第69回ざる研「狭山 翁」報告

1.日 時: 2019年9月17日(火)西武狭山線・下山口 11時50分集合
2.場 所: 所沢市小手指南1-17-34 「狭山 翁」 電話042-903-9940 月定休
3.参加者:荒井、荒木、井垣、伊藤徹、小川、大河原夫妻、木本、国友、末次、鈴木、野村、福田夫妻、山本(15名)
4.費 用:¥49,830÷15=¥3,322≒¥3,500×15=¥52,500-¥49,830=¥2,670(貯留金)
尚、今回から会計担当は荒木さんから末次さんになります。
5前置き:今回はそば打ち名人高橋邦弘の直弟子で食べログ100名店、所沢蕎麦ランキング1位、翁を名乗れるのは並みのことではない。店主小川誠二さんは山梨「長坂翁」で高橋の弟子となって3年、箱根「暁庵」を経て平成13年父祖以来のこの地に開業、76歳の母とご夫婦家族ぐるみで店を守っている。

「翁」の暖簾のかかるお店の前で

6.経 過:次のとおり。
調べたらあまり時間の差がなかったので西武遊園地、球場経由、深い緑を楽しんで下山口着、程なくして15名全員が集合、日照りの中の急坂になるので循環バスを勧めたが10分位ならと全員歩きを選択、先日のMGCの最後程ではなかったかもしれないが乾杯のビールを美味くする効果はあったようだ。
入り口脇の小さな灯篭の周りに咲くそばの白い花が我らを迎えてくれる。
入ってすぐ右手ガラス越しの蕎麦打ち場を囲んで4人掛けテーブルが鉤手に3つ並び、その奥に小上がり座敷、清潔で明るい設えだ。

ゑびすビールで乾杯「旨い !」

予め注文のそばセット、しゃもじに乗せた焼みそ、おぼろ豆腐、茄子の煮びたしを前にゑびすビールの乾杯から始まる。

これぞ大人の「そばセット」

テーブルには塩豆と蕎麦の実が置いてあり、これを摘まみながら話が弾む。
酒は十四代や獺祭など高級酒は皆さん敬遠して出身地の酒(島根豊の秋、福島天明、山形正宗)などを注文、小生は11年暮らした岩国の名酒五橋を久し振りに味わったが一寸驚いたのは秋田の刈穂、山廃純米大辛口原酒、番外品で日本酒度+21、アルコール度数19度、これは美味いというより珍しい酒だった。

これぞ大人の男の酒 ?

そば前の最後は天ぷら(海老、舞茸、南瓜、獅子唐)だが、これは衣が厚く重く感じたのは私だけだったろうか。

揚げたて熱々の天ぷら

おそばは秋の新そばは11月なので今は夏そば、地下室で低温管理した北海道、群馬などのブレンド、さすがに美しく整ったそばが竹ざるに盛られていたし食べ応えは十分だった。

細く美しくそして旨い !

完食で~す! どのテーブルも空のざると満足げな笑顔

デザートは杏仁豆腐とそば白玉ぜんざいの選択、ほぼ半数に分かれたようだが小生は後者、今年は見られなかったお月見を想った。

杏仁豆腐派と白玉派・・・どちらも大満足 !


今回は貸し切りにまでして頂いたので最後に店主小川さんのご挨拶を頂き、玄関で集合写真を撮ってお開きとなった。

店主小川さんのお話は至福の時間の締めくくりでした


7.その他:次回は10月21日(月)、更科堀井立川店、JR立川駅東改札11時50分集合、尚70回の記念として冊子「ざる研の歩み」¥850をお届けします。

費用@¥4,500程度、参加希望は10月12日(土)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(文:山本 写真:荒木・山本)

