛口の批評共々、ご高覧ください」

「ケンジの森のバス停」の案内リーフレット

「ケンジの森のバス停」の案内リーフレット

終了後、俳優さんたちとの交流も予定しています。ぜひご参加ください。
●日 時: 2016年9月18日(日)午後2時開演
●演 目: 志村会員作・演出の「ケンジの森のバス停」
●会   費:   500円引きの3,500円(交流会費は別途ご連絡します)

※ 当日の集合場所、時間は追ってご連絡します。
※ 交流会の会場も検討中です。決まり次第ご連絡します。
※ 小劇場ですので、お早目にお申し込みください
※ 連絡・申し込み: 穂積(携帯: 090-3572-8445)

 

 

 

第29回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第29回例会を2016年7月29日(金)に開催しました。

アジアンスタイルのソムリエ河崎さん(左)と小川さん

アジアンスタイルのソムリエ河崎さん(左)と小川さん


・日  時:  7月29日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園
駅傍)
・参加者:  荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河 崎、 国友、栗原、佐藤(俊)、滝沢、中村、野村、早川、山本、以上14名 (50音順・敬称略)




恒例の第3金曜日から初めて第5金曜に変更した7月例会は、定員一杯の14名が参加。持ち寄りワインも前回から持ち越しの3本を加え、11本がテーブルに並んだ。フランス、スイス、シチリア、モルドバ、ルーマニア、ポルトガルのヨーロッパ勢に山梨、信州の日本勢が加わって相変わらずの賑やかさ。

この日飲んだワイン

この日飲んだワイン

飲んだワインは次のとおり(写真左から)。
●コノスル・スパークリングワイン・ブリット     チリ
●フランケン・シルヴァーナ・シュタインマン    白・ドイツ・フランケン 
●スイスAOC・ハイダ                白・スイス・ヴァレー州
●キスヴィン・ルビー                 白・2014・山梨・甲州 
ストローク・ソーヴィニオン・ブラン           白・モルドバ
ノマド・ピノ・ノワール                   赤・ルーマニア
●ドン カルロ・ロッソ                        赤・イタリー・シチリア

●紫輝・ヤマソービニオン                  赤・2015・長野・宮田村
●ポルタ・ダ・エルダージ                    赤・ポルトガル

今回から会の始まりの乾杯はトランプの「K・キング」を引いた人がすることになったが、最初の栄誉(?)を引き当てた佐藤(俊)さんの発声で全員元気よく「カンパ~イ!」

今日のキング佐藤(俊)さんの発声でカンパ~イ!

今日のキング佐藤(俊)さんの発声でカンパ~イ!

開栓はまず白ワインからというわけで、スイス白ワイン「ハイダ」から。
「ハイダ」とは「それ行け!という元気付けの意味」。そのままに80余歳でスイスの山歩きをして帰国したばかりの山本さん。ヨーロッパ最大最長という「アレッチ氷河」のトレッキング旅行土産の白ワインと山岳地チーズ「アレッチ」を皆で味わった。

山本さんのスイストレッキング旅行のお土産

山本さんのスイストレッキング旅行のお土産

次いでドイツ特有の扁平なびん(ボックスボイテル)に入ったドイツ・フランケンの辛口白ワイン、さらにご存じ「キスヴィン・ルビー」をカサグランデ特製料理を食べながら味わっていく。
キスヴィンワインは、山梨出身の早川さんが塩山の同ワイナリーを訪ねてのお土産。生憎、斎藤まゆさん(4月例会のゲスト)は不在だったとか。ワイナリー訪問の報告とともに甲州市ワイナリーガイドなどのパンフレットを出席者に配布する郷土愛ぶりも発揮した。

