今井右子展のご案内

小平稲門会会員・今井右子さんの絵画の作品展が、2019年3月11日(月)から東京・銀座の中和ギャラリーで開かれます。
●会  期: 2019年3月11日(月)~16日(土) 12:00-19:00
     (最終日は17:00まで)
●会  場: 中和ギャラリー
     (東京都中央区銀座6-4-8  曽根ビル3階 電話03-3575-7620)
     アクセスはこちら
●作品集: こちら

第42回散策の会 報告

浅草名所(などころ)七福神めぐり

平成31年1月12日(土)

「開運招福」、正月恒例の七福神めぐりもはや9回目となります。福はどんなに多くいただいても『まんぷく』にはならないので、今年もたらふくいただきました。ただ、浅草名所七福神めぐりは本来9つの社寺で構成されていますが、今回は参加者の疲労を考慮して、やや離れている2社を割愛し7社寺回りを予定しました。なお、訪れなかった鷲神社(寿老人)と吉原神社(辨財天)は平成24年3月の「南千住・吉原巡り」で参拝しています。
この日東京では午前に初雪が観測され、冷え込みの厳しい一日でしたが、集合場所には18名の方々に集まっていただきました。

縁結びの今戸神社で集合写真(誰か期待している?)


☆寿老神 石浜神社(荒川区南千住3-28)
いきなり南千住駅から25分間という長丁場の歩きを耐え、ようやくたどり着きました。年齢1500年といわれる鹿を従えた木彫の質素なお姿です。ここでは寿老人でなく寿老と称しています。すぐ脇にはるかに大きい極彩色の大黒天が祀られていて、そちらへ目が行きますが、メインはあくまで寿老神です。御利益=延命・長寿。

私大きな顔をしていますが、主役は左の寿老神様と鹿でして・・・


☆布 袋 橋場寺不動院(台東区橋場2-14-19)
黒光りし、のけぞって笑う姿はまさに大人の風格が感じられます。普通なら大きな袋を持っているはずなのに、太鼓腹が袋の代わり(?)をしている珍しいお姿です・・・と書きましたが、実は松の内を過ぎたため布袋像は厨子の中に収まってしまい、お姿を見ることは叶いませんでした。本堂は江戸後期の建立で、数々の大火から免れた事から、火伏せの寺として信仰を集めています。御利益=病苦除け。
参拝の後、川縁の「隅田川テラス」を歩きます。浅草より上流のためか、屋形船はおろか船一艘の航行もなく、どんよりした雲を映す水面のみ眺める行進でした。

拝顔は叶わず、僕がモデルになろうか?との希望者は多数・・・(._.)


☆福禄寿 
今戸神社(今戸1-5-22)
白髪童顔の穏和な容姿で二頭身の今戸焼きです。ここは招き猫の発祥地とかで、福禄寿の隣に巨大な今戸焼きの招き猫が鎮座していました。また境内には良縁を望むおびただしい数の絵馬が括りつけられています。イザナギ・イザナミの夫婦神を祀ってあるからでしょう。独身人口が増加している昨今でも結婚志望は多いようで、これも婚活なんでしょうかね? 面白いのは絵馬の形で、「縁」と「円」をかけて真ん丸です。中の動物も馬でなく猫でした。参拝客は我々一行を除けば若い女性ばかり。御利益=家庭円満。

☆毘沙門天 待乳山聖天(まつちやましょうでん)(浅草7-4-1)
毘沙門天像は白色の木彫です。このお寺は隅田川に架かる言問橋と桜橋の間、隅田公園を望む10mの高台にありました。お寺の紋章は大根と巾着の組み合わせというユニークなもので、大根は心の毒を清め、巾着は金持ちになるそうです。でも二股大根では清めるどころか、心の毒をさらに増やすんじゃないかなァ? ねェご同役。駐車場には「さくらレール」という名のモノレール(定員4名)の乗り場があり、高い場所にある本堂に通じています。年長さんはこれを利用し、年中さんは階段を登りました。平成24年4月、ワセスポと共催で早慶レガッタを応援した際にも訪れています。浅草寺の支院で御利益=健康。

