第40回散策の会 報告

福生の玉川上水と多摩川を歩く

平成30年9月29日(土)

このところ都会めぐりが続いたのと、この夏の猛暑続きに水が恋しくなったので、じゃあ水辺にしようとここを選びました。ところがこの日は沖縄に台風24号が襲来し、その影響で秋雨前線が刺激され、福生も午後から雨が降り続ける始末。そのうえ、これぞという目玉に欠け、公園々々の“ベタ”なコースでしたが、愚直に歩く道、おしゃべりしながらのブラブラ歩きの通り、それなりにお楽しみを見つけていただけましたでしょうか?

福生は「散策の会」では初めて訪れる方面ですし、しかも小平駅からだと新宿へ行くよりも近いので、帰宅時間を気にせず飲める・・・。そんなことからか15人の参加者に拝島駅に集まっていただき、コンコースでの集合写真のあと13時45分にスタート。

いざ! 雨の散策に出陣・・・。その前に駅のコンコースで記念撮影。ホッ!

☆水喰土(みずくらいど)公園(福生市熊川1359-1)
玉川上水を掘削の際、水を流したらこの辺で水が残らず地中に吸い込まれたことから、“水を喰う土”というこの名が付きました。つまりはこの辺の厚い砂利層が水を吸い込んでしまった失敗作業だったのです。そのために仕方なく北側へルート変更して、工事を完成させました。この公園内には当時の掘削の跡が保存されていて、階段で7メートルほど下ると堀底に降りられます。草ボウボウで、いわれなければそれと分からぬ存在ですが。
拝島駅から玉川上水沿いに「日光橋公園」という名の細長い緑地帯が600メートルほど続き、八高線をくぐり、この公園につながります。また、ここの北には広大な米軍の横田基地が拡がっています。

日光橋公園橋の下で説明。濡れないね!

雨の水喰土堀跡。水溜ってるよ?

ほたる公園(南田園3-9-1)
水喰土公園で玉川上水におさらばして西行し、青梅線や五日市線の踏切を渡り、奥多摩街道を約1キロ北上。東の玉川上水と西の多摩川が500メートルほどに接近した位置の中程にこの「ほたる公園」がありました。
拝島崖線上にある奥多摩街道からは、左手に多摩川を望み、その奥に今日は雨雲に阻まれて見えませんが、南多摩の山並みが連なっているはずです。しばらく歩き、20数段の階段で崖線を下りると楕円形の「福生ホタルドーム」が目に入ります。この辺では昭和30年代まではたくさんのゲンジボタルが生息していましたが、その後減少していくため、人工飼育する施設として昭和48年に設置されました。例年6月の「福生ほたる祭」では500匹のホタルが放たれ、大勢の人で賑わうそうです。

滑らないようにね。階段倒しに?

蛍の人工飼育施設ホタルドーム

☆多摩川中央公園(北田園1-45)
多摩川沿いにある南北700メートルもの長さを持つ広大な公園です。河川敷と一緒になって、どこまでが公園なのか区別がつきません。小雨に煙る緑一色の公園の中で、オオハルシャギク・キバナコスモス・ハギなどが咲く区画が彩りを添えています。ここは小川、花壇、BBQ場、野球場などがあるファミリー向けの施設です。公園からは木々が邪魔をして川はまったく見えません。多摩川に来て川を見ずに帰るのはなんとも心残りです。そこで雨を含む草むらの中の獣道のような細道を下り、水流の見える地点まで足を運びました。目の上には五日市線の鉄橋がそびえています。玉川上水の羽村取水堰はここから約4キロ上流にあります。
この公園の南端には大きな福生団地があり、その間を抜け次の公園に向かいました。

雨に濡れた花は可愛いいねえ~

カメラマン 決死の覚悟で多摩川を撮る

☆下の川緑地せせらぎ遊歩道公園(熊川2335-11)
中福生公園から福生南公園まで2キロほど続く長い遊歩道ですが、今回は途中から入り途中で抜けました。拝島崖線に沿い流れる小川はその名のごとくか細く、雨のせいかやや透明さを欠いています。下見の時に見たクリスタルのような輝きをぜひ見ていただきかったのに残念。

せせらぎ遊歩道公園。崖線からの流れは雨でも美しい


☆熊川神社(熊川660)

