第46回西東京稲門会秋季ゴルフ会のご案内

西東京稲門会ゴルフ同好会から第46回春秋季ゴルフ会(第7回西東京早慶校友ゴルフ会)のお誘いがまいりました。
小平稲門会からの参加希望者は、小平稲門会ゴルフ同好会までお申し込みください。

◆開催日=2025年11月18日(火) 8:10までに受付
◆コース=高坂カントリークラブ・米山コース(松山市)
◆申込み締切り=10月20日(月)
◆申込み先=小平稲門会ゴルフ同好会・河崎健治幹事
 Email: kenj042(at)jcom.home.ne.jp【(at)を@に置き換えてください】

第3回読書の会 報告

◆開催日=2025年9月21日(日)
◆会 場=小平市 美園地域センター

「読書の会」第3回の会合を行いました。
今回は星新一さんの『ノックの音が』をもとに読後感想を語り合いました。

SF作家として文筆活動を始めた星さんは、短い話の中にユーモアと風刺の利いたショートショートの第一人者として知られています。今回取り上げた『ノックの音が』という作品集は、「地球上で最後に残った男が、ただ一人部屋のなかにすわっていた。すると、ドアにノックの音が・・・」という海外の短編小説の冒頭部分にヒントを得て、15編すべての書き出しが統一されています。内容もサスペンス調のもの、ミステリー調のもの、SF調のものと読者を飽きさせない話しの展開になっています。

各章段のあらすじを確認して、ご参加の皆さんの面白いと感じた一編などをうかがいました。そもそも最近は『ノック』をしなくなった、というご発言があり、改めて時代の流れを感じることになりましたが、「最後のどんでん返しが面白く、二重、三重にひねってあるものには感心した」「この作品を映像化するのは難しいと思われるが、この俳優さんならばイメージに合うだろう」などのご意見や感想もたくさんいただき、楽しく有意義な90分となりました。

次回は11月下旬~12月中旬あたりの日程で、中島敦さんの『名人伝』を取り上げます。会合当日の飛び入りも結構です。皆さまのご参加をお待ちしております。

【参加者(敬称略)・50音順】 川崎、小菅、樋口、比留間、松村(5名)

(文・写真=樋口昌典)

第96回ワイン研究会報告

開  催  日: 2025年9月19日(金) 15:00~17:00
開催場所: 永田珈琲店「こもれび」

冒頭、10月に予定していたワインツアーの開催中止が報告されました。若林さんの尽力で登美の丘ワイナリーも白州蒸溜所も我々のため、特別企画をされていた、と聞き、開催中止は本当に残念でした。関係各位にお詫び申し上げます。

さて、今月はちょっと珍しい、日本のワイン「竜眼ワイン」からスタート。このワインは長野でしか栽培されていない、白ワイン用品種の「竜眼」から造られています。この竜眼の起源はカスピ海周辺と考えられ、シルクロードを経て中国、日本へと伝わり、長野県に定着しました。善光寺周辺で栽培されたことから「善光寺ブドウ」とも呼ばれています。味は軽やかな酸味と柔らかい香りで飲みやすいワインでした。

今月も研究会は談論風発。山本さんはかつて聖地巡礼の旅として有名な、サンティアゴ・デ・コンポステーラに行かれたことがあるそうです。ヨーロッパ各地から終点のポルトガル、サンティアゴ・デ・コンプステーラ大聖堂にたどり着くには大変な長旅ですが、キリスト教3大巡礼地の一つです。山本さんの情熱、体力に脱帽です。
意外な人脈で驚かされたのは牟田さん、今人気急上昇の安青錦関の相撲部屋を仲間と訪問されるとか。力士から元気をもらえるといいですね。

今月は高級ワインが飲めました。栗原さんが持参された、バローロ。イタリア3大ワイン「バローロ、バルバレスコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の筆頭で「イタリアワインの王様」と呼ばれています。
飲んだワインは左から、Gavi de Gavi 白 イタリア、Aimone Vino Rosso  赤 イタリア、Musée du Vin Ryugan 白 日本、Reversanti Barolo 赤 イタリアの4本。 

この会のいいところは参加者全員が話に加わり、各自の経験談、自慢、失敗が披露され、盛り上がることです。来月はフランスやイタリア以外の国のワインを探して持ち寄ろう、となりました。皆さんの参加、お待ちしています。

