第74回名曲を聴く会の報告

開催日: 令和2年1月24日(金) 午後1時より
場 所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲 目: チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
     ピアノ アレクシス・ワイセンベルク
     指揮 ヘルベルト・フォン・カラヤン  パリ管弦楽団
学生時代、この曲の第一楽章の華麗な出だしをいつも驚嘆して聴いたことを今でも鮮明に覚えていている。これがクラシック入門の第一歩となった。
東西冷戦の最中、若き米国のピアニスト、ヴァン・クライバーンがこの曲でチャイコフスキーコンクールに見事優勝したことも、はるか昔の思い出となった。
LPでの演奏も素晴らしく、感嘆した。

●本日の出席者:荒木、栗原、山本、山本(杉並)、小川、以上5名

【次回開催予定】
・開催日時:2月28日(金)午後1時より
・場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
・会  費:千円
・曲     目:チャイコフスキー 交響曲第6番 悲愴
      シューベルト   交響曲第8番 未完成

(文:小川、写真:荒木)

第73回ざる研日本橋「室町・砂場」報告

1.日 時: 2020年1月20日(月)11時50分 三越本店ライオン前集合
2.場 所: 東京都中央区日本橋室町4-1-13「室町・砂場」 電話03-3241-4038 日祝定休
3.参加者:荒井、荒木、伊藤徹、小川、大河原夫妻、木本、栗原、篠崎泰子、末次、百々、滝沢、野村、福田夫妻、松村、山本、(17名)※2回目
4.費 用:¥70,290 @¥4,000×17=¥68,000 不足分¥2,290は貯留金より支出
5.経 過:今日は大寒ならぬ節気外れの陽気のせいか在宅1名、時間間違え1名、下車駅違え1名。それでも何とか1名減に留めて令和最初の新年ざる研開催となった。

令和2年初の新年ざる研は老舗「室町・砂場」で・・・


2013年2月発足以来8年目を迎える今日は参加延人員が1,000人に達することになる。
その記念すべき1,000人目は集合場所三越本店玄関、谷川俊太郎碑文のライオン像に12番目に到着した人(昨年末までの累積が988人だった)で記念に広島の銘酒賀茂鶴金箔入り大吟醸を贈呈することにしていたが、それは荒井桂さんで砂場到着後皆さんにお披露目頂くことになった。

席は3年前同様2階のガラス越しに坪庭が見える掘り炬燵席だったが、前回が21名で1室だったのに今回は11名と6名に分けられてしまった。襖を移動して何とか両室を見渡せるようにしたが些か落ち着かない。

もちろんアサヒビールで乾杯!(あれ? 松村さんの顔が見えない)

先ずは令和新年ざる研事始めの乾杯をビールでしてから荒井さん賀茂鶴の試し飲み、金箔が少なく、あったなかったで一騒ぎ、目出度く1,000人到達イベントは終了した。

お祝いの賀茂鶴。花びらの金箔が3枚見つかりました(右上拡大)

お酒は常温の特選菊正宗、つまみは子持ち昆布の小皿だが、予約する際当店名物の玉子焼きと掻き揚げ、それにそばは大ざると念押ししすぎたせいかお通し、小鉢の類は一切出てこない。大ぶりの出汁巻き玉子、それに前回1,250円の値段にビビッて注文しなかった掻き揚げは江戸前のそばつゆに浸けて食べる。天ざる天盛りの元祖だから看板料理には違いないがコスパの程は如何なものか。当店のざるに海苔のふりかけはない、それでもざると指定しないと更科粉を玉子でつないだ細打ちの白いそばは出てこない、その上、量は「大」がついてやっと丁度の量だから厄介なことこの上なしだ。
今回は料理が2品だけの素っ気ない形になり申し訳ありませんでしたが、それぞれの料理とそばは間違いなく当店を代表するものであったことだけはご理解ください。
この後、千疋屋でホットワインを飲み地下鉄で眠りこけて失敗する処でした。やはり今日は馬鹿陽気にやられる日だったようです。

今年も頑張れよ!!