ワインをチェックする山梨観光大使の早川さん

ワインをチェックする山梨観光大使の早川さん

斎藤さんといえばワイン研ゲストとして招いたのがきっかけになって、校友に推薦しようとの声があがったが、その後の動きについての報告と、キスヴィンワインがANA(全日空)ショッピングサイトに採用されたとの斎藤さんからの報告がワイン研会長から披露された。
そして「ワイキキタイム」に。今回は中村さんが自ら書き上げた資料を使っての「ワインの歴史」の説明。ワインの起源はメソポタミア文明の紀元前4000-5000年にさかのぼり、ギリシャ、ローマ帝国を経てジュリアス・シーザーがヨーロッパに広めていったなどの説明に「研究会」らしいアカデミックな雰囲気に。

今日のワイキキタイムの先生は中村さん

今日のワイキキタイムの先生は中村さん

そこで、「ではこれを飲もう」となったのが、モルドバ共和国の白ワイン。ルーマニアとウクライナに挟まれた小さな国・モルドバは紀元前3000年頃にはすでにワイン生産がされた世界最古のワイン生産地域の一つといわれ、英国王室愛飲の「ミレスチワイン」など王侯貴族用ワインの生産で有名。もっともワイン研で飲んだモルドバ・ワインは王室ご用達ワインの100分の1の価格??

豆腐とトマトのカプレーゼ

豆腐とトマトのカプレーゼ

冷しゃぶの梅肉ドレッシング

冷しゃぶの梅肉ドレッシング

鶏肉とトマトのホイル焼き

鶏肉とトマトのホイル焼き


白ワインが続いて赤ワインに移るときには冷しゃぶの肉料理も運ばれてき、モルドバの隣国ルーマニア、イタリー・シシリア、ポルトガルの赤ワインを次々と空けたあとは、当会ではすでにおなじみの信州・宮田村から送られた日本ワイン「紫輝」が続いた。
村興しに熱心な宮田村からは、村政60周年記念事業として日本全土から台湾・南西諸島まで移動する蝶についての「アサギマダラ・サミット&フェスティバル」の開催案内もワイン研に送られて来て、当会のワインだけでない付き合いの広がりの一端も。

井垣会長から10月ワイナリーツアーのお知らせ

井垣会長から10月ワイナリーツアーのお知らせ

かくして瞬く間に時間は経ち、コーヒータイムに。そこでワイン研会長から10月21日の第3回ワイナリーツアーの具体案の発表があった。かくして話題の都知事選挙やポケモンGOなど世間の話題に移る間もないほどにワイン談義に花が咲いた7月例会は、9本のワインを空にし、2本を次回に残して、無事終了した。
前回流れた散会後の恒例カラオケ、今回は5名が参加して復活、時間を延長しての熱唱ぶりだったという。

(文=井垣、写真=荒木)

8月は夏休みで、次回の第30回例会は9月16日(第3金曜日)です。会場はいつもの「カサ グランデ」。会費は2,000円プラスワンコイン(任意)。ワイン愛好家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。ただし、会場の都合で定員は14名までですので、早めに井垣(090-1196-1471)までお申し込みください。 申込締切は9月11日(日)です。



第37回名曲を聴く会の報告

開催日:2016年7月22日(金) 午後1時より3時まで
場  所:国分寺駅北口 名曲喫茶「でんえん」
曲  目:次のとおり。
バッハ ブランデンブルグ協奏曲(6 曲)
 カール・ミュンヒンガー指揮  シュトゥットガルト室内管弦楽団

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6 曲、140 分、久し振りに聴いたが、この合奏協奏曲はバッハのケーテン時代(1717~23年)に作曲されたものである。
ミュンヒンガー盤は多分にドイツ指向で、オーボエ奏者に日本人宮本文昭が登場しているのも注目である。

マリオ・デル・モナコのオペラ独唱集
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有名なテノール歌手、モナコの曲目を時間の制約もあり、数曲聴いた。
ヴェルディの「オテロ」、プッチーニの「トゥーランドット」、ワーグナーの「ローエングリン」、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」等々であった。