【参加者(50音順、敬称略)】7名
上村、栗原、河崎(文責)、冨平、牟田、若林、山本

 

第64回散策の会報告
烏山寺町を歩く

令和7年9月16日

5月開催予定が荒天の為延期となり、今回がリベンジ開催となりました。世田谷区烏山の寺町は「世田谷の小京都」といわれ、都市化の波にのまれず、緑に包まれた街並み(寺並み?)が残っています。ここは600m程の寺町通りに26もの寺院があり、そのほとんどは大正12年の関東大震災後の区画整理により、浅草・築地・本所・荒川などにあった寺院が移転してきたものです。今回はその内の8寺をお参りしました。

当日は好天には恵まれたものの、残暑厳しく、容赦なく日差しが照り続ける集合場所の千歳烏山駅を早々に移動。冷房の効いた区民会館にて瀧川世話役の説明を受け、寺町巡りをスタートしました。

涼しい場所で、瀧川世話役の説明に聞き入る参加者


☆妙高寺(世田谷区北烏山6-23-1)日蓮宗
千歳烏山駅から甲州街道を渡り中央高速をくぐり徒歩15分、寺町最初の寺院です。山形藩主水野家の菩提寺。日本画家速水御舟とその兄弟子の今村紫紅の墓がありました。 

日本画家速水御舟とその兄弟子の今村紫紅の墓


☆多聞院(北烏山4-12-1)真言宗豊山派
石仏があちこちに鎮座し、大きな「石造涅槃図」や天保の大飢饉による落命者の墓である、高さ3メートルの「568人無縁墓」がありました。昭和20年の東京大空襲で焼け出され、新宿からこの地に移転してきた寺町の中では最も新しい寺。

石造涅槃図(左)と568人無縁墓


☆幸龍寺(北烏山5-8-1)日蓮宗
1580年代、徳川家の祈願所として開山。浜松、駿府、湯島、浅草と移転。昭和15年に移転完了。「君が代」でおなじみの「さざれ石」があります。

さざれ石


☆稱往院(北烏山5-9-1)浄土宗
天明の飢饉(1780年頃)の折、塔頭の庵主が食料不足の町民に蕎麦を振る舞っていました。ところが美味いと評判になり蕎麦屋と化してしまい、本来の勤行が疎かになってしまいました。住職はついに怒り、「不許蕎麦入境内」の碑を山門に立てたとの事です。俳人宝井其角の墓もありました。

「不許蕎麦入境内」の碑


☆妙祐寺(北烏山4-16-1)浄土真宗
古代インド様式の寺院で、築地本願寺に雰囲気は似ていました。車庫に鎮座していたアメ車を住職(?)がピカピカに磨いており、お寺とアメ車のコントラストが奇妙でした。

古代インド様式の寺院


☆妙壽寺(北烏山5-15-1)法華宗
震災で焼けた名工藤原正次の梵鐘があります。客殿は麻布・狸穴にあった旧鍋島侯爵邸を移設したもの。大原麗子の墓があり、戒名は「華麗院妙舞大姉」、存命なら今年80歳との事。我々の世代には思い出深い彼女で、今回のお墓参りで断トツの反響でした。

大原麗子の墓


☆専光寺(北烏山4-28-1)浄土宗
品川で創建。馬喰町、浅草と移り、震災後烏山に移転。今話題の浮世絵師喜多川歌麿の墓があります。墓石に彫られていた姓は「北川」(本姓)となっており、この寺が移転前の浅草にあった頃から北川家の菩提寺だったこともあり、お墓もそのまま移転してきたようです。

喜多川歌麿の墓の前で。酷暑と直射日光で過酷な集合写真


☆高源院(北烏山4-30-1)臨済宗
久留米藩有馬家が仏道に帰依し、品川に創建。大正15年烏山に移転。鴨の飛来する池として親しまれる弁天池は中央に浮御堂が建ち、宝生弁財天が奉安されています。池には下見時は鴨が泳いでいましたが、今回は小さな亀しか居ませんでした。