6.その他:次回2月のざる研は「出雲そば・やくも」です。2月19日(水)12時50分、JR武蔵境駅南口集合、バスで調布へ向かいます。費用@¥4,500程度。参加申し込みは2月13日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(文:山本、写真:荒木、山本)

第67回 ワイン研究会 報告

「ワイン研究会」の第67回例会を1月17日(金)に開催しました。

・日 時: 令和2年1月17日 15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線一橋学園駅傍)
・出席者:荒木、井垣、伊藤(徹)、河崎、栗原、神波、小林、佐藤、篠原夫妻、末次、冨平、野村、山本、計14名(50音順・敬称略)

7年目に入ったワイン研例会、「今年もよろしく」と集まった14名。ボトル片手の出席相次ぎ、テーブルに並んだワインが12本。ボルドー、ブルゴーニュ、ロワールなど本場フランスのワインが半数を占めたが、イタリア、スペイン、ニュージーランド、アルゼンチン、日本のワイン、それも2000・2008年ヴィンテージやわが国で評判の高級ワインも顔を揃え、新春にふさわしく世界のワインが並んだ。

今年も宜しくお願い致します! 笑顔でネ(^-^)

本年最初の乾杯役は野村さん。「今年はオリンピックイヤーです。皆さん元気にオリ・パラ大会を楽しみましょう!」の声にあわせて大声で「カンパーイ」。毎回その光景を撮る荒木さんは今年も乾杯が出来ずにお気の毒。

年に一度の贅沢、1万?千円の金賞受賞ワイン。さすがに貫録!

いつもはスパークリングか白ワインだが、今回は珍しく赤ワインでの乾杯。会の1月例会
では高級ワインを賞味するのが慣わし。今年は日本最高の赤ワインの一つとして評価が高く2019年日本ワインコンクールで金賞受賞の「シャトー メルシャン桔梗ケ原メルロー2015」を会で準備したので、「それならそれを先ず味わってから」とソムリエ役の2人が乾杯ワインに選んだもの。「なるほど!いいね」とまずはオーク育成21ケ月の味を味わったあとは、いつもの白ワインからの再スタートで飲み比べに入った。
この日初参加の神波(こうなみ)節夫さん(昭45・政経)の自己紹介。ワイン研会長から昨2019年の年間会計報告のあと歓談タイムになったが、まずは当然の如くに箱根駅伝と大学選手権決勝の早明ラグビーの新春スポーツの話題から始まった。
白ワインは「正月の残りです!」と持参者がいうブルゴーニュ・シャブリから、イタリアの「ボーダ ビアンコ」とシャルドネ種ワインを飲んで赤ワインへと移っていく。「熟成飲み頃ワイン」と持参者自慢のボルドー産2000年ものだったが、皆の注目のなか例の開栓新兵器(?)で抜栓しようとしたがコルクが崩れて開栓のソムリエ役が大苦戦。結局はソムリエナイフを上手に使って何とかコルクを沈めることなく無事抜いて、「さすが、ソムリエ役!」と感心させた。さらにスペインの有機栽培農法によるテンプラリーニョ種のワイン、フランスでも栽培面積が少なく絶滅寸前の品種だというアブリュー種など持参者苦心の選択を偲びながら飲んでいく。

お勉強の時間はみんないつも新入生みたいです

いつものことながら賑やかな盛り上がりの中を「この辺で・・・」との声が入ってワイキキタイムに。今回のテーマは、ワインと料理の組合せの原則「マリアージュ」のポイントについて。フランス語で「結婚」を意味する「マリアージュ」は、相性のいい者同士の組合せでワインと料理を一層楽しむために、「色」、「調味料」、「料理のテイスト」のいずれかであわせる簡単なルールを勉強し、「ウーン、ナルホド!」(遠藤誠『3つの法則で選ぶ美味しいワイン』、永岡書店刊より引用)。

ただいま戸籍調べの時間で~す

ワイキキタイムの暫しの静寂の後は再びワインを飲みながらの歓談に戻ったが、あれこれ話が弾む中、ヒョンなことから誕生日の話題に。それなら皆の誕生月を!と挙手してもらうと、なんと14人の参加者中、6月生まれが5人、11月生まれが4人もいてビックリ、しかも6月5日生まれが3人もいてさらにビックリ! 調子づいた進行係が「ついでに結婚したのは何月?」と聞いてみたら、大隈会館で挙式した人が3人もいることが分かって「さすがワセダマン!」と、思わぬ戸籍調べ(?)で盛り上がった。

