第34回美術館を巡る会
三井記念美術館
「円山応挙 革新者から巨匠へ」展のお誘い

円山応挙には、国宝が1点しかありません。それが三井記念美術館の「雪松図屏風」です。何と、雪の部分は塗り残されているのです。セザンヌのような革新的な表現です。

「雪松図屏風」


多くの門人を輩出し「丸山・四条派」の巨匠になりました。
金刀比羅宮には16面もの「遊虎図」の襖絵があります。三井家が寄進しました。三井家は応挙のパトロンでした。

江戸時代末期、同じ京都の近くに住みながら、今迄、応挙と若冲の交流は見つかりませんでした。今回初めて合作屏風が見つかったのです。東京初公開です。

サントリー美術館には応挙の「青楓瀑布図」があります。いかにも「水と生きるサントリー」らしく清涼感あふれる夏の滝を描いています。

「青楓瀑布図」


応挙は、足のない幽霊を描きました。応挙に倣った絵師たちの幽霊も並びました。それらが一堂に介しているのです。
兵庫県香美町・大乗寺の襖絵がないのは残念ですが、切っ先鋭い「円山応挙展」に出かけてみませんか?

◆日 時=2025年11月11日(火) 15時~16時30分
◆集 合=三井記念美術館入口(東京メトロ銀座線三越前駅直結)
◆鑑賞料=1,800円 
◆懇親会=コレド日本橋和食店(物色中です。店名は追って・・・)17時~19時
◆申込み締切日:=10月31日(金)  若林覚 宛
電話: 090-2498-1512
Email: satowaka3(at)gmail.com 【(at)を@に置き換えてください】

年内最後の「美術館を巡る会」です。奮ってご参加ください。

第33回美術館を巡る会
サントリー美術館「幕末土佐の天才絵師 絵金」展の報告

2025年10月6日(月)、六本木のミッドタウンにある「サントリー美術館」で「絵金展」を鑑賞しました。参加者は6名でした。

「伊達競阿国劇場(だてくらべおくにかぶき)」を背景に、絵金展入口で


土佐の絵師・金蔵(1812~1876)は、幕末・明治期に多くの芝居絵屏風を残し、地元高知では「絵金さん」の愛称で親しまれてきました。今でも、祭りで飾られる屏風絵は、蝋燭の灯りに照らされ、「狂おしいほど美しい」世界へ誘います。その通りの展示でした。

由良湊千軒長者(ゆらのみなとせんげんちょうじゃ)

妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)・吉野川


下地となった芝居のストーリーがよく分かっていたら、より理解が深まっていたのにと些か残念ではありました。

東京で初の大規模展でした。小説や映画にもなりました。TV朝日の「必殺仕掛人」のオープニング映像にも使われましたが、殆ど知られていません。
土佐にこんな絵師がいて、こんな熟達した芝居絵を描いていたのか、と驚き一方の展覧会ではなかったでしょうか?

懇親会は、程近いフレンチ創作料理「SeRieUX(セリュー)」で。フランス語で「本気」とか「本物」の意味らしい。「本物」だったかはともかく些か割高につきました。幹事の力量不足です。お詫び申し上げます。

【参加者(敬称略)】川崎健治ご夫妻、末次浩一郎、松村純夫、山本浩、若林覚(文)
(体調不良で急遽2名欠席)

東京六大学野球 2025秋の早慶戦応援ツアー
参加者募集!

2025年10月6日

小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会ワセ・スポを愛する会世話人 河崎 健治

東京六大学野球秋季リーグも第5週に入りました。早稲田はここまで5勝2敗、勝点2を挙げ、春に続き好調を維持しています。
今秋の早慶戦も春同様、緊迫した試合になると思います。奮っての観戦参加、お待ちしています。

