第73回ざる研日本橋「室町・砂場」報告

1.日 時: 2020年1月20日(月)11時50分 三越本店ライオン前集合
2.場 所: 東京都中央区日本橋室町4-1-13「室町・砂場」 電話03-3241-4038 日祝定休
3.参加者:荒井、荒木、伊藤徹、小川、大河原夫妻、木本、栗原、篠崎泰子、末次、百々、滝沢、野村、福田夫妻、松村、山本、(17名)※2回目
4.費 用:¥70,290 @¥4,000×17=¥68,000 不足分¥2,290は貯留金より支出
5.経 過:今日は大寒ならぬ節気外れの陽気のせいか在宅1名、時間間違え1名、下車駅違え1名。それでも何とか1名減に留めて令和最初の新年ざる研開催となった。

令和2年初の新年ざる研は老舗「室町・砂場」で・・・


2013年2月発足以来8年目を迎える今日は参加延人員が1,000人に達することになる。
その記念すべき1,000人目は集合場所三越本店玄関、谷川俊太郎碑文のライオン像に12番目に到着した人(昨年末までの累積が988人だった)で記念に広島の銘酒賀茂鶴金箔入り大吟醸を贈呈することにしていたが、それは荒井桂さんで砂場到着後皆さんにお披露目頂くことになった。

席は3年前同様2階のガラス越しに坪庭が見える掘り炬燵席だったが、前回が21名で1室だったのに今回は11名と6名に分けられてしまった。襖を移動して何とか両室を見渡せるようにしたが些か落ち着かない。

もちろんアサヒビールで乾杯!(あれ? 松村さんの顔が見えない)

先ずは令和新年ざる研事始めの乾杯をビールでしてから荒井さん賀茂鶴の試し飲み、金箔が少なく、あったなかったで一騒ぎ、目出度く1,000人到達イベントは終了した。

お祝いの賀茂鶴。花びらの金箔が3枚見つかりました(右上拡大)

お酒は常温の特選菊正宗、つまみは子持ち昆布の小皿だが、予約する際当店名物の玉子焼きと掻き揚げ、それにそばは大ざると念押ししすぎたせいかお通し、小鉢の類は一切出てこない。大ぶりの出汁巻き玉子、それに前回1,250円の値段にビビッて注文しなかった掻き揚げは江戸前のそばつゆに浸けて食べる。天ざる天盛りの元祖だから看板料理には違いないがコスパの程は如何なものか。当店のざるに海苔のふりかけはない、それでもざると指定しないと更科粉を玉子でつないだ細打ちの白いそばは出てこない、その上、量は「大」がついてやっと丁度の量だから厄介なことこの上なしだ。
今回は料理が2品だけの素っ気ない形になり申し訳ありませんでしたが、それぞれの料理とそばは間違いなく当店を代表するものであったことだけはご理解ください。
この後、千疋屋でホットワインを飲み地下鉄で眠りこけて失敗する処でした。やはり今日は馬鹿陽気にやられる日だったようです。

今年も頑張れよ!!


6.その他:次回2月のざる研は「出雲そば・やくも」です。2月19日(水)12時50分、JR武蔵境駅南口集合、バスで調布へ向かいます。費用@¥4,500程度。参加申し込みは2月13日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(文:山本、写真:荒木、山本)

第72回ざる研「日本橋・御清水庵清恵」報告

1.日 時: 2019年12月16日(月)13時10分、日本橋三越ライオン前集合
2.場 所: 東京都中央区日本橋室町1-8-2日本橋末広ビル「御清水庵清恵」電話050-5797-0915 土祝休
3.参加者:荒井、井垣、小川、大河原夫妻、木本、栗原、篠原泰子、末次、野村、福田夫妻、山本(13名、参加者累計988名)
4.費 用:¥82,950 @¥6,000×13=¥78,000 不足分¥4,950は貯留金より支出
5.経 過:ぎっくり腰で突如欠席になった百々さんを除く13名が三越本店ロンドン・トラファルガー広場の像を模したライオンの前に集合、日本橋川畔の御清水庵清恵に向かう。
例年の川に面したテーブル1列には冬の日が斜めに差し込んでいた。