☆恵比寿 浅草神社(浅草2-3-1)
極彩色の木彫りの像のはずですが、拝顔できませんでした。この神社は浅草寺の右手にあり、浅草寺の守護神です。三社祭が初夏の風物詩としてなによりも有名で、きらびやかな神輿が3台展示されておりました。御利益=富財。

浅草神社の三社祭り神輿


☆大黒天 
浅草寺(浅草2-3-1)
口の中が異様に赤く、全身黒ずくめで米俵の上に座っておられます。本堂の北西に建つ影向堂(ようごうどう)の中に安置されていました。御利益=開運招福。

堂内撮影禁止…でも綺麗な弁天様が大挙してお出ましに


☆浅草文化観光センター展望テラス(雷門2-18-9)
雷門の直前にあり、木造の平屋を重ねたような奇妙な形の建物です。その8階の展望テラスに登ってみました。真下に見える仲見世の雑踏は渦をまく川の流れのように写ります。右手に伸びる銀色のスカイツリーの脇には金色のアサヒビールの社屋が並び立っています。この建物の設計者はあの新国立競技場を設計した隈研吾で、やはり木材を使った「和」を基調としています。

8階テラスから通り抜けた夕暮れの仲見世を見下ろす


さてここまでで1万歩。さすがに参加者の顔には色濃い疲労が滲んできました。散策は苦行を本意としないので、世話役からこの先の矢先稲荷神社(福禄寿)を割愛したい旨の提案を行います。『そだねー』の声多く、そこで今回は六福神だけに留め、目の前の浅草駅で解散しました。散策中幸いにも雨や雪に遭うこともなく、強風も吹かず、まずまずの半日でした。

【懇親会】
地下鉄を乗り継ぎホームタウンの高田馬場へ到着しました。会場は「土間土間 高田馬場店」。土間土間チェーンを利用するのは平成27年5月(巣鴨店)以来です。まずは今年1年の脚の健康を祈願して“乾杯”。海鮮鍋で暖まりながら、駅伝やラグビーの結果を慨嘆したり激励したりして、杯を重ねました。

【参加者】
荒木・伊藤(徹)大河原・大河原夫人・大島・栗原・小林・櫻井・佐藤(俊)・志村・志村夫人(野間)・鈴木・滝沢・竹内・田中・土井・福田夫人・松村 (18名)

(文=佐藤(俊)、写真=荒木)

 

第65回ざる研 「御清水庵 清恵」報告

1.日 時: 2018年12月17日(月)13時 日本橋三越ライオン前集合
2.場 所: 東京都中央区日本橋室町1-8-2 日本橋末廣ビル1・2F「御清水庵 清恵」電話03-3231-1588 土、祝日休
3.参加者:荒木、伊藤徹、小川、大河原夫妻、木本、篠原夫人、末次、滝沢、百々、野村、福田夫妻、(13名)
4.費 用:¥78,000 @¥6,000×13=¥78,000
5.経 過:
三々五々三越ライオン前に集まり、お江戸日本橋を渡りお店近くまで来ましたが、目印の看板は慎ましやかに店名の書かれた袖看板のみで、少々分かりづらかった。
店主の中本好美さんは、蕎麦を通して福井の食文化をもっと世にアピールしたいと言う思いで、会社勤めを辞め、平成14年にこの越前蕎麦の店「御清水庵 清恵」を開いたのだそうです。

中本店主の話、気合が入っている

蕎麦は提携農場でとれる国産100%のそば粉を使用、店内の酒は福井の地酒に限り、酒肴は福井直送の名産品、器は越前焼と、とことん福井にこだわった所に男気を感じさせるお店でした。