早稲田大学 VS 慶應義塾大学戦
1.実施日時:2025年11月1日(土) 13:00 開始(早慶戦第1戦です)
2.場  所:明治神宮野球場
3.チケット:一般内野指定席 2,000円/人
  *チケット代の他、手数料が頭割りで必要ですのでご了承ください。
4.申込み締切り:10月12日(日)
  *締め切りが近くて申し訳ありません。
5.申込み先:河崎健治 kenj042(at)jcom.home.ne.jp【(at)を@に置き換えて下さい
              
090-1056-9311
6.その他:集合場所などは、参加者決定後個別に連絡を差し上げます。
7.試合後、西東京稲門会、東村山稲門会と希望者による合同懇親会を開催します。
(以 上)

◆2025秋季リーグ戦の勝敗表はこちら

早稲田大学創立150周年記念事業
日本被団協ノーベル平和賞受賞記念講演会

早稲田大学は、創立150周年記念事業の一環として「日本被団協ノーベル平和賞受賞記念講演会」を次の要領で開催します。

◆日 時=2025年11月6日(木) 13:00~14:30(開場12:00)
◆会 場=早稲田大学大隈記念講堂
◆対 象=学生、生徒、校友、教職員、一般
◆参加費=無料(事前申込みが必要)
◆詳 細=こちら
◆申込み=こちら。(11月5日まで受け付け)
◆主催=早稲田大学Office of  the Global Citizenship Center(GCCオフィス)


第46回西東京稲門会秋季ゴルフ会のご案内

西東京稲門会ゴルフ同好会から第46回春秋季ゴルフ会(第7回西東京早慶校友ゴルフ会)のお誘いがまいりました。
小平稲門会からの参加希望者は、小平稲門会ゴルフ同好会までお申し込みください。

◆開催日=2025年11月18日(火) 8:10までに受付
◆コース=高坂カントリークラブ・米山コース(松山市)
◆申込み締切り=10月20日(月)
◆申込み先=小平稲門会ゴルフ同好会・河崎健治幹事
 Email: kenj042(at)jcom.home.ne.jp【(at)を@に置き換えてください】

第3回読書の会 報告

◆開催日=2025年9月21日(日)
◆会 場=小平市 美園地域センター

「読書の会」第3回の会合を行いました。
今回は星新一さんの『ノックの音が』をもとに読後感想を語り合いました。

SF作家として文筆活動を始めた星さんは、短い話の中にユーモアと風刺の利いたショートショートの第一人者として知られています。今回取り上げた『ノックの音が』という作品集は、「地球上で最後に残った男が、ただ一人部屋のなかにすわっていた。すると、ドアにノックの音が・・・」という海外の短編小説の冒頭部分にヒントを得て、15編すべての書き出しが統一されています。内容もサスペンス調のもの、ミステリー調のもの、SF調のものと読者を飽きさせない話しの展開になっています。

各章段のあらすじを確認して、ご参加の皆さんの面白いと感じた一編などをうかがいました。そもそも最近は『ノック』をしなくなった、というご発言があり、改めて時代の流れを感じることになりましたが、「最後のどんでん返しが面白く、二重、三重にひねってあるものには感心した」「この作品を映像化するのは難しいと思われるが、この俳優さんならばイメージに合うだろう」などのご意見や感想もたくさんいただき、楽しく有意義な90分となりました。

次回は11月下旬~12月中旬あたりの日程で、中島敦さんの『名人伝』を取り上げます。会合当日の飛び入りも結構です。皆さまのご参加をお待ちしております。

【参加者(敬称略)・50音順】 川崎、小菅、樋口、比留間、松村(5名)

(文・写真=樋口昌典)

第96回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年9月19日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

冒頭、10月に予定していたワインツアーの開催中止が報告されました。若林さんの尽力で登美の丘ワイナリーも白州蒸溜所も我々のため、特別企画をされていた、と聞き、開催中止は本当に残念でした。関係各位にお詫び申し上げます。

さて、今月はちょっと珍しい、日本のワイン「竜眼ワイン」からスタート。このワインは長野でしか栽培されていない、白ワイン用品種の「竜眼」から造られています。この竜眼の起源はカスピ海周辺と考えられ、シルクロードを経て中国、日本へと伝わり、長野県に定着しました。善光寺周辺で栽培されたことから「善光寺ブドウ」とも呼ばれています。味は軽やかな酸味と柔らかい香りで飲みやすいワインでした。