道中の崖線を昇ったところに熊川神社があり、参拝だけでもと寄ってみました。境内には不精者に好都合な「1か所七福神」の石像があちこちに立ち並んでいて、手を合わせたまま体をぐるりと180度回転してお参りしてきました。きっと来春の「七福神めぐり」までは福が持続するでしょう。神社の脇には熊川分水が豊富な水を運んでいました。

お参りよりもまず雨宿り! すみません「七福神さま」


【散策後の懇親会】

拝島駅近くにある「や台ずし拝島町」の暖簾をくぐりました。グレードは飲み放題のプレミアムコースで4,000円といういつもの相場。多くの店では〆は鍋の残り汁で作る玉子雑炊とか煮込みうどんが定番ですが、この店は寿司屋を名乗るだけあって、それが握り寿司なのには感心しました。そのほかにも鮎の串焼きなども出てきて、おおむね好評でした。
拝島駅で解散したほろ酔いでいつもより饒舌な一行は、19時前には西武線やJR線へと分かれて行きました。

今日の店は気に入った!<鮎の串焼き><にごり酒>・・・未だ出てなかった!

【参加者】
荒木・伊藤(徹)・大河原・大河原夫人・国友・小林・佐藤(俊)・篠原・滝沢・竹内・田中・千葉・松村・村木・山本(15名)

(文=佐藤(俊)、写真=荒木)

 

第52回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第52回例会を9月21日(金)に開催しました。

・日 時: 平成30年9月21日  15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者:荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川(裕)、河崎、國友、佐藤(俊)、篠原夫妻、冨平、野村、早川、村木、山本、計15名(50音順・敬称略)

8月を休んで2か月振りの例会、小雨の中を集まった14名に現役早大生が加わるサプライズ例会となった。持ち寄りのワインが11本。フランス産4、イタリア産3、日本ワイン2に加えて南ア、アルゼンチンと相変わらずの賑やかさ。

年の差○○歳も何のその。「まずは乾杯!!」

ワイン研会長から、「今日は我々の孫世代と言っても良い若いゲストが参加です」と特別参加の早大生・小川裕太郎君(理工・建築科2年)の紹介で始まった。まずは今日の乾杯役・國友さんの発声で小川君歓迎も含めて勢いよく「カンパーイ」の声が部屋に響いた。乾杯ワインは「キスヴィンスパークリング」。6月のワインパーティーに招いた斎藤まゆさんからのプレゼント。

「先輩に会いに行こう」企画の様子をタブレットで説明

何故現役が参加? といぶかる皆に小川君が自己紹介。説明によると大学教務部が行った9月4日-7日の「先輩に会いに行こう! 山梨県編」企画に参加、訪ねた先輩の一人が「ワイン造りは喜びそのもの!」というキスヴィンの斎藤まゆ先輩だった。斎藤さんからワイン造りの話を聴き、実際にシャルドネ収穫の実体験もした。話すうちに「小平に住んでるならワイン研を訪ねたら」と斎藤さんに紹介されて参加したという。20歳になったばかりの若人、近くに坐った会員からの質問攻めに会ってこの日の人気を独り占めにした。

一升瓶も氷で冷やしながらのデカンタに移してお洒落に

今回のワインの注目は「甲州辛口」(山梨・モンデ酒造)の一升瓶(1800mL)。グラスにどうして注ごうかとソムリエ役は思案したが、心配無用。荒木さんが「叔父の形見です」とデカンタを持参。お蔭でこれに移して順次皆のグラスに注いでスマートに飲むことができた。
日本ワインの代表・甲州種に続けて本場フランス・シャブリのシャルドネ、南アのシュナンブランス種と白ワインを味わううちに「サンマには白が合うね」との声にサンマの焼き方やら「今年のサンマは大きくって美味しい」としばしサンマ談義に花が咲いた。サンマといえば、この日のカサグランデのマリアージュ料理は「さつま芋 人参 きゅうりのマスタード入りマヨネーズ和え」「スタッフド エッグプラント」「チキン南蛮スパゲッティ添え」の三種。いつもながらの店の心尽くしに感謝。

