第27回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第27回例会を2016年5月20日(金)に開催しました。

ベテランソムリエお二人

ベテランソムリエお二人


日  時: 5月20日 15時-17時

場  所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線一橋学園
               駅傍)
参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、栗原、
              佐藤(俊)、末次、竹内、冨平、中村、野村、
              早川、山本、以上14名 (五十音順・敬称略)
            

ゲストを招いて記録ずくめとなった前回と違って、14名といつもの参加人数に戻った第27回の例会。 ジョーカーを引き当てた今回のソムリエは、山本、小川のベテランコンビ。「もう3回目だよ !」と言いながら山本さん、勢い良くコルク栓を飛ばしたが、今回はスパークリングワインではなくスペイン・バスク産シ-ドル(リンゴ酒)で乾杯して会は始まった。

スペイン・バスクのシードルで乾杯!

スペイン・バスクのシードルで乾杯!

この日は前回から持ち越した5本に加えて7本の持参があって、相変わらずの多さ。「ほとんど輸出されることが無い、これぞ本物 !」といって持参の上記シードルをはじめ、誕生日祝いに部下や知人から贈られたと紅白のワインが3本、前回飲めなかったからとわざわざ取り寄せたというキスヴィン・ロゼ・ホワイトジンファンデル、好きな画家が愛飲していたからと持参した国産ワインなど、それぞれこの日の参加者の思いの詰まったワインが揃った。

なかでもこの日の注目は、一升瓶(1,800mL)の「私のお気に入り」という意味のサドヤ・モンシェルヴァン(甲府・サドヤ)。 「シベリアシリーズ」などで有名な洋画家・香月泰男が愛飲したという。いつも720mL-750mLのワインを皆で分け合っているのに比べて倍の量が味わえて満足顔も。

今日のワイン7本

今日のワイン7本

この日、飲んだワインは次のとおり(写真左から)。
エスティガ・バスク・シードル  フランス
メゾン・ジョセフ・ドルーアン・ジュブレーシャンベルタン  2013 赤・フランス
メゾン・ジョセフ・ドルーアン・ムルソー   2013 白・フランス
サドヤ・モンシェルヴァン  赤・山梨
キスヴィン・ホワイトジンファンデル  ロゼ・山梨
キャンテイ・クラシコ・ロッジャデル・コンテ  赤・イタリア
ドンロメオ・ティント  赤・スペイン

これらのワインを飲みながらボトルのラベルに表示の「輸入ワイン国産ぶどう使用」とはどういう意味かという質問が出て、「リーファー輸送ワイン」「バルクワイン」、「国産ワインと日本ワインの違い」など意見が活発に出て研究会らしい雰囲気に。

ならばと「ワイキキタイム」に入ったが、「ワインの基本のキ」も一通り勉強をすませたとして、今回は少し視点を代えて「映画とワイン」の話。
(注:葉山考太郎著『知ればおいしい!  今夜使えるワインの小ネタ』 講談社刊より引用)

ワイキキタイムは話題一杯

ワイキキタイムは話題一杯

話題は「007 ロシアより愛を込めて」でジェームズ・ボンドが飲んだテタンジェのコント・ド・シャンパーニュのエレガントさが「知性ある官能」と呼ばれたグレース・ケリーのようだという表現に触発されてか、話は好きな映画女優論に。「僕はオードリー・ヘプバーンの墓に行った」「いやボクは握手したよ !」などの話も。

また、新聞小説として話題となった「失楽園」で主人公が心中する前夜に飲んだシャトーマルゴーの話からは、対抗紙に勤めてたSさんに「読んでましたか」との質問から、A紙、Y紙の新聞販売競争の激しさにまで発展。

小松菜とベーコンのキッシュ

小松菜とベーコンのキッシュ

春雨サラダ

春雨サラダ

鶏肉のクリーム煮

鶏肉のクリーム煮

 こうしてカサグランデの特製料理を食べながら、キスヴィン・ロゼ、イタリアのキャンティ、スペインのドン・ロメオと次々と飲んで、この日空けたのは7本。  ただし、1升瓶もあって実質8本といつものペースで盛り上がっていくうちにコーヒータイムに。

ここで伊藤(順)小平稲門会会長から前回ゲストの斎藤まゆさんをこれからも応援していきたいね、との声が出て一同賛成 !