第68回ざる研・霞ヶ関「みかあさ」報告

1.日 時: 2019年8月22日15時45分西武新宿線小平駅集合、本川越経由東武東上線霞ヶ関へ
2.場 所: 川越市霞ヶ関東1-15-14「十割蕎麦みかあさ」電話049-233-3935 火祝日定休
3.参加者:荒井、荒木、井垣、小川、大河原夫妻、木本、国友、小林、篠原泰子、末次、田中、野村、福田静代、松村、山本(16名)
4.費 用:84,600÷16=¥5,288≒@¥5,000×16=¥80,000 不足¥4,600は貯留金支出
5.前置き:数年前、斑尾山から関田山脈を歩いたとき、信州側飯山の戸狩温泉で富倉そばに出会い、ざる研でも是非この幻の蕎麦をと見付けたのが飯田橋の「酒蕎庵まろうどまろうど」だったが、残念乍ら昨年店主が飯山へ引き上げて閉店。都内に富倉そばはなく、やっと見付けたのがこの店で5年働いた斎藤秀尚さんが霞ヶ関で経営する「みかあさ」だった。
紛らわしいが都心のかすみがせきは「霞が関」、こちらは「霞ヶ関」である。
6.経 過:次のとおり。
本川越から歩いて東武東上線の川越市駅、一駅乗って霞ヶ関下車、「みかあさ」へは5分程だったが未だ開店時刻前、店前で電話して開けてもらった。

奥座敷に笑顔がぎっしり

手前にカウンター、奥が座敷で16人を分けてセットしてあったが、これでは纏まりが着き難いので少し狭いが座敷に全員をセットし直してもらう。何しろ今日は貸し切りにして貰っているので気兼ねをせずにお願いできた。

最初に何故「みかあさ」というスペイン語の店名なのか、訪ねたらご主人がスペイン語の勉強をしていてお客さんがくつろげる「我が家」のような店にしたいということと、奥さんのお名前が「みかさん」だからということだった。

サッポロ黒生も美味しいですよ!

最初、松村さんの音頭、サッポロ黒生で乾杯からスタート。蕎麦の実がぽつんと乗った蕎麦みそと小女子の釘煮、丸くまとめたポテトサラダが続いて出る。

蕎麦たれの返し使いで一味違います

最初の日本酒は鳥取大谷酒造夏の純米酒「鷹勇・涼」、鮪の醤油麹漬け、熊本の馬刺し、鶏焼きとこれらは全て蕎麦たれの返し使い、酒の二番手は福岡杜の蔵夏生うすにごり「二の矢」、何れもすっきり系の酒故か皆の進みの速さに戸惑う。

揚げ物の素材が素朴で美味しい、美味しい!

信州産アスパラ、太しめじ、小海老の天ぷらが次々に出されたが何れも爽やかな食感が残る見事な揚げ物。

「天遊琳」もうカラですか?

三番手の酒は三重四日市タカハシ酒造夏の彗星「天遊琳」、全て夏向きの酒揃い踏みは見事だった。

しゃくし菜漬け・・・初めて頂きますけど美味しいですねえ

箸休めのしゃくし菜漬けの素朴な味を楽しむ間に待望の富倉蕎麦が出される。

期待が膨らみます! 左下に「オヤマボクチ」の現物です

少し色黒、細切りで強い腰があり滑らかなのど越し、他の何処の蕎麦にもない食感に感激、後の濃厚なそば湯もまた良きかなだった。

幹事さん達も、ホッと一息ですね

ひときり食べ終わったところで店主にお願いして、つなぎの「オヤマボクチ」を見せていただく、アザミ科の植物でヤマゴボウの一種、麦が採れないこの地方で麦に替えて蕎麦のつなぎに使ったもの。今日のそば粉は栃木北早生、夏の新そばだが粉1kgに入れるオヤマボクチは僅か5g、このつなぎを均展させるためには大変な時間と労力がかかり、当店の開店時間が午後5時でもギリギリ間に合わせているのだという。

若いご亭主の話に、改めて感心、応援エールを送る

上杉謙信が川中島へ出陣する際通ったという富倉峠の名を持つ「富倉そば」はその希少性や使い方の難しさから今後も増えることは望めないが、斎藤さんご夫妻のような若くて良い人柄の方に粘り強く守り続けて貰いたいと思う。
外は雨、何時かまた訪れたい「我が家」だった。

