トウモロコシがサンクスギビングデー(収穫祭)を始めた
トウモロコシは中央アメリカが原産地です。
1492年コロンブスがアメリカ大陸に到達したときに、先住民たちがトウモロコシを主食にしていました。
その後、1620年に夢と希望に燃えた清教徒たちがメイフラワー号に乗ってアメリカにやってきました。しかし、冬の寒さと飢えで半数近くが亡くなり、食料に困るようになった時に、先住民たちが清教徒たちにトウモロコシを分け与え、種と栽培技術やトウモロコシパンなど調理法を伝授して、彼らの命を救いました。
トウモロコシの初収穫を迎えたのが11月の第四木曜日。そんな初収穫を祝う祭りが、のちのサンクスギビングデーの始まりと言われています。
新大陸発見によって広まった野菜は多くあり、トマト、ジャガイモ、ピーマン、トウガラシ、カボチャ、サツマイモ、インゲンなどがヨーロッパに伝わり、その後世界へ。日本への渡来は16世紀、江戸時代にはかなり普及したと言われています。
(2022.4.10)
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