弁天池と浮御堂


今回は8寺を巡りましたが、各寺がそれぞれアピールポイントを所持していて、参拝客の集客に努めている様子が伺い知れました。厳しい残暑に、参加者の皆さんはややバテ気味でしたが、国学院久我山校を横に見ながら何とか解散場所の久我山駅にたどり着きました。この後、有志7名にて生ビールで乾杯しました。

今回、カメラマンの未熟とスマホの不調にて写真の出来栄えに難点があり、特に集合写真に写った皆様にはお詫び申し上げます。

【参加者】(五十音順、敬称略)
大河原(忠)、大河原(眞)、大島、梶川、河崎(健)、河崎(和)、瀧川、松村、山田、山本(計10名)

(文・写真=松村)

第149回ニモクサロンの報告

・日 時:2025年9月11日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビックボックスC6室 電話042-566-6892
・会 費:3,000円
・参加者:6名。荒木・伊藤・佐藤・比留間・松村・森田 (敬称略、五十音順) 

《報告》
☆ 今日は東京も大雨が降るという天気予報・・・。12時から2時までニモクサロン、2時から4時迄はカラオケの会と続き、たっぷり楽しんで外へ出て見たら、先ほどまで大雨に雷まで鳴って大変でしたと言われて、びっくり。部屋の中に居て良かったですねと、お店の方達に笑われてしまいました。

傘も使わず、何とも優雅な午後を満喫してしまいました。すみません・・・。 

昼食会新メニュー。美味しかったです


《今日の話題》・・・近況報告
☆ 今日の一番のビッグニュースは、やはり7月からお休みだった比留間さんがすっかり元気になられて、復活されたことでした。
もちろんみんなで乾杯! いいえ、ご本人は麦茶です。同じ色でしたが・・・。

それにしても、こうしてまた会えて良かったです。発病から経過のお話はドキドキするものでしたが、その体験を経て、今後の生き方、考え方、死への向き合い方など、一味違った比留間さんを見せて頂きました。お話を伺っていて心にしみることもあり、聞いている私達の人生にも勉強になることがいろいろありました。見事な完全復帰!!   万歳!!

お好きなカラオケも参加されて、昔の持ち歌もいつもと変わらず歌い切っていらっしゃいました。麻酔で忘れて?  とんでもない!しっかりいつもの比留間さんでしたよ。お声も変わらず良いお声でした。(^-^)

カラオケの会でデュエット熱唱中


☆ いつも話題を提供して下さる、山本さんや、小平さんがお休みでどうなる事かと思ったのですが、広い部屋の真ん中に集まって、結構話のタネはあるものです。
結論・・・同じ年代が集まると、お互いの話を聞くだけでほっとする、すぐ役立つ情報が得られて助かる、家に居ても話をする機会が無くて~~まあ15年も続けていればニモクサロンも〇〇クラブですネ。

☆ 2時からのカラオケのご報告を。5人の方が残られた上に、増田さんと篠原夫人もこの時間から参加して下さり、多いに盛り上がりました。
皆さんいつまでも良いお声で、それに青春時代がそれぞれ違う人達の集まり、時代を反映した歌が歌われ、また、その時代の話題で盛り上がり、何とも賑やかなカラオケの会でした。
2~4時のカラオケの会には、7名の方が参加されました。 
〔参加者〕 荒木・佐藤・比留間・増田・松村・森田・篠原夫人 (敬称略五十音順) 

                    (文責:荒木) 

第32回寄席研究会報告

第32回寄席研究会は、国分寺稲門会主催の「第13回国分寺寄席」を観賞しました。
恒例の金原亭馬生一門を招いて開催されたものです。
座席数370のホールが開演15分前にほぼ満席状態で、いつものことながらこの会の人気が分かります。

今回は馬生一門から真打ち昇進と二ツ目昇進のおめでたが重なり、普段の寄席では滅多に見られない披露口上がお仲入り後にありました。

・日時=2025年9月9日(火))13時半~16時
・場所=国分寺市立いずみホール
・出演者と演目=次のとおり。
 二ツ目  金原亭馬太郎   「一目上がり」
 二ツ目  金原亭小駒    「うなぎ屋」
 二ツ目  金原亭馬吉     音曲      今回二ツ目昇進
    真打   金原亭小馬生   「ざる屋」
 真打   金原亭馬治    「代書屋」
 真打   金原亭馬生    「替わり目」
 真打   金原亭馬好    「竹の水仙」  今回真打昇進

