第33回名曲を聴く会の報告

開催日:3月25日(金) 午後1時より3時まで
場  所:国分寺駅北口 名曲喫茶「でんえん」
会  費:1,000円(コーヒー・菓子付き)
曲  目:次の2曲
(1)チャイコフィスキー 交響曲第五番
   セルジュ・チェリビダッケ指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

名曲_201603_チャイコフスキー_1

名曲_201603_チャイコフスキー_2

指揮者の名前は初耳であるが、実はフルトベングラーの統率するベルリンフィルの指揮台で活躍した指揮者のようである。
永年、レコード録音を拒否し続け、日本でのレコード登場が遅れ、本件も放送録音盤のようである。
交響曲第五番は第四番の作曲よりかなり時間が経過してからの作品であるが、他の作曲家の活躍に刺激され作曲したもので、昨今、五番、六番(悲愴)の方がよく演奏されるのは、興味深い。

(2)ブラームス ドイツレクイエム
ブルーノ・ワルター指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック ウェストミンスター合唱団

名曲_201603_ブラームス_1

名曲_201603_ブラームス_2

名曲_201603_ブラームス_3

ブラームスが有名になったのは、この曲によるものと言われている。
モーツァルトなどの他のレクイエムは、カトリック教会において死者の安息を神に願う、典礼音楽のことであり、ラテン語の祈祷文に従って作曲されている。
これに対して、ブラームスはプロテスタント信者であり、ドイツ語版の聖書に基づき、歌詞として使用している。また演奏会用作品として作曲され、典礼用としては考えられていないようである。

本日の参加者(敬称略):荒木、竹内、小川、以上3名
名曲_201603_風景
【次回開催日】
日 時: 4月22日(第4金曜日) 午後1時より3時まで
場 所: 国分寺北口 「でんえん」
会 費: 1,000円 (コーヒー付)
曲 目: 次の2曲
(1)ブラームス 交響曲第二番
   ブルーノ・ワルター指揮  コロンビア交響楽団
(2)シューマン ピアノ四重奏曲、ピアノ五重奏曲
  ピアノ:イェルク・デムス  バリリ四重奏団

(文: 小川 写真: 荒木)

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