●本日の出席者(敬称略)
荒木、栗原、末次、小川、清水(国分寺)、山本(杉並)、玉木(日野)、以上7名。

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おって、いつものコース、ほんやら洞で赤ワイン(スペイン産)一本を飲み雑談、その後散会。

【次回開催】
日 時: 9月23日(金) 午後1時より3時まで  (8月は休会)
場 所: 国分寺駅北口 「でんえん」
会 費: 1,000円 (コーヒー、ケーキ付)
曲 目: 次とおり。
◎リスト ハンガリ-狂詩曲より6 曲
  ピアノ ロベルト・シドン
◎エリザベート・シュヴァルツコップ の歌曲集
  ピアノ: ジェラルド・ムーア、ヴァルター・ギーゼキング

(文:小川、写真:荒木)

 

 

第9回映画鑑賞会のお知らせ

映画研究会は、第9回映画鑑賞会を次の通り開催いたします。
なお、集合時間、集合場所につきましては8月29日に改めてお伝えいたします。

●鑑  賞  日: 2016年9月2日(金)
●タ イ  ト ル: 「後妻業の女」(上映時間は約90分)
直木賞作家・黒木博之氏の受賞後の第一作『後妻業』を映画化したものです。
●あ ら す じ: 次の通り。
核家族化によるシニア世代孤立で現代日本人が直面している家族の現実を浮き彫りにし、「自分の身にも起こるかも?」「父は大丈夫だろうか?」など共感を覚える人間ドラマ。

高齢化と熟年離婚が急増し、熟年の婚活が増えるなか結婚相談所で財産目当てに金持で病気持ち(早死にするから)の男性を狙う女性(後妻業)をユーモラスに描いた娯楽性の高いエンターテインメント作品である。
●出  演  者: 大竹しのぶ・豊川悦司・津村正彦・笑福亭鶴光・小野真千子・ 徐貴美子 ・風間俊介ほか
●上  映  館:新宿バルト9 または 新宿ピカデリー
(7月度ニモクサロン出席の方には新宿バルト9とお伝えいたしましたが、「後妻業の女」を同日上映の新宿ピカデリーも候補に挙げました。上映時間帯により、どちらかを選択いたします)
●参 加 費: シニア 3,500円、一般 4,200円【いずれも懇親会費を含む】
チケットは参加人数分を纏めて鈴木が購入し、鑑賞日当日お渡しいたします。8月30日以降のキャンセルは料金をいただきます。
●親  睦  会: 映画鑑賞後に親睦会を開催いたします(会場は未定)。
●申  込  先: 8月29日(火)までに、電話またはFAXで鈴木昭助あてにお申し込みください。  
 電話FAX  042-344-7423  携帯電話 080-6519-8720
電話でのお申し込みの際は、ご自分の電話番号を必ずお伝えください。また、当方が留守の場合は伝言を入れておいてください。
なお、7月度ニモクサロンでの申込者は受諾しております。
                                                     以 上

(鈴木昭助)

 

 

第75回ニモクサロンの報告

●日  時:2016年7月14日(第2木曜日)12:00-14:30
●場  所:東大和市駅前・BIGBOX 東大和 B1室
●会  費:2,500円(1,000円以内の昼食+飲み物+室料1,050円)
●参加者:15名。荒木・井垣・伊藤(順)・伊藤(徹)・小川・梶川・久保田・佐藤(良)・篠原・
鈴木(昭)・滝沢・野村・堀田・横田
(敬称略、五十音順

梅雨真っ最中のニモクサロン。皆さん、傘は持って来られたのですが、実は行きも帰りも傘を使わずに済みました。お部屋にいる間に、雷様は大暴れして帰られたそうです。

7月の同好会活動は…。
★ 20日の稲酔会、開催されますよ。いつも通りに「虎居」で5時半開店です!
★ 22日の名曲を聴く会、1時から「でんえん」で。小川さんの秘蔵のレコードを…。
★ 29日のワイン研究会、今月は第5金曜日に変更。これからの申し込みは空き待ちです。