こうしてボトルは次々と空いていきヴィンテージ2008年のボルドーを味わい楽しむうちに時間は過ぎていき、「今日はこれで締めましょう」とアルゼンチン産シャルドネの爽やかな白で締めた。残った3本は次回のお楽しみに。コーヒータイムに入るところでワイン研会長が「来月の申込みもすでに来ていて毎月キャンセル待ちが出る状態で悩ましい、抽選で決めたらどうかなどの案もあるが・・・」と嬉しい悲鳴をあげた。若干の意見交換もあって今後の課題とした。最後に「楽しかったです」との参加者の感想を聞いて令和2年第1回例会は無事終わった。

一番楽しかったのは? もちろん私です!(By初参加神波さん)

散会後の有志カラオケには神波さんも加わって9人がそれぞれの持ち歌を熱唱、なかでも必ず参加の女性3人の歌声が華を添えた「歌い初め」となった。
この日飲んだワイン(左から)
*シャトー・メルシャン 桔梗ケ原メルロー 2015                                    赤・日本(山梨)
*ルネ・ド・ラクレイ シャブリ                                                               白・フランス
*シャトー・フルカ・ルーパネィ 2000                                                   赤・フランス
*サッソ・ディ・ルビ ボーダ ビアンコ                                                   白・イタリア
*サドヤ・オルロージュ 2017                                                                 赤・日本(山梨)
*エスパナチュレ・テンプラニーリョ・オーガニック                         
  赤・スペイン
*ビンセント カレー ラ パール デュ コルブリ            赤・フランス
*サンタ・アナ レゼルブ シャルドネ               白・アルゼンッチン
シャトー・デュドン キュヴェ ジャン パティスト デュドン 2010  赤・フランス

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次回の例会は、2月21日(金)15:00-17:00、「カサグランデ」で開催します。会費は2,000円(ワイン持参の方)。ワイン持参でない方は+1,000円。参加申込み14名まで受付。締め切りは2月14日(金)ですが、最近は早く満席になっていますので、井垣(090-1196-1471)まで早めにお申し込みください。

(文=井垣、写真=荒木)

第25回映画鑑賞会のご案内

第25回映画鑑賞会を下記の通り開催致します。

■鑑    賞   日  : 2020年2月26日(水)
■映画の題目 :「プレーム兄貴、王になる」(インド映画)
■キ  ャ ス  ト:サルマン・カーン、ソーナム・カプー他

《映画のあらすじ》
映画は英国の古典名作小説「ゼンダ城の虜【注】」をベースに制作費18億円、1,000日以上の期間かけて荘厳な宮殿や鏡の城のセットが組まれ、5,000人以上のエキストラを要して年間制作2,000本を超える映画大国インド映画界で2015年に国内興行収入No. 3の大ヒット作。インド映画の特徴である踊りと音楽が随所に出てくる。
主役はインド映画界で最も有名なサルマン・カーン(当会が昨年1月に鑑賞した「バジュランギおじさんと、小さな迷子」にも出演)で、純粋で世話焼きな下町役者(名前はプレーム)と頑固で尊大な王子の二役を演じている。

プレームの願いは、あこがれのマイティリー王女と一目でいいから会うこと。王女が婚約者のヴィジャイ王子の王位継承式に参列することを知ったプレームは相棒と出かけた街中で王子の家来にスカートされる。ところが王子は、継承者争いで暗殺事件に巻き込まれ意識不明になった。王子と瓜二つのプレームは王位継承の王子の替え玉に仕立てられた。しかし異母兄弟だらけで複雑な関係の王家の弟妹も、婚約者であるマイティリー王女も頑固で尊大な王子に心を開かない。王子に仕立てられたプレームはどのように振舞うのであろうか・・・。
【注】英国の作家アンソニー・ホープの1894年出版の冒険小説。物語に登場する架空の国・ルリタニア王国(Ruritania)は、米英においては冒険とロマンの王国の代名詞として広く知られている。

