早慶戦で1勝2敗、勝ち点取れず3位に
慶大が40度目の優勝
東京六大学野球・秋の早慶戦は、早稲田大学が慶應義塾大学に1勝2敗と負け越して勝ち点をあげることができず、6季ぶり47度目の優勝を逃し、2023秋季リーグ戦の順位は3位に終わりました。優勝は慶大で、4季ぶり40度目の頂点に立ちました。
今季のリーグ戦は、早慶戦で勝点をあげたチームが優勝する重要な一戦となりました。10月28日(土)に行われた1回戦は九回、早大は慶大に2-1と逆転されましたが、その裏、同点とし、さらに無死満塁のチャンス。代打に起用された小澤周平選手(スポ科2年、健大高崎)が右中間に適時打を放ち、早3-慶2と逆転劇を演出。優勝に王手をかけました。
翌29日(日)の2回戦は、慶大の1年生投手・竹内丈選手(桐蔭学園)の好投にはばまれ早0-慶4の零封負け。対戦成績が1勝1敗となり、優勝は3回戦にもつれ込みました。
30日(月)に行われた早慶戦3回戦。今年のプロ野球ドラフト会議でソフトバンクから3位指名を受けた慶大主将の廣瀬隆太選手(4年、慶應義塾)が左翼へ2ランを放って先制。早大は6回に1点を返すも、慶大は7回に本間颯太朗選手(3年、慶應義塾)のソロ本塁打を含め3点を追加。早稲田は追撃するも及ばず、早3-慶5で対戦成績を1勝2敗とし、勝ち点を取れず優勝を逃しました。
秋季リーグ戦は慶大が勝ち点5の完全優勝を果たしました。2位は勝ち点4の明大、早大は勝ち点3の3位に終わりました。
【秋の早慶戦応援ツアー参加者2名(50音順、敬称略)】大島二典(1969理工)、北橋捷之(1967商)
(広報/1972商・二又祐一)