後輩斎藤まゆさんを応援しよう!

後輩斎藤まゆさんを応援しよう !

さらに、当会会長から今秋予定のワイナリーツアーの実施日とワイン研例会の参加人数を会場の都合から14名を上限とするので出欠の知らせは早くしてキャンセル待ちにならぬようにと要望があり、ワイナリーツアーは「10月21日(第3金曜日)」に予定することにして、5月例会はお開きに。

散会後の恒例カラオケには7名が参加。ワイキキタイムで紹介の映画「酒とバラの日々」の主題歌が出るなど熱唱が続いた。

次回の第28回例会は、6月17日(金)、「カサ グランデ」で。会費は2,000円プラスワンコイン(任意)。ワイン愛好家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。ただし、会場の都合で参加申込みは14名までですので。早めに井垣(090-1196-1471) までお申し込みください。

(文=井垣、写真=荒木)

 

第8回映画鑑賞会のお知らせ

映画研究会は第8回鑑賞会を下記の通り開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

●鑑   賞   日: 2016年6月20日(月)
●タ  イ    ト  ル: 『ふたりの桃源郷』(上映時間は約90分)
●あ  ら   す  じ: 次の通り。 
中国山地の奥深く、かつて戦災で焼け出されたある夫婦が「自分たちの食べるものは自分たちで作ろう」と切り開いた、電気も水道も通わない場所で暮らしていた。子が生まれ、高度経済成長期には子供の将来のために一度は山を離れたが、還暦を過ぎて余生を送る場所として再び山に戻った。
誰にも訪れる老いの問題や、離れて暮らす家族の葛藤と模索を経て、夫婦の亡き後、残された家族に芽生えたものには、現代における幸せのヒントがあった……。
●上    映    館: ポレポレ東中野
●集  合   日  時: 6月20日(月) 10時
●集  合   場  所: JR東中野駅西口改札前

●入     場    料: シニア 1,100円、一般 1,700円
             チケットは予約販売がないため、当日、鈴木が参加人数分を購入いたします。
●参加申込締切 : 6月18日(土)までにメールまたは電話、FAXでお申し込みください。
●申      込      先: 鈴木昭助   
                             E-mail: syouchan(at)k5.dion.ne.jp 【(at) を @ に置き換えてください)
                             TEL・FAX: 042-344-7423
            電話でのお申し込みの際はご自分の電話番号を必ずお伝えください。また、当方が留守の場合は伝言を入れておいてください。
●親     睦    会: 映画鑑賞後に 1 時間程度の親睦会を開催いたします。

 

 

 

第29回散策の会 報告

神田川沿いを歩く       2016年5月14日(土)

大隈講堂をバックに集合写真

大隈講堂をバックに集合写真

  今回の散策は、早稲田近くにありながら意外に行く機会のない、神田川の左岸に点在する若緑輝く庭園を訪れてみました。
  集合場所が勝手知ったる「馬場」となれば、みなさんの緊張感が多少ゆるむと思いきや、約束の10分前には全員集合という素晴らしさ。
  高田馬場駅の改札を出て道路を横切り、目の前のさかえ通りに入ります。大衆酒場が軒を連ねるのを横目で見て神田川を渡り、西武線の線路や新目白通りを越え、坂を登れば程なく「おとめ山公園」に到着します。

おとめ山公園(下落合2-10)
  学校や官舎に囲まれた、広さが大隈庭園よりやや大きい区立の公園です。
  「おとめ」はロマンチックな「乙女」ではなく、「お留」(立ち入り禁止)という意味です。ここは江戸時代には将軍家の御狩場で、庶民の密猟や立ち入りを禁止されていた場所なのです。太田道灌が鷹狩りに来たのはこの辺かも知れません。いま公園には数か所の湧水がみられ、ホタルが養殖されています。
  駅の近くにこんなに木の鬱蒼と生えている森があったのかと驚きの声も上がり、ことのほか好評な場所でした。

