劇団俳小公演「これが戦争だ」の鑑賞報告

◆日 時=2023年7月26日(水) 14:00~
◆会 場=中野「ザ・ポケット」 
◆演 目=劇団俳小公演「これが戦争だ」
◆参加者=荒木彌榮子、石井伸二、竹内吉夫、穂積健児

コロナ禍の中、また、観劇の会の大黒柱であった志村智雄会員を失うなど、いろいろな困難が重なり、3年間休会状態だった「観劇の会」ですが、新しく加わった竹内会員のご紹介で、花小金井に拠点を構えた「劇団『俳小』」(代表の斎藤真さんは文学部卒業の早稲田OBで、志村さんとも関係が深かったようです)と交流が出来、今回の活動につながりました。今後は、西東京稲門会の観劇の会や、志村さんのおつれあいである野間洋子さんとのお付き合いも進めていきたいと思います。
今回の公演の感想を、竹内会員に書いていただきました。

(穂積健児)

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7月26日13時30分、胸躍らせながら中野のミニシアター「ザ・ポケット」に向かう。メンバーは「観劇の会」の穂積、石井(伸)、荒木、竹内の4名。

「これが戦争だ」(劇団俳小公演)の舞台は、摂氏50度のアフガニスタンに派遣されたカナダ軍駐屯地。そこに作戦に参加した3人の男性、一人の女性が登場してはインタビューに応じ、タリバンとの戦闘時の記憶を語る。

「何が訊きたいって言うんだ?」

5歳の現地少女の被災、戦友の被弾、救援に来ないヘリ、爆弾を抱えて走ってくるタリバンの少年兵。その一つ一つが目に浮かぶようだ。

舞台がパッと暗転した後、ゆっくりと照明が灯り、出演者4人が礼をする。
〈あれ?もう休憩なしの1時間40分が経ったの?〉
そう思わせてくれる熱演でした。

(竹内吉夫)

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