今月も研究会は談論風発。山本さんはかつて聖地巡礼の旅として有名な、サンティアゴ・デ・コンポステーラに行かれたことがあるそうです。ヨーロッパ各地から終点のポルトガル、サンティアゴ・デ・コンプステーラ大聖堂にたどり着くには大変な長旅ですが、キリスト教3大巡礼地の一つです。山本さんの情熱、体力に脱帽です。
意外な人脈で驚かされたのは牟田さん、今人気急上昇の安青錦関の相撲部屋を仲間と訪問されるとか。力士から元気をもらえるといいですね。

今月は高級ワインが飲めました。栗原さんが持参された、バローロ。イタリア3大ワイン「バローロ、バルバレスコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の筆頭で「イタリアワインの王様」と呼ばれています。
飲んだワインは左から、Gavi de Gavi 白 イタリア、Aimone Vino Rosso  赤 イタリア、Musée du Vin Ryugan 白 日本、Reversanti Barolo 赤 イタリアの4本。 

この会のいいところは参加者全員が話に加わり、各自の経験談、自慢、失敗が披露され、盛り上がることです。来月はフランスやイタリア以外の国のワインを探して持ち寄ろう、となりました。皆さんの参加、お待ちしています。

【参加者(50音順、敬称略)】7名
上村、栗原、河崎(文責)、冨平、牟田、若林、山本

 

早慶ラグビー観戦のお誘い

2025年9月23日

小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会ワセ・スポを愛する会世話人 河崎 健治

いよいよ今年もラグビーシーズンに突入しました。
宿敵帝京大とは春に辛勝したものの、夏は残念ながら敗れています。9月、対抗戦の第一戦では日体大を大差で撃破しています。
このままの勢いで対帝京戦、戦、慶應戦、明治戦に勝利し、昨年同様、対抗戦での優勝を期待しています。
以下、チケット申し込みをご案内いたしますので、皆さん一緒に声援を送りましょう!!

◆ 早稲田大学  VS  慶應義塾大学戦

1.実施日時:2025年11月23日(日・祝) 14:00 キックオフ
2.場  所:秩父宮ラグビー場
  (同ラグビー場は建て替えのため、今回が秩父宮で観戦できる最後の早慶戦です)
3.チケット:バックスタンドS席:3,000円/人
                         自由席       :2,000円/人

*今年は、バックスタンドA席はなくなりました。上記に加えて、払い込み料金、送料が頭割りで必要ですのでご了解ください。

4.申込み締切り:2025年10月3日(金)
5.申込み先・連絡先:河崎健治
       Email :kenj042(at)jcom.home.ne.jp 【(at)を@に置き換えてください】
      電話:090-1056-9311

6.その他:集合場所などは参加者決定後、個別に連絡いたします。                                       (以 上)

◆関東大学対抗戦Aグループの日程・結果は、こちら

いなほ交響吹奏楽団第7回定期演奏会のご案内

早稲田実業学校で学んだあと早稲田大学に進学し卒業したメンバーで構成される「いなほ交響吹奏楽団」の第7回定期演奏会が次の要領で開催されます。

◆日 時=2025年10月18日(土) 開場16:30 開演17:00 終了19:30
◆会 場=所沢市民文化センターミューズ アークホール(大ホール)
(西武新宿線・航空公園駅から徒歩10分)
◆演奏曲目=次のとおり。
・第1部=①記念日のための序曲②シンフォニア・ノビリッシマ③イギリス民謡組曲④エルザの大聖堂への行列
・第2部(昭和100年! 素晴らしき日本の歌謡曲ステージ)=①ど演歌えきすぷれす②いい日旅たち③ピンクレディーメガコレクション
・第3部=①原色のパッサカリア②百済伝説による交響組曲「神門物語」
◆入場料=無料(全席自由)
◆入場券の入手=こちら