早稲田だより 2017年3月号(2)

2017年3月29日

ニュース
9 研究分野で世界100位以内にランクイン
~早稲田大学の研究力~

 英国の大手教育調査機関QS社が、研究分野別の世界大学ランキング QS World University Rankings by Subject 2017 を発表しました。それよにると、早稲田大学は全46分野のうち9分野が100位以内にランクインしました。
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 【イベント
■會津八一記念博物館

(1)特集展示「2016年度會津博への贈りもの」
2016年度に會津八一記念博物館に寄贈された作品や関連資料が展示されています。入館無料。
・日  時: 4月22日(日)まで、10:00-17:00(入場は16:30まで)
・会  場: 會津八一記念博物館2F  常設展示室
・閉館日: 日曜・祝日
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(2)「茶の道具」展
富岡重憲氏が蒐集した唐物、和物から高麗茶碗に至るまでの茶碗の数々と、釜、茶入、茶杓、花生、床を飾る軸物などの茶の道具が展示されています。入館無料。
・日  時: 4月28日(金)まで、10:00-17:00(入場は16:30まで)
・会  場: 會津八一記念博物館1F  富岡重憲コレクション展示室
・閉館日: 日曜・祝日。休館日に注意。
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(以 上)

 

早稲田だより 2017年3月号

2017年3月6日

●杉原千畝物語 オペラ「人道の桜」のお知らせ

早稲田大学が後援する杉原千畝物語オペラ「人道の桜」が、次の要領で上演されます。

早稲田大学出身の杉原千畝は、第2次世界大戦中に約6,000人のユダヤ人の命を救った外交官。「早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)千畝ブリッジングプロジェクト」は、杉原千畝の功績を伝える活動を展開しています。

・日   時: 3月25日(土) 14:00開演・18:00開演(完全入れ替え制2回公演)
・会   場: 新宿文化センター大ホール。地図は、こちら
・入場料: SS席10,000円、S席8,000円、A席6,000円
詳細は、こちら

なお、今回のオペラは「史実に忠実で、人道に生きた杉原の功績を正しく伝える作品」であることから、早稲田大学の学生、および付属中学校、高等学校の学生に杉原の生き方を知ってもらう良い機会になることから、学生を「無料招待」として早稲田大学が後援することになりました。

しかし、開催経費が不足し、オペラを主催する杉原千畝物語オペラ「人道の桜」制作委員会から、稲門会に寄付の依頼がまいりました。学生招待人数、寄付金の振込先、問い合わせ先は、こちら

(以 上)

早稲田だより 2017年2月号

【ニュース】
■渡辺一平選手が世界記録樹立を報告
男子200m平泳ぎで2分6秒台のタイム
早稲田大学スポーツ科学部2年・渡辺一平選手は129日、東京辰巳国際水泳場で行われた競泳の北島康介カップ2017「東京都選手権」で、男子200m平泳ぎで2667世界新記録で優勝しました。同選手は22日、鎌田 薫総長らに世界新記録樹立を報告しました。
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お茶の水女子大学と早稲田大学が「連携及び協力に関する協定」を締結
1月31日に協定調印式行う
早稲田大学とお茶の水女子大学は1月31日、「国立大学法人お茶の水女子大学と学校法人早稲田大学の連携及び協力に関する協定」を締結しました。両大学における研究・教育・産学連携・地域社会への貢献と相互発展に資することを目的としたもの。
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TOEIC® Program 関連サイトが国際化進める早稲田大学を動画で紹介
-国内の大学では初の掲載-
英語によるコミュニケーション能力を高めるために開発されたTOEIC ® Programの関連サイトが、国際化を推進する早稲田大学を動画で紹介しました。国内の大学で紹介されたのは、早稲田大学が初めて。
動画は「Perspective from an Academic Institution」と「A Student’s Perspective」の2編で構成され、英語が、国際化を進めるうえで必要不可欠であることや、学生が研究を行ううえで重要なツールとなっていることを伝えています。
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【画像で見る・知る早稲田】
「早稲田の四季」の『秋編』が完成
季節ごとのイベントやキャンパス風景を通じて、早稲田大学の魅力を紹介する動画「早稲田の四季」の『秋編』が完成しました。ホームカミングデー・稲門祭、早稲田祭、ラグビー早明戦などを紹介しています。
動画はこちら