おとめ山公園の木陰で一休み

おとめ山公園の木陰で一休み

山吹の里(面影橋)(髙田1丁目)
  おとめ山公園から東へ約 1 ㎞、太田道灌が鷹狩りの帰りに雨に降られ、簑を借りようと貧しい農家の娘・紅皿(べにざら)に会ったのがこの辺といわれています。

七重八重  花は咲けども山吹の  実のひとつだに  なきぞ悲しき

  簑の代わりに、実のつかない山吹の一枝を差し出された道灌は、この時点ではその意味を解していませんでした。その後、これを恥じて歌の道に精進した道灌は、紅皿を江戸城に呼び、和歌の友にしたと伝えられています。

農家の娘に山吹をさし出された道灌 (新宿中央公園にある像)

農家の娘に山吹を差し出された道灌
(新宿中央公園にある像)

金乗院【こんじょういん】 (髙田2-12-39)
  面影橋を北上した所に、江戸五色不動のひとつである「目白不動」が祀られています。この不動尊は以前ここから 1 ㎞ほど離れた新長谷寺にあったものですが、新長谷寺が東京大空襲により焼失し、ここ金乗院に移されました。三代将軍家光により「目白不動」の名を賜り、これが「目白」「目白台」の名称の由来といわれています。
  不動尊の祀られている堂内は暗く、目が暗闇に慣れた後でもしかと拝顔できませんでした。
墓地には、由井正雪とともに慶安の変(幕府転覆事件)を起こした罪で処刑された丸橋忠弥の、小さく粗末な墓があります。

目白不動

目白不動

丸橋忠弥の墓前で

丸橋忠弥の墓前で

新江戸川公園(目白台1122)
  ここまで来ると、足がずっしりと重くなります。途端、待望のベンチが目に入りました。さすがに座わり込む面々も見受けられます。
  面影橋から川沿いに東へ約700 m、ここはかつて熊本・細川家下屋敷の庭園だった回遊式泉水公園です。目白台地を山に見立て、湧水を生かした大名屋敷の雰囲気をよく残しています。江戸レガシーがこのような形で今に残されているのは、うれしい限りです。それに緑の風が顔に心地よく当たります。

細川家下屋敷の回遊式泉水庭園

細川家下屋敷の回遊式泉水庭園

水神社【すいじんじゃ】(目白台1-1-9)
  胸突坂のすぐ脇の、2本の巨大な銀杏の木の奥に鎮座しています。江戸時代、この近くに神田上水の取水口である「関口大洗堰」があり、その水門の守護神でした。そのために、上水の恩恵にあずかる大名・商家・町人の参拝が絶えなかったそうです。
  言い伝えによれば、水神が八幡宮社司の夢枕に立って、「我水伯(水神)なり、我をこの地に祀つらば堰の守護神となり、村民をはじめ江戸町ことごとく安泰なり」と告げたため、ここに水神を祀ったと伝えられています。

巨大な銀杏の木の奥の水神社

巨大な銀杏の木の奥の水神社

椿山荘庭園(関口2-10-8)
  明治時代に山縣有朋が購入し邸宅を建て、古来よりツバキが多く咲いていたことから「椿山荘」と命名しました。
  山縣有朋は大隈重信の政敵で、「椿山荘」の前に拡がる早稲田を眺め、「文明の発達も結構だが、早稲田田圃に毎日大学町が拡がるのにつれてその風情が無くなっていくのは閉口だ」と嘆いたそうです。
  戦後、藤田興業(現・藤田観光)により 1 万本余りの樹木が植えられ、現在のように整備されました。園内には小山の上に三重塔、路の脇には七福神が配置されていて、誰でも自由に散歩できるのはありがたいことです。園内ではこの日が「大安」ゆえ、大きな紙袋を下げた婚礼帰りの人達が目につきました。
  散策も終盤にかかり、時間に追われ始め、見学箇所や説明を端折らざるを得なくなったのは申し訳なく思います。