井垣会長の資料は凄いなあ~~皆さん大絶賛。大学生もびっくり

話が弾むうち、恒例の「ワイキキタイム」に。飲むだけでなくワイン業界の動きを知っておくのも当会の勉強の一つ。今回は最近のワインに関する新聞記事などの紹介。まず、世界的猛暑で農産物が大きなダメージを受けるなかで「強い日差しで糖度高まりワインは当たり年? 来夏のお楽しみ」(日経)、ワイン研でゲストに招いた越後屋美和さんの「東京ワイナリー」で、練馬区が主導して練馬産ワインに注力、都市農業のPRをしていく記事(日経)、国内製造ワインの「表示ルール」が10月から厳しくなる(日経)、今世界的にロゼワインの人気が高まっている(朝日)に加えて、「ワインはどこで保管するか」など家ワインの基礎知識や楽しむワイングッズの紹介(JCBプレミアム誌)。しばし飲む手を休めて資料を読み込んだ。

会の進行は2人のソムリエさんに任せて・・・(ご苦労様です!)

白を飲み干して赤に。フランス・ボルドーのメルロやピノ・ノワール、イタリアのサンジョヴェーゼ種ワインなどが空いていくが、今回は持参者の説明も少なく、いまやすっかりソムリエ役に定着の河崎さん、冨平さんに開ける順序をまかせてもっぱら会話と飲み方にまわった参加者たち。学生さんが参加だからというわけでもなかろうが、いつの間にか山本・伊藤(順)の両米寿先輩の学生時代の写真まで登場するなどいつもながらの賑やかさのなかで時間が過ぎていった。

「小川君、またお出で!」「総会に来ると良い」「BBQが良いよ」

コーヒータイムになって、ワイン研会長から10月封切の映画「ウスケボーイズ 日本ワインの革命児」の紹介があった。シャトーメルシャンでワイン醸造を手掛け晩年はワインコンサルタントとなった麻井宇介氏を師と仰ぐ山梨大学大学院のワイン研究仲間たちが「日本ワイン」の道を開拓していく実話に基づくもの。ワイン研と映画研究会のコラボで30周年記念イベントに参加の「ウスケボーイズ」映画鑑賞会を10月22日(月)に開催するとのこと(詳細は稲門会HP参照・参加申込受付中)。そして、最後に小川君の「楽しかった」との感想を聞いて例会は 賑やかなうちに終えた。この日飲んだワインは一升瓶を含めて8本、3本を次回に持ち越しとした。

散会後は有志のカラオケタイム。参加の7名は店の「新装記念超格安料金」の恩恵を受けての楽しい一時を過ごした。

次回は10月26日(金)に5回目の恒例ワイナリーツアー。今年は「電気ブラン」でお馴染み浅草・神谷バーを開いた神谷傳兵衛氏が、茨城・牛久に開設したわが国最初の本格的醸造場といわれる「牛久シャトー」に行きます。すでに多くの申し込みを受けています。11月の例会は都合により第3金曜日ではなく「第5金曜日の30日」ですのでご注意ください。

(文=井垣、写真=荒木)

第59回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年9月28日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎ショパン ピアノ協奏曲第2番 へ短調 Op. 21
      アンダンテ、スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
 ピアノ クリスチャン・ツィーマーマン
     ロス・ローゲスト
ショパンには有名なピアノ協奏曲第一番があるが、第二番の方が先に作曲されて世に出ている。第一番ほど華麗さはないが、自由な構成を持つ協奏曲である。
大ポロネーズは、本来は管弦楽付の作品だが、今日ではピアノ協奏曲として演奏されている。

◎べートーヴェン 七重奏曲 変ホ長調 Op. 20
 ウィーン八重奏団
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴットのための六楽章からなる協奏曲である。

●本日の参加者:小平、国分寺の栗原、清水会長と小川の3名。
おって、
小平、国分寺稲門会の両会長が行事の打合せをこの機会に行われた。
例によって駅ビル9階のイタリアン・レストランで先ずビール、それから赤・白ワインを。ピザ二皿注文、一皿はメニューにないビスマルクというピザを清水さんが特注、さすがの知識の深いところを披露された。