アサヒスーパードライで乾杯!    里芋(福井上庄産)のにっころがし、ピリ辛蒟蒻

木のぬくもりのある落ち着いた雰囲気の店内で、重厚な木のテーブルをL字に配した日本橋川に面した椅子席に案内された。
だしまき玉子、焼き鯖寿司、かもの塩焼、里芋、蒟蒻ののった皿を前に、先ずはアサヒスーパードライで乾杯。次に、いっちょうら、常山、一本義、ときしらずと続き、皆さ
ん銘酒に酔いしれました。

左から、鯖の一本焼、へしこ、厚揚げ焼

セイコ蟹(左)。内子、外子、脚と見事な一皿。右は甲羅酒

次々に運ばれてくる料理は、里芋のにっころがし、ピリから蒟蒻、厚揚げ焼、へしこ、鯖の一本焼、セイコ蟹と、どれも店主の吟味した品々で堪能しました。今回、時節柄、セイコ蟹を食したい旨事前に伝えておいた所、13杯を早朝から店主自ら料理して下さったと伺い、感謝です。美味しさ一入でした。早速甲羅酒を嗜む方もいました。

蕎麦は「外二」、青首大根なのに辛み大根に負けていないね。右はでっち羊羹

いよいよお目当ての越前蕎麦の登場です。やや太めで色黒な蕎麦の上には鰹節がてんこ盛り、これを辛み大根おろしの出汁で頂きます。出汁の辛さと相まって爽快な蕎麦でした。デザートのでっち羊羹は、あっさりとした甘みでみずみずしいのど越しで美味しかった。

最後にお店の前で記念写真を撮り、各人思い入れのある日本橋の街中に消えて行きました。

玄関にて、皆満足の赤ら顔


6.その他:1月のざる研は、都合によりお休み致します。

(文:福田、写真:荒木)





第55回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第55回例会を12月21日(金)に開催しました。
・日 時: 平成30年12月21日 15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・出席者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河崎、國友、栗原、小林(弘)、篠原夫妻、末次、冨平、野村、早川、松村、計16名(50音順・敬称略)

小平稲門会設立30周年に当たる平成最後の年を締めくくる同好会活動となった第55回例会は、定員を超える16名が参加して行われた。この日テーブルに並んだのは日本のワインが6本、本場フランスが4本、イタリア、チリ各1本の12本。日本のワインが半分を占めたが、うち3本は前回の持越し分。実は11月例会は日本ワインを味わわない初めての会でもあった。 
それならば日本ワインの乾杯で始めようと、野村さんの発声で声高らかに杯をあげたのは「TOKYO 2016」と名付けた信州・桔梗ケ原で栽培のオレゴン種のスパークリングワイン。ワイン研ではお馴染みの東京ワイナリー(練馬)を第1号にして東京には現在4ワイナリーが誕生しているが、その一つ「深川ワイナリー」(門前仲町)が2016年に初めて売り出したもので、独特のネーミングとキャラ「ワインマン」を描いたラベルを珍し気に眺める会員も居て、東京に吹く新しいワインの風を感じさせた。

野村さんの音頭で乾杯! 日本ワイン「TOKYO 2016」(手前右端)

次いで、伝統あるイタリア、フランス・ボルドーのシャルドネ種白ワインを味わって赤ワインに移っていく。先ずはボルドー・メドック産の「LADY G」から。そのラベルを「レディ ガガ?」と読んだ会員も出て笑いを誘い、ここでも味よりラベルが話題になったほか、最近買った4Kテレビの話や好調ワセ・スポの話などいつもながらの賑やかさになっていった。
この日の注目は新登場のワインオープナー。ワイナリーツアーで訪れた牛久ワイナリーのワインショップで試飲用のボトルを次々と軽々開けるのを見て興味を持った篠原さんが買い求めた品。「最速3秒でコルクが抜ける」というこのオープナー(
ラクリスコルクスクリュー)を早速試してみたソムリエ役のご両人、「これは楽で良い!」と驚いた。

「3秒お待ちください!」ソムリエさんのお仕事にも余裕が?