椿山荘滝の前で集合写真

椿山荘滝の前で集合写真


早稲田大学
  校舎の建て替えが進むキャンパスを改めて眺めて来ました。正門入り口は階段からスロープに変わっています。
 
政治経済学術院では古い校舎が一部保存され、それを包み込むような形で新校舎が建てられています。我らがOB達はあの頃なかったエスカレーターに乗り、「へ~ェ」「ほ~ゥ」と浦島太郎の心境だったようです。

右側旧校舎を包み込んで新校舎

右側旧校舎を包み込んで新校舎

散会後は希望者で恒例の懇親会
  場所はおなじみの「石庫門」。バイト不足のせいか、飲み物や料理がなかなか出てこないという不満もあったようです。それにコース料理も学生相手のせいか量的に多く、もったいなかった気がします。でも3,500円で飲み放題ですから、まぁ好しとすべきでしょう。

石庫門で懇親会

石庫門で懇親会

【参加者】
荒木・井垣・梶川・国友・栗原・小山・佐藤(俊)・末次・鈴木・滝沢・竹内・野村・馬場・堀田・山本・横田・定村(国友の友人)・千葉(国友の友人) (18名)

【報告: 佐藤(俊)、写真: 国友・荒木】

 

第37回ざる蕎麦研究会報告

1.日     時: 2016年5月16日(月)13時30分、東京メトロ銀座線B6出口集合
2.場     所: 「御清水庵・清恵」
        (中央区日本橋室町1-8-2  日本橋末広ビル 電話050-5797-0915 土祝休)

3.参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、国友、栗原、小林(弘)、志村、末次、滝沢、竹内、野村、
        福田、堀田、山本(以上14名)
4.費    用: ¥51,600  @¥4,000 (繰越金¥4,400)

喉の渇きはいつもの生ビールで…

喉の渇きはいつもの生ビールで…

5.経    過: 次のとおり
大人数なので定刻集合はと案じていたら10分前に全員集合。1分歩いて店入りしたら、日本橋川を見下ろす最上席に14人分が設えてあった。

先ずお蕎麦屋さんの名前としてはユニークな「御清水庵・清恵」の説明をする。
その昔、越前大野のお殿様が築城の折、城山下の湧水を城下町まで引いて民に利用させたが、民はお殿様から頂く水に敬意を表してこの水を「御清水(オショウズ)」または「殿様清水」と呼んで大切にしてきた。
ところで、次の「清恵」は当店のご亭主中本好美さんの奥様のお名前で、中本さんはこの奥様を亡くされたことで15年前、「福井の清い恵みの味を東京に届けよう、どうせやるなら東京のど真ん中で」が発端ですとご説明を頂いた。

へしこ(塩鯖の糠漬け)

へしこ(塩鯖の糠漬け)

ピリ辛こんにゃく

ピリ辛こんにゃく

ホタルイカの沖漬け

ホタルイカの沖漬け


鯖の燻製

鯖の燻製

庄の里いも煮ころがし

上庄の里いも煮ころがし

挽きぐるみの手打ちぶっかけ蕎麦

挽きぐるみの手打ちぶっかけ蕎麦


お蕎麦のみならず当店の料理も福井の食材が使われているが、越前料理を代表し酒の肴に絶好の「へしこ(塩鯖の糠漬け)」は予めお願いしておいたのでスタートの生ビールが終わる前に出て来てしまった。
はじめは「ピリ辛こんにゃく」と「ホタルイカの沖漬け」、中本さんがビールにはこれがと勧めてくれた「鯖の燻製」、ここでやっと福井の銘酒「黒龍」が出て来て軌道に乗った感じになる。「上庄の里いも煮ころがし」、このひなびた旨さはなかなか良い。