暖かな日差しと日本橋川を背に楽しそう

世話人から小平の名店「吟」が10月5日をもって閉店、父君の村屋東亭を2月から引き継ぐこと、当ざる研参加者累計が次回1000名を越すので1000人目の参加者へ記念品を考えている等説明の後、生ビールで乾杯、つまみはピリ辛こんにゃくと厚揚げ、鯖の糠漬け「へしこ」が出たところで黒龍純吟の出番となる。
上庄の里いも煮っころがし、福井の浜焼き鯖(一本焼)は先ず姿を見せて貰ってから食べ易いように切り分けられる。どちらもこれぞ越前の味だ。

盛り付けが美しいセイコ蟹(越前ガニの雌)

そしてこの時期の代表格、セイコ蟹は美しい盛り付け、素人では一人分どれだけ時間かけてもこうはいかない。年末ここに来るのはこれあればこそだ。一回り小さい雌蟹で産卵直前の成熟卵、プチプチした外子、未成熟でねっとりした海のチーズと珍重される内子がお目当てだが、漁期が11月6日~12月末と限定されているから正に冬の越前の味と云えるだろう。最後は甲羅に黒龍を注いで飲む。
亭主の中本好美さんは料理の説明をするのが楽しくてしょうがない様で頻繁に我等の所へ来ては話が弾む。

亭主の中本好美さんとの会話が弾む

蕎麦の前に焼き鯖寿司が一貫ずつ、向こう岸の桟橋に日本橋クルーズ船が入ってきた。
越前そばは挽きぐるみ大根おろしのぶっかけ蕎麦、近年大根おろしを出汁に使う場合辛味大根を使って別料金をとる店があるが当店は通年青首大根を使う、この自然体が好ましい。

あっという間の2時間だったが、来年も又年末は此処ということになりそうだ。

令和元年〆はセイコ蟹、越前そばの「御清水庵清恵」でした


6.その他:来年1月のざる研は今回と同じ1年ぶりの「室町・砂場」、1月20日(月)11時50分、三越本店ライオン前集合、費用@¥5,000程度、参加申し込みは世話人山本浩(電話042-473-7617)へ1月9日(木)までにお知らせください。

(文:山本、写真:末次、山本)

 

第74回ざる研「出雲そば・やくも」のご案内

東京で出雲そばを食べられる貴重なお店で割り子そばを楽しみます。

1.日 時:2月19日(水)12時50分 JR武蔵境駅南口改札集合
2.場 所:調布市布田1-26-12  ダイアパレス調布 「出雲そば・やくも」電話042-499-3777   
火、第3月定休
3.費 用:@¥4,500程度
4.参加申し込み:2月13日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(以 上)

第73回ざる研「室町・砂場」のご案内

令和の新春は江戸の香り豊かな名店へ1年振りのご案内です。
今回は当店元祖の天ぷらも織り込みました。

1.日 時:1月20日(月)11時50分 日本橋三越本店ライオン前集合
2.場 所:中央区日本橋室町4-1-13 「室町・砂場」電話03-3241-4038 日祝定休
3.費 用:@¥5,000程度
4.参加申し込み:1月9日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(以 上)

第71回ざる研「神楽坂・芳とも庵」報告

1.日 時: 2019年11月19日(火)11時45分、地下鉄東西線神楽坂駅1番出口改札前集合
2.場 所: 東京都新宿区納戸町10 芳とも庵(旧生粉打ち亭)電話050-5868-2445 月定休
3.参加者:荒木、井垣、伊藤徹、大河原夫妻、河崎、木本、小林、篠原泰子、末次、滝沢、竹内、野村、福田、山本(15名、今回迄の延べ参加人数975名)
4.費 用:¥69,330÷15=@¥4,622≒@¥4,500×15=¥67,500 不足分¥1,830は貯留金支出。
5.経過:福田夫人が発熱のため欠席、15名が神楽坂から牛込中央通りを約10分歩いて芳とも庵に到着、晩秋とはいえ少し汗ばむ。明るい店内の縦2列に我等の席が用意してあり、ふっくらしたグラスでビールが配られてざる研冊子の販売好調の報告後乾杯。やはり評判のお店らしく来客が続くが席は上手にすみわけされていた。

