第28回美術館を巡る会
東京都美術館
「田中一村  奄美の光 魂の絵画」展のお誘い

田中一村(1908-1977)をご存知でしょうか。
栃木県に生まれ東京、千葉に暮らしました。東京美術学校で東山魁夷と同級生でしたが、2ヶ月で退学しました。(前回のブランクーシは2ヶ月でロダンの元を去りますが・・・)
日本画家として実力はありながら、不遇をかこちました。新しい題材を求めて日本各地を南下、奄美大島に辿り着き、そこであの名作「アダンの海辺」が生まれました。
没後、その生き様と作品が検証され、昭和54年遺作展、59年NHK「日曜美術館」での特集、奄美大島の田中一村美術館で、日本全国に知れ渡りました。

本展は、絵画、スケッチ、工芸品など250件の作品で構成される大回顧展とのことです。生前「最後は、東京で個展を開いて、絵の決着をつけたい」と強く念じていたようですが、まさにその機会が訪れたと言えるでしょう。
皆様のご参加を切にお待ち申し上げます。
◆日 時=2024年10月2日(水)15時-16時30分
◆集 合=東京都美術館ロビー  15時
◆鑑賞料=2,000円
(65歳以上1,500円、前売り券1,
300円) 
チケットはめいめいでお求め下さい。(9月18日までは前売り券可)
チケットの買い方不明の方は若林まで相談下さい。
◆懇親会=高田馬場 中華「石庫門」 17時30分 電話: 03-5292-1991
◆申込み締切り日=9月25日(水) 若林 覚 宛
電話: 090-2498-1512
Email: satowaka3(at)gmail.com 【(at)を@に置き換えてください】

次回は、「英一蝶 風流才子、浮世を写す」(サントリー美術館、10月28日予定、別途ご案内)を開催します。
英一蝶は、江戸期、独自の都市風俗画を生み出しました。時の幕府を揶揄するなどして三宅島に流されましたが、そこで後世に残る作品群を描きました。
「島にまつわる2つの展覧会」満を持しての企画です。お楽しみいただければ幸いです。
(以 上)

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