頃合いをみて「ワイキキタイムです」との声に「待ってました」と拍手もあって、5問クイズの用紙が配られ暫しの静寂が。山梨に追いつけ追い越せと長野県が県内4つの地区に設定したワインバレーについての質問や、イタリア、イギリス、ニューヨーク州各地のワインについて、さらにワインの甘みの由来などの質問5問。正解の発表に「当たった!」と変な喜び声や「え!?」と意外そうな声などが交じるなか、それぞれの解答の解説がされた。

左列は余裕かな? 右列は・・・頭抱えちゃったよ! 3人で相談?

ワインとマリアージュの今日の料理は、「トルティーヤ2種」、「和風ドレッシング」、「クリスマスミートローフ」の3皿。中でも「ミートローフ」はクリスマスツリーをイメージして作られていて、いつもながらの料理の工夫に感謝、感謝!

心遣いのこもったクリスマス料理にみんな子供みたいに歓声!

お勉強の後はまた歓談タイムに。テーブルがおよそ3つのグループになって談笑が続いたが、伊藤(順)先生の「近頃肩が凝ってね」という話を聞いた隣の篠原さんがやおら立ち上がって先生の肩を揉みはじめたが、それを見た篠原夫人が「私の方が上手ですよ」と交代、一層和やかな雰囲気に。次々と空いていくボトルには,解禁からひと月遅れで飲むボージョレヌーボーのほか、12月初めに開催された信州・宮田村と銀座を結ぶ「ワインまつり」に参加して得た「紫輝」など今年の新酒に加えて、ツアー土産、巨峰のロゼ「葡萄の城」など日本ワインが続いた。

うちの奥さんの肩もみ巧いんですよ…(幸せなご主人めっ!!!)

テーブルに並んだボトルが殆ど空になってコーヒータイムに入るところで、ワイン研会長からお願いが二つ。一つは30周年記念のメインイベントとして招いた「早稲田吹奏楽団」の第80回定期演奏会(1月12日・府中の森芸術劇場)の案内。もう一つはワイン研例会会費の件。現行の会費2,000円は据え置きながら、ワイン不持参者の「プラスワンコイン(任意)」はワイン持参者とのバランスを考えて、更にワンコインを加える「1,000円」(計3,000円)としたいとの報告があり、次回から実施のこととなった。

真面目に来年のお話。もちろん「異議な~し!」

毎月お世話になるカサグランデに感謝の気持ちを伝えるのが12月例会の慣わし。店のスタッフ代表にワイン研会長からお礼のことばとともに心ばかりの品を手渡し、全員が拍手で感謝の気持ちを伝えた。次いで、ワインパ-ティも含めて毎回ソムリエ役を務めてもらった河崎さん、冨平さんにも感謝の印としてカサグランデ・ラスクが贈られた。そしてこの二人が最後に残しておいたデザートワイン「サドヤ・オーナーヴ」(赤ワインに砂糖・ブランデーを添加した酒精強化ワイン)が皆のグラスに注がれ、栗原稲門会会長の発声で「新年が良い年でありますように!」と乾杯してこの日持ち寄りのワインすべてを飲み干して今年5年目の例会を賑やかなうちに終えた。

今年も有難うございました…

1年間ソムリエを引き受けてくれたお二人にも感謝の気持ち

散会後は恒例・有志のカラオケタイム。平成最後の歳末カラオケとあって11人が集い、時間を延長して独唱・合唱取り混ぜて熱唱し、心地よいワインの酔いを発散させた。

次回は1月18日(金)15:00-17:00、「カサグランデ」で開催します。会費は2,000円(ワイン持参の方)。ワイン持参ない方は+1,000円。参加申込みは14名まで受付。但し、12月27日現在既に満席になっています。