【10月の例会】
10月19日(金)に。今回は第4金曜日の26日がワイン研のOUTINGのため、3週の19日に繰り上げた。くれぐれも要注意。

曲目は次のとおり。
〇リスト
・ハンガリー狂詩曲(19曲)の中から6曲(2, 5, 9, 14, 15, 19番)
 ピアノ ロベルト・シドン
〇モーツアルト
・ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲
 ヴァイオリン フランツ・ジョセフマイャー  ヴィオラ オットー・グラフ
・管弦楽のための協奏交響曲
 ホルン ウオルター・レクスット  ファゴット クラウス・ボッキー
 クラリネット ハンス・ダインッァー  オーボエ ヘルムート・フッケ

(文:小川、写真:荒木・清水)

 

第100回ニモクサロンの報告

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画
~「カラオケの会」と合同開催~

●日  時:2018年9月13日(第2木曜日)12:00~15:00

●場  所:東大和市駅前「BIGBOX  パーティー室 」 042-566-6892
●会  費:3,000円
●参加者: 29名。荒木・井垣・石井(伸)・石井(道)・伊藤(順)・伊藤(徹))・大島・小川・小平・勝見・国友・栗原・小山・佐藤(俊)・佐藤(良)・篠原・篠原夫人・鈴木(昭)・滝沢・竹内・野村・原・堀田・松村・村木・山本・横田・若林・渡邊(初参加)【敬称略・五十音順】
8月にいらした方5名(ごめんなさい!)。生井(初参加)・飛田(初参加)・原・桜井・松村 【敬称略・五十音順】

賑々しく集合写真を撮りました

2010年4月8日にスタートしたニモクサロン(旧イチモクサロン)は、今年2018年8月9日で、100回目を迎えるはずでした。ところが思いがけなく台風13号が関東地方に来るという情報に、2日前には開催か否かをお店に伝えなければならないというので、事故を心配して中止という事にしました。けれども午後には雨も止み、100回目なら1回は行ってみようと参加された生井さん、飛田さんを含めて5人の方が会場にいらっしゃいました。申し訳なかったです・・・。
でもさすが早稲田マン、ななかまどで食事をして、カラオケを楽しんで帰られたそうです。(^-^)

そして今日9月13日、いよいよ100回目を迎える日の前日、ビッグボックスから予定していた部屋の空調が壊れたので、パーティー用の部屋を使って貰えないかとの電話連絡!!
何よりも当日にならないと人数が分からないサロンなので、部屋の大きさを一番心配していたので、これは嬉しいお話。何しろ会費も変わらないでパーティー会場ですから・・・(^-^)。お陰様で29人揃ってのお食事が出来ました。何だか神様からご褒美を頂いた気分でした。
いつもよりちょっと高い1,500円上限のお料理と、憧れの大きな缶の生ビール、お酒も飲み放題と、今日のオーナーは太っ腹でした。(^-^)
そうそう、横田さんから大きなどら焼きを20個も頂きました。みんなで仲良く頂きましたよ。(^-^)

≪内容≫
*祝設立30周年の横断幕をバックに、「第100回ニモクサロン」 の文字を入れてまず集合写真撮影。(鈴木さんゴメンナサイ!受付にお料理の注文に行って下さっていたのですね)
*オーナーの挨拶と、今日のタイムスケジュールと内容のご紹介
*栗原会長からお祝いのお言葉
*伊藤前会長の音頭で乾杯!
*ここからはいつものお知らせタイム(敬称略で記載させて頂きます)
①寄席研の「国分寺寄席」鑑賞会のご報告。18名が参加【伊藤(徹)】
②ユネスコ主催米軍コンサートの参加お礼。今回はロックでした【石井(道)】
③名曲を聴く会30周年参加企画「12月第九を聴く会」チケット予約現在12名【小川】
④9月15日、ざる研30周年参加企画、秦野「東雲」蕎麦打ち体験募集、現在16名【山本】
⑤9月19日、稲酔会参加者募集【伊藤(徹)】
⑥9月21日、ワイン研14名満席キャンセル待ちの報告【井垣】
⑦9月28日、名曲を聴く会ご案内【小川】
⑧9月29日、散策の会「福生の玉川上水と多摩川を歩く」参加者募集【佐藤(俊)】
⑨10月6日、小平稲門会30周年記念イべント「吹奏楽の夕べ」の参加者募集【大島】
⑩10月11日、第101回ニモクサロンご案内、会場はいつものC6【荒木】
⑪10月13日、小平稲門会総会開催のご案内【大島】
⑫10月19日、名曲を聴く会(第3金曜日に変更)注意【小川】
⑬10月23日、ゴルフ同好会のご案内【篠原】
⑭10月26日、ワイナリーツアー満席キャンセル待ち(第4金曜日に変更)注意【井垣】
*お食事タイム&いつものアイスクリームタイム
*若林さんから出版のご紹介。ニモクサロンに御本を1冊頂きましたので回覧します。
*滝沢さんから新刊本10冊頂きましたので回覧します。
*井垣さんから。稲穂随想掲載「モンテンルパ」、松谷さん編集の記事が今も読まれているそうです。
*初参加の渡邊節さんのご紹介(よくいらっしゃいました!)
*佐藤(良)さんからお祝いと感謝のお言葉 (有難うございます!!)
*オーナー荒木に枯れない花のプレゼント 代表・山本 (有難うございます!!)
*カラオケの会演奏会
「少年時代」(竹内) 「千の風になって」(山本) 「マイウェイ」(野村)
「この街で」(山本・勝見) 「青い山脈」(井垣・篠原夫人・荒木・全員)
「紺碧の空」(竹内リード・全員) 「また逢う日まで」(全員)
*一言ずつご挨拶 (先輩から始まって、最後は若い原・松村で締めました)
(時間切れになってお話しできなかった方・・・ごめんなさい)

