第64回ざる研 「新座・鞍馬」報告

1.日 時: 2018年11月27日(火)13時 西武池袋線清瀬駅北口集合、西武バスで菅沢へ
2.場 所: 埼玉県新座市あたご2-2-34「新座鞍馬」電話048-479-0055 水、2・4木 休
3.参加者:荒木、井垣、伊藤徹、小川、大河原夫妻、河崎、木本、小林、志村、滝沢、田中、百々、福田夫人、山本、(15名)
4.費 用:¥67,900 @¥4,500×15=¥67,500 不足分¥1400は貯留金より支出
5.経 過:
西荻窪の名店「鞍馬」から唯一鞍馬を名乗ることを許された店と聞いて予約の電話を入れたが10人以上はお断り、其処を何とかと粘り昼の時間を避けて1時半にすることでやっとOKを貰った。

玄関に「品切れのため閉店いたします」と張り紙! 貸し切りにして下さった?

店は志木街道沿い菅沢バス停からすぐ先だったが未だ店内には先客がいるというので暫し店先で待機。この後見学の予定だった平林寺の紅葉は芳しくない情報から中止する説明をした。天然記念物の雑木林紅葉は今回の目玉だっただけに残念だが、自然の力にはあらがえない。

広いお部屋を借り切って・・・エビスビールで乾杯!

椅子席2卓、座卓4の明るい広間に通され、直ぐに店主の佐藤昌弘さんにご挨拶、無理を通していただいたお礼と当初平林寺行きを予定し1時間で上げてもらうはずだったが平林寺を止めるので急ぎ仕事の必要はない旨を伝えた。

これぞベテランの男飲み・・・美味しそうですねえ

この店は当初アルコール類は出していなかったが、少ない品数ながら今はあり。エビスビールで乾杯の後、酒は之しかない飯能の「天覧山」と日高の「高麗王」を交互に注文した。
料理はそば豆腐に柄杓に乗せたそば焼みそ、追加注文で自家栽培野菜の天ぷら、当店名物の玄挽三種の前に出る旬野菜のそばの実がゆは上品な味だ。

そしていよいよの蕎麦1枚目は1番粉を使った真っ白な更科蕎麦、2枚目はオーソドックスな地蕎麦、3枚目は玄蕎麦を其の儘挽いた様々の星が見られる田舎蕎麦、それぞれの特徴を比較しながら味わうことが出来た。
そば湯が出てこれで終わりかと思いきや、ほうじ茶に幅広の蕎麦かりんとうで〆となった。
ご亭主の素朴な気質を反映してか飾り気はないが確りと本物を味わわせてもらった至福の一日だった。
帰りのバスは菅沢4時半過ぎ、晩秋の日暮れは早かった。

6.その他:来月のざる研は12月17日(月)、「御清水庵清恵」で13時、日本橋三越玄関ライオン前集合、季節限定のセイコ蟹が楽しめます。費用は@¥6,000。参加希望者は12月13日(木)までに山本 浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(2018年11月28日、文:山本、写真:荒木)


第41回散策の会 報告

小金井界隈をめぐる

平成30年11月24日(土)

遠くへ行くばかりが能じゃない・・・というわけで、小平の庭先ともいえる小金井にある名所をめぐってみました。あまりにも近場ゆえ、案外訪れたことがないのではと思ったのです。知らない路地へ立ち入っても、やはりどこか地元感といったものが感じられる旅でした。今回は歩数を考慮して、中央線の南側に限定して歩いてみました。ただハケ(国分寺崖線)の上と下に目指す場所が散在しているために、昇り降りにそれなりのエネルギーを消費する結果となりました。

秒まで表示時計→「4分56秒前あと一人まだ来ない!」

ところで、「日本標準時」は兵庫県明石市ではなく、小金井市にある「情報通信研究機構」で作られているのをご存じですか? そのためかどうか、武蔵小金井駅の構内にあるデジタル時計はご丁寧にも秒単位まで表示されています。

犬養毅元首相直筆の門標の前で集合写真


☆滄浪泉園(そうろうせんえん)(貫井南町3-2-28)
(入場料50円)