(文=井垣、写真=荒木)

山梨県十谷温泉へ1泊2日の旅

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

今年(2018年)は小平稲門会設立30周年記念にあたるので、楽農会、美術舘を巡る会との共催で、11月15~16日で山梨県十谷温泉・温泉民宿「山の湯」に行きました。
二日間素晴らしい天候に恵まれて、一日目は身延山・久遠寺を見学し、十谷温泉宿の「山の湯」に行き温泉をゆっくりと楽しみ、二日目は、甲府の「山梨県立美術館」で素晴らしい絵画を鑑賞し、その後に、目の前の「小作」で「かぼちゃほうとう」をビール付きで堪能した素晴らしい温泉行きとなりました。

一日目は、身延山近くの温泉に行くということで、参加者の多くの方々(9名参加)と共に身延山にお参りに行きました。
「身延山妙法華院久遠寺」は1281年(弘安4年)、日蓮によって日蓮宗の総本山として開祖されたお寺です。
ここには三門を入ると見上げるような有名な菩提梯と称する287段の階段があり、これに挑戦して5人が登り切りました。通常の階段より一段が高く、また急勾配のためかなり厳しいものでした。近くには男坂、女坂もありました。
階段を上り切ると総門、本堂、五重塔などがあり、更に裏手から7分のロープウェイで山頂のお堂「奥の院思親閣」にもお参りができました。「思親閣」は日蓮が故郷の房州
(安房)の両親と師道善御坊を思い回向した場所で「親を思うお堂」として有名です。

この日は絶好のお天気で、身延山山頂へのロープウェイから素晴らしい身近の富士山を眺めることができて一同感激しました。また、近くの富士川や遠望の西伊豆も見事でした。

お蕎麦のお昼を食べて約2時半の身延山を楽しみ、鰍沢口駅で湯河原から参加の大屋さんと合流して、お迎えの2台の車に分乗して今宵の温泉民宿「山の湯」に向かいました。
十谷温泉にある「山の湯」は、山裾に侍るように建てられた温泉宿で、露天風呂からの眺めは格別、しかも、宿から下っての川沿いの散策も紅葉の季節でしたので見事なものでした。夕飯までの時間帯は、温泉に浸かって疲れを落とし、ビールで一杯、テレビで九州場所を楽しみました。

しかし、車で宿に向かっている大島さんと峯岸さんのお二人が夕飯20分前に現れ、急遽温泉に入ってもらって夕飯が若干遅れるハプニングがありましたが、無事に乾杯を合図に待ちに待った夕飯が始まりました。
夕飯は、亭主自慢の山菜料理と美味しいお酒を大いに楽しみ、二次会はある部屋に集まって更に飲み、ワイワイガヤガヤとしゃべりまくってバタンキューでした。

二日目は、各自思い思いに朝風呂に入って、8時からのビール付きの朝食を食べて、9時前に宿を背景に全員写真を撮って鰍沢口駅まで送って貰いました。
約30分で甲府駅に到着してバスで「山梨県立美術館」に向かいました。11時頃から約1時間強、一人一人が美術鑑賞を行って日本・西洋文化にも親しんだ一時でした。

その後、美術館前の「小作」で甲府名物の「かぼちゃほうとう」のお昼をビール付きで堪能し帰路につきました。

11月の紅葉の季節の二日間の温泉行きは、天候に恵まれて小平稲門会の30周年記念にふさわしい会員相互の絆が深まった楽しい旅でした。

■参加者:12名(敬称略)
伊藤徹、大島二典、大屋元治、河崎健治、栗原政博、古林繁、小山雄一、篠原哲、末次浩一郎、峯岸敏雄、村上征徳、中村泰三(記)

(以 上)

ホームカミングデー・稲門祭2018 開催

稲門祭のテーマは「WASEDA DNA」

2018年10月21日(日)、晴天絶好のお祭り日和、ホームカミングデー・稲門祭2018が、「WASEDA DNA~私たちには同じ血が流れている~」をテーマに開催された。

