小平稲門会の全体行事「夏の集い」の開催が昨今は猛暑の時期になるため、今年は屋内での納涼パーティーとして企画した。アトラクションには小山雄一副会長ご自身が会長をされている「小平市棒打ち唄保存会」の「棒打ち唄」の紹介と民謡をお願いしたところ、快くお引受けいただいた。開催日の7月6日(土)は曇りとはいえ、35℃を超す暑さであったが、さすがに小平市民文化会館(ルネこだいら)のレセプションホールは快適であった。
司会・松尾寛敏副幹事長の開会の辞の後、大島二典会長の主催者挨拶があり、続いて「小平市棒打ち唄保存会」の皆さんにより、民謡が披露された(下表)。
「夏の集い」で披露された民謡は、次のとおり。
1 | 「新こだいら音頭」 | 全 員 |
2 | 「両津甚句」 | 坂本ヨシ子(おけさ会) |
3 | 「佐渡おけさ」 | 宮原伊代(おけさ会) |
4 | 「日向木挽唄」 | 小山雄一(おけさ会) |
5 | 「生保内節」 | 原シウ子(おけさ会) |
6 | 「秋田三味線曲弾と唄」 「秋田馬子唄」 | 照井貢洋(照洋会) |
7 | 「最上川舟唄」 「ソーラン節」 | 鈴木三康(みつやす会) |
8 | 「棒打ち唄」 | 全 員 |
「おけさ会」「照洋会」は「小平市棒打ち唄保存会」所属。鈴木三康氏は元「小平市棒打ち唄保存会」会員、現在は「みつやす会」会主です。
【新こだいら音頭(歌詞)】
「新こだいら音頭」は、平成24年度の市政施行50周年を記念して制作されました。
1 | 芽吹く緑が 水面に揺れる 玉川上水の 木陰を行けば 早春(はる)の野風が心地よい ソレ 心地よい 素敵な街です 小平 よいよいよいところ 今度遊びに来ませんか ソレ 来ませんか |
2 | おぼろ月夜の 彫刻の小径(みち) 桜並木を 行き交うひとの 肩にひとひら 花が舞う ソレ 花が舞う みんなの街です 小平 よいよいよいところ 学園文化 咲き誇る ソレ 咲き誇る |
3 | 小雨そぼ降る 九道(くどう)の辻で 街を彩る あじさいの花 淡い憧れ 咲かせてる ソレ 咲かせてる 夢見る街です 小平 よいよいよいところ 雨が上がれば 虹が出る ソレ 虹が出る |
4 | けやきの梢(こずえ)で コゲラが鳴けば 空の碧さを 映して染まる ブルーベリーは 実り頃 ソレ 実り頃 豊かな街です 小平 よいよいよいところ 灯りまつりも にぎやかに ソレにぎやかに |
5 | 紅い椿が 静かに咲いた 季節外れの 小雪が積もる ふるさと村の丸ポスト ソレ 丸ポスト 美しい街です 小平 よいよいよいところ 炉端話(ろばたばなし)に 花が咲く ソレ 花が咲く |
【棒打ち唄(歌詞)】
1 | 大嶽山に黒雲がホイホイ あの雲がかかれば 雨かあらしかホイホイ |
2 | お前さんの年はなんの年 十六でささぎの 年でなりごろホイホイ |
3 | 棒打ちの茶菓子にゃ何が良いホイホイ 芋でよしさつまでよし あんころ餅なら尚良し |
4 | 十七連れて寺参りホイホイ お手にゃじゅず 袂にゃ文のやりとりホイホイ |
好評のうちに民謡の時間が終わると会場の準備の後、懇親会に入った。
懇親会は中村泰三副会長の乾杯の音頭で始まった。席上、顧問の石井道彌さんより野崎酒造(東京都あきる野市)の銘酒「喜正」を寄贈していただいたことが紹介された。
和やかな懇親会の途中で新入会員の村上裕二さんと岩村隆行さんの紹介があった。岩村さんは、奥様と今年生まれた赤ちゃんを同伴されての参加であった。90歳を過ぎるご長老会員と0歳の赤ちゃんが一緒に参加するパーティーは、小平稲門会としても初めてのことで、なかなか微笑ましいものであった。
会も終わりに近づくと皆、何となく「♫都の西北~」の気分になるもので、今回も竹内吉夫さんのリードによる校歌斉唱で「夏の集い」を締めくくった。
(文=松尾寛敏、写真=山田哲司)
【「夏の集い」に参加した会員40名(敬称略、50音順)】
井垣昭(1961法)、石井道彌(1952文)、岩村隆行(2009法)、磯山亮(推薦校友)、伊藤徹(1969法)、大島二典(1969理工)、大野照藏(1964法)、小平道彦(1959理工)、勝見亮助(1970社会科学)、木本芳樹(1974理工)、國友康邦(1963商)、久保田節子(1972文)、栗原政博(1964政経)、小山雄一(1968法)、斉藤和久(1968理工)、佐藤俊雄(1958教育)、塩田智男(1956法)、瀧川清(1974政経)、竹内吉夫(1974商)、百々謙治郎(1975政経)、飛田護道(1960教育)、富澤七郎(1958商)、中村泰三(1966理工)、生井博美子(1966教育)、西村弘(1960教育)、野村吉宏(1961政経)、橋本勝弘(1981商)、平澤洋(1972政経)、比留間進(1971文)、二又祐一(1972商)、増田峰夫(1959法)、松尾寛敏(1973政経)、松村純夫(1976政経)、松本研二(1971商)、村上裕二(1985文)、森田健次(1971教育)、山田哲司(1976政経)、山本浩(1954政経)、横田康平(1955政経)、若林覚(1971政経)