■上  映  館:新宿ピカデリー(シニア料金¥1,200)
(チケットは鈴木がインターネットで購入し鑑賞当日にお渡し致します)
■集  合  場   所:新宿ピカデリーチケット売り場前
■集  合  時  間:現時点で上映開始時間未定のため参加者には2月23日(日)迄にPCメール、または電話にてお伝え致します。
・上映開始時間は多分午後2時前後になると思われます。
・上映時間は約2時間30分とのことです。
■参加申し込み:2月22日(土)までに、鈴木昭助あてにお申し込みをお願い致します。
・携帯電話: 080-6519-8720
・ E-mail: syouchan(at)k5.dion.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】

(以 上)

第47回散策の会報告

西新井大師と伊興七福神を詣でる

令和2年1月11日(土)

令和最初の正月、三連休の初日、遠いこの地に集まったのは毎日が連休の方々20名でした。今回は散策の会の「未踏区解消ツアー」第2弾として足立区を選び、西新井大師の参拝と近くの「伊興七福神めぐり」を企画しました。ただ疲労を考慮して、やや離れた所にある「布袋」(法受寺)は割愛しました。それに外見だけの布袋さまなら参加者の中にも居ましたので。そんなわけで見学場所がほぼ直線上に並び、効率的なコースとなりました。思えば数を重ねて10回目の「七福神めぐり」になります。みなさん足腰が丈夫なのは、きっとこれまでの御利益でしょう。

今年は「雨女・雨男の散策の会」なんて言わせませんよ !!


☆西新井大師(足立区西新井1-15-1)
これまでに利用したことのない東武大師線の大師駅に集合しました。この駅は無人駅で、そのうえ自動改札機もありません。料金処理は1つ手前の西新井駅で行うという、都内では希有な仕組みです。小平からこの地を訪れるにはさまざまなルートがあり、そのいずれも3~4回の乗り換えが必要というかなり高難度の場所です。それでもここは東京で明治神宮(316万人)、浅草寺(283万人)についで第3位の54万人の初詣客が押し寄せる一大スポットなのです。ですから元日から10日も過ぎているのにまだ多くの参拝客を見かけました。

西新井大師はお正月の装い

山門をくぐった先の広大な寺域の中に、見る者を圧倒する大伽藍がそびえ建っています。まずは本堂で参拝。そのあと露店の脇を抜け「塩地蔵」に頭を下げます。その横には都内では珍しい栄螺堂(さざえどう)である「三匝堂(さんそうどう)」があります。

塩地蔵さんへ何のお願い ? えっ、もっと綺麗に ?

さらに空海がもたらしたという井戸が大本堂の西側にあり、これが地名の「西新井」の由来とされています。
この寺は空海がこの地を通った際、悪疫に苦しむ人たちのために十一面観音像を彫り、寺を建立したのが始まりといわれています。「五智山遍照院總持寺」というのが正式な名です。川崎大師や観福寺大師堂(千葉県香取市)とともに「関東三大厄除け大師」の一つです。

☆恵比須 源正寺(伊興2-2-35)

西新井大師から25分。ここの恵比須さまは両手に釣り竿を持ち大笑いしていました。両手がふさがっているので鯛は足下に置いてあります。いや、もしかしたら釣り上げた瞬間なのかも知れません。

☆福禄寿・寿老人 福寿院(伊興2-18-18)
両像とも黒光りする立派な銅像です。脇には番外でもう一体大きな福禄寿の木像もありました。源正寺から10分ほど歩いたところで、併設の幼稚園の園庭を横切って入ります。

「君、少し目立ちすぎだよ !」(by主役の福禄寿&寿老人)