の下から日本橋クルーズ船が出て行き乗客が手を振っている。これは初夏の風情だ。
もう少し黒龍をとも思ったが、「そろそろお蕎麦を」の声に応じることにした。
当店のお蕎麦は福井の契約農家から取り寄せたものを毎日手打ちにするが、挽きぐるみ(全層粉)なので色黒で、噛んで味が出る蕎麦。出し汁に大根おろし(辛味大根ではなく青首を使う)の絞汁を混ぜたものを蕎麦の上から掛け(ぶっかけ蕎麦)、その上に削り節とネギがのせてある。蕎麦その物の食べ方も野趣に富んでいて、戦国大名の朝倉氏が救荒食物として栽培を勧めた雰囲気を感じられたように思った。

ご亭主中本好美さんの感動的なお話

ご亭主中本好美さんの感動的なお話

窓の外には隅田川のクルーズ船

窓の外には隅田川のクルーズ船


今日は食べるほうも飲むほうもハイペースで進んだために1時間半くらいで終わってしまい、クルーズ船に乗ることも考えたが、それには時間が遅かったようで、たまには早く帰るのも悪くないと日本橋までそぞろ歩きして帰途に就いた。
次回第38回例会は6月13日(月)、「中清・吉祥寺」で。13時30分にJR吉祥寺駅中央改札前集合。費用は@¥4,000程度、石川の銘酒多種取り揃えのお店です。
参加申し込み締め切りは6月9日(木)。早めに山本 浩(電話042-473-7617)宛てへどうぞ。

(文:山本、写真:山本・荒木)

 

 

 

第73回ニモクサロンの報告

●日  時:2016年5月12日(第2木曜日)12:00-14:30
●場  所:東大和市駅前・BIGBOX 東大和 B1室
●会  費:2,500円(1,000円以内の昼食+飲み物+室料1,050円)
●参加者:13名。荒木・井垣・石井(伸)・伊藤(順)・伊藤(徹)・小川・久保田・滝沢・野村・
堀田・ 松尾
・山本・横田(敬称略、五十音順)

お食事の後のデザートは…。皆さんアイスクリーム!!

お食事の後のデザートは…。 皆さんアイスクリーム!!

 久しぶりに、せっちゃん & やえちゃんが揃いました。今日の参加者は13名、少し寂しい?
さて、今日のおめでとう乾杯は、今月で80歳、傘寿を迎えられる小川さんに「かんぱ~い!!」
小川さんは待望の男の子、そのうえ5月27日の海軍記念日に誕生! ご家族の喜びは大変なものだったそうです。(小川さんの乾杯写真を取り損ないました。ごめんなさい。)
そこから食事が準備できるまで、先輩方は海軍の話で盛り上がりました。(^-^)

今日のお知らせは…。
★ 14日の散策の会の申し込み者は現在18名。神田川から早稲田大学へ向かいます。
16日のざる蕎麦研究会の参加申し込み者は14名。銀座線三越前B6出口に集合です。
20日のワイン研究会は、今後14名前後で締め切るそうです。会場の都合もありますが、1本のワインをみんなで味わうにはその人数が限度。今日現在15名の申し込み。
28日の早慶戦応援の申し込みは、14日(土)までに馬場さんへ。
★ その他の同好会のお知らせは、小平稲門会広報から送られてきた予定表でご確認ください。

現在会員拡充の活動をしています。50~60歳の150名に郵送、60~70歳の258名には役員が家庭訪問をして勧誘をしています。昨年は20名の方が入られたそうで、皆さんのご協力をお願いします。ご近所に、もし早稲田卒の方がいらしたら是非入会をお誘い下さい。

新記念会堂(仮称)募金支援のお願いが届いていると思いますが、個人では1口1万円でも良いそうです。また、振り込む時には個人の名前の下に「小平稲門会」と併記して下さい。小平稲門会の点数?になるようです。

松尾さんから、稲門祭記念品の購入依頼がありました。利益は学生達の返済不要の奨学金になるそうです。昨年は30名の学生さんに4年間の奨学金をプレゼントできたそうです。ネクタイは、今年販売のネクタイと分かるようになっているそうですよ。(^-^)