今回の寄席研究会は、国分寺稲門会主催の「第十二回 国分寺寄席」を観賞しました。恒例の金原亭馬生一門を招いて開催されたものです。
座席数370のホールが満席状態で、いつものことながらこの会の人気ぶりが分かります。
演じられた演目はすべて滑稽噺という珍しい構成でしたが、演者一同の熱演で笑いの連続でした。中でも馬生師匠の「稽古屋」はなかなか聴けない演目で、音曲や踊りの素養を充分活かした見事なものでした。
会場は圧倒的に高齢者が占め、そのうえ連日の猛暑続きで疲れが出たのか、開始から1時間ほど過ぎると、あちこちでコックリコックリする姿が見え、演者には気の毒な風景でした。
恒例の茶番劇「塩原太助青の別れ」のあと、目にも鮮やかな真っ赤なステテコ姿でかっぽれの総踊り、最後に謎かけで会場と一体化したところでフィナーレ。
◆日時:2024年9月10日(火)13時30分~16時30分
◆場所:国分寺市立いずみホール
◆出演者と演目:
前座 金原亭駒介 狸の札(さつ)
二ツ目 金原亭小駒 堀の内
二ツ目 金原亭馬太郎 千早振る
真打 金原亭馬治 天狗裁き
真打 金原亭小馬生 太鼓腹
二ツ目 金原亭馬久 岸柳島
トリ 金原亭馬生 稽古屋
小平稲門会関係では、事前のエントリーで下記の方々が出席予定でしたが、自由に入場・着席のため、お姿を確認できなかった方も含まれます。
荒井・井垣・河崎夫妻・木本夫妻・國友・栗原・小山・佐藤(俊)・末次・滝川・百々・二又・松村・松本(研)・森田・山口(勝)・山本の皆さん(19名)。
散会のあと国分寺駅前に移動し、有志7名で懇親会を行いました。
(文=佐藤)
早稲田大学が卒業後15・25・35・45・50年の校友を大学に招き、旧友や母校との絆を確かめる「ホームカミングデー」と、校友会最大のイベント「稲門祭」は10月20日(日)に行われます。
2024稲門祭のテーマは、実行委員会によると、早稲田大学のビジョン「世界で輝くWASEDA」への思いを込めた「輝け!早稲田」。記念品の売上を含む稲門祭の収益は「校友会奨学金」の原資となり、在学生の支援に役立てられます。
小平稲門会は、福引抽選会の景品に例年どおり「小平産大粒ブルーベリージャム」を協賛しました。
また、稲門祭の「キャンパス・庭園本部」に幹事の広山嘉彦さん、「奨学金記念品本部」に幹事の宮本義信さんを実行委員として推薦しました。
早稲田大学校友会東京三多摩支部は、コロナ渦で途絶えていた「サロン・ド・三多摩」を大隈庭園に出店します。小平稲門会も出品・販売します。担当は幹事の真砂紀彦さん。ぜひ、お楽しみください。
近隣稲門会の第13回対抗麻雀大会が2024年8月17日(土)、東村山市の麻雀荘「園」で行われました。参加したのは、7稲門会8チームで、計32名。
対戦は、全5局。4局はランダムな組み合わせによる対局で、5局目は1~4局の得点の合計により、上位得点者から順次対戦相手が決まるという仕組み。
順位 | チーム名 |
1 | 多摩稲門会 |
2 | 東村山稲門会 |
3 | 日野稲門会 |
4 | 小金井稲門会 |
5 | 国分寺稲門会A |
6 | 小平稲門会 |
7 | 西東京稲門会 |
8 | 国分寺稲門会B |
今回、団体優勝を遂げたのは、初参加の多摩稲門会。小平稲門会は6位に終わりました。
【参加者】石井(伸)、坂本(故・坂本哲之助夫人)、鈴木(昭)、二又、山口(勝)[小金井稲門会のメンバーとして参加]
(麻雀同好会・山口)
小平稲門会(大島二典会長)は2024年10月27日(日)、小平市美園町の小平市民文化会館(ルネこだいら)レセプションホールで第36回通常総会を開催します。今回は総会の第2部で、一般社団法人日本発声医学協会代表理事・野口千代子先生による講演を企画しました。演題は「自分の声で心と身体が健やかになる! 野口式発声健康法」。講演終了後は、恒例の懇親会で食事を楽しんでいただきます。皆様のご出席をお待ちしています。
【開催概要】
◆開催日時=2024年10月27日(日)10:00~
◆会 場=小平市民文化会館(ルネこだいら) レセプションホール(地下1階)
(西武新宿線小平駅下車、南口から徒歩3分)
◆次 第
・第1部総会10:00~11:00
