第20回映画鑑賞会の報告

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

第20回映画鑑賞会を既報の通り小平稲門会創立30周年記念イベント参加企画として、ワイン研究会とのコラボで下記のように開催いたしました。お陰様で過去最高の11名の方に参加いただきました。

1.鑑    賞    日    時: 2018年10月22日(月)12:35~15:15
2.上        映       館: 新宿武蔵野館
3.タ    イ    ト   ル: 「ウスケボーズ」
4.鑑    賞    料   金: ¥1,100(シニア)
5.参  加  者: 11名(過去最高の参加者でした)
(敬称略)荒木、井垣、伊藤(徹)、小川、栗原、篠原夫婦、末次、生井、山本、鈴木
6.映画のあらすじと感想:
日本のワインを世界レベルまで引き上げた業界の先駆者、「桔梗ヶ原メルロー」ワインを造った麻井宇介の思想を受け継ぎ、ワイン造りに挑んだ青年たちの実話を描いた作品です。
映画はワイン愛好家の青年男女5名が、日仏のワイン各4本にカバーをし銘柄を隠してテイスティングをおこなっているところから始まりました。そこで3本のフランスワインを抑えて2番目に美味しかったのが「桔梗ヶ原メルロー」であることを知り(一番美味しかったのはフランス製)、のちに青年たちは友達の紹介で麻井宇介と会えたことが出会いの始まりでした。

宇介は青年たちにワイン造りに当たり「哲学と思想を持て」、「教科書は捨て、誰かの真似はしない」、「失敗はみんなで共有する」、「ブドウの不出来は天候や土壌の所為にしない」等の教訓を告げました。宇介は青年たちに何事も自分の責任とし、信念を持って物事に当たれと説いているように感じました。

青年たちの一人は両親に反対されながらも祖父母が後押ししてくれて家業のリンゴ酒醸造業からブドウ畑を作りワイン醸造業に、一人は脱サラして夫婦でやっとの思いで山梨県に畑を得てブドウ栽培を、一人はブドウ農家に婿入りして義父母に気兼ねをしながらも許可を得てワイン醸造家に。青年たち各々が異なった家族構成のなかで、これまでに経験したことの無い仕事に本人も家族も相当な不安と覚悟があったのではと感じました。また、私もサラリーマン時代に3年間農業に従事して分かりましたが,天候不順、病害、資金の問題など自然相手の仕事で、画面には表れていないいろんな苦労をしているだろうと感じました。

映画の後半では末期癌で病床に臥していた宇介が医者の禁止を振り切り一時外出して、青年たち各々が造ったワインを一口ずつテイスティングする場面があり、多少辛口の評価をしながらも皆を励ましていたのが印象的でした。青年たちが造ったワインは、ソムリエから出来栄えを褒められ、またフランス人からも評価されていました。

映画全体を通して青年たちが宇介を敬い、仲間意識を持ち、いろんな困難に立ち向かいながらワイン造りに邁進する姿が心に残りました。また、この映画を通して宇介役の橋爪功の演技力(動作、話法など)に熟練さを感じました。

7.懇  親  会: 新宿ライオン(ビヤホール)
11人全員参加。ビール、ワイン、野菜サラダ、ピザ等を飲食しながら約1時間30分和気藹々と。
料金=¥27,721(集金2,500×11=27,500)
 ①不足=¥221
 ②前回繰越=¥2,631
今回繰越 ¥2,410(=②2,631-①221)

(2018.10.24 鈴木記)

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