第40回散策の会 報告

福生の玉川上水と多摩川を歩く

平成30年9月29日(土)

このところ都会めぐりが続いたのと、この夏の猛暑続きに水が恋しくなったので、じゃあ水辺にしようとここを選びました。ところがこの日は沖縄に台風24号が襲来し、その影響で秋雨前線が刺激され、福生も午後から雨が降り続ける始末。そのうえ、これぞという目玉に欠け、公園々々の“ベタ”なコースでしたが、愚直に歩く道、おしゃべりしながらのブラブラ歩きの通り、それなりにお楽しみを見つけていただけましたでしょうか?

福生は「散策の会」では初めて訪れる方面ですし、しかも小平駅からだと新宿へ行くよりも近いので、帰宅時間を気にせず飲める・・・。そんなことからか15人の参加者に拝島駅に集まっていただき、コンコースでの集合写真のあと13時45分にスタート。

いざ! 雨の散策に出陣・・・。その前に駅のコンコースで記念撮影。ホッ!

☆水喰土(みずくらいど)公園(福生市熊川1359-1)
玉川上水を掘削の際、水を流したらこの辺で水が残らず地中に吸い込まれたことから、“水を喰う土”というこの名が付きました。つまりはこの辺の厚い砂利層が水を吸い込んでしまった失敗作業だったのです。そのために仕方なく北側へルート変更して、工事を完成させました。この公園内には当時の掘削の跡が保存されていて、階段で7メートルほど下ると堀底に降りられます。草ボウボウで、いわれなければそれと分からぬ存在ですが。
拝島駅から玉川上水沿いに「日光橋公園」という名の細長い緑地帯が600メートルほど続き、八高線をくぐり、この公園につながります。また、ここの北には広大な米軍の横田基地が拡がっています。

日光橋公園橋の下で説明。濡れないね!

雨の水喰土堀跡。水溜ってるよ?

ほたる公園(南田園3-9-1)
水喰土公園で玉川上水におさらばして西行し、青梅線や五日市線の踏切を渡り、奥多摩街道を約1キロ北上。東の玉川上水と西の多摩川が500メートルほどに接近した位置の中程にこの「ほたる公園」がありました。
拝島崖線上にある奥多摩街道からは、左手に多摩川を望み、その奥に今日は雨雲に阻まれて見えませんが、南多摩の山並みが連なっているはずです。しばらく歩き、20数段の階段で崖線を下りると楕円形の「福生ホタルドーム」が目に入ります。この辺では昭和30年代まではたくさんのゲンジボタルが生息していましたが、その後減少していくため、人工飼育する施設として昭和48年に設置されました。例年6月の「福生ほたる祭」では500匹のホタルが放たれ、大勢の人で賑わうそうです。

滑らないようにね。階段倒しに?

蛍の人工飼育施設ホタルドーム

☆多摩川中央公園(北田園1-45)
多摩川沿いにある南北700メートルもの長さを持つ広大な公園です。河川敷と一緒になって、どこまでが公園なのか区別がつきません。小雨に煙る緑一色の公園の中で、オオハルシャギク・キバナコスモス・ハギなどが咲く区画が彩りを添えています。ここは小川、花壇、BBQ場、野球場などがあるファミリー向けの施設です。公園からは木々が邪魔をして川はまったく見えません。多摩川に来て川を見ずに帰るのはなんとも心残りです。そこで雨を含む草むらの中の獣道のような細道を下り、水流の見える地点まで足を運びました。目の上には五日市線の鉄橋がそびえています。玉川上水の羽村取水堰はここから約4キロ上流にあります。
この公園の南端には大きな福生団地があり、その間を抜け次の公園に向かいました。

雨に濡れた花は可愛いいねえ~

カメラマン 決死の覚悟で多摩川を撮る

☆下の川緑地せせらぎ遊歩道公園(熊川2335-11)
中福生公園から福生南公園まで2キロほど続く長い遊歩道ですが、今回は途中から入り途中で抜けました。拝島崖線に沿い流れる小川はその名のごとくか細く、雨のせいかやや透明さを欠いています。下見の時に見たクリスタルのような輝きをぜひ見ていただきかったのに残念。

せせらぎ遊歩道公園。崖線からの流れは雨でも美しい


☆熊川神社(熊川660)