・第2部講演11:15~12:30
演題:「自分の声で心と身体が健やかになる!野口式発声健康法」
講師: 一般社団法人日本発声医学協会代表理事・野口千代子氏
・第3部懇親会13:00~15:00(立食パーティー、参加費3,000円)
ご長寿お祝い式(記念品贈呈)
新会員ご紹介
◆総会ご出欠の回答(Web経由または葉書による)は、9月30日までに、事務局あてにお願いします。
5件の議案を審議
小平稲門会総会の第1部では、①2024年度(2023年10月~2024年9月)活動報告、②2024年度決算報告、③2025年度(2024年10月~2025年9月)活動計画(案)、④2025年度収支予算(案)、⑤役員・顧問選任(案)の5件の報告・審議・決議を行います。
野口先生の講演を聴いて健康維持・増進を
総会の第2部は、(社)日本発声医学協会代表理事の野口千代子先生による講演で、演題は「自分の声で心と身体が健やかになる! 野口式発声健康法」。
野口先生は武蔵野音楽大学を卒業後、ウィーン国立音楽大学大学院発声学科(教育専攻)修士課程修了。オーストリア国家資格「発声指導(ボイストレーナー)」を取得。国際ブルックナー音楽祭、ウィーン少年合唱団などのスタッフとして文化交流に貢献しました。
帰国後は、発声学・発声医学専門家、音楽教育家、音楽プロデューサーとして活躍。(社)日本発声医学協会を設立し、発声や歌の力で、幼児から高齢者まで多くの人びとの心と身体を健康にする「野口式発声健康法」を開発しました。
第3回ロック研究会 を8月18日に開催しました。
国分寺の「定食のまる大」にて17時半から1次会で腹ごしらえをした後、ロックバー”Painkiller”にて、18時半から5名の参加で開催しました。
今回、新入会員の瀧本紀子さんが初参加で、幅広いジャンルのロックファンのため、話題も豊富で大いに盛り上がりました。今後の活動が期待大です!
今回は、1960年代のOLD ROCK(クリー厶、ドアーズ等)のリクエストが多く、古き良き我が学生時代へ回顧しました!
おまけに、GSのザ・ゴールデン・カップス(銀色の涙)まで飛び出し、店を間違えたかの様相に!
とはいえ、やはり大音量の音楽に勝る刺激はありません!
女性会員の参加もあり、これからも益々 Rock’n Roll !!盛り上がりすぎて写真を撮り忘れ、解散時に駅前で見知らぬ若い女性に撮ってもらいました!
【参加者】瀧本、樋口、広山、松村、山田(哲)
早稲田大学は、次の要領で地域交流スポーツイベント「2024早稲田スポーツフェスタin東伏見」を開催します。このイベントは、東伏見キャンパス周辺の住民や早稲田スポーツファンに感謝の気持ちを表すために、体育各部部員が中心となり各種スポーツ体験教室等の企画から運営を行うものです。体育各部部員から丁寧に指導を受けられるため、初心者でも安心して参加できます。
雨天時は、屋内プログラムのみを実施します。
◆日 時=2024年9月16日(月・祝) 10:00~16:00
◆会 場=早稲田大学東伏見キャンパス(西武新宿線・東伏見駅南口より徒歩5分)
◆入場料=無料
◆おもなプログラム①野球、サッカー、テニス、ラグビーなどのスポーツ体験、②応援部・ちびっこチア
◆主 催=早稲田大学競技スポーツセンター、早稲田大学体育各部実行委員会
◆プログラムの説明は、こちら(ページ下部)。
ロック研究会は次の要領で、ロック・フィルムの上映を鑑賞する「特別企画」を開催します。(画像は、クリックすると拡大されます)
◆バングラデシュ・コンサート 1971
・開催日=2024年9月22日(日) 19:00~
・会 場=田無公民館
西武新宿線・田無駅下車、南口から徒歩4分
住所:西東京市南町五丁目6番11号
電話:042-461-1170
・内 容=1971年にジョージ・ハリスンを中心に、エリック・クラプトンやボブ・ディランが出演したマディソン・スクエア・ガーデンでの難民救済コンサートの模様を記録したフィルム。
・入場料=無料
◆クィーン・ライブ ウェンブリー 1986
開催日=2024年9月29日(日) 19:00~
・会 場=田無公民館
西武新宿線・田無駅下車、南口から徒歩4分
住所:西東京市南町五丁目6番11号
電話:042-461-1170
・内 容=ロンドンのウェンブリー・スタジアムでのクィーン最大のステージで、フレディ・マーキュリーがエイズでダウンする前の最後のコンサートを収めたフィルム。
・入場料=無料
◆参加申込み先=小平稲門会ロック研究会・広山嘉彦
Email: hirohiro(at)trad.ocn.ne.jp【(at)を@に置き換えてください】
(以 上)