師走も間近、水面に浮かぶ枯葉の寂寞感に、己の老境を重ね合わせた人もいたのでは・・・、そう、学生時代は滄い浪のような躍動感に満ちていたのに・・・、といった感傷を振り切り、園内を鑑賞してきました。頭上を被う樹木で昼なお薄暗い入口を入ると、整備された小径に沿って歩を進めます。ハケの登り降り、こんこんと湧く泉、武蔵野の面影を残す樹木を巧みに利用した回遊式庭園です。小径の脇には「鼻欠け地蔵」や水琴窟それに休み所もあり、歩みを止める仕掛けが組まれています。脇を通る新小金井街道の喧噪とは別世界の空間でした。ここは明治・大正期に三井銀行理事、外交官、代議士などを歴任した波多野承五郎氏の別荘の庭で、造られた当時は現在の3倍ほどの面積があったそうです。名前は犬養毅元首相が名付けたもので「波のように青い水をたたえた泉のある庭」という意味を持っていて、門標は彼の直筆です。東京都の「名湧水57選」の1つです。

ハケの登り降り、誰も転びませんでしたよ


☆黄金(こがね)の水(本町1-7)

江戸時代の六地蔵がある広場にこの井戸がありました。連雀通りから路地へ入った途端にあり、すっと通り過ぎてしまいそうな場所です。名前からの印象ではいかにも由緒ありそうな感じですが、実は12年前に商店街の地域振興策としてこの井戸は掘られたのです。モダンな四阿風な建物や敷地のデザインは、市内にある法政大学工学部と東京学芸大学が協力したのだとか。一杯だけなら無料ですが、それ以上は近くの文具店で500円を支払い、専用の水栓を購入しなければならないという仕組みになっています。小金井という地名の由来になった「ハケに沿って黄金に値する豊富な水が出る」ことにあやかって、「黄金の水」と命名したのだそうです。

確かに6体・六地蔵です! 左手に黄金の水があります


☆金蔵院(こんぞういん)(中町4-13-25)

小金井では最古のお寺で約450年前に開山されました。明治6年にはこの地に小金井で最初の小学校が設立され、大正時代には村役場も併設されました。樹齢400年といわれる境内のケヤキとムクノキは市の天然記念物に指定されています。ここは連雀通りからハケを下った所にありました。

紅葉の美しい金蔵院。この左手に立派なケヤキとムクノキ


☆小金井小次郎の追悼碑(中町4-11-3)
小次郎は幕末の頃、多摩一円に3千人位の子分を抱えていた武州小金井の大侠客でした。それだけに、白く高い石柱の周りには歴代の総長や各地の組長の名がずらりと刻まれ、この社会のヒエラルヒーがよく分かります。小金井村の名主の倅に生まれ、火消しの新門辰五郎とは兄弟分でした。禁止されていた勧進相撲を興行した罰で、三宅島に12年間の流罪となります。ただこの間、島の若者たちを指導して井戸を掘るなど、島の発展に尽くしたということで、小金井市と三宅村はいま姉妹都市となっています。寺の名は西念寺で金蔵院の斜め前にあります。

「親分! あっしら いまはカタギでござんす」会長の説明も熱を帯びて・・・


☆小金井神社(中町4-7-2)
林に囲まれ、静かな心の落ち着く空間です。社殿もアーバンなコンクリート造りのものではなく、百年を超える歴史の重みが感じられる木造です。13世紀の初頭、武蔵国開拓の時に天満宮として創建され、明治3年に小金井神社と改称された小金井の里の総鎮守社です。境内に小金井小次郎が奉納した狛犬がありました。また、使い古した石臼を塔のように積み重ねたオブジェもあります。

☆はけの森美術館(中町1-11-3)(入場料500円)
訪問した時には企画展「法隆寺金堂・敦煌莫高窟壁画模写」が開催されていました。これらは東京藝術大学生の修了制作の作品です。私ごとですが、敦煌には平成8年、99年と訪れました。ここで再びあの仏たちに逢え、懐かしさいっぱいでした。ここは主として中村研一の作品を収蔵してある市立の美術館です。中村研一は大正から昭和にかけて洋画壇の重鎮として活躍した画家で、日本芸術院会員でもありました。空襲で代々木のアトリエを焼失し、小金井に移り住み、終生この地で描き続けました。敷地内にある「美術の森緑地」もハケを利用した立派な庭です。暗くならない内にと美術館に入る前に眺めてきました。ここも「名湧水57選」の1つです。

暗くなる前に美術館裏手の夕暮れのお庭を拝見


【懇親会】
美術館から再びハケを登り、駅近くの居酒屋「はなの舞 武蔵小金井店」に向かいます。美術鑑賞に時間を割いたことで、いつもより30分遅く16時30分に開始しました。「八海山」の一升瓶を真ん中にド~ンと置き、ちゃんこ鍋を突っつきながらわいわい。かくして「散策の会」史上、自宅から最も近い今回の散策は無事終わりました。

10,000歩を歩いた後のビールは…みんなこの笑顔!