道中の崖線を昇ったところに熊川神社があり、参拝だけでもと寄ってみました。境内には不精者に好都合な「1か所七福神」の石像があちこちに立ち並んでいて、手を合わせたまま体をぐるりと180度回転してお参りしてきました。きっと来春の「七福神めぐり」までは福が持続するでしょう。神社の脇には熊川分水が豊富な水を運んでいました。

お参りよりもまず雨宿り! すみません「七福神さま」


【散策後の懇親会】

拝島駅近くにある「や台ずし拝島町」の暖簾をくぐりました。グレードは飲み放題のプレミアムコースで4,000円といういつもの相場。多くの店では〆は鍋の残り汁で作る玉子雑炊とか煮込みうどんが定番ですが、この店は寿司屋を名乗るだけあって、それが握り寿司なのには感心しました。そのほかにも鮎の串焼きなども出てきて、おおむね好評でした。
拝島駅で解散したほろ酔いでいつもより饒舌な一行は、19時前には西武線やJR線へと分かれて行きました。

今日の店は気に入った!<鮎の串焼き><にごり酒>・・・未だ出てなかった!

【参加者】
荒木・伊藤(徹)・大河原・大河原夫人・国友・小林・佐藤(俊)・篠原・滝沢・竹内・田中・千葉・松村・村木・山本(15名)

(文=佐藤(俊)、写真=荒木)

 

第52回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第52回例会を9月21日(金)に開催しました。

・日 時: 平成30年9月21日  15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者:荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川(裕)、河崎、國友、佐藤(俊)、篠原夫妻、冨平、野村、早川、村木、山本、計15名(50音順・敬称略)

8月を休んで2か月振りの例会、小雨の中を集まった14名に現役早大生が加わるサプライズ例会となった。持ち寄りのワインが11本。フランス産4、イタリア産3、日本ワイン2に加えて南ア、アルゼンチンと相変わらずの賑やかさ。

年の差○○歳も何のその。「まずは乾杯!!」

ワイン研会長から、「今日は我々の孫世代と言っても良い若いゲストが参加です」と特別参加の早大生・小川裕太郎君(理工・建築科2年)の紹介で始まった。まずは今日の乾杯役・國友さんの発声で小川君歓迎も含めて勢いよく「カンパーイ」の声が部屋に響いた。乾杯ワインは「キスヴィンスパークリング」。6月のワインパーティーに招いた斎藤まゆさんからのプレゼント。

「先輩に会いに行こう」企画の様子をタブレットで説明

何故現役が参加? といぶかる皆に小川君が自己紹介。説明によると大学教務部が行った9月4日-7日の「先輩に会いに行こう! 山梨県編」企画に参加、訪ねた先輩の一人が「ワイン造りは喜びそのもの!」というキスヴィンの斎藤まゆ先輩だった。斎藤さんからワイン造りの話を聴き、実際にシャルドネ収穫の実体験もした。話すうちに「小平に住んでるならワイン研を訪ねたら」と斎藤さんに紹介されて参加したという。20歳になったばかりの若人、近くに坐った会員からの質問攻めに会ってこの日の人気を独り占めにした。

一升瓶も氷で冷やしながらのデカンタに移してお洒落に

今回のワインの注目は「甲州辛口」(山梨・モンデ酒造)の一升瓶(1800mL)。グラスにどうして注ごうかとソムリエ役は思案したが、心配無用。荒木さんが「叔父の形見です」とデカンタを持参。お蔭でこれに移して順次皆のグラスに注いでスマートに飲むことができた。
日本ワインの代表・甲州種に続けて本場フランス・シャブリのシャルドネ、南アのシュナンブランス種と白ワインを味わううちに「サンマには白が合うね」との声にサンマの焼き方やら「今年のサンマは大きくって美味しい」としばしサンマ談義に花が咲いた。サンマといえば、この日のカサグランデのマリアージュ料理は「さつま芋 人参 きゅうりのマスタード入りマヨネーズ和え」「スタッフド エッグプラント」「チキン南蛮スパゲッティ添え」の三種。いつもながらの店の心尽くしに感謝。

井垣会長の資料は凄いなあ~~皆さん大絶賛。大学生もびっくり

話が弾むうち、恒例の「ワイキキタイム」に。飲むだけでなくワイン業界の動きを知っておくのも当会の勉強の一つ。今回は最近のワインに関する新聞記事などの紹介。まず、世界的猛暑で農産物が大きなダメージを受けるなかで「強い日差しで糖度高まりワインは当たり年? 来夏のお楽しみ」(日経)、ワイン研でゲストに招いた越後屋美和さんの「東京ワイナリー」で、練馬区が主導して練馬産ワインに注力、都市農業のPRをしていく記事(日経)、国内製造ワインの「表示ルール」が10月から厳しくなる(日経)、今世界的にロゼワインの人気が高まっている(朝日)に加えて、「ワインはどこで保管するか」など家ワインの基礎知識や楽しむワイングッズの紹介(JCBプレミアム誌)。しばし飲む手を休めて資料を読み込んだ。

会の進行は2人のソムリエさんに任せて・・・(ご苦労様です!)