居心地の良い「我が家」で、すっかり寛いでしまいました


6.その他:来月は、そば打ち名人高橋邦弘の直弟子で百名店の「狭山 翁」です。

本来休日の処、「みかあさ」同様貸し切りに頂いたので奮ってご参加ください。
・日時:9月17日(火)11時50分、西武狭山線・下山口駅改札集合
・場所:所沢市小手指南1-17-34 「狭山 翁」 電話042-903-9904
・費用:¥4,000程度
・参加申し込み:9月12日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へどうぞ。

(文:山本、写真:荒木)

第70回ざる研「更科堀井立川店」のご案内

今回は久し振りにお気に入りの店のおさらいです。最寄り駅から近く伝統の味を守る感じの良いお店、きっとご期待に沿えると思います。

1.日 時: 2019年10月21日(月)JR立川駅東改札 11時50分集合
2.場 所:立川市曙町2-5-1 伊勢丹立川店 8F
     「総本家更科堀井立川店」電話042-540-8273
3.費 用:@¥4,500程度
4.参加希望:10月12日(土)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(以 上)

第69回ざる研「狭山 翁」のご案内

2019.08.07

今回はそば打ち名人高橋邦弘の直弟子で百名店として評価の高い「狭山・翁」のご案内です。
本来休日にも拘らず、貸し切りにして頂きましたので奮ってご参加ください。

1.日 時: 2019年9月17日(火)11時50分、西武狭山線・下山口駅改札集合。
      所沢市バスで桜田3分
2.場 所:所沢市小手指南1-17-34 「狭山 翁」 電話042-903-9940 月定休
3.費 用:@¥4,000程度
4.参加希望:9月12日(木)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(以 上)


第67回ざる研・福生「喜郷」報告

1.日 時: 2019年7月22日(月)11時50分JR福生駅西口集合
2.場 所: 福生市本町72-2ワコーレ福生1F手打ちそば「喜郷」 電話042-553-0708 木3金休
3.参加者:荒井、荒木、井垣、伊藤徹、小川、木本、國友、小林、篠原夫妻、末次、百々、滝沢、田中、野村、福田夫妻、山本(18名)
4.費 用:¥66,740÷18=¥3,708≒¥4,000×18=¥72,000-¥66,740=¥5,260
@¥4,000 ¥5,260は貯留
5.経 過:直前の3名増加も店は快く引き受けてくれた。福生駅は七夕まつり準備で忙しい。銀座通りを5分程歩いて「喜郷」着、5~6名のお客がいたが壁側テーブル席と小上がり奥座敷に我らの席が設えてあった。
室内は小ざっぱりとして感じ良い。スタートはゑびす生小の乾杯から。今回はそば御膳(¥2,580)で注文していて、先ずお盆に自家製おぼろ豆腐と前菜盛り合わせが出される。おぼろ豆腐は鹿児島産粗塩を少しふって食べるが味と食感が絶妙、前菜は真に美しい盛り付け、蕎麦寿司、鴨ロース、出汁巻き玉子、山芋真薯に色野菜が添えてある。

美しい自家製おぼろ豆腐と前菜盛り合わせのお盆

酒は社長が早稲田のご当地田村酒造の嘉泉、のちにあきる野市の喜正を加えた。そばがきは揚げ出して汁に浮かべてあり珍しいし食感が良い。天ぷらは海老と野菜を三角に盛り上げてあって、これでそば前が終わる。
おそばは常陸秋そばの石臼引き微粉、外一の中細打ち、一度に三枚しか上がらないので時間がかかるが止むを得ない。整った形、のど越しにこしを感じて申し分ない。
そば湯も久しぶりに味わいのある濃厚なものだった。
本来そばに甘味は不要のものだが、当店の小豆一粒が乗ったそば杏仁(プリンと云うべきか)には安らぎがあった。
美しくおいしい料理とそれに負けないおそばは参加メンバーから必ずリピートの声が上がることだろう。
帰りにご亭主に挨拶をして当店の名前の由来を聴いたら「お客様に喜んで頂ける場所」の願いを込めて家内が付けましたとのこと、まだ若く感じのいいご夫婦でした。
ちなみにご亭主は八王子の名店「車屋」で3年間修業されたとのことです。

今回はお酒の追加で費用はどうかと思ったら意外に安いのにびっくり、やはり都心を離れて気分に余裕があるところには良いものが見つかるのかもしれない。
梅雨末期、覚悟して用意はしてきたものの傘のお世話にならず幸いでした。

お客様達はとても喜びましたよ。みんなでまたここに来ようと言っていました!