《3時、予定通り閉会となりました。有難うございました。》

(文:荒木、写真:国友)

栗原会長からお祝いのご挨拶

伊藤前会長の音頭で乾杯・その1

乾杯・その2(鈴木さんに乾杯! お世話様でした)

「いつまでも元気で枯れないで!」ですって・・・

会場のみなさんとご一緒にカラオケの会演奏

「紺碧の空」 竹内さんのリードで気合が入ります



ワイン研とコラボで開催~第20回映画鑑賞会のご案内

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

先に第20回映画鑑賞会として映画「ウスケボーイズ」をご案内しました。
この映画は、日本ワインの革命児達の挑戦と情熱を描いています。今回は「映画研究会」が第20回の節目にあたることもあり、「ワイン研究会」とコラボでの小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画として行うことにしました。

下記の通り改めてご案内しますので奮ってご参加ください。

■映 画 :「ウスケボーイズ」
《キャスト》
・渡辺大・出合正幸・和泉元彌・橋爪功 ・竹島由夏 ・大鶴義丹・他
《あらすじ》
日本のワインを世界レベルまで引き上げたワイン業界の先駆者・麻井宇介の思想を受け継ぎ、常識を覆すワインづくりに挑んだ若者たちの実話を映画化した作品。
ブドウ畑と格闘しながら困難を乗り越え、夢の実現につき進んだ若者たちの挑戦と情熱を描いています。
この作品は今年7月のマドリード国際映画祭2018で最優秀外国語映画作品賞を、また主演の渡辺大が最優秀外国語映画主演男優賞を受賞しています。
■日 時: 2018年10月22日(月) 時間未定
■上映館: 新宿武蔵野館
■料 金:¥1,100(シニア料金)
■懇親会:映画鑑賞後に自由参加で懇親会を予定しています(予算@2,500。場所未定)。
■申込先:10月18日(金)迄に懇親会への参加・不参加を含め、鈴木昭助宛てに申し込み願います。10月19日以降のキャンセルは料金をいただきます。
・電   話: 080-6519-8720
・E-mail: syouchan(at)k5.dion.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】

*集合場所・集合時間は上映時間が公開になり次第(10月19日前後)、参加者にPCメールもしくは電話にてお知らせします。

(2018年9月25日 鈴木記)

