ロック研究会第1回開催報告

2024年5月22日(水)18:30から国分寺のRock Bar “Painkiller”にて、参加5名で記念すべき第1回ロック研究会を開催しました。

【参加者】大島二典、松村純夫、山田哲司、樋口昌典、広山嘉彦(文)

なんと、会場への一番乗りは大島会長で、びっくりしましたが感謝感激でした!
樋口会員はまだ現役のため職場から直接駆けつけてくれました。

各自バーボン等好きな酒を飲みながら、大音量のROCKに浸り、年を忘れて学生時代に回帰しました。
1960~70年代のレッドツェッペリン、ディープパープル、GFR、テンイヤーズアフター、ピンクフロイドなど、思い思いのリクエストをして、約2時間の大ブレイクとなりました。

大島会長から、今後も定期的に開催して会員を更に増やすべし!との激励もいただき、全員ハイテンションでの解散となりました。

◆次回開催予定
・開催日:6月22日(土曜日) 17:00~(予定) 
・会 場:Rock Bar  “Painkiller” (国分寺市南町3-23-12 三幸ビルB1F)
・会 費:当日、各自精算
※この日の会場はライブイベントのため、特別料金となります。詳細は店舗ウェブサイト
参照。
参加申込み先=代表・広山嘉彦
Email: hirohiro(at)trad.ocn.ne.jp 【(at)を@に置き換えてください

第83回ワイン研究会報告

今月は早大出身で、信州高山でワイン造りをされている春日薫さんをお招きし、お話を伺いながらの会となりました。春日さんは1984年、早大商学部卒、総合商社のニチメンに入社。その後イラン、エジプト等駐在を経て2011年、信州高山村でブドウ栽培を始められました。ブドウ用の農薬を販売していたことから、ブドウ造りに目覚めた、とのことです。

会社はRêve de Vin、環境に配慮して肥料、除草剤は使用せず、また無濾過(そのため澱が少し残る)、白ワインの製法「シュール・リー(Sur Lie)」に近いのでは?と冨平さんから指摘。雑菌の混入を防ぐ、温度管理が大変な方法です。

ワインは収穫時期の見極めがポイントで、遅く摘めば糖度は増しますが、酸が強くなる。早めに摘めば糖度が低いワインになる。このバランスの見極めが知恵の絞りどころとのこと。

会員の皆さん、ワインに関して知識が豊富で質問が飛び交い、あっという間の2時間でした。テロワール(その土地の土壌)や栽培方法(棚造りではなく、垣根造りにした理由)等、専門的な議論でした。

会は篠原さんが持参された、スペインのスパークリングで乾杯、スペインの白に固有なアイレン種で醸造されています。今回、12名の参加でしたのでワインも6本消化、中身の濃い会だった、と自負しています。

(因みに長野市は5代、早大出身の市長が続き、現在の市長はオリンピックメダリスト
の荻原健司さん。早大人間科学部出身です。)

今回飲んだ6本のワイン。左から、Vin du Tourisme スパークリング白  スペイン、Bodegas Albero 白  スペイン、Château Bois Mondont 赤 フランス、Rêve de Vin シャルドネ白  日本、Rêve de Vin メルロー赤  日本、Château Prieuré de Beyzac 赤  フランス。

【参加者(50音順、敬称略)】12名
伊藤、大島、上村、國友、河崎(文責)、篠原、竹内、冨平、野村、安田、山本、ゲスト・春日

第134回ニモクサロンの報告

・日 時:5月9日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビックボックスC5室 電話042-566-6892
・会 費:2,500円
・参加者(敬称略、五十音順):10名。荒木・井垣・伊藤・小平・竹内・野村・比留間・松村・山本・横田

《報告》
いつものメンバーの中に、ご欠席の方がいらっしゃると、皆さん気になります。荒木から、滝沢さんと小川さんの近況を報告しました。お電話でのお声はお元気でしたが、滝沢さんは今月はお休みです。小川さんもやはり足が弱くなられたそうで、「名曲を聴く会」 の話、喫茶店「田園」の事などをしばし楽しく話し、お声もお話も相変わらずお元気そうでした。足は油断をしていると、衰えてしまうようですね。気を付けましょう。