【参加者】
荒木・伊藤(徹)・大島・梶川・国友・栗原・小林・小山・佐藤(俊)・志村・鈴木・滝沢・土井・中村・野村・松村・山本・渡邊 (18名)

(文=佐藤(俊)、写真=荒木・国友)

 

小平稲門会新春交歓会のご案内

恒例の小平稲門会新春交歓会を次の要領で開催します。皆さまのご参加をお待ちしています。

●開催日時:2019年2月2日(土) 13:40~
●会  場:ルネこだいら レセプションホール(西武線小平駅南口下車 徒歩3分)
●会  費:5,000円/人

立食スタイルでの実施を考えております(椅子の準備は十分にします)。
スタンプラリー賞品授与、アトラクションなど楽しい企画をしております。

(以 上)

 

第61回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年11月23日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
 ヴァイオリン チョン・キョンファ
 指揮 プレヴィン ロンドン交響楽団
このヴァイオリン協奏曲はべートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーンの曲とともに四大協奏曲と称されている名曲である。
演奏者チョン・キョンファは韓国出身の音楽兄妹の一人で、幼少のころから天才少女として名高いソリストである。
このLPはロンドンで師事したプレヴィンの指揮での演奏で、名盤の一つである。

◎マーラー 交響曲第1番(巨人)
 指揮 ブルーノ・ワルター コロンビア交響楽団
一般にマーラーの交響曲は難曲が多いが、この一番はマーラーの交響曲の中では、演奏時間が比較的短いこと、声楽を伴わないこと、曲想が若々しく、親しみやすいことなどから、演奏機会や録音がもっとも多い。

●本日の参加者 荒木・滝沢・竹内・山本・(国分寺)清水・眞宅、以上6名。
尚、演奏会終了後、駅ビル9階「百干」に席を変えてボジョレヌーボを祝ってワインを、また日本酒も少々頂き歓談した。

【次回12月の予定】
毎年12月は第九のLPを聴くのが恒例であるが、今回は小平稲門会設立30年周年記念行事の一環として下記コンサートに出席することとした。現時点での参加者は13名である。
「2018こだいら合唱団・小平市民オーケストラ演奏会」
・開催日:2018年12月16日(日)15時開演(14時30分開場)
・会 場:ルネこだいら 大ホール
演奏会の後、近所の「橙や」で懇親会を開催予定ですので、
奮ってご参加ください。会費は2,000円見当で、後日出欠の確認をします。

(文:小川、写真:荒木)

第22回寄席研究会報告

第22回寄席研究会は平成30年11月19日(月)に、新宿末廣亭で11月中席昼の部観賞会を開催しました。今回も落語協会担当の寄席です。

今回は地味な噺家が多かったせいか、1階席はほぼ満員となったものの、2階を開放するまでにはなりませんでした。
会員の参加もイベント疲れのせいもあって5名とやや寂しいものでした。

18組の出演のうち落語以外の色物は7つですが、残念ながらいつもほど笑えるものは、ありませんでした。その中で落語協会では珍しく講談(宝井琴調の堀部安兵衛談)がありました。俗曲は以前にも聞いたことのあるワセダOGの柳家小菊でしたが、マイクの位置が悪くよく聞き取れませんでした。

落語の方も、枕の部分(客の心を掴む上で大事なところなのです)が長すぎて、肝心の落語が中途半端に終わってしまうものが幾つかありました。

今回の寄席研で印象に残った噺を二つ紹介します。
一つはトリの柳家権太楼が30分以上かけて熱演した「にらみ返し」です。大晦日の長屋の熊五郎と掛け取りのやりとり、その後に言い訳屋が登場し、無言でにらみつけ、取り立て屋を追い返すという滑稽噺ですが、権太楼の表情は爆笑ものでした。

もう一つはトリ前の春風亭一朝の「看板のピン」(別名見せかけのピン)です。
サイコロ賭博を題材にした噺ですが、隠居の老親分のサイコロ振りに感心した若者が、それを真似てしくじりをするというもので、一朝のベテランの味が出ていました。主人公が他人の真似をして失敗する噺は結構ありますが、ご存知の「時そば」を今回はこれもベテランの柳家小満んがテンポよく演じました。