第62回ざる研 秦野「そば処東雲」報告

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

1.日 時: 2018年9月15日(土)、11時小田急線秦野駅改札集合、神奈中バスで中庭へ
2.場 所: 秦野市東田原999田原ふるさと公園内「そば処東雲」電話0463-84-1282 月定休
3.参加者:荒木、伊藤徹、大島、小川、大河原、木本、栗原、小林、篠原夫人、鈴木、中村、野村、福田夫妻、山本、(15人)
4.費 用:{¥62,520-¥1,100(そば打ちキャンセルフィー)}÷15=¥61,420÷15≒@¥4,100 残¥80
5.前置き:
今回は小平稲門会設立30周年記念行事の一環としてざる研初のそば打ち体験を企画、丹沢山塊の懐深く黄金の稲穂に囲まれた田原ふるさと公園のそば処東雲(しののめ)に赴いた。なお、公園の一角には鎌倉三代将軍源実朝公の御首塚(みしるしづか)があり、28歳の若さで暗殺の憂き目にあいながら今に名を遺す和歌の名手、傍らに佐々木信綱揮毫の句碑が建てられていた。
6.経  過:
小雨模様でしかも遠方、全員の集合が気になったが、やはり1名欠、4人一組の4組が一寸欠けることになった。秦野からバスでヤビツ峠方向に13分登り、中庭で下車。東雲では予め引いたくじで4組に分かれ、2階の部屋でそば打ちの準備をする。

気合を入れて「いざ出陣!!」

水回しして練り始める

めん棒を使ってのす

打ち粉を振って折りたたむ

そば切り包丁で1.5ミリ幅に裁断

そば打ちの指導は1、2組が山口さん、3、4組が内田さんで、経験20年のベテラン女性。こね鉢には既に幌加内産そば粉7、秦野産中力粉3の材料が用意されていて先ず水回し、と云ってもお湯で、これを3回に分けて粉になじませホロホロ状になったところで力強く練り上げ、生地を中に押し込んで(菊練り)空気を押し出しながら円錐形に整える(へそ出し)。このそば玉をのし板に乗せ、打ち粉を振って押しながら平らに丸くのして行く(地のし)。次にめん棒に巻き付け回しながら前に向かってのし、薄く均等な状態を確認したら打ち粉を振って折りたたみ、小間板を上にのせてそば切り包丁で裁断する。そばの幅約1.5ミリは切った後包丁を左に僅かに傾けることによって出す。切り終えたそばを揃えて生舟入れる。此処までで我らの真剣な1時間の労働が終わり、茹で上がりの成果を案じつつそば前を楽しむことになる。

お互いの労働を讃えて「カンパイ! お疲れ様!」

これは長いぞ~~

良い仕事してますねえ

食卓は自分が打ったそばをたぐる都合上、当初の組別で囲み、先ず生ビールで乾杯、労働の後は美味い。各人別の料理は素朴な野菜の天ぷらと当地の名物鯵の刺身、それに大きな丸皿に鶏唐、つくね、焼き豚、オクラ、ゆで卵などが盛りだくさん。酒は秦野唯一の酒蔵金井酒造の季節限定ひやおろし。やがて4つに盛り分けたおそばが上がってきたが見た目に素晴らしく味も上々、とても素人の仕事とは思えない「良い仕事してますね」と褒めたい出来栄え。一人150gは多かったが、それぞれに満足したことだった。

見て見て! 全チーム一筋も残さずに完食で~す!


心配された天気も大して気になる程にならなかったのは実朝公が「時によりすぐれば民の嘆きなり八大竜王雨止めたまえ」と後押ししてくれたのかもしれない。

大仕事を終えて…今日は楽しい1日だったネ


7.その他:次回第63回ざる研は吉祥寺・中清です。小店ですがユニークなお蕎麦屋さん、振るってご参加ください。日程は10月18日(木)13時45分、JR吉祥寺駅中央改札集合。費用約¥4,000、参加申し込みは10月11日(木)までに山本(電話042-473-7617)へ。

(文:山本、写真:荒木・山本)

 

第19回映画鑑賞会の報告

第19回映画鑑賞会を下記の通り行いました。

1.鑑    賞    日    時: 2018年9月10日(月)
2.上        映       館: 東宝シネマズ新宿
3.上    映   時    間: 12:20~14:40
4.タ    イ    ト   ル: 「泣虫しょったんの奇跡」
         (”しょったん” は主人公・瀬川晶司のあだ名)
5.鑑    賞    料   金: シニア¥1,100
6.参加者(敬称略): 荒木、国友、生井、生井さんの友人、松村、村上、山本、鈴木(計8名)
7.映  画 の 感  想 :
映画のあらすじは、既報(第19回映画鑑賞会の案内)の通りで、瀬川晶司の自伝の映画化です。
映画は、小学校5年の授業の休み時間に瀬川晶司が友達と将棋を指しているところから始まりました。授業が始まり、新任の先生が瀬川にあだ名は何ですかと質問したことに対して、“しょったん”
と答えたのが“しょったん”の謂れです。