【イベント】
會津八一記念博物館「茶の道具」
富岡重憲氏が蒐集した唐物、和物から高麗茶碗に至るまでの茶碗の数々と、釜、茶入、茶杓、花生、床を飾る軸物などの茶の道具を展示します。入館無料。
・日程: 3月1日(水)-4月28日(金) 10:00-17:00 (休館日に注意)

・会場: 會津八一記念博物館 1階富岡重憲コレクション展示室
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【訃 報】 山中 毅さん
1956年のメルボルン、60年のローマ、64年の東京五輪に出場し、競泳代表で計4つの銀メダルを獲得した自由形の元世界記録保持者で、小平稲門会会員の山中 毅さんが210日、逝去されました。ご冥福をお祈りします。
早稲田大学発信のお悔みのメッセージは、こちら

(以 上)

早稲田だより 2017年1月号

内閣府再就職等監視委の調査結果に大学がコメントを発表
文部科学省の再就職斡旋をめぐる問題で、内閣府の再就職等監視委員会は調査結果を公表しましたが、この結果について1月20日、早稲田大学がコメントを発表しました。
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 【動画・静止画像で見る・知る早稲田】
大学の未来とは…。
鎌田総長が、校友の寺島実郎・多摩大学学長とBS11で対談
こちら

 ●「一陽来復」のお守りを求める人で賑わう穴八幡
こちら

 ●試験の季節
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(以 上)

 

早稲田だより 2016年12月号

早稲田大学卒業生の活躍が世界で評価されました
~QS Graduate Employability Rankings 2017で世界26位、国内1位~

文部科学省は、過去5年間(2012-2016年)の科学研究費助成事業(科研費)の研究分野別新規採択累計数の上位10研究機関を公表しました。それによると、早稲田大学は全351の研究分野中、8分野でトップを占めました。この分野数は、国立大学を合わせた全研究機関の中で8位(私立大学では1位)となりました。
1位となったのは、(1)日本文学、(2)日本語教育、(3)外国語教育、(4)民事法学、(5)新領域法学、(6)政治学、(7)金融・ファイナンス、(8)社会学―の8分野。
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《イベント情報》
會津八一と安藤更生―學藝の継承―
安藤更生(1900-1970)コレクションの受贈を記念して、會津八一と安藤更生にかかわる作品・資料が展示されています。入館無料。

日程: 開催中(2017年1月21日(土)まで) 10:00-17:00
会場: 會津八一記念博物館 1階 企画展示室
詳細: こちら

富岡コレクションの近代絵画
矢部友衛の「裸婦」、近年寄贈された矢部の戦後の代表作「平和署名」、満谷国四郎の「バルコニー」などの油彩画のほか、橋本雅邦、下村観山、橋本関雪による日本画が展示されています。入館無料。
日程: 開催中(2017年1月31日(火)まで) 10:00-17:00

会場: 會津八一記念博物館 1階 富岡重憲コレクション展示室
詳細: こちら

シェイクスピア没後400年記念特別展
「沙翁復興逍遥からNINAGAWAまで」
明治時代、「和魂」を失わないシェイクスピア(沙翁)戯曲の翻訳を試みた坪内逍遥の仕事や、現代において日本的な美意識をちりばめた演出により、本場イギリスの観客をも驚かせた蜷川幸雄の仕事など、日本独自のシェイクスピア受容の歴史にフォーカスを当て、貴重な資料が展示されています。

日程: 開催中(2017年1月31日(火)まで) 10:00-17:00
会場: 早稲田大学演劇博物館 1階 特別展示室
詳細: こちら

《動 画》
動画「早稲田の四季 夏編」が完成
季節ごとのイベントやキャンパス風景を通じて早稲田大学の魅力を紹介する動画「早稲田の四季」の夏編が完成し、公開されました。