・参加者=小平稲門会からは16名が参加しました。
荒木、伊藤、大島、河崎夫妻、栗原、小菅、佐藤(俊)、末次夫妻、瀧川、二又、松村、松本(研)、山田夫妻の皆さん

散会の後国分寺駅前に移動し、有志9名で懇親会を行いました。

文=伊藤)

第33回美術館を巡る会
サントリー美術館
「幕末土佐の天才絵師 絵金」展のお誘い

今回は、私がかつて副館長・支配人を務めていました「サントリー美術館」で「絵金展」を鑑賞します。

土佐の絵師・金蔵(1812~76)は、幕末・明治期に多くの芝居絵屏風を残し、地元高知では「絵金さん」の愛称で親しまれてきました。今でも、祭りで飾られる屏風絵は、蝋燭の灯りに照らされ「狂おしいほど美しい」世界へ誘います。
東京では、初の大規模展です。

「花上野誉石碑志度寺(はなのうえのほまれのいしぶみしどじ)」


小説家・木下昌輝は『絵金、闇を塗る』(集英社、2018)で彼の生涯とその絵に翻弄された歌舞伎役者・幕末の志士・絵師などを書きました。

同時期開催の「ゴッホ展」や「ユトリロ展」のご案内も考えましたが、今回は「絵金」のあやしげな魅力に浸って頂きたく、ご案内申し上げます。
きっと「たまるかぁ!」(土佐弁で驚いたの表現。あんぱんマンで話題に・・・)と仰って頂けると思います。

◆日 時=2025年10月6日(月) 15時~16時30分
◆集 合=サントリー美術館入口(六本木 東京ミッドタウン)
◆鑑賞料=1,800円 (前売り 1,600円)
◆懇親会=カジュアルイタリアン 17時~19時(店名は追って・・・) 
◆申込み締切日=9月29日(月)  若林覚 宛
電話:090-2498-1512
Email:satowaka3(at)gmail.com【(at)を@に置き換えてください】
展覧会と同時に懇親会出席の有無をご連絡下さい。

●次回(11月)は、三井記念美術館開館20周年特別展「円山応挙展-革新者から巨匠へ」を予定しています。
応挙の傑作、国宝「雪松図屏風」、
新発見「若冲・応挙 初の合作図屏風」などを鑑賞します。

ロック研究会第8回開催報告

開催日=2025年8月29日(金)
会 場=国分寺市 Rock Bar “Painkiller”
参加者=小菅、瀧本、樋口、松村、山田(哲)【5名。敬称略、50音順】

4月にはLIVEにいきましたが、皆が集まる例会は2月以来半年ぶりの開催となるROCK研究会の例会を行いました。今回は新メンバーとして小菅さんが参加してくださいました。

ROCKといってもひとくくりにできないほど曲のジャンルはたくさんあり、「十人十色」と言うとおり人の好みもそれぞれです。集まったメンバーは年代にも幅があり、好きなBANDやジャンルが微妙にずれていまして、そこがまた面白いところです。自分があまり聞いたことがないミュージシャンや曲にふれることで新しい引き出しも増えていきます。EAGLESやLED ZEPPELINの曲に思いがけずメンバー全員が聞き惚れることもあり、今回も楽しい暑気払いとなりました。

メンバーの瀧本さんは、THE BEATLESの音楽性を深める津田塾大学の連続講座(全5回 9月~10月)を受講なさるということで、次回の例会では面白く興味深いお話を聞けることと思います。不肖樋口は今月来日するSTINGのLIVEにいきます。

この会場はROCKではない曲のリクエストも一応は受けてくれますので、好きな音楽を聞いて心を癒やし、次への活力としていきたいと思いますので、小平稲門会の皆さまの次回以降のご参加をお待ちしています。

文=樋口昌典)

「ワイナリー・蒸溜所見学ツアー」
中止のお知らせ

2025年10月16日(木)に予定しておりました「サントリー登美の丘ワイナリー、白州蒸溜所見学ツアー」につきまして、最少催行人数に満たなかったため、中止とさせていただきます。
ご参加のご連絡をくださいました皆様には、大変申し訳なくお詫びいたします。

(ワイン研究会・河崎健治)