6.来月のざる研は霞が関「みかあさ」です。飯山地方の富倉そばですが支度に時間がかかるため開店は17時から。それに東武東上線乗り継ぎに川越で10数分歩きますので西武新宿線小平駅改札15時45分集合、揃って霞が関に向かいます。
日程は8月22日(木)、参加ご希望の方は8月15日(木)までに世話人・山本 浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(文:山本、写真:荒木・國友・山本)

 

第68回ざる研・霞ケ関「みかあさ」のご案内

今回は長野県飯山地方の奥地に伝わる富倉そばのご案内です。
麦が採れなかったこの地方では、そばのつなぎに「オヤマボクチ」というやまごぼうの繊維を使ってきました。富倉は信州と越後をつなぐ峠で上杉謙信も使った道です。

1.日 時: 2019年8月22日(木)15時45分、西武新宿線小平駅改札集合。
       全員で東武東上線霞が関へ向かいます。
2.場 所:川越市霞ヶ関東1-15-14 ティカトウビル102
     「十割蕎麦みかあさ」電話049-233-3935 営業時間17~21時(火祝 定休)
3.費 用:@¥4,500程度
4.参加申し込み:8月15日(木)までに世話人・山本 浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。
5.その他:当日は本川越から川越市まで片道10分程度歩いて頂きます。

(以 上)

第66回ざる研 「さらしな田無店」報告

1.日 時: 2019年6月17日(月)11時50分 西武新宿線田無駅改札集合
2.場 所: 西東京市田無町4-3-17「さらしな田無店」電話042-450-6333 ※5回目
3.参加者:荒井、荒木、伊藤徹、小川、河崎、木本、栗原、末次、百々、滝沢、浜田、早川、福田夫妻、松村、山本、(16名)
4.費 用:¥64,790÷16=¥4,049≒@¥4,000×16=¥64,000 不足分¥790は貯留から支出。
5.経 過:世話人病気療養のため半年の長期中断を続けたざる研はこの度、木本さん、末次さんの新戦力を加えて荒木さん、山本と4人体制で再開することになりましたので宜しくお願い申し上げます。

山本さんのお見事な復活と88歳をお祝いしてざる研の皆さんから花束

尚、開会に先立って思いがけず、ざる研会員ご一同から豪華な花束を頂戴しました、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。及ばずながら、これかも頑張ります。
すっかりお馴染みになった二階の掘り炬燵席。図らずも昨年と同数の16名は久方振りの再開を祝してアサヒ生ビールで乾杯、スタートを切った。

まずは生ビールで「山本さん、おめでとうございます!!」

今回飲み物は日本酒を少なくして当店新島さんお勧めの熊本そば焼酎焙煎さらしなをメインにしようかと思ったが、長岡出身の伊藤徹さんは当店に昔から続く長岡柏露の蔵元とお友達、女性軍は焼酎よりお酒が良いとあって目論見外れ。とは言ってもそば焼酎のそば湯割りもなかなか良かった。

純白のさらしなそばと揚げそば

料理は新じゃがの胡麻和えに始まって下仁田刺身こんにゃく、そば豆腐(そば芽の萌やしをすり下ろす)、二点盛り(稚鮎唐揚げ、そら豆、サラダ)、出汁巻き玉子、川海老素揚げ、焼き鴨、谷中生姜天ぷらと豊富な品揃え、最後は勿論見るからに清々しい純白のさらしなそば。そば湯を飲んでいたら、揚げそばが出てきた。タイミングは箸休めとも言えないので当店のサービスといったところだろう。

2時間余の宴はあっという間に過ぎ、店前で集合写真を撮って散会となった。

これからもお蕎麦のように《ほそ~くなが~く》ざる研を楽しみましょうネ!!