さて今日のちょっと真面目なお話は、久保田さんの「相続のお話」でした。過日女子懇親会でも行われましたが、やはり結論はみんな使って…。誰ですか、「あとは野となれ山となれ!」なんて言っているのは。<`ヘ´>
久保田さんからのご指導は、「遺言書だけは書いておいて下さい」、そして好きなだけ使って下さい、との事でした。遺言書は、自筆で書くこと、記載日を書くことが重要。

来月は、梶川さんが「福島原発の話」をして下さるようです。

(文・写真=荒木)

 

 

第29回散策の会のお知らせ

散策の会の第29回例会は、「神田川沿いを歩く」です。 

【日時・集合場所】
2016年5月14日(土) 午後1時30分
JR高田馬場駅 早稲田口改札前に集合

【経 路
高田馬場 駅⇒ おとめ山公園 ⇒ 山吹の里(面影橋) ⇒ 金乗院  (目白不動・江戸三十三観音札所14番) ⇒ 新江戸川公園 ⇒ 水神社 ⇒ 椿山荘庭園(三重塔) ⇒ 早稲田大学 ⇒ 高田馬場駅(解散)

【参考情報】
(1)歩行距離は約5km。途中、かなり登り下り坂があります。
(2)お手洗いは、おとめ山公園、新江戸川公園等にあります。

【懇親会】
解散後、希望者のみ。高田馬場・石庫門(050-5799-1866)にて。費用は約3,500円。
当日のキャンセルは、料理代を申し受けます。

【申し込み先】
5月12日(木)までに、滝沢(042-345-0953)あてに連絡。

 

第34回名曲を聴く会の報告

開催日:2016年4月22日(金) 午後1時より3時まで
場  所:国分寺駅北口 名曲喫茶「でんえん」
会  費:1,000円(コーヒー・クッキー付き)
曲  目:次のとおり
ブラームス  交響曲第二番
  ブルーノ・ワルター指揮  コロンビア交響楽団

名曲を聴く会_201604_1

名曲を聴く会_201604_2


第二番は他の3つの交響曲に比べ牧歌的な曲目である。
ブラームスの田園交響曲である。
ワルターの指揮は燃えるような情熱でオケを引っ張っているが、いかにも若々しい演奏であった。

シューマン   ピアノ四重奏曲、ピアノ五重奏曲
  ピアノ  イェルク・デムス   バリリ弦楽四重奏団

名曲を聴く会_201604_3

名曲を聴く会_201604_4


シューマンの数少ない室内楽でこの両曲は優れた名曲である。
このバリリ、デムス盤はロマン的感情がとうとうと溢れ出た名盤で、ワインでも飲みながら鑑賞したくなる気分になった。

おって、帰りに例によって軽くスペインワイン(赤)1本を空け音楽論議の後、散会。

本日の参加者(敬称略):荒木、井垣、栗原、清水(国分寺会長)、末次、竹内、山本、小川、以上
                 8名

【次回開催】
日 時: 5月27日(金) 午後1時より3時まで
場 所: 国分寺駅北口 「でんえん」
会 費: 1,000円 (コーヒー・ケーキ付)
曲 目:次の3曲
(1)メンデルスゾーン  交響曲第4番 イタリア

   エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮  アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
(2)べートーベン  ピアノソナタ第21番<ワルトシュタイン>
   ピアノ  フリードリヒ・グルダ
(3)ショパン  ピアノソナタ第2番より葬送行進曲
   ピアノ アルフレッド・コルトー

(文=小川、写真=荒木)

 

 

第10回女子懇親会の報告

日   時: 2016年4月19日(火) 12時~14時30分
会   場: セレオ国分寺(国分寺駅ビル)9 階・華琳

参 加 費 : 各自注文実費(ランチと珈琲1,500円位)
参 加 者 : 荒木・大竹・岡・久保田・藤崎・真篠(敬称略、五十音順)
お話担当:久保田さん 「遺産相続のお話」