大隈塾・ファイナンス稲門会スペシャル企画「激論対談: WASEDA DNA的見地から語る日本将来展望」

例年にも増して多彩なゲスト陣が出演するイベントは、「大隈塾・ファイナンス稲門会スペシャル」「荒ぶる 早稲田大学ラグビー蹴球部100周年記念特別企画」「WASEDA DNAパレード」「ボニージャックス結成60周年記念 歌は世界をめぐる」などの新企画が盛り沢山。特に「大隈塾」では、田原総一郎氏を司会に、出井伸之氏、下村博文氏、鎌田薫総長など各界の著名人を迎え、「日本の将来展望 働き方改革から子育て論、教育改革まで」をテーマに熱のこもった討論が行われた。

稲門祭パレード。熱演の「下駄っぱーず」

懐かしのボニージャックス。結成60周年記念「歌和世界をめぐる」

大隈庭園では、例年通り東京三多摩支部の“サロン・ド・三多摩”が開店され、福生の銘酒「嘉泉」、西東京の「カリントウ」、狛江の「枝豆ビール」など三多摩の名産が出品された。小平稲門会からも、清酒「小平」・「ブルーベリーワイン」の販売と福引景品ふるさと賞に「大粒ブルーベリージャム」を協賛・提供した。

小平稲門会から参加の面々。模擬店「サロン・ド・三多摩」前にて

小平稲門会から役員として参加された中村さん、松尾さん、松村さん、村木さんをはじめ皆さま、お疲れさまでした。

(文・写真=大島二典)

紅葉を追って

小平市写真連盟 会員
 國友康邦(38商)

写真仲間と紅葉を追って撮影に行ってきました。
2018年11月22日、埼玉県新座市平林寺。撮影案内では紅葉の予定でしたが、まだ早く、もみじはまだ青かった。平林寺には12月5日、再度撮影に行きました。
【埼玉県新座市平林寺】
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11月22日、群馬県藤岡市鬼石で撮影しました。
【群馬県藤岡市鬼石】
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12月1日、玉川上水グリーンロードで撮影しました。
【玉川上水グリーンロード】
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小平稲門会設立30周年記念「吹奏楽の夕べ」  華やかに開催

2018年10月6日、ルネこだいら中ホールにおいて、早稲田吹奏楽団(118名)と小平市立小平第六中学校吹奏楽部(32名)の夢の共演が実現しました。

早稲田吹奏楽団と小平六中吹奏楽部による合奏


小平稲門会は1年半前に設立30周年記念イベント推進チームを結成、中村泰三さんを中心に様々な検討を重ね、多方面との折衝に奔走し、“小平稲門会ならではの”そして“吹奏楽のまち こだいら”に相応しいイベントの開催に漕ぎ着けることが出来ました。開催日当日スタッフは午前9時から準備作業、一方、両楽団は5時間に及ぶリハーサルを重ねました。リハーサルの間、大学生が六中生に和やかに話しかけるなど、六中生達の緊張をほぐしてあげる微笑ましいシーンが随所で見られました。

挨拶する栗原会長


来場者は小平稲門会会員、市民合わせて320人。定刻の午後5時、栗原政博会長の挨拶に続き、いよいよ開演。先陣は六中、ワグナー「エルザの大聖堂への行列」の美しく清らかな旋律で幕を開け、今津和則先生の熱気あふれる指揮のもと、全国レベルの演奏力を発揮して、全6曲を披露してくれました。客席で観ていた早稲田のメンバー達からも思わず「すごい!」の声が。