可愛いグラスで可愛く「かんぱい!」


料理はなごみコースで前菜は3点盛り(チーズ豆腐、めかぶの和えもの、蕗煮)、酒は少量のため試し飲みの愛知萬乗酒造の醸し人九平次、これは酒をワインのごとく見立てて温度17度、ワイングラスで香りを楽しみながら飲む、正にすっきりワインのごとしだ。男性テーブルには喜多方で飯豊山伏流水使用の金澤屋、女性テーブルには能登の宗玄が配られる。

お洒落な器に前菜の3点盛り

各テーブルに異なった片口・・・どうぞお好きなお猪口をお選び下さいませ

次の料理はそば刺し、これは新宿御苑の高田屋で経験したものだ。
次の粗挽きそばがきは4人でシェヤ、鴨ロースはわさび添え、車海老と季節野菜の天ぷらで料理は終えて酒の〆は八海山2年貯蔵しぼりたて生原酒、このこくの深さは絶品。
当店の店主芳賀さんにご挨拶頂きながら当店ならではの津軽蕎麦を頂いた。腰があり素朴で津軽の郷土に根付いたそばと頷けた。
津軽蕎麦は大豆の呉汁(水でふやかした大豆をすり潰した汁)を蕎麦の生地に練りこんで作る津軽地方の郷土料理で江戸時代からとされているが、蕎麦料理で蛋白質をとるためというから精進料理に通じるものがあるようにも思えた。
いずれにせよ都内で津軽蕎麦を味わえる数少ない名店に満足、神楽坂通のとりどりの店をのぞき見しながら三々五々帰宅の途に就いた。

1,2,3,4・・・14 あれ? 弘子さんがいない!!(>_<)


6.その他:今年の最後は昨年同様御清水庵清恵でセイコ蟹と越前そばを楽しみます。12月16日(月)13時10分、日本橋三越本店ライオン前集合、費用5,000円程度、参加申し込みは12月12日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(文:山本 写真:荒木)

第70回ざる研「更科堀井・立川店」報告

1.日 時: 2019年10月21日(月)11時50分 JR立川駅東改札集合
2.場 所: 立川市曙町2-5-1 伊勢丹立川店8F 「総本家更科堀井・立川店」電話042-540-8273不定休
3.参加者:荒井、荒木、伊藤徹、大河原夫妻、小川、河崎、木本、國友、篠原夫妻、末次、鈴木、百々、滝沢、野村、福田静代、松村、山本(19名、3回目だが毎回19名)
4.費 用:¥94,500÷19=¥4,974 @¥5,000×19=¥95,000-¥94,500=¥500は貯留
5.経過:今回は70回の節目にも当たり、作成した冊子「小平稲門会ざる研の歩み」をご披露しお買い上げいただいてから乾杯、当然この冊子の話題でにぎやかなスタートになった。

出来立てホヤホヤの冊子も一緒にかんぱ~い!!