大黒天・毘沙門天・弁財天 実相院(伊興4-15-11)
ここは福寿院のすぐ向かいにありました。大黒天は全身黒ずくめで、目と口の中だけが白い、ちょっと不気味な感じです。毘沙門天はカラフルな立像で、邪鬼を踏んづけています…と書きましたが、この二天は展示期間が過ぎたとかで、残念ながら目にすることはできませんでした。疲れた足を引きずってここまで来たのに、私の最新情報の取得漏れで空振りをさせてしまいました。
またこのショックで、屋外にあったはずの「水かけ弁財天」の案内を失念してしまいました。重なる不手際をお詫びいたします。この弁財天は身の丈50cmほどの銅製で、大阪・法善寺の「水掛不動」のように柄杓が添えられています。そもそも弁財天は古代インドの河の神です。だから不忍池や井の頭池、銭洗い弁天や江ノ島と水に縁のある所に安置されています。でもここのように水を掛けるのは珍しいのではないでしょうか。
ところで、このお寺の本尊は聖観音菩薩像で、古くから「子育て観音」として地元の信仰を集めてきました。ただ12年に1度の開帳ですので、これも拝顔は叶いませんでした。ここは天平年間に行基により開山されたと伝えられる古い寺院で、「前九年の役」「後三年の役」(11世紀)で源頼義・義家父子が戦勝祈願をして寺領を寄進したといわれています。

佐藤散策会長の指の先、信徒会館には・・・(>_<)


☆舎人(とねり)公園(舎人公園1)
実相院から西にまっすぐ20分、小金井公園(80 ha)より少し狭いけど広大な公園(63 ha)が拡がっています。周囲に高い建物がないため、新年の空が一段と広く感じられました。公園は道路で東西に分けられていて、東側は大池や親水公園など自然と親しむスペース、西側は陸上競技場などスポーツ施設が占めています。今回は立ち枯れの草が浮かび、水鳥が泳ぐ大池の周りを少し歩いたあと、公園のど真ん中にある日暮里・舎人ライナー(自動運転)の「舎人公園駅」でひとまず解散しました。

黄昏どきの公園の片隅で・・・ほっと一息

「日暮里・舎人ライナー」の運転席から。あれっ? 線路がない!


【散策後の懇親会】
約8千歩を歩き終えた一同は西日暮里で山手線に乗換え、高田馬場に着きました。今回の会場は松村世話役がリサーチした「築地食堂源ちゃん高田馬場店」です。昨年暮れは若者達の間で「忘年会スルー」がトレンドになりつつあったようです。つまり飲み会が嫌われ始めたのです。でもここの元若者達はトレンドに関係なし。エビ・カニ・カキなどの入った「焼きアゴ塩だしの寄せ鍋」が好評でした。この日新装の国立競技場で行われたラグビー大学選手権決勝の早明戦で、下馬評を覆しワセダが勝利し、大学日本一になりました。このことも酒量を押し上げる要因となりました。
さて、「福」はたくさんGETして来ました。しかもこれだけ飲み食いできれば「無病息災」間違いなし・・・のはずです。今年も元気よく歩きましょう!

【参加者】

荒木・伊藤(徹)大河原・大河原夫人・大野・小川・國友・栗原・古林・小林(弘)・佐藤(俊)・末次・鈴木(昭)・滝沢・土井・中村・野村・福田夫人・松村・山本(20名)                                  

                        (文=佐藤(俊)、写真=荒木)

2019年秋の早慶戦
慶應の全勝優勝を阻み、完全優勝も阻止

今年の秋の早慶戦は、既に慶應が優勝を決めた後の第2戦、文化の日の11月3日に3名で観戦した。第1戦で慶應に敗れはしたが、連勝して3位確保を目指しての応援に力が入った。

応援に駆け付けた小平稲門会の面々

先ずは、1回の表から打撃陣が頑張り、中川卓(1年・大阪桐蔭)の適時2塁打など5長短打を集めて3点先制、5回にも2点を加えて、先発の徳山(2年・大坂桐蔭)が6回4安打2失点と好投。8回にも1点を追加して6対2と試合を有利に進めた。
しかしながらリリーフの今西(3年・広陵)が8回には制球が定まらずに3連続四球を与え、急遽、西垣(2年・報徳)が登板したが、流れは慶應に傾き、失策も絡んで2点を失った。6対4で最終回を迎えたが、ここで、小宮山監督は、リリーフのエースでこの秋のシーズン防御率0.00点の柴田(3年・早大学院)を指名、2三振を取って3者凡退で抑え、慶應の全勝優勝を拒んだ。
この試合は慶應が93年ぶりの全勝優勝が懸かっていたためか防御率0.00の先発・森田晃投手が初回から打たれたり、守備の乱れがあったりとどこか浮足立っていた所を突いての勝利と言えよう。
早稲田の加藤主将(4年・早実)は「慶應に10連勝された時のキャプテンはお前か!とずっと言われますから」と初回の3得点にからむ中前打など2安打を放ち慶應に一矢を報いて胸をなで下ろしていた。

