秋晴れの下 ホームカミングデー・稲門祭開催

~10月22日(日) 昨年に続き対面形式で

早稲田大学が卒業後15年・25年・35年・45年・50年目の節目の年を迎える校友を招待して行う「ホームカミングデー」と、早稲田大学校友会の最大のイベント「2023稲門祭」が秋晴れの10月22日(日)に行われました。

58回目を迎えたホームカミングデーに招待されたのは、1973・1974、1978・1979、1988・1989、1998・1999、2008・2009の各年次卒業生。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年度は開催が中止となり、翌21年度はオンライン開催(2021年度)となったため、今年度は昨年度に続いて2年次分の招待対象校友が出席し、戸山キャンパスの早稲田アリーナで午前と午後の2回に分けて行われました。
記念式典は、NHK大阪放送局の高瀬耕造アナウンサー(1999商)の司会で始りました。まず、田中愛治・早稲田大学総長が式辞を述べ、「平素から校友の皆様からの激励や支援に心から感謝しています。総長就任以来、校友会の力強さと頼もしさ、母校への温かい思いを身にしみて感じています」と謝意を表し、「それだけに校友の皆様には母校を誇りに思っていただけるよう、世界で輝くWASEDAを目指して邁進してまいります」と抱負を語りました。
招待年次代表挨拶は、2009年に『終の住処』で芥川賞を受賞した小説家の磯﨑憲一郎氏(1988商、卒業36年目)が行いました。同氏は、早稲田大学を目指した理由や漕艇部時代の思い出を語りました。

李・高麗大学校校友会元会長に名誉博士号を贈呈
今回の式典で早稲田大学は、早稲田大学校友会と友好交流協定を結んでいる韓国の高麗大学校校友会・李鶴洙(イ・ハクス)元会長に名誉博士の学位を贈呈しました。李氏は、サムスングループ経営幹部の一人として、サムスングループと早稲田大学の緊密な関係の構築に重要な役割を果たしてきました。また、校友会会長として早稲田大学と高麗大学校の友好関係、学術・スポーツ交流、校友会員交流等に大きく貢献し、早稲田大学の国際化に寄与してきたとして、名誉博士の学位を贈ることにしました。

名誉博士号の学位記を手にする李鶴洙・高麗大学校校友会元会長(左)

 

2023稲門祭 「心のふるさと早稲田」をテーマにイベント展開

2023稲門祭は、卒業年次が1983年と1993年の校友によって運営されました。テーマは「心のふるさと早稲田」。恒例の「稲門音楽祭」のほか、「心のふるさと早稲田」を奏でるワセオケコンサートや「心のふるさと早稲田からお送りするWA(話・和)芸の継承」「心のふるさと早稲田でパラスポーツを楽しもう!!」など、稲門祭のテーマを反映したイベントが展開されました。

男性チア“SHOCKERS” OBによるパフォーマンス。大隈庭園で

大勢の来場者でにぎわった早稲田キャンパス

また、稲門医師会による「今、知りたい 感染症に負けない健康法」の企画では、シンポジウム形式でディスカッションが行われました。
当日は好天に恵まれ、キャンパスは来場者でいっぱい。「心のふるさと早稲田」を楽しんでいました。

(広報/1972商・二又祐一)

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