題名は「泣虫しょったんの奇跡」ですが、“しょったん”が泣いた場面はアマチュア名人戦で親友から負けた時トイレに駆け込んでの悔し泣き、父親が事故で亡くなり遺体と対面した時の悲し泣き、プロ合格時に小学生時代の先生から激励の葉書を頂いた時の嬉し泣きの確か3回でした。“しょったん”が自伝を書くにあたり、この3つの泣かずにいられなかった出来事がよほど強く心に残ってため題名に“泣虫”が付いた、とは私の勝手な想像です。

小学生で将棋のプロを目指しながらも、26歳までにプロになれず将棋連盟から奨励会を脱会させられて、実兄からはプロになるのを諦めて真っ当な職を探せと忠告されたりもしました。然しながら、一方では小学生時代から父親や将棋道場の指導者の温情があり、将棋に対する愛着は捨てられなかったようです。そして“しょったん”が36歳の時にアマチュアの強力な支援者と新聞記者からプロテストを受けるように勧められ、この両者が将棋連盟を強引に納得させてプロテストが実現し、結果は見事に奇跡の合格でした。

見終わって感じたことは、“しょったん”の実力が無ければ合格は不可能ではありましたが、父親の温情、将棋道場の指導者や将棋連盟を納得せしめた人々がいなければこの奇跡は起こらなかったのです。
“しょったん”はこのように様々な応援者に恵まれ幸運にも目的を達成することが出来ました。

人生においても、このように実力があっても運が伴わないと達成できない事例が沢山あるように思います。

8.懇        親       会:
「大地の恵み北海道」(新宿東宝ビル内)
今回は将棋に詳しい村上さんが参加されましたので、懇親会では将棋の専門的なことも教えて頂きました。男性のみで約2時間懇談して解散しました。
料金:¥11,355支払い(回収¥2,200/人×5名)
不足:¥355
精算:前回繰り越し¥2,986-今回不足分¥355=次回繰越し¥2,631

(2018年9月11日 鈴木記)

 

関東大学ラグビー早慶戦・早明戦のお知らせ

早稲田大学ラグビー蹴球部は今年、創部100周年を迎えます。
相良新監督の下「Moving」をスローガンにして部員一同、大学選手権、日本一奪還を目指して頑張っています。
皆さんご一緒に応援しませんか!

ワセ・スポを愛する会では、
①11月23日(金・祝)早慶ラグビー、
②12月2日(日)早明ラグビー、
の観戦チケットの申込みを受付けております。
①②とも秩父宮ラグビー場で行われます。

●チケットの手配順序、料金は次のとおりです(下表をご参照ください)。
①バックスタンドA指定席 ⇒ メインスタンドB指定席 ⇒ バックスタンドB指定席 ⇒ 一般自由席。
上記の順序で申し込みます。
●チケット代金に加えて、郵送料と代引き手数料がかかります。ご了承ください。
●申込み締切日は、9月14日(金)
人気のあるカードのため、チケット販売開始後、直ちに売り切れになる可能性があります。申込み締切日の設定を短期間としましたことをご了承ください。
●連絡先:ワセ・スポを愛する会 大島
      電話 042-342-5942


                

第21回寄席研究会報告

第21回寄席研究会は、今回初の試みとして国分寺稲門会主催の「国分寺寄席」を観賞しました。国分寺稲門会は毎年夏に、金原亭馬生一門を呼んで「国分寺寄席」を開催しており、今回が8回目です。
従来は色々な伝手を頼ってチケットを入手していましたが、今回は寄席研が窓口となり、交渉の結果18席確保しました。過去の寄席研参加者及び国分寺寄席参加者に呼びかけたところ即完売となってしまい、HP等でお知らせする事が出来ませんでした。毎年370席のホールを一杯にする国分寺稲門会のパワーに感心します。

●第8回国分寺寄席観賞会
・日 時:平成30年8月30日(木) 13時30分から16時30分
・場 所:国分寺いずみホール
・料 金:全席自由 1,500円
・出演者:金原亭馬生一門外
・演 目:前座 小駒「子ほめ」  二ツ目 馬久「道具屋」
     真打 馬治 「代書屋」 真打 馬玉「転宅」
     翁家小花 太神楽曲芸
     トリ 馬生「抜け雀」
     一同総出 茶番・大喜利