8月の同好会は、お休みが多いですね。
★ 11日のニモクサロンは祝日ですが、年中無休で開いております。
★ 17日の稲酔会も、開催されます。
★ 22日のざる蕎麦研究会は夏の恒例、名栗川辺の「櫟庵」で。飯能駅11時40分集合です。
◎ 毎月開催の、ワイン研究会と名曲を聴く会は、夏休みです。
◎ 8月25日に、小平ユネスコ協会の「米軍ジャズコンサート」がルネこだいらで開催されます。石井さん、西村さん、山口さんなどが関わっていらっしゃいます。今年は平日の夜6時開場です。チケットは荒木が預かっています。
◎ 9月2日ですが、映研が「後妻業の女」を観に行く予定です。詳細はこちら

もちろん昼食も頂きました

もちろん昼食も頂きました

伊藤会長の話は面白い

伊藤会長の話は面白い


今日は、特に決まったお話がないので、皆さんからの話題の提供で雑談となりました。
佐藤(良)さんから、最近の早稲田のスポーツが弱い~というご不満が出ました。伊藤会長の深く広い様々なお話で、皆さん活気づきましたねえ。面白かった!

東京都知事選の話題も、盛り上がりました。3人の有力候補への皆さんの情報は、大変参考になりました。さてどなたが都知事に決まるか、ニモクサロンでは当選予想?を致しました。8対5で鳥越さんが小池さんを破るようです。(^-^)

今日の一番の話題は、末次さんからの早稲田大学を愛する気持ちの深さ、新聞記事を用意してのお話でした。50年前、この記事を読んで以降、機会あるごとに読み返して来られたそうです。早稲田に憧れて九州から上京、早稲田大学高等学院に入学そのまま大学に進んで…。

50年前の新聞記事

50年前の新聞記事

熱く語る末次さん

熱く語る末次さん

熱心に記事を読んで

熱心に記事を読んで

今も早稲田の良さを熱く語られる末次さんには、聞いている皆さんもすっかり胸が高鳴り、思わず熱く語り合ってしまいました。

 (文・写真=荒木)



 

第11回女子懇親会の報告

日    時: 2016年6月30日(木) 12時~14時30分
会    場: セレオ国分寺(国分寺駅ビル)9 階・中華料理「華琳」

参 加 費 : 各自注文実費(ランチと珈琲1,600円位)
参 加 者 : 荒木・姉崎・今井・岩根・大竹・岡・久保田・藤崎・牧野・真篠(敬称略、五十音順)
お話担当:牧野さん 「高齢者とのかかわり」

5名の方が、体調を崩されたりお忙しかったりでお休みでしたが、今日は10名の方がご出席下さいました。主催者としてはとても嬉しい昼食会でした。

集合写真も壮観ですね

集合写真も壮観ですね

最初に嬉しいご報告が3件。
牧野さんからのご依頼で昨年5月、第6回女子懇親会の時に、「かよちゃんに心臓移植を」という運動にワンコインの寄付をしましたが、アメリカへ渡って手術を受けたかよちゃんが無事に元気になって帰国して来られたそうです。ささやかな私達の寄付でしたが、2億数千万円が集まったそうで、まだまだ世の中に善意はあるのですね。かよちゃん、本当に良かったですね。

次は、仲間の中島ご夫妻のご活躍です。ご夫婦そろって早稲田の夏目漱石の研究教授ですが、今回漱石が取って置いた絵葉書312通が発見されたことで、そのコメントなどと一緒に、中島ご夫妻が写真入りで読売新聞に載っていました。ご活躍ですね。

3番目は、小平稲門会新入会の岩根さんと今井さんが、今日初めて女子懇親会にご参加下さったことです。どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。(^-^)

