・日 時=2026年4月3日(金) 15時30分~17時
・会 場=東京国立近代美術館
・懇親会=土佐料理「明神丸」 17時~19時
・参加者(50音順、敬称略)=上村護、河崎健治夫妻、松村純夫夫妻、山本浩、若林覚
下村観山(1873~1930)は、紀伊徳川家の能楽師の家に生まれ、橋本雅邦に学び、東京美術学校の第一期生になりました。
卒業後は同校で教鞭をとりますが、校長の岡倉天心とともに辞職し、日本美術院の設立に参加します。
茨城県五浦を拠点に、横山大観、菱田春草、木村武山らと、日本画の革新を目指します。
狩野派、大和絵、琳派の技法に通暁し、西洋美術の色彩感覚あふれる唯一無二の「観山芸術」を堪能しました。関東では13年振りの大回顧展とか。晩年、観山を支えた、岩崎弥太郎、原三溪、大倉喜八郎、渋沢栄一らが依頼した名作や大英博物館から里帰りした「ディオゲネス」も展示されていました。

下村観山「木の間の秋」

下村観山「ディオゲネス」
東京国立近代美術館では「美術館の春まつり」が同時開催されており、川合玉堂、菊池芳文、船田玉樹など春爛漫の作品で溢れかえっていました。
前回の「丸山応挙展」(三井記念美術館)に続き、中止も危ぶまれていましたが、お陰様で、6名の方々にご参加いただきました。
懇親会は、パレスサイドビル、土佐料理「明神丸」で鰹のタタキを肴に、観山美術の余韻にひたりました。
次回は、5月12日(火)、森美術館で、オーストラリアの女流彫刻家ロン・ミュエク(1958~)の巨大リアリズム彫刻群とのショッキングな出会いを予定しています。

ロン・ミュエクの作品「イン・ベッド」(左)と「マスク II」
追って、詳細のご案内をします。
奮ってご参加下さい。
(文=若林 覚)