「読書の会」第1回例会を開催

◆開催日=2025年5月31日
◆会 場=小平市 美園地域センター

新しく結成しました「読書の会」第1回の会合を行いました。

会場からビデオプロジェクターもお借りして準備万端で皆さまのご参加をお待ちしていましたが、どなたからも連絡をいただいておりませんでしたし、あいにくの雨で肌寒い日でしたから、私一人だったらYouTubeのビデオでも見て帰ろうと考えていたところ、先輩がお一人来てくださいましたので、無事に会合を開くことができました。

読書にまつわるお話しを伺いましたら、ビジネス関連の書物は仕事上の必要があり読んではいたが、文学関係の書物はハードルが高い、ということでしたので、「青空文庫」の活用をお勧めし、実際にプロジェクターで投影してスマホで一緒に操作してページを開いていただきました。「青空文庫」は著作権が切れている作品や、著作者の許諾が得られた作品を誰でも読めるように公開しているインターネットのサイトです。
◆青空文庫は、こちら

続いて短編小説でも比較的短くて読みやすく面白い作品として、
・夏目漱石『夢十夜』
・星新一『ノックの音が』(「ショートショート」で有名なこの作者は、ほとんどが文庫本でも数ページの作品ですね)
・中島敦『名人伝』(皆さまも高校の国語でお読みになったと思いますが、中国の詩人が虎になってしまう話『山月記』の作者です)をご紹介しました。

次回以降は一冊の本を参加者で読み合うだけでなく、シーズンごとに「純文学」「歴史物」「人物伝」などテーマを決めて本を紹介し合うような企画も考えていこうとのご意見をいただきました。

次回は7月もしくは8月の開催を見込んでおります。第2回は『夢十夜』の十の話の中でどれが印象に残ったか、というような話題から始めて行こうと思います。日程が決まりましたら事務局を通してお知らせいたします。暑い時期ですが皆さまのご参加をお待ちしております。

【参加者(敬称略)】 広山、 樋口。

(文=樋口昌典)

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