ついでにサロンは病気の話に。目、耳、歯はみんな悩んでいるようですね。でもこうして話してみると情報交換は、とても役に立ちますね。良い医者の話、良い器械の話、区からの補助金の話など、大変勉強になりました。
「先の事などくよくよ考えずに、今をワクワクしながら、死ぬまで楽しく!」
これが、結論でした。さすが山本先輩! 元気が出ますネ(^-^)

《今日の話題》
☆ 終わったばかりの「石井道彌&カラ・OK」の話で盛り上がりました。何といっても、色々な事を乗り越えられて、今回の企画を提案して下さった石井先輩の心意気に皆さんの尊敬と感謝の声・・・。ただものではない!!(^_-)-
会場「サウンズラボ」の飲み物がどんなに美味しかったか、斧ご夫妻のハープとギターの合奏がどれほど素晴らしかったか、そしてチョビッと皆さんの歌が〇〇だったかが報告され、サロンは和やかな?笑いに満たされました。

☆ 竹内さんから「観劇の会」のお誘いがありました。
劇団「俳小」第50回本公演「ゴールデン・エイジ」は下北沢駅前劇場で。シニア割引4,000円。7月12日(金)12時に小田急線下北沢駅東口集合。申し込みは竹内さんへ。

☆ 松村さんから、「散策の会」のお誘いがありました。
5月27日(月)「本所⇒錦糸町⇒両国」三度目の正直?無事に開催されますように。実は7日のサウンズラボの帰りに、みんなで松村さんのお清めをしました。あれはお清めではなく、アルコール消毒ですかね???(-_-;)

☆ 伊藤さんから7月6日(土)「夏の集い」のお誘いもありました。暑い時期に外を歩くのは大変なので、ルネこだいらで食事会のようです。副会長・小山さんの所属している「小平市棒打ち唄の会」の方々の演奏があるそうです。楽しみですね。
詳しいことは、「小平稲門会ニュース」(2024年5月10日号)等で確かめてお申し込みください。

尚、14時から2時間カラオケの会開催、7名の方が参加されました。

参加者(敬称略、五十音順):7名。荒木・伊藤・竹内・野村・比留間・松村・山本

(文責:荒木)

観劇の会
「劇団俳小ワークショップ成果発表公演」
鑑賞報告

演目:『桜の森の満開の下』(原作:坂口安吾)
日時:令和6(2024)年4月13日(土)14時~ 
会場:劇団俳小・稽古場(花小金井南町)

午後1時15分、花小金井駅集合。小金井公園の桜は、まだ、見頃を過ぎてはいない。
今日はこれから、劇団俳小「ドラマスクール」の「ワークショップ成果発表公演」を観に行く。劇団のご好意で、小平稲門会がご招待を受けたのだ。「ドラマスクール」は、劇団俳小が主宰する演劇学校。地元小平を中心に、演劇を学びたいというキッズ(小学生~高校生)や、一般人(成人)対象に開かれている。今回は、その、成人の部の、卒業公演というわけだ。
観劇参加メンバーは、山本浩さん、河崎健治さん、「観劇の会」から石井伸二さん、竹内吉夫。

ちょっと時間が早かったので、山本さんのご発案で、「島村農園」に行ってみた。「劇団俳小・稽古場」と鈴木街道を挟んで真向かいにあるここは、「ブルーベリー栽培発祥の地」として知られる農園で、小平から世界にその名を発信した家なのである。聞けば栽培に成功した島村さんは、河崎さんの高校の先輩とのこと。また、竹内も、その方の弟と高校の同級生。今日は、何だか面白い組み合わせと、相成ったものだ。山本さんが家の方から聞いたところでは、ブルーベリーは夏のもので、6~8月に収穫されるそうだ。その頃、また来てみようと思う。

さて、今日のお芝居の原作であるが、坂口安吾の代表作の一つで、傑作との誉れ高い作品。鈴鹿峠に住む「山賊の男」と、妖しく美しい「残酷な女」との幻想的な怪奇物語である。今回は一人一役ではなく、場面、場面で男優4人が「山賊の男」を、女優2人と男優1人が「残酷な女」を演じるという試みである。
一つの役を複数の俳優が演じて行く、その切り換わりが小気味良い。原作に忠実な中に、「今様(いまよう)」のセリフをポンと挟んでみせるウイット。時々、「同じセリフ」を複数の演者が声を合わせてシャウトする。いずれも、観客を覚醒させ集中に導く、見事な仕掛けだ。
初っぱなから良かった。そして終わりまで、ずうーっと良かった。
上演時間53分。やがて劇の終わり、客演尺八奏者、全盲の真藤一彦(しんどう・かずひこ)氏にスポットライトが当たったとき、観客席にいるぼくたち全員の心はひとつになった。熱い思いを込め、雷鳴のような拍手を舞台に送った。
そしたら、それに続く何秒間か、尺八が、また、狂おしくむせび泣いたのだ。客席に、声にならない声が染(し)み透(とお)ってゆく。それはぼくたちの、さらに一皮剥けた感動、なのだった。