6.その他:次回7月のざる研は福生「喜郷」、日程は7月22日(月)11時50分、JR青梅線福生駅西口集合、会費¥4,000程度、参加希望は7月11日(木)までに世話人・山本へご連絡ください、電話042-473-7617です。

(文:山本、写真:荒木・末次)

第67回ざる研・福生「喜郷」のご案内

第67回ざる蕎麦研究会を下記の要領で開催します

1.日 時: 令和元年7月22日(月)11時50分 福生駅西口集合
2.場 所:福生市本町72-2 「喜郷」(電話042-553-0708、木曜休)
3.費 用:@¥4,000程度
4.参加申し込み:参加ご希望の方は7月11日(木)までに世話人・山本 浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(以 上)

第66回ざる研「さらしな田無店」のご案内

長らくお休みを頂いていましたが、この程再開の運びとなりましたので宜しくお願い致します。

1.日 時: 6月17日(月)11時50分、西武新宿線田無駅改札集合
2.場 所:西東京市田無町4-3-17「さらしな田無店」電話042-450-6333 ※5回目
3.費 用:@¥4,000程度
4.参加申し込み:参加ご希望の方は6月13日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(以 上)

第65回ざる研 「御清水庵 清恵」報告

1.日 時: 2018年12月17日(月)13時 日本橋三越ライオン前集合
2.場 所: 東京都中央区日本橋室町1-8-2 日本橋末廣ビル1・2F「御清水庵 清恵」電話03-3231-1588 土、祝日休
3.参加者:荒木、伊藤徹、小川、大河原夫妻、木本、篠原夫人、末次、滝沢、百々、野村、福田夫妻、(13名)
4.費 用:¥78,000 @¥6,000×13=¥78,000
5.経 過:
三々五々三越ライオン前に集まり、お江戸日本橋を渡りお店近くまで来ましたが、目印の看板は慎ましやかに店名の書かれた袖看板のみで、少々分かりづらかった。
店主の中本好美さんは、蕎麦を通して福井の食文化をもっと世にアピールしたいと言う思いで、会社勤めを辞め、平成14年にこの越前蕎麦の店「御清水庵 清恵」を開いたのだそうです。

中本店主の話、気合が入っている

蕎麦は提携農場でとれる国産100%のそば粉を使用、店内の酒は福井の地酒に限り、酒肴は福井直送の名産品、器は越前焼と、とことん福井にこだわった所に男気を感じさせるお店でした。

アサヒスーパードライで乾杯!    里芋(福井上庄産)のにっころがし、ピリ辛蒟蒻

木のぬくもりのある落ち着いた雰囲気の店内で、重厚な木のテーブルをL字に配した日本橋川に面した椅子席に案内された。
だしまき玉子、焼き鯖寿司、かもの塩焼、里芋、蒟蒻ののった皿を前に、先ずはアサヒスーパードライで乾杯。次に、いっちょうら、常山、一本義、ときしらずと続き、皆さ
ん銘酒に酔いしれました。

左から、鯖の一本焼、へしこ、厚揚げ焼

セイコ蟹(左)。内子、外子、脚と見事な一皿。右は甲羅酒

次々に運ばれてくる料理は、里芋のにっころがし、ピリから蒟蒻、厚揚げ焼、へしこ、鯖の一本焼、セイコ蟹と、どれも店主の吟味した品々で堪能しました。今回、時節柄、セイコ蟹を食したい旨事前に伝えておいた所、13杯を早朝から店主自ら料理して下さったと伺い、感謝です。美味しさ一入でした。早速甲羅酒を嗜む方もいました。

蕎麦は「外二」、青首大根なのに辛み大根に負けていないね。右はでっち羊羹

いよいよお目当ての越前蕎麦の登場です。やや太めで色黒な蕎麦の上には鰹節がてんこ盛り、これを辛み大根おろしの出汁で頂きます。出汁の辛さと相まって爽快な蕎麦でした。デザートのでっち羊羹は、あっさりとした甘みでみずみずしいのど越しで美味しかった。

最後にお店の前で記念写真を撮り、各人思い入れのある日本橋の街中に消えて行きました。

玄関にて、皆満足の赤ら顔


6.その他:1月のざる研は、都合によりお休み致します。

(文:福田、写真:荒木)