"東京ステーションギャラリー「佐伯祐三展」と「佐伯祐三アトリエ記念館」鑑賞のお誘い"と銘打ってご案内したところ、3月14日(火)、15名の方々にご参加頂きました。
東京ステーションギャラリーでは、初期の自画像から、30歳で亡くなる直前のパリ郊外・モランの風景画、人物画に到るまで、佐伯イズムの100点を堪能しました。とりわけ、佐伯が学生時代とパリから一時帰国時代を過ごした下落合風景の作品群には、妙に懐かしさをおぼえました。
新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館では、佐伯の生涯と代表作を紹介するビデオ鑑賞で、展覧会のおさらいができたのではないかと思います。
西武新宿線・下落合駅から徒歩10分、天気もよく、「春のうらら」の散歩道でした。
佐伯には贋作事件、その死を巡る謎などミステリアスな部分もありますが、それもこれも、佐伯作品が魅力にあふれているからこそだと思います。
懇親会は、高田馬場の中華料理「石庫門」で。語らいと味わいの楽しいひと時でした。
(2023年3月16日、若林 覚)
【参加者】15名(50音順、敬称略)
梶川允・夫人、河崎健治、木本芳樹、國友康邦、栗原政博、古林 繁、小山雄一、
末次浩一郎、瀧川 清、竹内吉夫、松村純夫、松本研二、山本 浩、若林 覚