毎回このバンケットルームのお世話は明るい笑顔でキビキビシタ堀井の女店員さん達だが、この冊子の当店紹介欄の写真に主任大塚さんの姿があり大変喜ばれた。
前菜の盛り皿、玉子焼き、板わさ、そば豆腐、鴨みそが出たところで会津の銘酒名倉山これは前回欠席を残念がっていた会津出身滝沢さんのこよなく愛するお酒、銘の入った徳利ぐい飲みで味わいも一入、料理は豚の返し煮へと進む。
返しは醤油に砂糖、味醂を加えたもので、これを煮て1週間から10日程寝かしたものに鰹節などのダシを加えて蕎麦汁となるのでそば屋の料理の味は之に尽きると言ってよい。
蓋物のそばがききのこあんかけ、わざわざ小振りに仕立てて貰った小海老三つ葉のかき揚げの頃には宮崎の蕎麦焼酎雲海のそば湯割り、これには南高梅とわさびが添えてある。
最後は朱枠の簀の子に盛られた純白の更科そば、非常に美味しく感じたので何処の蕎麦か尋ねたら、思いもかけなかったアメリカ産とのこと、帰って直ぐ調べました。
年間日本国内蕎麦総需要は約13万トン、内国内産は3万トン弱、ほぼ8割が輸入品、中でも内蒙古中心の中国は8万トン、次いでワシントン州中心のアメリカが1万トン、カナダ3千トンの他、ロシア、オーストラリア、ミャンマーで、国産そば粉を使えないそば店、乾麺、茹麺は全て中国産と思って間違いない。
この理由は平均的な処で国産そば粉は「1 kg 900円」に対し、外国産は「1 kg 400円」という大きな価格差、つまり国産を使わないのではなく、使えないという事情があった。
最後に衝撃的なことを知らされたが、寛政元年に始まる歴史の重みは変わらない。その由緒ある名前を背に写真を撮って解散となった。

「小平稲門会ざる研ご一同様」 嬉しい歓迎シールです!

6.お知らせ:本日お披露目した【小平稲門会 ざる蕎麦研究会 通称「ざる研」の歩み】は訪問そば店の情報写真、蕎麦についての知識、随想など豊富な内容で保存版としての価値があるものと思っております。つきましては部数に限りはありますが、未だ余部がありますのでご要望がありましたらお早めに担当にお申しつけ下さい、一部850円です。
7.その他:次回のざる研は「神楽坂・芳とも庵」、つなぎ大豆粉の津軽蕎麦です。
11月19日(火)11時45分、地下鉄東西線1番出口集合、予算@¥4,500程度。
参加申し込みは11月14日(木)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(文:山本 写真:荒木)

第72回ざる研「御清水庵清恵」のご案内

年末ならではの福井のセイコ蟹を楽しみ、越前そばをたぐるご案内です。

1.日時:2019年12月16日(月)13時10分、日本橋三越ライオン前集合
2.場所:中央区日本橋室町1-8-2日本橋末広ビル「御清水庵清恵」電話050-5797-0915
3.費用:@¥6,000
4.参加申し込み:12月12日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい

(以 上)

第71回ざる研「神楽坂・芳とも庵」のご案内

今回は、つなぎに大豆粉を使う津軽蕎麦のご案内です。

1.日 時: 2019年11月19日(火) 11時45分、地下鉄東西線神楽坂駅1番出口集合
2.場 所:新宿区納戸町10 「芳とも庵」(旧生粉打ち亭)
                    電話050-5868-2445 月定休
3.予 算:@¥4,500程度
4.参加申し込み:11月14日(木)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(以 上)

第69回ざる研「狭山 翁」報告

1.日 時: 2019年9月17日(火)西武狭山線・下山口 11時50分集合
2.場 所: 所沢市小手指南1-17-34 「狭山 翁」 電話042-903-9940 月定休
3.参加者:荒井、荒木、井垣、伊藤徹、小川、大河原夫妻、木本、国友、末次、鈴木、野村、福田夫妻、山本(15名)
4.費 用:¥49,830÷15=¥3,322≒¥3,500×15=¥52,500-¥49,830=¥2,670(貯留金)
尚、今回から会計担当は荒木さんから末次さんになります。
5前置き:今回はそば打ち名人高橋邦弘の直弟子で食べログ100名店、所沢蕎麦ランキング1位、翁を名乗れるのは並みのことではない。店主小川誠二さんは山梨「長坂翁」で高橋の弟子となって3年、箱根「暁庵」を経て平成13年父祖以来のこの地に開業、76歳の母とご夫婦家族ぐるみで店を守っている。