「今日、このお芝居を観て、本当に良かった」
もう一人の自分が、そうつぶやくのを、ぼくは聞いた。

稽古場のフロアーに特設された、劇団員手作りの座席には、空席無し。50名を超える観客が押し寄せた。「アトリエ公演」としては、大成功と言えるだろう。

上演後、劇団代表の斎藤真(さいとう・しん)さん、演出の早野ゆかり(劇団俳優座)さん、出演俳優さん、スタッフさん、その他関係者での「打ち上げ」には、小平稲門会を代表して、竹内が参加させていただいた。
芝居後の打ち上げは、ハンパなく盛り上がる。舞台俳優さんばかりだから、皆さん、とにかく声がデカい。お酒が入ると、それがますます、デカくなる。鼓膜破裂に用心しながら、大いに飲み、そして語った。

(文=竹内、撮影=平早勉)

「ロック研究会」が発足
第1回例会は5月22日(水)に

小平稲門会に、新しい同好会「ロック研究会」が誕生しました。第1回例会を5月22日(水)に開催します。

発起人の広山嘉彦さん(1976教育)は、「ハードロック、ヘビーメタルが鳴り響くRock Bar “Painkiller”で、酒を飲みながら、大音量のロックに身を委ねます。ディープ・パープル、レッド・ツェッペリンなどで、学生時代(1960~70年代)に戻りましょう! ロックなら何でもリクエストに応じてくれ、曲とスクリーンの映像が楽しめます」と、広く参加を呼びかけています。
・開催日=5月22日(水)18:30~ (月1回の開催想定だが、当面不定期)
・会場=Rock Bar “Painkiller”(国分寺市南町3-23-12 三幸ビルB1F)
 JR国分寺駅南口から徒歩3分。電話:042-349-6752。カウンター8席、フロア8席。オーナーは1989年法学部卒の校友。
・参加費=当日各自精算(テーブルチャージ1,000円、ドリンク700円位~)
・連絡先=広山嘉彦 Email: hirohiro(at)trad.ocn.ne.jp【(at)を@に置き換えて下さい】
          

第27回美術館を巡る会
アーティゾン美術館「ブランクーシ展」の報告

第27回美術館を巡る会は、4月23日(火)、小平市とも縁の深いアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)へ参りました。
冒頭、稲門会の荒井桂氏(元ブリヂストン美術館勤務)から、同美術館の歴史と概要について説明いただきました。石橋正二郎のこの美術館にかける熱い思いが伝わってきました。

ブランクーシ(1876-1957)は、ルーマニア生まれ、パリで活躍した抽象彫刻家です。ロダンの助手になりますが、「大樹の陰では何も育たない」と言って、僅か2か月で袂を分かちます。写実的なロダンに比し、対象物の本質に迫るミニマルな彫刻を展開し、同時代、次世代の芸術家に多大な影響を与えました。
本展は、国内外の美術館から彫刻、絵画、写真など90点の作品が集結する、日本初の本格的な展覧会とのことでした。そんな中で、一推しは何と言っても「接吻」(彫刻・アーティゾン所蔵)です。

同時開催の「清水多嘉示展」(彫刻・絵画)も鑑賞しました。清水(1897-1981)は、小平市の帝国美術学校(現・武蔵野美術大学)の創設メンバーで、長年、教授を務めました。石橋正二郎の肖像画も描きました。

懇親会は八重洲地下街の「俺のイタリアン」でした。鑑賞の余韻に浸りながら、舌鼓を打ちました。

【参加者】7名(50音順、敬称略)

荒井桂、河崎健治、瀧川清、竹内吉夫、松村純夫、山本浩、若林覚

【次回予定】
次回は9月か10月、「田中一村展」(東京都美術館、下図左)か「英一蝶展」(サントリー美術館、下図右)を予定しています。
最近参加者が少なめです。ご希望をお寄せ頂ければ幸いです。