1月の予定が諸事情で延期になっての開催でしたが、それでも体調不良や急な介護の用事などで、3人の方が来られなくなってしまいました。女性は忙しいですね…。

お食事前に…

お食事前に…

久しぶりにお会いして、それぞれの近況報告が楽しい話題になりました。もちろん今日ご欠席の方のご様子も、世話人からしっかり報告されました。

嬉しいお話! 真篠さんが小平稲門会に入会されます。女子会の魅力かな?
真篠さんからのお話、所属していらした「小平・ききがきの会」の冊子を見ながらの小平の戦争体験が話題になりました。また、長年続いた会が、メンバーの高齢化で閉会になるお話には、本当に残念だとの声がいっぱいでした。次のご活躍を応援しましょう。

女子懇親会はこれからどんな会にして行こうか…。みんなのご意見を伺いました。
やはり、ずっと早稲田の卒業生として早稲田に拘っていきたいという考えで、みんなの意見が一致しました。時々こうして心置きなくお話が出来る場を大切にしていきます。

「小平・ききがきの会」のお話

「小平・ききがきの会」のお話

「遺産相続」のお話

「遺産相続」のお話


今日のお話は、久保田さんの「遺産相続の話」でした。参考資料として頂いた書類はとても難しかったですが、幾つか良くわかったことが有りました。
(1)遺言書は書いておきましょう。
(2)子供の居ない人の相続は、居る人より大変。
(3)贈与税は高い。半分近くになる場合もある。
(4)物納は以前のようには、受け取って貰えない。
(5)プレゼントは、税金分の現金も付けてあげる。でも、それにも税金がかかる!!
<結論> 財産は自分で全部使っていきましょう!! ???(^-^)

次回の女子懇親会は6月30日(木)12:00-14:30、セレオ国分寺(国分寺駅ビル)9階・華琳で。
お話は、牧野さんにお願い致します……欠席裁判? これから交渉します。(^-^)

(文と写真=荒木)






第26回ワイン研究会 報告

早稲田大学を中退してワインの世界に飛び込んだ注目のキスヴィン(Kisvin)ワイナリーの若き女性醸造責任者・斎藤まゆさんをゲストに招いての例会とあって、参加の申込みが多く、17名の会員にゲストを加えて18名。集まったワインが17本、飲んだワインが12本、といずれもワイン研「新記録」という盛況ぶりでした。

まゆさんを囲んで幸せな笑顔

まゆさんを囲んで幸せな笑顔

ワイン研究会の第26回例会を2016年4月15日(金)に開催しました。

ソムリエも気合が入ります!

ソムリエも気合が入ります!

日  時: 4月15日 15時-17時
場  所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線一橋学園
               駅傍)
参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河崎、
              国友、佐藤(俊)、末次、滝沢、竹内、冨平、中
              村、野村、馬場、早川、山本、斎藤(ゲスト)、以
             上18名 (敬称略)


参加者が多くなりカサ グランデにお願いしてテーブルを増やして対応したものの、トランプでの席決めも出来ず、今回は会長独断で予め席を決め、ソムリエ役も河崎、末次のフレッシュ(?)コンビにお願いした。このコンビの最初の仕事は乾杯のためのスパークリングワインの抜栓。そのキスヴィンスパークリングワイン2014はゲスト・斎藤まゆさんからの贈り物。

参加者が多いと一人当たりの飲む量が少なくなるのが心配だったが、それを見越したかのように「山梨大使」の早川さんがキスヴィンスパークリングワイン2013を持参、とともに東京・日本橋の山梨県アンテナショップ「富士の国やまなし館」もチャッカリとPR。「流石!  山梨大使!」の声がかかった。

キスヴィンスパークリングワインで乾杯!

キスヴィンスパークリングワインで乾杯!

