ワイン研究会の第48回例会を4月20日(金)に開催しました。
・日 時: 平成30年4月20日 15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河崎、国友、栗原、篠原、志村、末次、冨平、野村、早川、増田、山本、計16名 (50音順・敬称略)
4月だというのに夏日が続く今年の春。この日も高い気温のなか集まったのは定員越えの16人、参加できなかった人も出た例会となったが、持参ワインは9本と、こちらはいつもと比べて少なめだった。しかし、ボルドー、ブルゴーニュ産の本場フランスはもちろん、ドイツ、オーストラリア、ウルグアイ、スペイン、ブラジルのワインが集まってその多彩さは、相変わらず。
例会スタートの乾杯発声役は、「Q」カードを引いた稲門会会長の栗原さん。「30周年の記念行事もキックオフしました。大いに盛り上げていきましょう」と皆で勢いよく乾杯した。
今回の乾杯ワインは南米・ウルグアイの白ワイン。「ウルグアイのワインって初めてだね」「いや前に飲んだよ」などと言いながら味わう。次いで、ドイツ、スペイン産の白ワイン、続けて赤ワインへと移っていくが、皆のグラスの空き具合を睨みながら、「次はどれにしようか」とソムリエ役の河崎・冨平さんの悩み(?)も知らぬげに、まわりの人たちとのおしゃべりタイムが続く。
話題はボストンマラソン優勝者のプロ転向や大谷二刀流のスポーツ談義からセクハラの話題、はては好みのワイン販売店の情報交換まで、ワイングラス片手にカサグランデの料理(今回は「中華春雨サラダ」「生鮭の木の芽味噌ホイル焼き」「鶏胸肉のチーズ焼きパプリカ添え」の3皿)を食べながら賑やかさが増していった。
ワイン研ですっかり定着したお待ちかね(?)のワイキキタイム。「ソムリエ試験・傾向と対策」クイズの第3回は、「織田信長に献上されたポルトガル赤ワインを何と言った?」「標準的なテイスティングでのロゼワインの適温は?」「スクリューキャップの利点は?」など6問。しばし静粛のあとの解答発表には各問ごとに「当たり!」の声も上がったが、全問正解者はなかった模様。【出題・解答は、杉山明日香著「ソムリエ試験対策問題集」・リトルモア社刊より引用】
クイズに次いで、最近のワイン界の動きの情報提供も。「自然派ワインが主流派のひとつに」(日経)、「葡萄の酒を辿って」(朝日)など、昨今注目を浴びている「自然派ワイン」についての新聞記事の紹介がされた。
ワイキキタイムのあとは再びワインを賞味しながらの談笑タイムに入ったが、 まだ時間を残して持参のワインを全部飲んでしまいそうな様子を見て心配したのが末次さんと早川さん。「追加しなければ」と4月にオープンしたばかりの1階コンビニへ。そこで仕入れてきたワインを翳(かざ)して、「これ、“甲州”です。一番高いのを買ってきました」という早川さんに「さすが、山梨観光大使!」と声がかかった。いつも次回に持ち越すワインが出る50回近い例会で、初めてワインが足りなくなって急遽補充をするという「春の珍事」となった。
このワインも空けてコーヒータイムが迫るところで、ワイン研会長から、「6月の例会は50回の節目に当たるので、小平稲門会30周年記念イベントを兼ねてワインパーティーを企画したい。17日の日曜日に「カサグランデ」のホールを借りることにお店の了解も得られたので」との発表がされた。会員から賛成の意見や要望も出されて、さらに具体的に企画し、改めて案内することとなった。乞うご期待!というところで、4月例会を無事終えた。
散会後の恒例、有志カラオケ会は、キャンセル待ちで例会に参加できなかった篠原夫人も参加、10名が得意のノドを披露した。
次回の例会は、5月18日(金)15:00-17:00、「カサグランデ」で開催します。会費は2,000円+ワンコイン(ワイン持参ない方。任意)、どなたでも歓迎。ただし、会場の都合で申し込み受付は14名まで。申し込み締め切りは5月13日(日)ですが、早めに井垣(090-1196-1471)までお願いいたします。
なお、6月のワインパーティー実施要領についてはホームページでご案内する予定です。お楽しみに。
(文=井垣、写真=荒木)