(文責=お世話役・若林 覚)

第83回ワイン研究会のご案内

ワイン愛好家各位

小平稲門会ワイン研究会  会長  河崎健治

第83回ワイン研究会のご案内

ワイン研究会の第82回例会(5月開催)は、ゲストをお呼びしています。長野県高山村でワイナリー「Rêve de Vin(レーヴドヴァン)」を経営しておられる、春日薫さんです。

春日さんは1984年早大商学部卒、総合商社ニチメンに入社され、イラン駐在等を経て、2011年長野でワイン用ブドウの栽培を開始されています。

高山村は将棋名人戦が行われた「藤井山荘」があることでも有名ですが、メルシャンの北信シャルドネが国際コンクールで金賞を取ったり、高山村のシャルドネが日本ワインコンクールで優勝したりで、ワイン産地としての評価を高めています。

今回、春日さんからブドウ造り、ワイン醸造への思いを語っていただきたいと思っております。

皆さま、ご多忙中恐縮ですが、ぜひご参加のほど、お願い申し上げます。準備の都合上、参加の可否を河崎までご連絡ください。よろしくお願いいたします。

尚、例会は5月17日(金)午後3時開始、場所は小平駅南口・永田珈琲内「こもれび」です。会費は、ワイン持参の場合2,500円、持参なしの場3,500円です。

小平稲門会ワイン研究会  会長  河崎健治
電話: 090-1056-9311
Email: kenj042@jcom.home.ne.jp

第82回ワイン研究会報告

2024年4月19日、「こもれび」でワイン研究会が開催されました。

前回飲み干した「ピエロ陶器ウイスキー」の陶器ボトルが、会場に飾られていました


今回は常連の方が都合悪く、5名での開催となりました。飲んだワインも3本でしたが、参加者が少ない分、会話が盛り上がり、楽しい会となりました。

最初は来月、お話をうかがえる早稲田卒のワイン醸造家、春日薫さんのシャルドネから。商社から脱サラしてワイン造りを始めた春日さん、シャルドネは毎年完売状態が続いています。続いて山本さん持参のキスヴィンの「甲州」、ANAのファーストクラスで提供されるワインでボトルにはANAのロゴが。我々は飛行機で飲むことはかないませんが、当研究会でおいしく飲みました。キスヴィンワイナリーの醸造責任者、斎藤まゆさんも早稲田に縁があり、本会でもお話していただきました。キスヴィン産ワインは近年高騰しており、手が届きかねる価格となっているのは残念。
上図は、今回飲んだワイン。左から、Kisvin Koshu 白(日)、Rêve de Vin シャルドネ白(日)、La Victoire Médoc 赤(仏)。

いつもワインに合う、料理を提供していただける「こもれび」さんですが、今回は「赤字だ!」とおっしゃるほど豪華な料理で、食べきれないほど。デザート、コーヒーと鼓腹撃壌の一夕でした。

今回の参加者5名


来月は信州高山でワイン造りをされている、春日薫さんをお招きしてお話をうかがいます。1984年早稲田大学商学部卒、総合商社ニチメンに入社、イラン駐在等を経て2011年から長野でワイン用ブドウ栽培を開始されました。異色の経歴の醸造家です。ぜひ多数の参加、お待ちしています。5月の開催は17日(金)です。

【参加者(50音順、敬称略)】5名
井垣、河崎(文責)、冨平、野村、山本

第60回散策の会
「本所北斎通りを往く」のお知らせ

1.日時・集合場所
令和6年5月27日(月) 13時30分
JR総武線 錦糸町駅 北口改札前 集合

2.経路
錦糸町駅→大横川親水公園→河竹黙阿弥終焉の地→三遊亭圓朝旧居跡→野見宿禰神社→江川太郎左衛門邸跡→葛飾北斎生誕の地→旧安田庭園→隅田川テラス→回向院→両国駅(解散)

3.参考情報
(1)歩数は約8千歩。ほぼ平坦。

(2)トイレは、旧安田庭園にあります。
(3)解散後、希望者のみで懇親会を実施予定。
(4)少雨決行の予定ですが、荒天等により中止する場合は事前に連絡させていただきます。


参加申し込みは5月25日(土)までに松村純夫までお願いいたします。
Email: b50dx(at)jcom.home.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】
電話: 090-6482-5288
(以 上)