第13回寄席研究会報告

第13回寄席研究会は2016年2月25日(木)、恒例の新宿末廣で2月下席昼の部鑑賞会を開催しました。

新宿末廣亭前で

新宿末廣亭前で

今回の寄席研は、事前に他の同好会の席で発表していた日程を、幹事の都合で1日ずらして開催しました。ニモクサロンニュース等で変更後の日程を連絡しておりましたが、残念ながら徹底出来ず、前日参加2名・当日参加6名、計8名の変則開催となりました。

当日のプログラムは、前半はベテラン噺家、後半は30代から40代の若手真打ちという組み合わせになっていました。
幹事としては、今回は全く未知の三遊亭歌奴のトリよりも、柳亭市馬(落語協会会長)、三遊亭扇遊という出演予定者をみて決定しました。残念ながら両人は揃って当日キャンセル(10日連続興行ではよくある事ですが)でガッカリしたのですが、会員からは代演の柳家小さん(父は人間国宝だった先代小さん)の「長屋の花見」が良かったと聞き、ホットしました。

昼の部トリは先述の若手真打ち歌奴(38歳)で、「山のアナ・アナ…」で有名だった現円歌の弟子です。今回初めて聴いた「大岡政談」は若手らしく熱の入った好演だったと思います。 寄席研_201602_図 寄席は12時の開演早々に1階椅子席は満席、後半には2階席もほぼ満席という盛況で、出演者が若かったせいか、観客も相当若い人が増えていました。

終演後は当日参加の6名で打ち上げ会を、末廣亭隣の焼鳥屋「庄助」で行いました
なお、前日参加のお二人も、同じお店で長時間に渡って打ち上げ会をされたとの事でした。

★参加者(敬称略):荒木、井垣、伊藤(順)、栗原、佐藤(俊)、野村、山本、伊藤(徹)、以上8名。

また、偶然にも店で、先ほどトリを演じられた歌奴さんの一行とお会いし、写真を撮らせて頂きました。

トリを演じた歌奴さんの一一行もお店に

トリを演じた歌奴さんの一行もお店に

次回は5月か6月を予定しております。奮ってご参加下さい。

(文・伊藤(徹)、写真・荒木)

 

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