翌日の第3戦は、8回まで3対3の同点と緊迫した試合であったが、9回裏に金子(3年・早実)が右前打でサヨナラ勝ち。慶應の完全優勝を阻止し、秋のシーズン早稲田は勝率で立教を抜き3位になった。

2019年のシーズンは、小宮山新監督を迎えて優勝を願ったが、打撃陣が振るわず、投手陣も早川(3年・木更津総合)、徳山が頑張ったがもう一つだった。しかし、3年生以下に有望な選手が多く、小宮山監督も2年目となる来シーズンは、選手に活を大いに入れて常勝チームにすることを期待したい。

            (中村 泰三 記)

参加者: 3名
大島二典(44理工)、栗原政博(39政経)、中村泰三(41理工)

箱根駅伝予選会応援

10月26日(土)、快晴の駅伝日和。「箱根駅伝予選会」が昭和記念公園で開催され、小平からも総勢7名が応援に駆け付けた。
2019年正月の箱根駅伝では、まさかの12位に沈み、13年ぶりにシード権を逃した早稲田に、絶対本選に出場してもらいたいとの思いから、早稲田大学校友会東京三多摩支部では、地元の立川稲門会が中心になって「箱根駅伝予選会早稲田を応援する会」を立ち上げ、支部各稲門会に広く声をかけ参加者を募り、選手たちに熱い声援を送った。

いざ出陣。絶対本選に行くぞ! 昭和記念公園スタート地点近傍にて


コースはハーフマラソン(21.0975 km)を1チーム10~12人の選手が走り上位10人の合計タイムを競うもので、参加40チーム中上位10チームだけが本選への参加資格が与えられるという厳しいもの。予選会には、東京六大学では5校(除く法政:シード)が、また、古豪の中央、日大なども名を連ね、戦国駅伝を思わせるに十分な顔ぶれであった。

応援プランは、スタート地点他計4か所の予定であったが、2万5千人に及ぶ大観衆で移動もままならず、結局、スタートとゴール地点(オーロラビジョンで)の2か所での応援にとどまった。途中経過で、早稲田の先着10人は7位であったので一安心と思っていたが、”大砲”がいない悲しさ。結果発表では7位・・・8位にも早稲田の名が出てこず、一瞬不安がよぎったが、やっと9位に滑り込んだ。熱い応援の甲斐があったというところか。本選での頑張りに期待したい。
予選会終了後は、立川駅南口の「ちゃんこ花道」で総勢30余名で祝杯を挙げた。

【当日参加者】
大島二典、大野照藏、栗原政博、櫻井英雄、佐藤俊雄、松尾寛敏、松村純夫(計7名)

第66回 ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第66回例会を12月20日(金)に開催しました。

・日 時: 令和元年12月20日 15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線一橋学園駅傍)
・出席者:荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河崎、上村、國友、栗原、篠原夫妻、末次、冨平、野村、早川、松村、山本(途中参加)、計17名  (50音順・敬称略)

10・11月と中止のため3か月ぶりの例会とあって参加申込み相次ぎ定員を超えての開催となった今回は、1か月遅れで今年のボージョレ・ヌーヴォーを味わう会ともなった。フランスに負けまいと日本の新酒も加わって、この日はフランス7、日本4、アメリカ2、チリ1本と本場フランスワインが半数を占めた。
例会スタートの乾杯役を引き当てたのが久々に顔を見せた上村さん。この日の最若手、現役とあって休暇をとっての参加とか。いきなりの乾杯発声役に戸惑いながらも自己紹介も兼ねて「皆さんの健康と幸せを祈ってカンパーイ!」。

最若手上村君(左列4番目)が元気に「乾杯!」。来年も良い年になりそう(^-^)

乾杯に使ったスパークリングは10月のツアーで訪れる予定だった甲府「サドヤワイナリー」のもの。乾杯のあと立ち上がったのが早川さん。ツアーのために用意していたというサドヤワイナリーと信玄ミュージアムのパンフレットを皆に配って「山梨観光大使」ぶりを発揮した。