終演後はいつも通り末廣亭の隣の焼き鳥屋・庄助で懇親会を開き、5人で落語談議に花を咲かせました。次回は来年2月か3月を予定しています。是非ご参加下さい。

参加者:荒木、栗原、佐藤俊、末次、伊藤、以上5名(敬称略)。

(文=伊藤)




第17回ゲストティーチャー活動の報告

第17回ゲストティーチャー活動を、2018年11月8日(木)に小平市立小平第三小学校の2クラスで行いました。

講師は峯岸敏雄さんと二又祐一さんのお二人で、授業のタイトルは峯岸さんが「百貨店を探求してみよう」、二又さんが「校正と校閲~間違いのない記事をつくる~」でした。

峯岸さんは、これまで同じタイトルで8回行っているベテランで、いつものように児童に百貨店とスーパーの違いや百貨店内での“おもてなし”などについて説き、質問の受け答えをしていました。

百貨店内での“おもてなし”などを説明する峯岸さん


一方、二又さんは今回が初めてのゲストティーチャーということで少し緊張したとの発言がありましたが、ユーモアを交えながら“校正と校閲”についていろいろな例を挙げ、児童に問いかけたりしていました。

間違いやすい例を示しながら校正・校閲の説明をする二又さん


今回の2クラスの児童は、これまでのゲストティーチャー活動の中では非常に熱心な授業態度だったと思います。授業終了後に各々のクラスの3人の児童から感想を聞いたところ、全員から面白かったとの返事が返ってきました。

今回、ゲストティーチャーを行うにあたり、峯岸さん、二又さんは各担任の先生と2回打ち合わせを行いました。第三小学校ではこれまで7回行っている関係もありますが、校長先生はじめ関係諸先生に大変好意的に接していただき感謝しております。

授業終了後の先生、学校支援コーディネーターとの懇談の中で、今後もゲストティーチャー活動を継続させていただくことをお願いして下校しました。

尚、当日の小平稲門会からの参観者は栗原政博さん、小山雄一さん、早川三雄さん、鈴木昭助の4名でした。

(2018年11月12日、文=鈴木、写真=早川、鈴木)

秋の景色を求めて山形県小国町へ

小平市写真連盟 会員
 國友康邦(38商)

秋の景色を撮りに、2018年10月22~24日、山形県小国町へ仲間と撮影に行ってきました。この地区を訪ねたのは初めてで、興味がありました。下見なしでしたので、いろいろの所を走って撮影ポイントを探しながら撮影しました。

【第1日(10月22日)】

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【第2日(10月23日)】

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【3日(10月24日)】

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米沢駅でビール、酒、米沢牛の弁当とつまみを買い新幹線で帰京。仲間5人の楽しい撮影の旅でした。

秋の八千穂高原

小平市写真連盟 会員
 國友康邦(38商)

2018年10月15~16日、小平市写真連盟の撮影会で長野県佐久穂町・八千穂高原に行ってきました。

10月15日 八千穂高原自然園
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10月16日 八千穂高原レイク、
古谷溪谷
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第5回ワイナリー見学ツアー報告

10月の第53回ワイン研究会は、「第5回ワイナリー見学ツアー」として行いました。

・日  時:平成30年10月26日 8時40分出発-18時00分帰着
・訪問先:牛久シャトー、牛久大仏(茨城・牛久市)
・参加者:24名(50音順・敬称略)
井垣、伊藤(徹)、小川、小平、河崎、国友、栗原、篠原、志村、末次、滝沢、冨平、野村、福田、山本、横田(以上 男性16名)
荒木、小林(弘)、坂本、篠原、内藤、浜田、福田、片岡(以上 女性8名)

今回のツアーは、関東地区ワイナリー巡りとして一昨年の足利(栃木)に続いて牛久市(茨城)の「牛久シャトー」と「牛久大仏」を訪れた。ツアーも5回目とあって今年は少し視点を変えたワイナリー見学。牛久シャトー(旧 カミヤシャトー)は、「電気ブラン」で知られる「神谷バー」となる「みかはや銘酒店」を浅草で開いた(明治13 [1880]年)、神谷傳兵衛が自らの病気が葡萄酒の滋養効果で治癒した経験からワイン醸造を夢見て牛久の地に開設した日本初の本格的醸造場。フランス・ボルドーの様式を採り入れた煉瓦造りの建物3棟は国の重要文化財に指定されているというので、わが国ワイン醸造の歴史を訪ねるツアーとなったもの。

バスの中は賑やかそう!!

