俳句三選

小平稲門会の会員・藤田昌煕さん(1963文)が早稲田大学時代の仲間と催している句会で、選者として選んだ俳句三句の投稿がありました。

【藤田昌煕選】
棺閉づひときわ激し法師蝉
(評:愛しい人を見送った時、何故かツクツクボウシの鳴き声が耳に残っている。)

雨あがる濡れ声しみる法師蝉
(評:そんな法師蝉の声が雨上がりには段と激しく聞こえる。)

夫も子も戦地に送らず終戦日
(評:こんなことを言っただけで国賊呼ばわりされる時代があった。
 戦後80年の平和は貴重。護ってゆきたい。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です