「翁」の暖簾のかかるお店の前で

6.経 過:次のとおり。
調べたらあまり時間の差がなかったので西武遊園地、球場経由、深い緑を楽しんで下山口着、程なくして15名全員が集合、日照りの中の急坂になるので循環バスを勧めたが10分位ならと全員歩きを選択、先日のMGCの最後程ではなかったかもしれないが乾杯のビールを美味くする効果はあったようだ。
入り口脇の小さな灯篭の周りに咲くそばの白い花が我らを迎えてくれる。
入ってすぐ右手ガラス越しの蕎麦打ち場を囲んで4人掛けテーブルが鉤手に3つ並び、その奥に小上がり座敷、清潔で明るい設えだ。

ゑびすビールで乾杯「旨い !」

予め注文のそばセット、しゃもじに乗せた焼みそ、おぼろ豆腐、茄子の煮びたしを前にゑびすビールの乾杯から始まる。

これぞ大人の「そばセット」

テーブルには塩豆と蕎麦の実が置いてあり、これを摘まみながら話が弾む。
酒は十四代や獺祭など高級酒は皆さん敬遠して出身地の酒(島根豊の秋、福島天明、山形正宗)などを注文、小生は11年暮らした岩国の名酒五橋を久し振りに味わったが一寸驚いたのは秋田の刈穂、山廃純米大辛口原酒、番外品で日本酒度+21、アルコール度数19度、これは美味いというより珍しい酒だった。

これぞ大人の男の酒 ?

そば前の最後は天ぷら(海老、舞茸、南瓜、獅子唐)だが、これは衣が厚く重く感じたのは私だけだったろうか。

揚げたて熱々の天ぷら

おそばは秋の新そばは11月なので今は夏そば、地下室で低温管理した北海道、群馬などのブレンド、さすがに美しく整ったそばが竹ざるに盛られていたし食べ応えは十分だった。

細く美しくそして旨い !

完食で~す! どのテーブルも空のざると満足げな笑顔

デザートは杏仁豆腐とそば白玉ぜんざいの選択、ほぼ半数に分かれたようだが小生は後者、今年は見られなかったお月見を想った。

杏仁豆腐派と白玉派・・・どちらも大満足 !


今回は貸し切りにまでして頂いたので最後に店主小川さんのご挨拶を頂き、玄関で集合写真を撮ってお開きとなった。

店主小川さんのお話は至福の時間の締めくくりでした


7.その他:次回は10月21日(月)、更科堀井立川店、JR立川駅東改札11時50分集合、尚70回の記念として冊子「ざる研の歩み」¥850をお届けします。

費用@¥4,500程度、参加希望は10月12日(土)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(文:山本 写真:荒木・山本)

第68回ざる研・霞ヶ関「みかあさ」報告

1.日 時: 2019年8月22日15時45分西武新宿線小平駅集合、本川越経由東武東上線霞ヶ関へ
2.場 所: 川越市霞ヶ関東1-15-14「十割蕎麦みかあさ」電話049-233-3935 火祝日定休
3.参加者:荒井、荒木、井垣、小川、大河原夫妻、木本、国友、小林、篠原泰子、末次、田中、野村、福田静代、松村、山本(16名)
4.費 用:84,600÷16=¥5,288≒@¥5,000×16=¥80,000 不足¥4,600は貯留金支出
5.前置き:数年前、斑尾山から関田山脈を歩いたとき、信州側飯山の戸狩温泉で富倉そばに出会い、ざる研でも是非この幻の蕎麦をと見付けたのが飯田橋の「酒蕎庵まろうどまろうど」だったが、残念乍ら昨年店主が飯山へ引き上げて閉店。都内に富倉そばはなく、やっと見付けたのがこの店で5年働いた斎藤秀尚さんが霞ヶ関で経営する「みかあさ」だった。
紛らわしいが都心のかすみがせきは「霞が関」、こちらは「霞ヶ関」である。
6.経 過:次のとおり。
本川越から歩いて東武東上線の川越市駅、一駅乗って霞ヶ関下車、「みかあさ」へは5分程だったが未だ開店時刻前、店前で電話して開けてもらった。