食事を挟みながらの話題は尽きず、大学時代の話(同じ学部でも年代が違うので面白いです)、会社での苦労話(TVドラマのように、まだまだ職場での女性の地位は男性に比べると差が有り、低かったそうです)、地域の問題(中央公園の道路に引っかかる人が居ました)、そして自己紹介、皆さんの人生を伺っていると素敵なドラマが出来そうです。(^_-)-☆

さて今日のお話は、牧野さんの現在かかわっていらっしゃるまりも園や、ほのぼの広場の経験談から始まり、特別養護老人ホームやデイサービス、ご自分の親御さん達を含めての高齢者とのかかわりについてのお話でした。
孤独な老人達を楽しくさせ、会話の難しい障害者の心を開かせ、決して人前で愚痴を言わない明治大正生まれの辛抱強い老人達から、小さな意見を拾い上げていく、地道で心優しいお仕事の話は、とても素晴らしいものでした。
皆さんの中には親御さんの介護や入院の経験がある方が多く、様々な経験談や苦労話、具体的な施設等の情報も伺えて、とても現実的なお話の場になりました。

また、今井さんの、障害を持った方達のグループホームでの生活のお手伝いをしていらっしゃるというお話も、知らない世界で、とても勉強になりました。

自分の力を社会のいろいろな所で役立てていらっしゃる…。やはり早稲女は素敵です。

初参加の岩根さん(右手前)と今井さん(同中央)

初参加の岩根さん(右手前)と今井さん(同中央)

焼き物を前にお話担当の牧野さん(中央)

焼き物を前にお話担当の牧野さん(中央)


最後に、今井さんが個展を開くほどの絵のご趣味をお持ちと伺い、また牧野さんからは今朝出来上がったばかりの焼き物の作品を見せて頂き、ますます皆さんがパワフルな生活をしていらっしゃるということが、よく分かりました。

次回の女子懇親会は9月7日(水)12:00~14:30に国分寺駅ビル9階の「華琳」で。
早速、今日初参加の今井さんに何かお話をして頂きましょう。お願いしますね。

 (文と写真=荒木)

 

第14回寄席研究会報告

第14回寄席研究会は、2016年6月22日(水)恒例の新宿末廣亭で6月下席昼の部観賞会を開催しました。
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12時の開演早々に1階椅子席(約110席)は満席、1時には2階席を開放し最終的には300人以上でほぼ満員となったようです。特に1階桟敷席は、寄席の雰囲気を楽しもうという若い人で一杯でした。
今回の会員の参加は7名。開演と同時に入場した4名は1階、その後入場した3名は2階での観賞となりました。

前半のお目当ては早稲田出身で今売り出し中の桃月庵白酒でしたが、順番が替わってしまったため遅れて参加の3名の方は、残念ながら観る事が出来ませんでした。演目は主人と女将さんからそれぞれ買収される「権助魚」で、熱演だったと思います。プログラムにはなかった代演の漫才ホームランは寄席研のファンも多く、今回も好評でした。
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ベテランの鈴々舎馬風、柳家小袁治は丁度当日が参院選の公示日であったためか、二人とも立川談志の選挙の裏話に終始し本題に入らずじまいでした。
後半の三遊亭円丈は和洋取り混ぜた桃太郎からシンデレラまでの創作落語で会場は爆笑の渦でした。昼席トリは現落語協会会長の柳亭市馬で、演目は俄か仕立ての間抜けな幽霊が出て来る「不動坊」、30分近くの熱演で、最後に落語を聞いたなという感じでした。
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終演後はこれも恒例の末廣亭隣の焼き鳥屋・庄助で懇親会を行いました。
今回初参加の末次さんの感想を聞きながら、最後は早稲田スピリット?の話で盛り上がり楽しく散会しました。  

★参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、栗原、末次、山本、伊藤(徹)、以上7名。

次回は9月か10月を予定しています。是非ご参加下さい。

  (文=伊藤徹、写真=荒木)