快晴とはいかなかったがまずまずのツアー日和のこの日、ルネこだいら傍に三々五々集まった参加者は24名。その1/3が女性とあって一段と和やかな雰囲気のなかバスは圏央道を牛久IC目指して走った。牛久シャトーでは案内係は付かず「シャトー内はご自由にどうぞ!」というスタイルなので、ワイナリーの案内チラシが配られて事前に車内での「ワイキキタイム」(?)。走ること2時間半、缶ビール片手の人もいて、賑やかにおしゃべりが続くうちに「牛久シャトー」に着いた。

シャトーカミヤの本館の前で

まずは一行を出迎えた正面の煉瓦造りの瀟洒な洋風建物は牛久シャトーのシンボルという本館で、明治36(1903)年建設の国の重要文化財。「それにしては新しいな」と不思議な気持がしたが、実はカミヤシャトーの事務室だったこの建物のほか、全ての建物が東日本大震災で煉瓦積のズレや煉瓦の脱落など躯体に被害をうけ、5年の歳月をかけて復元復旧したばかりというので納得 !

牛久シャトーの歴史がわかる展示の数々

地下のワイン熟成、貯蔵施設・・・もしかして商談中ですか?

収穫したばかりのぶどうの仕込み作業を窓から覗かせて頂きました

本館を通って、今は「神谷傳兵衛記念館」になっている地上2階、地下1階の旧発酵室へ。本館と同じく煉瓦造りの重要文化財。2階には牛久シャトーの歴史がわかる創業者・神谷傳兵衛らやカミヤシャトーを訪れた板垣退助など要人の写真類、創業期のワイン生産の道具や機器など、日本初の本格的醸造場が伺われる展示の数々を見て回って地下のワイン熟成、貯蔵施設へ。 貯蔵樽がズラリと並ぶ温度・湿度が最適になる天然の貯蔵施設の暗い通路の先に突然明るい一室が現れた。部屋では園内のぶどう畑で今年収穫したばかりのぶどうの仕込み作業の最中で、ここだけに現代ワイナリーの姿が見て取れた。地下の旧発酵室から続くワインセラーでは牛久シャトーのオリジナルワイン「葡萄の城」やボルドーを始め各国ワインがズラリと並んでいた。別棟のスーベニアショップでは「葡萄の城」の試飲サービスもあって牛久シャトーブランドを味わったり、お土産に買ったり。

ワインセラー・・・憧れのワインを試飲させて頂きました

お食事の用意が出来るまで待つのも楽しいですね

園内には「オエノンミュージアム」という名の建物も。「オエノン」ってチョット聞き慣れない名だが、実は牛久シャトーは「蜂ブドウ酒」でお馴染みの合同酒精(株)の一部門で、同社を母体とする持株会社・オエノンホールディング(株)の名。「オエノ」はギリシャ神話に出てくるすべてを酒に変える女神の名で、バイオの象徴、それに多角化を目指す「オン」を加えて社名にしたという。同グループの歴史と現状の展示のあるこのミュージアムも見たりしての参加者はそれぞれ自由に各施設を見学したあとは、お待ちかね「ランチタイム」に。

今日一番幸せなひととき・・・

ランチは「レストランキャノン」で。この建物も煉瓦造りの旧ワイン貯蔵庫で重要文化財に指定され、長方形の構造を活かしてレストランに改造したもの。ランチはフランス料理、前菜、スープ、メインディッシュの魚・肉、そしてデザートと続いた。ワインはもちろん「葡萄の城」白、赤。「料理おいしかったよ!」と好評だった。

ランチを楽しんで「牛久大仏」見学に向かう。暫く走るとバスの車窓に突如現れた大仏像に「ウワー 大きい!」と声があがる。それもその筈、青銅製立像では世界一の高さ120 m、奈良の大仏が掌に乗るという大きさでギネスブックに登録。「牛久阿弥陀大仏」が正式名、浄土真宗東本願寺の霊園・牛久浄苑に立っている。

満開のコスモス畑の彼方に巨大な牛久阿弥陀大仏


正門を入って大仏に向かう道の右側には折から満開のコスモスのお花畑が広がって目を奪われる。左側には桜並木と芝桜などの庭が広がっていて春の風景を思い浮かべながら大仏の内部へ。エレベーターで地上85 mの5階胸部展望台に。展望台と言っても像自体の美観上の配慮からスリット状に設けられた小窓からの展望だが、東西南北が見渡せ、天候次第で富士山やスカイツリーも見えるという眺望(残念ながらこの日は見えず)を楽しんでから階段沿いに降り、約3,400体の永代供養・胎内仏がある金色の3階、写経空間の2階など独特の世界を覗いた。

