第16回ゲストティーチャー活動参観記

市役所と商社の役割をテーマに2コマ実施
~2月23日に小平市立第二小学校で~

授業テーマ「小平市と市役所のしごと」
第16回のゲストティーチャー活動は2018年2月23日に、小平稲門会顧問・國友康邦さんの協力を得て小平市立第二小学校で行われました。今回は、大野照藏さんの「小平市と市役所のしごと」と塚本恵三さんの「総合商社・はてその正体は?」のテーマで、6年生の2クラスを対象とした授業でした。児童たちが授業開始に当たり大きな声で講師に挨拶したことが、とても印象的でした。

6年生の全児童数は男子36名、女子28名の合計64名ですが、大野さんの「市役所のクラス」は男子21名、女子6名、一方、塚本さんの「総合商社のクラス」は男子15名、女子22名と、テーマによって男女の比率が逆になっていました。(商社は女性に人気があるのか?)生徒が自由にクラスを選んだとのことなので、それぞれのクラスの児童に聞いてみますと、「興味があったから」「ためになりそうだから」という、同じような言葉が返ってきました。そして授業終了後に数人の生徒に感想を聞いたところ、「面白かった」「ためになった」と、「少し難しかった」の声もありました。

ゲストティーチャー・大野さん

大野さんのクラスでは、長年にわたり市役所に勤務された自己紹介から始まり、用意されたレジメと“小平市の地図”“東京都の水道水源と浄水場別給水区域の地図”を生徒に配付されました。そしてレジメに沿って、小平市については市政になるまでの歴史、人口の推移、小平市の文化財などを話されました。
また、市役所は“市民のゆりかごから墓場まで”の手助けをすることが一番の仕事であると話されていました。その中で市の水源は多摩川、利根川、荒川であり、東村山浄水場に集められて市民に給水されている、あるいは税金の使われ方、福祉の関係、ごみを含めた環境の関係、教育関係、商業・工業・農業関係等の仕事の話をされました。
授業の最後のほうでは、小平市には小学校がいくつあるかとか、市会議員は何人いるかとかの質問もされていました。
大野さんはもっと話をされたかったようですが、時間が少し足りなかった様子でした。

(鈴木昭助 記)

授業テーマ「総合商社、はてその正体は?」
小平稲門会は第16回ゲストティーチャー活動を、2018年2月23日に小平市立小平第二小学校6年生2学級を対象に実施しました。学校の創立は明治6年(1873年)まで遡りますが、現在、児童数493名、学級数15です。
授業に先立って伺った校長先生の話では、昨年11月の学習発表会で、6年生が2015年の国連総会で採択された持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)についての発表を行い、多数の方に参観していただいたとのことでした。小平稲門会にゲストティーチャーをお願いして、いろいろな業界や仕事の話をしていただいているのも、そのような取り組みの一環であるとのことです。

今回のゲストティーチャーは、大野照藏さん(39法)と塚本恵三さん(48理工)です。それぞれテーマは“市役所の仕事”と“総合商社、はてその正体は?”でした。45分の授業を2回行いました。

ゲストティーチャー・塚本さん

私が見学した塚本恵三さんの授業の様子をお伝えします。最初の授業では、37名の児童が6グループに分かれて、それぞれケニヤ、アルゼンチン、フランス、オーストラリア、米国、中国の6カ国の需要と供給を考え、取引の可能性について発表しました。各国の特徴を考えるよい機会になったと思いますし、商社が国と国をつなぐ役割をしていることが理解できたでしょう。地球全体や地域の持続性を考えるヒントにもなったと思われます。子供たちは活発に発表や質問をしていました。また、とても礼儀正しくて感心しました。
5分休憩後、次の授業で、原油や天然ガスなどの資源が、どのような経路や加工の後に消費者に提供され、商社はどのような役割を果たすのか説明しました。塚本さんの専門分野でしたが、内容が難しかったのか、疲れたのか、眠そうな生徒も見受けられました。担任の先生の的確なサポートはさすがで、「商社が関わって世界がつながっている」と最後に締めくくっていただきました。

(木本 芳樹 記)