「本当はバスの中でご説明を・・・」と
ちょっと残念そうな「山梨観光大使」

ボージョレ・ヌーヴォーを楽しむ会とはいえ、やはりまずは白ワインからとフランスワインに続いてカリフォルニア、ネバダのアメリカワインを2本。ネバダ州の白「チャールストンピーク」は、9月例会で「ラスベガスでのゴルフ帰りに立ち寄ったデスバレー近くの店でゲットした2本」と説明があった残りの1本。ラスベガスでの思い出話からアメ・フトやラグビーのワセ・スポの話題などいつもどおりに話が弾んでいくなかで、この日集まったボージョレワインを味わうことに。

こんなに揃うと、どれから飲もうか迷います~
とスタッフは忙しそうです

フランス・ブルゴーニュ地方南部の丘陵地帯・ボージョレで生産された2019年ヌーヴォー(新酒)、ボージョレの中でも限定された地区「ボージョレ・ヴィラージュ」で造られたワンランク上のヌーヴォー、平均30年以上の樹齢の高いぶどうの樹をいう「ヴィエイユ・ヴィーニュ」から造ったヌーヴォーを味わった。さらにヌーヴォーではないボージョレワインと次々と開けたが、ワインより話に夢中になって果たしてヌーヴォーの味わいは何処にという雰囲気も。

「ボージョレ・ヌーヴォーだからネ、こぼさないようにネ! 」
ソムリエさん達が心配そう

そんななか、お待ちかね(?)の「ワイキキタイム」に。今回のテーマは「家飲みが楽しくなる3つのルール」。それには、①ワインに詳しい人がいるショップで、②光・温度・置き方を見極め、③予算・目的・いつ飲むかをスタッフに伝えて選ぶことがコツだと学んだ。そしてワインをおいしくする「三種の神器」のワイングラス、オープナー、ワインクーラーを選ぶポイントについても「復習」した(遠藤誠『3つの法則で選ぶ美味しいワイン』、永岡書店刊より引用)。

今日の目玉ボージョレ・ヌーヴォーも空瓶になって・・・
安心してお勉強に身も入ります

ワイキキタイムの暫しの静寂の後は再びワインを飲みながらの歓談に。ボージョレに次いで登場の日本のヌーヴォー(新酒)「「2019ルバイヤート新酒甲州」(丸藤葡萄酒工業)を味わったが、この日は現存する日本最古のワイナリーを謳うまるき葡萄酒の「まるきベーリーA」など明治20年代前半に創業の老舗のワインのほかに、桔梗ケ原ワインバレーに昭和8年創業の井筒ワインの、信州でもなかなか手に入らないという「生にごりワインコンコード」などワイン業界に伝統を誇る有力メーカーのワインが続いた。そこには出席会員がそれぞれ色々と考えて持参した様子が伺えた。

会も盛り上がりそろそろ終盤というところにヒョッコリ現れたのが山本さん。近くでの忘年会が終わってワイン研に立ち寄ったという。それのみか散会後のカラオケにも参加して、得意のノドを聞かせたというから米寿を過ぎてのそのタフネスぶりには脱帽!

山本先輩ご登場! 終わりかけの会が一段と活気づきました

この日は11本のボトルを空けたところでコーヒータイムになって、ワイン研会長からこの1年お世話になったカサグランデの皆さんにお礼の品を渡すことと、毎回ソムリエ役を務めた河崎・冨平さん、写真と世話役の荒木さん、そして精勤参加の人たちに感謝のあいさつと「発酵きなこチョコ」の進呈があり、「令和元年」最後の会はいつものとおり賑やかな声を残して散会となった。