撮影提供場所で集合写真・・・牛久大仏様もご一緒に

時間の関係でゆっくり園内散策とはいかなかったが、予定のコースをすべて巡って帰途に。車中ではビンゴゲームに興じ、ワインや「電気ブラン」などの賞品がプレゼントされた。途中の渋滞などもあって予定よりやや遅れたが、18時、小平駅前に無事帰着。「楽しかったよ。また来年もよろしく」の声を残して解散となった。

(文=井垣、写真=荒木)

次回の第53回例会は、都合により第5金曜日11月30日(金)15:00-17:00、於カサグランデで。今年のボジョレ・ヌーボーを味わう会です。会費は2,000円+ワンコイン(任意)。どなたでも歓迎。ただし、会場の都合で14名になったら締め切らせていただきます。早めに井垣(090-1196-1471)まで。

第59回秋季ゴルフコンペ小平稲門会30周年記念大会の報告

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

ゴルフ同好会は、10月23日に第59回ゴルフコンペ小平稲門会30周年記念大会を行いました。

・日  時:平成30年10月23日(火) 8時28分 INスタート
・場  所:西武園ゴルフ場
・競技方法:18ホールストロークプレイ  新ぺリア PAR×2
・参  加  者:井垣昭、小川浩史、小平道彦、河崎健治、神波節夫、小森和彦、坂本由美子、塩田智男、篠原哲、野村吉宏、畑下正博、増田峰夫、矢島久吉、以上13名(50音順・敬称略)

第59回小平稲門会ゴルフ同好会ゴルフコンペ参加者


前回、前々回と雨で延期が続き、延期した第58回は途中から雨のため前半ハーフで終了。今回の天気予報は午前中曇り、夕方から雨との予報で何とか開催が出来ました。

第1組のスタート時点は曇りで肌寒かったですが、プレイが進むにつれ体が暖まりゴルフ日和かなと思いましたが、前半ハーフの後半から小雨が降り出し、後半また中止になるか心配でした。

昼食後、後半スタート時点では雨もやみ薄曇りで気温も上昇、まずまずの天気でゴルフ日和。矢島先輩もお元気にラウンドされ、チーム毎、和気あいあいとゴルフを楽しみました。

コースは綺麗に整備されていましたが、台風24号の影響で大きな木が何本か倒れた跡があり、林の中に倒れた小枝が積み上げられ台風の爪痕が垣間見えました。
キャディさんによると、ゴルフ場内の根本から倒れた大木やコース内に散らかった折れた小枝の跡かたづけ等、短期間でコース整備にご苦労された事を聞きました。

今回の結果は、次のとおりです。
優勝は、何と一昨年に続いて坂本さん、NET 70.4。
2位は小平さん、3位は野村さん、4位は神波さん、5位は井垣さん、6位は小川さん、7位は増田さん、8位は畑下さん、9位は塩田さん、10位は河崎さん、11位は矢島さん、12位は篠原、13位は小森さん。
コンペ終了後ゴルフ場の会場で小平稲門会の30周年記念パーティーを開催。

コンペ終了後のパーティー会場で

小森さんの司会で、増田さんのスピーチを頂き、大きなトロフィーを紹介され、続いて表彰式に移り、優勝した坂本さん、準優勝の小平さん、3位の野村さん、4位神波さん、5位井垣さん、7位増田さん、10位河崎さん、ブービー篠原、ニアピン賞は小平さん、井垣さんx2、小川さん、河崎さんが賞を獲得し表彰されました。ベスグロは河崎健治さん87。

優勝した坂本さん

準優勝した小平さん

3位の野村さん

ニアピン2個獲得した井垣小平稲門会副会長


坂本さんの優勝スピーチと懇親会風景


なお、前回優勝の早川さん(優勝スコア:ハーフ37)の優勝カップ授与式は今回欠席のため、次回お渡しする予定。

次回はゴルフ同好会設立後60回のため、記念大会とし、軽井沢72で1泊2日で開催する案を紹介。なお、軽井沢72は3月迄クローズのため4月開催予定。後日詳細案を連絡。

最後に小平稲門会とゴルフ同好会の今後の発展を祈念して終了しました。

(文・写真=篠原 哲)