・参加者:荒木・友人・井垣・大島・小川・勝見・河崎・国友・栗原・小山・櫻井・佐藤俊・末次・鈴木・滝沢・村木・山本・伊藤徹、以上18名(敬称略)

なお有志14名は終演後、国分寺駅前北海道で懇親会を行いました。

(文=伊藤)

第61回ざる研 江古田「手打蕎麦・じゆうさん」報告

1.日 時: 2018年8月22日(水)11時20分 西武新宿線新井薬師駅北口改札集合
2.場 所: 中野区江原町3-1-4 「手打ち蕎麦・じゆうさん」電話03-3951-3397 月・休
3.参加者: 荒木、井垣、伊藤徹、小川、大河原夫妻、河崎、木本、国友、栗原、小林、末次、滝沢、百々、福田夫妻、村木、山本(18名)
4.費 用:¥102,400 @¥5,500×18=¥99,000+キャンセルフィー¥3,500=¥102,500 貯留¥100
5.前置き:
今月のざる研に当店を選んだのは、ネットで「和の心を感じられるそば屋14店」を見て数店に電話してみたが、予約を受けてくれる店が無い中でその時間を貸し切りにして受けてくれること、2週間前に蕎麦前の料理を確定して当日人数分を揃えると言ってくれたこと、店主の案内「豊かなそば屋時間が生活の一部になり華になることを願って」に惹かれたことにあります。
なお、店名「じゆうさん」は、かつて「十三間通り」と云った「目白通り」に面していることによります。

気象庁発表36度!もなんのその!! やっぱり暑い~い!!


6.経 過:
新井薬師駅北口に近い上高田小学校から江古田行関東バスに乗車、10分弱で江原中野通り下車、目白通りを渡って直ぐ左手に「じゆうさん」。入り口には我等のために「本日お昼は貸し切り」と「つよい香水をつけている方、4歳未満のお子様ずれ、入店ご遠慮ください」の張り紙がしてあった。
店内は奥に6人用の小上がり、4人卓が2つと2人卓、カウンターとこじんまりとしたしつらえだが、明るくモダンで感じがいい。

貸し切りの店内は笑顔のアルバムになりました


スタートは栗原会長の音頭で、ヱビス生ビールの乾杯。突き出しは岩モズク、とろろ、そばの実と小鉢になす唐辛子の白ごま和え。次の盛り皿には、一口ずづだが海老を練り込んだ焼みそは当店名物、長時間煮込みの鰊、鴨ロースのスモーク、豆腐にトマト、オクラ、わかめが彩を添えていた。

乾杯のヱビス生ビールと突き出し

どれから頂こうか・・・華やかな盛り皿

どなたがお好き? 出汁巻き玉子

最高と評価されたそばがきと石垣島の塩

酒は佐渡加藤酒造の純米酒「金鶴風和(かぜやわらか)」。これを1合ずつ陶器の片口で出してくれる。胸のすく淡味に杯を傾ける。当店は蕎麦との相性から焼酎は置かないのでこれ一本で通すことになった。
出汁巻き玉子おろし添えはたっぷり、次のこんもりとお饅頭のようなそばがきは石垣島の塩を少しふって食べたがこれは絶品、今迄で最高だったように思う。

お見事な十割常陸秋そば

店主高橋定雄さんのお話

最後の常陸秋そばは水だけを使った十割蕎麦の見事な細切り、味わい深くのど越しも  良い。折角なので店主高橋定雄さんに一言ご挨拶を頂き、炎天下の店前で集合写真を撮ってお開きになった。

7.その他:来月第62回ざる研は小平稲門会30周年記念行事の一環として初の「そば打ち体験」です。日時は9月15日(土)、11時小田急線秦野駅改札集合、神奈中バスで田原ふるさと公園内「東雲」へ向かいます。費用は4,000円程度(交通費別)。折角の機会ですので振るってご参加ください。参加申し込みは世話人山本浩(電話042-473-7617)へ9月8日(土)までにご連絡ください。

(文:山本、写真:荒木)