白を飲み干して赤に。フランス・ボルドーのメルロやピノ・ノワール、イタリアのサンジョヴェーゼ種ワインなどが空いていくが、今回は持参者の説明も少なく、いまやすっかりソムリエ役に定着の河崎さん、冨平さんに開ける順序をまかせてもっぱら会話と飲み方にまわった参加者たち。学生さんが参加だからというわけでもなかろうが、いつの間にか山本・伊藤(順)の両米寿先輩の学生時代の写真まで登場するなどいつもながらの賑やかさのなかで時間が過ぎていった。

「小川君、またお出で!」「総会に来ると良い」「BBQが良いよ」

コーヒータイムになって、ワイン研会長から10月封切の映画「ウスケボーイズ 日本ワインの革命児」の紹介があった。シャトーメルシャンでワイン醸造を手掛け晩年はワインコンサルタントとなった麻井宇介氏を師と仰ぐ山梨大学大学院のワイン研究仲間たちが「日本ワイン」の道を開拓していく実話に基づくもの。ワイン研と映画研究会のコラボで30周年記念イベントに参加の「ウスケボーイズ」映画鑑賞会を10月22日(月)に開催するとのこと(詳細は稲門会HP参照・参加申込受付中)。そして、最後に小川君の「楽しかった」との感想を聞いて例会は 賑やかなうちに終えた。この日飲んだワインは一升瓶を含めて8本、3本を次回に持ち越しとした。

散会後は有志のカラオケタイム。参加の7名は店の「新装記念超格安料金」の恩恵を受けての楽しい一時を過ごした。

次回は10月26日(金)に5回目の恒例ワイナリーツアー。今年は「電気ブラン」でお馴染み浅草・神谷バーを開いた神谷傳兵衛氏が、茨城・牛久に開設したわが国最初の本格的醸造場といわれる「牛久シャトー」に行きます。すでに多くの申し込みを受けています。11月の例会は都合により第3金曜日ではなく「第5金曜日の30日」ですのでご注意ください。

(文=井垣、写真=荒木)

第59回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年9月28日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎ショパン ピアノ協奏曲第2番 へ短調 Op. 21
      アンダンテ、スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
 ピアノ クリスチャン・ツィーマーマン
     ロス・ローゲスト
ショパンには有名なピアノ協奏曲第一番があるが、第二番の方が先に作曲されて世に出ている。第一番ほど華麗さはないが、自由な構成を持つ協奏曲である。
大ポロネーズは、本来は管弦楽付の作品だが、今日ではピアノ協奏曲として演奏されている。

◎べートーヴェン 七重奏曲 変ホ長調 Op. 20
 ウィーン八重奏団
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴットのための六楽章からなる協奏曲である。

●本日の参加者:小平、国分寺の栗原、清水会長と小川の3名。
おって、
小平、国分寺稲門会の両会長が行事の打合せをこの機会に行われた。
例によって駅ビル9階のイタリアン・レストランで先ずビール、それから赤・白ワインを。ピザ二皿注文、一皿はメニューにないビスマルクというピザを清水さんが特注、さすがの知識の深いところを披露された。

【10月の例会】
10月19日(金)に。今回は第4金曜日の26日がワイン研のOUTINGのため、3週の19日に繰り上げた。くれぐれも要注意。

曲目は次のとおり。
〇リスト
・ハンガリー狂詩曲(19曲)の中から6曲(2, 5, 9, 14, 15, 19番)
 ピアノ ロベルト・シドン
〇モーツアルト
・ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲
 ヴァイオリン フランツ・ジョセフマイャー  ヴィオラ オットー・グラフ
・管弦楽のための協奏交響曲
 ホルン ウオルター・レクスット  ファゴット クラウス・ボッキー
 クラリネット ハンス・ダインッァー  オーボエ ヘルムート・フッケ

(文:小川、写真:荒木・清水)