奥座敷に笑顔がぎっしり

手前にカウンター、奥が座敷で16人を分けてセットしてあったが、これでは纏まりが着き難いので少し狭いが座敷に全員をセットし直してもらう。何しろ今日は貸し切りにして貰っているので気兼ねをせずにお願いできた。

最初に何故「みかあさ」というスペイン語の店名なのか、訪ねたらご主人がスペイン語の勉強をしていてお客さんがくつろげる「我が家」のような店にしたいということと、奥さんのお名前が「みかさん」だからということだった。

サッポロ黒生も美味しいですよ!

最初、松村さんの音頭、サッポロ黒生で乾杯からスタート。蕎麦の実がぽつんと乗った蕎麦みそと小女子の釘煮、丸くまとめたポテトサラダが続いて出る。

蕎麦たれの返し使いで一味違います

最初の日本酒は鳥取大谷酒造夏の純米酒「鷹勇・涼」、鮪の醤油麹漬け、熊本の馬刺し、鶏焼きとこれらは全て蕎麦たれの返し使い、酒の二番手は福岡杜の蔵夏生うすにごり「二の矢」、何れもすっきり系の酒故か皆の進みの速さに戸惑う。

揚げ物の素材が素朴で美味しい、美味しい!

信州産アスパラ、太しめじ、小海老の天ぷらが次々に出されたが何れも爽やかな食感が残る見事な揚げ物。

「天遊琳」もうカラですか?

三番手の酒は三重四日市タカハシ酒造夏の彗星「天遊琳」、全て夏向きの酒揃い踏みは見事だった。

しゃくし菜漬け・・・初めて頂きますけど美味しいですねえ

箸休めのしゃくし菜漬けの素朴な味を楽しむ間に待望の富倉蕎麦が出される。

期待が膨らみます! 左下に「オヤマボクチ」の現物です

少し色黒、細切りで強い腰があり滑らかなのど越し、他の何処の蕎麦にもない食感に感激、後の濃厚なそば湯もまた良きかなだった。

幹事さん達も、ホッと一息ですね

ひときり食べ終わったところで店主にお願いして、つなぎの「オヤマボクチ」を見せていただく、アザミ科の植物でヤマゴボウの一種、麦が採れないこの地方で麦に替えて蕎麦のつなぎに使ったもの。今日のそば粉は栃木北早生、夏の新そばだが粉1kgに入れるオヤマボクチは僅か5g、このつなぎを均展させるためには大変な時間と労力がかかり、当店の開店時間が午後5時でもギリギリ間に合わせているのだという。

若いご亭主の話に、改めて感心、応援エールを送る

上杉謙信が川中島へ出陣する際通ったという富倉峠の名を持つ「富倉そば」はその希少性や使い方の難しさから今後も増えることは望めないが、斎藤さんご夫妻のような若くて良い人柄の方に粘り強く守り続けて貰いたいと思う。
外は雨、何時かまた訪れたい「我が家」だった。

居心地の良い「我が家」で、すっかり寛いでしまいました


6.その他:来月は、そば打ち名人高橋邦弘の直弟子で百名店の「狭山 翁」です。

本来休日の処、「みかあさ」同様貸し切りに頂いたので奮ってご参加ください。
・日時:9月17日(火)11時50分、西武狭山線・下山口駅改札集合
・場所:所沢市小手指南1-17-34 「狭山 翁」 電話042-903-9904
・費用:¥4,000程度
・参加申し込み:9月12日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へどうぞ。

(文:山本、写真:荒木)