美しいキスヴィン醸造責任者

美しいキスヴィン醸造責任者

まゆさんに質問攻め

まゆさんに質問攻め


というわけで、グラスにたっぷりと注がれたスパークリングワインで斎藤さん歓迎の乾杯をしたあとは、「キスヴィンタイム」に。「斎藤ではなく、まゆと呼んでください」に始まる自己紹介と会社説明。福岡に住んでタモリに憧れたというまゆさんは、早稲田大学在学中の語学研修でフランスに行きワインの世界を知ってワイン醸造を志し早稲田を中退して米カリフォルニア州立大学ワイン醸造学科で学び、さらにフランスのワイナリーで栽培・醸造の経験を積んでチームキスヴィンの荻原康弘さん(現キスヴィン社社長)の誘いで同社の醸造責任者として活躍中。
「私が学生の頃の日本のワインは美味しくなかった。美味しいワイン造りはみずから育てる良いブドウ栽培から始まる。私たちの子供、孫の時代を見据えてのブドウ栽培と世界基準を越えるワイン造りに注力しています」との頼もしい意見に参加者からの質問も相次いだ。

この日、会で用意したキスヴィンワインは、「甲州」「シャルドネ」、そして今年3月に発売されたばかりの「ブラン」の白ワイン各種に、「ロゼ」2本の計5本。他のワインは完売で在庫切れとのこと。
参加者の手から手へ渡るワインの注ぎ具合をみて、まゆさん「私が注いでもいいですか」とボトルを手に18人に均等に注がれるように注いで行く。その姿に「3月のワイキキタイムでは女性に注がせるのは『マナー違反』と勉強したぞ!」との声も。
「ワインに魅せられたのは何処で、ですか」との質問に、「コルシカ島です。まるで恋に落ちたかのように魅せられました」とまゆさん。キスヴィンワインはたちまち空になり、カサ グランデ特製料理とともに世界各地の赤ワインを飲むことに。

ブロッコリーの白和え、中華風卵焼き、鶏々棒(バンバンジー)

ブロッコリーの白和え、中華風卵焼き、バンバンジー

ぶりの野菜みそソース

ぶりの野菜みそソース


この日の参加者持ち寄りワインは、モロッコ、南アフリカ、オーストラリア、米カリフォルニア、スペイン、イタリア、フランスと世界各地産の12本。なかでも注目はワイン研初お目見えのモロッコ・カサブランカで生産の「Ait Soula Rouge(アイ スアラ ルージュ)辛口ミディアムボディ・赤」だった。
抜栓に苦労していたソムリエ役の姿をみて斎藤さん、「チョット良いですか」と、「開栓の仕方」の実地指導もあったりして、飾らないまゆさんの一面をのぞかせた。

飲むほどに話題は弾んでいき、「早稲田を中退したら校友扱いにならないの? ぜひ校友扱いにしてもらいたいね」と伊藤(順)小平稲門会会長に進言の声も。

そして瞬く間に時間は過ぎて、コーヒータイムに。残ったワイン5本は次回のお楽しみにして、最後に斎藤さんを囲んで記念撮影をし、今後の斎藤さんの活躍とキスヴィンワイナリーの発展を祈って全員拍手を送って若い女性ゲストを迎えてのワイン研究会第26回例会を終えた。

この日飲んだワイン

この日、飲んだワイン

この日、飲んだワインは次のとおり(写真左から)。
●キスヴィン シャルドネ     白・甲州
●キスヴィン スパークリングワイン 2014    甲州
●キスヴィン甲州   白・甲州

●キスヴィン スパークリングワイン 2013    甲州
●グリド甲州 グレース  白・山梨・中央葡萄酒
●ロバート・モンダヴィプライペート・カベルネ ソービニオン2012      赤・カリフォルニア
●アイ スアラ ルージュ  赤・モロッコ

●ルーデバーグ   赤・南アフリカ
●キスヴィン ロゼ   ロゼ・甲州
●キャンティ・ドゥカ・ディ・パスケール2014  赤・イタリア
●キスヴィン ブラン 2015   白・甲州
●キスヴィン ロゼ   ロゼ・甲州

ワインの勢いを借りて恒例のカラオケには12名が参加するという、これまた新記録となり、第26回のワイン研は「新記録ずくめ」の例会となった。

次回の第27回例会は、5月20日(金)、「カサ グランデ」で。会費は2,000円プラスワンコイン(任意)。ワイン愛好家はもちろん、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。
準備の都合あり、必ず事前に井垣(090-1196-1471) までお申し込みください。

(文=井垣、写真=荒木)