南大菩薩連峰 天目地区 民宿旅館「高山荘」
(2019年11月27日~28日)
秋も深まった11月末に、山梨県甲州市大和町の戦国大名武田家最期の地の大菩薩峠へ続く標高1,150 mの自然豊かな山宿「高山荘」に行ってきました。
この2日間は天候が悪くしかも寒く、2日目には雨に降られた温泉行きでした。
参加者は11名、内10名がJR国分寺駅改札に13時30分集合、中央線の遅れがありましたが、高尾駅には時刻通りに到着し、湯河原在住の大屋さんと会って、約15分後れの長野行きで参加者全員が車両の三分の一ほどを占拠して甲斐大和に向かい、待合せ時刻を約20分遅れて到着、高山荘のお迎えの車2台に分乗して宿へと出発しました。
途中、武田家が合戦で使っていた鉄製軍配など多くの文化財を所蔵している「栖雲寺」に立ち寄り、崖にできている石庭などを見学しました。
宿は、正真正銘の一軒家で、明るく話好きの女将さんが出迎えてくれました。
6つの六畳間に分かれての宿泊となりましたが、2階と3階の部屋だったので飲んで踏み外したら転げ落ちそうな急な階段には往生しました。
早速に大きな岩のあるお風呂に順番に入って、夕飯までの約1時間、大屋さんご持参の美味しいおつまみで一杯飲みながら楽しいお話をしました。
18時からは夕飯、イワナの甘露煮と山の幸を使った手作り料理、健康を祝しての乾杯のあとは会話とお酒と料理、そして小山さんの民謡など皆さん大いに楽しみました。
食事のあとも大広間で二次会を実施、お酒、焼酎、ビールとかなりの量を飲んで22時頃に解散して就寝しました。
二日目は早い人は6時頃からお風呂に入って体を温めて、朝食は7時半からでした。
この日は、勝沼ぶどう郷に行く計画、勝沼まで車で送って貰うことを女将さんと交渉成立、車の準備等に時間がかかり、10時頃の出発となりました。
宿から勝沼まで、途中で武田勝頼公の菩提寺「景徳院」を写真撮影して、約1時間で到着、運転手に全員参加の写真を撮って貰っておさらばしました。
先ずは「葡萄酒資料館」で山梨の葡萄作りの歴史や昔の道具などを見学しました。
隣にある「シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー」でワインの試飲を楽しんだり購入したりして12時前にタクシーに分乗して勝沼ぶどう郷駅に、帰りの時刻を調べて昼食へ。
お蕎麦の昼食をもくろんだが駅前にはなく、タクシーの運転手のお勧めのイタリアンのお店で美味しい前菜、パスタそしてワインを楽しんで、帰路につき二日間の癒しの旅も無事に終えることができました。
(文:中村 写真:國友、末次、中村)
【参加者(敬称略)】
伊藤徹、大屋元治、河崎健治、國友康邦、古林繁、小山雄一、篠原哲、末次浩一郎、瀧川清、中村泰三、山本浩(計11名)