西東京稲門会ゴルフ同好会からのお誘い

第34回西東京稲門会ゴルフ会のご案内

西東京稲門会ゴルフ同好会から、コンペ参加のお誘いがまいりました。ぜひ、ご参加くださいますよう、ご案内いたします。
開催要項は次のとおりです。
・日  時: 平成30年5月9日(水) 8:15
・コー ス: 高坂カントリークラブ(埼玉県東松山市高坂)
・連絡先: 西東京稲門会ゴルフ同好会幹事・原田 (電話080-3750-3280

早同定期野球戦のご案内

西東京稲門会「ワセスポを愛する会」から、早稲田大学と同志社大学の「早同定期野球戦」のお誘いがまいりました。

観戦希望者は、小平稲門会「ワセ・スポを愛する会」の大島二典会長あてに連絡をお願いします。
■連絡先:大島二典  
電話042-342-5942

 

第57回ざる研「新宿御苑・高田屋」のご案内

桜のシーズンになりますが、今回は新宿御苑を散策して春の花々を愛でて後、北前船の高田屋でそばをたぐることにいたしました。

1.日      時: 2018年4月11日(水)
           地下鉄丸ノ内線 新宿御苑駅新宿門口(出口1番)11時集合

2.場   所: 北前そば高田屋 新宿御苑駅前店
                      新宿区新宿1-6-5ソノリティ新宿御苑B1  電話03-5366-8010 土日祝日定休
3.費     用: @¥4,000 飲み放題(13時~15時)
4.参加申込: 4月4日(水)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(以 上)

 

 

第19回寄席研究会報告

第19回寄席研究会は2018年2月26日(月)に、新宿末廣亭で2月下席昼の部観賞会を開催しました。今回も落語協会の担当の寄席でした。

今回の寄席研の一番の狙いは、今年10月13日(土)に開催される小平稲門会設立30周年記念総会のアトラクションに出演予定の柳亭こみちさん(早稲田OGの真打)の落語を聴くことです。こみちさんの出番が早いため、今回参加の会員7名はほぼ12時の開演時に集合し、比較的前の座席で鑑賞することが出来ました。
こみちさんは3番目の登場で、演題は「熊の皮」です。女房の尻に敷かれる物覚えの悪い亭主の噺で、伝言を忘れないように演題にちなんで「森のくまさん」の替え歌を挟むという珍しい趣向をこらしていました。

次のお目当ては古今亭菊之丞でした。NHKの落語ザ・ムービー(噺家のセリフに合わせて俳優が口パクで演技をする番組)にもたびたび出演する若手の人気噺家です。TVと同題の、主人と女将からそれぞれ買収される小僧の「権助魚」を演じました。ただ、寄席はトリ以外は原則15分が持ち時間のため、やや物足りない感じがしました。

2時からの出番は柳亭燕路、前述の柳亭こみちさんの師匠で、彼も早稲田OBです。テンポの良い口調で、お馴染みの亭主今何時かの「時そば」を聴かせてくれました。
トリ前の入船亭扇遊は、新入りの女中に番頭以下3人が夜這いを仕掛けようとしてしくじる噺ですが、今迄聞いたことがありませんでした。
落語通の佐藤俊さんが後で調べてくれたところ「引っ越しの夢」というオチがそのまま題名になっていました。

トリは柳亭小燕枝の「らくだ」です。私事で恐縮ですが、この落語については小学5年の時、エノケンの「らくだの馬さん」という喜劇映画を見た記憶が残っています。勿論、落語が題材とは全く知るはずもありませんでしたが。本来この噺は1時間ものですが、小燕枝は前半部分を30分ものに仕上げて演じました。ベテランの味が感じられました。

終演後は恒例の焼き鳥屋・庄助で懇親会を開きました。30周年記念で寄席研は何をするか話題になりましたが、結論には至りませんでした。

次回は6月か7月を予定しています。是非ご参加下さい。

★参加者:井垣、国友、栗原、佐藤俊、松村、山本、伊藤、以上7名(敬称略)

(文=伊藤)

 

ヒマラヤの絶景、神秘のネパールを楽しむ

小平市写真連盟 会員
國友康邦(38商)

