第63回ざる研 「中清・吉祥寺」報告

1.日 時: 2018年10月18日(木)13時45分、JR吉祥寺駅中央改札集合、関東バス北町一丁目へ
2.場 所: 武蔵野市吉祥寺本町4-4-15「中清・吉祥寺」電話0422-21-2896 水曜休
3.参加者:井垣、大河原夫妻、河崎、小林、末次、滝沢、田中、百々、福田夫妻、山本、(12名)
4.費 用:¥40,920 @¥3,500×12=¥42,000 ¥1,080は貯留
5.経 過:
今回はタクシーによらずバスで中清へ向かう。大正13年来の老舗で常連客も多く、時間をずらしたのだが、それでも中々席の確保が難しくビールの乾杯まで暫く時間がかかった。亭主、女将の清田治、桂子さんは些か齢を感じるものの元気だが、体格のいい長男が加わったのが頼もしい。

ご亭主清田治さん

老舗の電飾

当店は蕎麦の美味さもさることながら、そば前の酒の品揃えは群を抜いている、これは亭主の拘りで、今や日本酒の歴史を淡麗辛口から芳醇旨口へ変えた代表銘柄「獺祭」「十四代」「而今」は全て揃っている。然し、初めは石川県出身の女将さんに敬意を表して「菊姫」からスタート、次いで我らの地元豊島酒造の酒ながら中々口に出来ない「屋守(オクノカミ)」へ進む。

板わさ、お新香(左)と烏賊の粕漬

銘酒が棚にずらり

蕎麦掻きの素揚げ(左)と豚珍感

中が3人だけなので料理は直ぐできる板わさ、お新香などを出してもらったが、烏賊の粕漬は柔らかく良い味の珍品。少し落ち着いたところで蕎麦掻の素揚げ、これも珍しかった。「十四代」は、本来数字は商品登録出来ないのに何故か出来てしまった名前らしいが当店のものは中でも「本丸秘伝玉返し」最高値なので2合だけ貰って全員で試し飲み、さすがに唸る美味さ。次いで「而今」(今を唯懸命に生きるの意)の声もあり、これも2合で我慢した。料理は当店名物「豚珍感」(薄手のトンカツ)だが肉が3枚で品切れ、やむなく4人でシェアしてもらった。

茨城北早生蕎麦(左)を楽しむ参加者

今年は夏そばの出来が良くなかったとかで亭主が冷凍保存していた茨城の北早生蕎麦の生粉せいろ、二番粉のようで少しみどりがかって見えるが美味い蕎麦だった。
終り頃入ってきた初老三人組が「十四代」を注文するので声を掛けたら亭主と同じ73才の同級生、一人はカナディアンロッキーを歩いてきたというのでヨセミテの話などをして盛り上がった。今日は良い酒をケチりすぎたかもしれない。

中清前で

6その他:来月のざる研は「新座鞍馬」11月27日(火)、13時、西武池袋線清瀬駅北口集合、バスで菅沢へ13分。玄挽三種の蕎麦を楽しみ、そのあと希望者で「平林寺」の紅葉見学を予定しています。費用¥4,000程度、参加申し込みは11月22日(木)までに世話人・山本 浩(電話042-473-7617)へお願いします。

(文と写真:山本)



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