第70回ワイン研究会 報告

うっとおしかったマスク規制も取れた3月17日、再開2回目となるワイン研究会が「こもれび」で開催されました。今回は1960年、理工建築卒の牟田さんが初めて参加されました。

牟田さんは小平市立小平第二小学校卒で、小平在住70年を超える、小平生え抜きの人。しばし牟田さんが語られる「小平昔話」に皆さん、耳を傾けておられました。

小平駅前が田圃だったこと、桑畑がひろがっていたこと、戦争中米軍の機銃掃射に逃げ回ったことなど、体験された人でないとわからない話に皆さん、感心することしきり。ワインを飲んでも凛とした佇まいは崩されず、感動しました。戦争体験を語り継ぐ重要性を改めて感じました。

今回、持参されたワインは9本。井垣さんが持参されたシャンパンで乾杯。前回、赤ワインしかなかったことの反省で今回は白ワインからスタート。ブルゴーニュのシャルドネ、ボルドーのソーヴィニヨンブランとセパージュ(ブドウの種)の違いによる味わいの違いを認識してもらいました。

一通り白ワインが行きわたったところで、山本さんから持参されたカリフォルニアワインの講釈。ワインコンテストでカリフォルニアワインがフランスワインを押しのけて最高の評価を受けたこと、ブドウの病気フィロキセラでフランスのブドウが全滅の危機に瀕した時、アメリカからのブドウの樹が危機脱出になったことなど、さすがワイン研の重鎮と周囲をうならせるお話でした。

皆さんと一緒に楽しんだワイン

持参いただいた9本すべてを飲み干すことはできませんでしたが、ワイワイガヤガヤと楽しく過ごすことができました。

次回は4月21日(金)。皆様のご参加、お待ちしています。

(文・写真=河崎健治)

【参加者】(12名、50音順、敬称略)
井垣 伊藤(徹)、河崎、國友、篠原、末次、竹内、冨平、野村、松村、牟田、山本

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