2017年11月16日から21日までヒマラヤの絶景、神秘のネパールのツアーを友人3人で楽しんできました。幸い天気にも恵まれ、よい旅行でした。
ヒマラヤ山脈は世界の屋根と言われ、実際現地に行ってみますと、7,000-8,000m級の高い山々が数百キロ続いています。もちろん万年雪です。

最終日は、カトマンズ空港からバンコク経由で羽田へ。機中泊、翌朝、無事に帰国しました。
楽しい旅行でした。

美しき山々
[metaslider id=4723]


人びとと暮らし

[metaslider id=4744]

 

早稲田だより 2018年2月号

鎌田総長が最終講義行う
早稲田大学法学学術院教授・鎌田薫総長は1月27日、大隈記念講堂で「民法(債権法)改正の意義」と題した最終講義を行いました。

3月31日に教授職を退きますが、11月4日まで総長職を継続します。

詳細はこちら

(以 上)

早稲田だより 2018年2月号

【Topic】
鎌田総長が最終講義行う

早稲田大学法学学術院教授・鎌田薫総長は127日、大隈記念講堂で「民法(債権法)改正の意義」と題した最終講義を行いました。
331日に教授職を退きますが、114日まで総長職を継続します。
詳細はこちら

最終講義は、文学部を創設した坪内逍遥による「シェークスピア最終講義」(1927年)を嚆矢とする早稲田大学の伝統行事です。

(以 上)

 

第53回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年2月23日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」(会費1,000円)
曲  目: 次のとおり。
◎チャイコフィスキー 交響曲第6番(悲愴)
   指揮 ロストロポーヴィチ   ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフィスキー最後の交響曲第6番は彼の最後の大作であるが、初演9日後にこの世を去った。
指揮者はスラブ人チェリストで著名なロストロポーヴィチである。

◎マリア・カラス オペラリサイタル
最盛期、レナータ・テバルディとファンを2分した20世紀最高のソプラノ歌手だが、彼女の1960年代の歌曲を12曲聴いた。
マノンレスコー(2曲)、蝶々夫人(2曲)、ラ・ボエーム(2曲)、修道女アンジェリカ(1曲)、ジャン二・スキッキ(2曲)、トゥーランドット(3曲)

◎本日の参加者: 荒木、井垣、小川、志村、山本、国分寺(清水、野部)、杉並(山本)。

おって 有志による駅ビルイタリアンレストランで、ワイン(赤、白)をピザ、ポテトチーズトマト等で飲食、近隣稲門会との情報交換など楽しい語らいの後、解散。

【次回開催予定】
次回で54回目ですが、従前年末の「第九」を別として異なる曲目を聴いてきましたが、これからはこれぞという名盤を選別して、聴くこととしました。

開催日:2018年3月23日(金)  午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口「でんえん」
会 費: 1,000円(コーヒー付き)
曲 目: 次のとおり。
◎べートーヴェン 交響曲第6番(田園)
   指揮 カラヤン  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
◎ショパン ピアノソナタ 第2番、第3番
  ピアノ  ルービンシュタイン

(文:小川、写真:荒木)

第46回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第46回例会を2月16日(金)に開催しました。

・日  時: 平成30年2月16日 15時17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、 伊藤(徹)、小川、河崎、国友、佐藤(俊)、篠原夫妻、栗原、冨平、野村、増田(初参加)、村木、山本、計16名   (50音順・敬称略)

平昌冬季五輪真最中。この日昼から注目の男子フィギュアSPに日本選手出場とあって、遅刻者が出るのでは?との心配もあったが、定刻には全員揃った。参加申込みが多く定員を超えたが、なお参加できない人も出た2月例会、テーブルには13本のボトルが並んで盛会となった。

祝辞がまだ続く・・・かんぱ~い

ワイン愛飲家の増田さんが「やっと時間がとれるようになりました」と初参加。前回はキャンセル待ちで参加叶わずの村木さんが今日の乾杯役。ソムリエ役は「これからも河崎・冨平コンビにお願いしよう」との提案に皆さんの賛成を得て開会に。