六中の熱気を引き継ぐように早稲田吹奏楽団は「ある英雄の記憶~虹の国と氷の国」でスタート。こちらも学生吹奏楽団ナンバー1の評判通りの演奏を見せてくれました。常任指揮者の竹内公一さん、ポップス指揮者の菅野翔太さんの軽快な指揮で6曲を披露、聴衆を魅了した。ステージ下から身じろぎもせずに聴き入る六中の生徒たちの目の輝きが印象的でした。「夢の共演」との触れ込みだったが、ここまではむしろ「競演」ともいえる熱い時間、会場もクラシックの演奏にじっくりと聴き入り、ポップスでは全員が手拍子で応え、「ブラボー!」の歓声が相次ぎました。

第3部はいよいよ本イベントの目玉企画、両者の共演。六中生と早稲田が持てる力のすべてを注ぎ込み、「ディズニー・ファンティリュージョン」、「コパカバーナ」の演奏に聴衆も感激の涙と手拍子、まさに会場全員で「共演」しているかのようなクライマックスを迎えました。
興奮冷めやらぬ中、それぞれの部長から竹内、今津両指揮者への花束贈呈、そしてアンコール曲は「宝島」。夢のような2時間半はあっという間に過ぎました。

竹内(中央右)、今津両指揮者へ花束贈呈


「吹奏楽の輪が広がり、小平と早稲田もつながった。中学生と大学生、こんな共演は初めてだったが、新鮮な気持ちになって、みんなが心を一つにして演奏することが出来た。すごく勉強になったし、貴重な経験となった。小平稲門会に感謝したい」、指揮者竹内さんの言葉に大きな力をもらいました。

第18回ゲストティーチャー活動のご案内

下記の要項で第18回ゲストティーチャー活動をおこないますので、ご案内いたします。

1.実施日:2019年2月20日(水) 13:20~14:05
2.学校名:小平市立小平第二小学校
3.対 象:6年生2クラス(約40人×2クラス)
4.タイトルと講師
(1)「海外での仕事とくらし」=大島二典さん
(2)「百貨店を探求してみよう」=峯岸敏雄さん

当日、参観希望される方は下記メールアドレスに申し込みをお願いいたします。syouchan(at)k5.dion.ne.jp 【 (at)を@に置き換えてください 】

(2018年12月20日、鈴木記)

第62回名曲を聴く会の報告

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

例年、12月度の例会は「第九」をL.Pで聴くのが恒例であるが、今回は小平稲門会創立30周年記念イベントの一環として「第九」の演奏会を下記により鑑賞した。

●開催日: 2018年12月16日(日) 午後3時~5時
●場 所: ルネこだいら 大ホール
●演 奏: 小平市民オーケストラ 2018 こだいら合唱団
●曲 目:  シューベルト 交響曲第七番 未完成
      ベートーヴェン 交響曲第九番 合唱付き

「未完成」の演奏では、やや不安な演奏振りであったが、「第九」の演奏はなかなかの出来ばえで、市民オーケストラとしては、合格点がつけられると感じた。
特に合唱団は200名にもおよぶ大合唱団であったが、息ぴったりの立派なもので感心した。

日本では12月になると「第九」の演奏が恒例であるが、たまたま前日に大型テレビによる4K映像音声を見たくて、テレビ購入。早速YouTubeでシカゴ交響楽団、指揮メータの「第九」を見たが迫力ある力強い演奏で、年末のN響の「第九」と共に再度聴いて越年したいと思う。

●参加者: 荒木、井垣、伊藤、小川、勝見、栗原、桜井、滝沢、竹内、村木 、山本。(以上、11名)

おって
終了後、ルネこだいらの近隣の「橙や(だいだいや)」小平南口店で9名で忘年会を行い、散会した。

【次回1月度開催予定】
・開催日: 2019年1月25日(金)午後1時より
・場 所: 国分寺駅北口「でんえん」
・曲 目: べートーヴェン 交響曲第3番(英雄)
                指揮 フルトヴェングラー  ウィーン交響楽団

なお、でんえん御店主が寒冷等の事情で、体調不調の場合には、休止とします。
休止は1週間前にホームページで事前に連絡します。