「今年も美味しいお料理を有難うございました!」
ツリーの下にプレゼント

散会後の恒例カラオケには11人が参加。時間制限のため歌う回数こそ少なくなったがその分一緒に歌って回数をカバー(?)して今年の歌い納めとした。
この日飲んだワイン(左から)
*サドヤ ドライスパークリング                 泡・日本(山梨)
*セリエ・デ・シャルトリュ・シャルドネ 2018                    白・フランス
*チャールストン ピーク                    白・アメリカ
*ドリフティング・シャルドネ                          白・アメリカ
*ルイジャド ボージョレ ヴィラージュ コンボージャック               赤・フランス
*メゾン・ジョゼフ・ドルーアン・ボージョレ・ヴィラージュ
 ヌーヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ                      赤・フランス
*ジャン・カリヨン・ボージョレ・ヌーヴォー                   赤・フランス
*2019ルバイヤート新酒甲州                          白・日本(山梨)
*まるき葡萄酒まるきベーリーA                       赤・日本(山梨)
*シャトーロジェ・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー               赤・フランス
*井筒ワイン生にごりワイン コンコード 2018                                   赤・日本(長野)

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次回の定例例会は、1月17日(金)15:00-17:00、「カサグランデ」で開催します。会費は2,000円(ワイン持参の方)。ワイン持参ない方は+1,000円。参加申込み14名まで受付。締め切りは1月10日(金)ですが、最近は早く満席になっていますので、井垣(090-1196-1471)まで早めにお申し込みください。

(文=井垣、写真=荒木)

 

第25回寄席研究会報告

第25回寄席研究会は、令和元年12月23日(月)に新宿末広亭で12月下席昼の部観賞会を開催しました。末広亭での開催は2月以来10ヶ月ぶりです。
今回はワセダOBの噺家さんが2名出演するという事で、11月の年次総会の時に急遽決めたものです。

お客さんの入りは昼の部中ころに一階椅子席・座敷ともほぼ満員となりました。
一方会員の方は、年末でもありまた忘年会疲れという事もあり、6名の参加でした。

落語関係の出演者(真打ちのみ)の演目は以下の通りです。
  柳家三朝  「代書屋」
  入船亭扇辰 「紋三郎稲荷」 高校の後輩です
  柳亭燕路  「出来心」 ワセダOBです
  林家錦平  「片棒」
  古今亭志ん弥「強情灸」
  桃月庵白酒 「つる」 ワセダOBです
  柳家小満ん  新作落語で題不明
  桂才賀   「カラオケ刑務所」新作落語
  柳家小袁治 「犬の目」
トリ柳家はん治 「背なで老いてる唐獅子牡丹」桂文枝作の新作落語

私自身はこれだけの演目を知る由もなく、今回参加の高校の先輩であり、芝落語会に所属している佐藤俊雄さんのお力添えを戴いたものです。

終演後はいつも通り、焼き鳥屋「庄助」で懇親会を行いました。本日の寄席の感想、ワセダスポーツ(ラグビー・駅伝・野球等)、そして焼酎を飲みながらのワイン談議で楽しい時を過ごしました。その後有志3名は本格的なバー?に行かれたとの事でした。
次回は来年4月頃を予定しております。是非ご参加下さい。

●参加者:國友、栗原、佐藤俊、末次、山本、伊藤徹、以上6名(敬称略)

(文=伊藤、写真=國友)

第73回名曲を聴く会の報告

開催日: 令和元年12月25日(水)午後1時より
場 所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲 目: ベートーヴェン 交響曲第9番(合唱つき)
    指揮 カラヤン フィルハーモニア管弦楽団
               ウィーン楽友協会合唱団
今年も暮れが近くなり恒例の第9を聴いた。
前回はフルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団および合唱団であったが、今回はカラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団で聴いた。いずれも名盤であり甲乙つけられない演奏内容である。
録音後数十年を経ているが、いつ聴いても素晴らしく、いつまでも聴けるのが幸せである。
これで名曲を聴く会は越年することとなった。
来年は何盤で聴くのか、今から楽しみである。

その後、通例のワインバーで二次会の予定のところ年末で満席のため、別のところでビールで乾杯、お開きとなった。

●今回の出席者:荒木、井垣、伊藤、栗原、塩田、清水(国分寺)、山本、小川、以上8名。

【次回開催予定】
・開催日時:1月24日(金)午後1時より
・場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
・会  費:千円
・曲     目:チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
      ピ
アノ アレクシス・ワイセンベルグ
                      指揮 カラヤン  パリ管弦楽団

(文:小川、写真:荒木)