初参加でもすぐにワイン仲間

 まずは、ドイツ白ワインで乾杯のあと、昨年ツアーで訪れたルミエールワイナリーのその名も「光・甲州」や、ボルドーは5大シャトーのひとつ、シャトー・オー・ブリオンを持つ生産者の「クラレンドル」の白などを味わったあとに登場したのがオレンジワイン「ゴッツア ツオリコウリ」。

説明を聴きながら味わいます

「オレンジ?」といぶかる声に、「白ブドウ・ツオリコウリ種を原料に、種も皮も一緒に古代から伝わる壺で発酵・熟成する伝統的な手法で作られたジョージア産ワインです」との説明に、「ジョージアってあの相撲の“栃ノ心”の出身地でしょ」「旧名・グルジアの方が馴染みだね」としばし産地・ジョージアが話題に。

あちこちで話が弾みます

魚の形をした珍しいボトルに入ったイタリアのワインも登場。「ペッシェ(魚)ヴィーノ(ワイン)」という名のこのワイン、かつて日本にワインブームが興る前には一世を風靡し、イタリアンレストランでは藁で包んだキャンテイがもてはやされたのだという。

次々とグラスが空くのを見て、「次はこの赤ワインでいこう」とソムリエ役も抜栓に忙しいなか、ウイング型のオープナーが壊れるハプニングも。予備のソムリエナイフで事なきを得たが、「4年使って400本も開ければ筋肉疲労も起きるよナ」と妙に感心する声も出た。

慎重にソムリエナイフを使って

参加者の楽しみは、ワインはもちろん、この会のために特別調理の料理も同じ。この日は「人参と焼き豚のマヨネーズ和え」、「カレーミートパイ チーズスティック」「鮭の味噌マヨ焼き」の3皿が運ばれた。部屋の一角には雛人形も飾られていて、多くの版画やアンティーク調度品に囲まれた部屋は、賑やかな談笑とともに一足先に春が来たような雰囲気になった。

お雛様も晴れ舞台

「楽しみ」と言えば、「ワイキキタイムも!」という参加者も出てきた当会。前回までの4択クイズに続いての登場が、ソムリエ試験の受験生向け問題集からのクイズの出題。「昔の“傾向と対策”を思い出して答えてください!」とワイン研会長。「やさしい問題しか出ませんからご心配なく!」とはいうものの、「難しいなあ」という声も出た。

解答が配られて・・・なるほど!

問題は「ワイン用ブドウの栽培条件」「ボルドーワインの全生産量に占める輸出量の割合」「ワイン輸入にかかる税金」などについての6問。ソムリエになるにはワインの知識だけでは駄目、と「日本酒」の問題もあって、各自頭を悩ませたあとは、配られた解答と資料を読んでしばし静かに「お勉強」。(問題・解答は、杉山明日香著「受験のプロに教わるソムリエ試験対策問題集」株式会社リトルモア刊 から引用)
ワイキキタイムも終わって再び談笑が続くところに突然現れたのが中村泰三さん。すでに下地が入っていて(?)会は一層賑やかさを増した。

突然のお客様登場

この日の話題はなんといってもオリンピック。例会直前のSPでトップに立ったフィギュアスケートの羽生選手に関心が集まったが、人間科学部に在籍の同選手のほか、荒川、村主、八木沼ら日本女子フィギュア界をリードした校友選手たちの在校時代のエピソードなども元体育局長の伊藤(順)先生から披露された。

早稲田出身の選手達の話で・・・

外国産ワインに劣らず、お馴染みの宮田村の「紫輝」をはじめ日本のワイン4本も空にして、結局12本という例会では最高本数のワインをそれぞれ味わったところでコーヒータイムとなり、賑やかなうちに2月例会を終えた。

散会後の恒例有志カラオケ会は11名が参加、ワインの心地よい酔を熱唱に発散させた。

次回の例会は、3月16日(金)15:00-17:00、於 カサグランデで開催します。会費は2,000円+ワンコイン(ワイン持参ない方。任意)。どなたでも歓迎。ただし、会場の都合で14名まで。申し込み締め切りは3月11日(日)です。早めに井垣(090-1196-1471)までお願いいたします。

(文=井垣、写真=荒木)