夏編では、オープンキャンパス、ユニラブ(早稲田大学理工学術院が主催する小中学生のための科学実験教室)などが紹介されています。
動画はこちらをクリックしてご覧ください。

(以 上)

早稲田だより 2016年11月号

新記念会堂の名称決定  建物が「早稲田アリーナ」、屋上広場は「戸山の丘」に

早稲田大学が4月から7月まで募集してきた新記念会堂の名称が学内選考の結果、次のように決まりました。
■建       物: 早稲田アリーナ (Waseda Arena)
■屋上広場: 戸山の丘 (Toyama Hill)

早稲田アリーナは、これまでと同様にスポーツ施設や式典会場としての利用のほかに、スポーツミュージアムなども整備されます。
戸山の丘は、戸山キャンパスで学ぶ学生や校友などの憩いの場となります。
2019年3月の完成を目指して、工事が進められています。
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《イベント情報》
會津八一記念博物館
(1)登山家・山岳画家芳野満彦の冬山賛歌
日本人初のマッターホルン北壁登攀を達成した芳野満彦(1931-2012)が描いた晩年の絵画3点、凍傷で壊死した部分を切除し小さく(短く)なった足に合わせた伝説の「五文足」(1文は約2.4cm)の登山靴、愛用のピッケルなどが展示されます。入館無料。

日程: 12月7日(水)-16日(金) 10:00-17:00
会場: 會津八一記念博物館 2階 常設展示室
詳細: こちら

(2)會津八一と安藤更生 ―學藝の継承―
安藤更生(1900-1970)コレクションの受贈を記念して、會津八一と安藤更生にかかわる作品・資料が展示されています。入館無料。

日程: 開催中、2017年1月21日(土)まで、10:00-17:00
会場: 會津八一記念博物館 1階 企画展示室
詳細: こちら

(3)富岡コレクションの近代絵画
矢部友衛の「裸婦」、近年寄贈された矢部の戦後の代表作「平和署名」、満谷国四郎の「バルコニー」などの油彩画のほか、橋本雅邦、下村観山、橋本関雪による日本画が展示されます。入館無料。

日程: 12月1日(木)から2017年1月31日(火)まで、10:00-17:00
会場: 會津八一記念博物館 1階 富岡重憲コレクション展示室
詳細: こちら

早稲田大学演劇博物館
(1)シェイクスピア没後400年記念特別展
「沙翁復興―逍遥からNINAGAWAまで」
明治時代、「和魂」を失わないシェイクスピア(沙翁)戯曲の翻訳を試みた坪内逍遥の仕事や、現代において日本的な美意識をちりばめた演出により、本場イギリスの観客をも驚かせた蜷川幸雄の仕事など、日本独自のシェイクスピア受容の歴史にフォーカスを当て、貴重な資料が展示されています。

日程: 開催中、2017年1月29日(日)まで、10:00-17:00
会場: 早稲田大学演劇博物館 1階 特別展示室
詳細: こちら

(以 上)

 

早稲田だより 2016年10月号

鎌田薫総長が仏政府よりレジオン・ドヌール勲章を受章
鎌田薫総長が、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章しました。フランスの高等教育機関等との交流を図り、日仏関係促進への多大な貢献が評価されました。叙勲式は9月28日、在日フランス大使館で行われました。

レジオン・ドヌール勲章は、ナポレオン・ボナパルトが1802年に創設したもので、軍人や文化・科学・産業・商業・創作活動などの分野における民間人の「卓越した功績」を表彰するのが目的。外国人の場合、フランスとの間の経済、文化交流の発展に貢献した功労者等に与えられます。
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■WASEDA University CALENDAR 2017の販売開始
WASEDA University CALENDAR の2017年版が発売されました。早稲田大学が所蔵する美術品や文化財を、和英の解説文を添えて紹介したA3判の壁掛けカレンダーです。定価は500円(税込)。販売店舗はUni. Shop 125など。

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「アシックスキャンパスストア早稲田」がオープン
早稲田大学と総合スポーツ用品メーカーのアシックスは、今年3月からスポーツ振興を通じた地域・社会貢献等を目的とする組織的連携を行っておりますが、このほどその一環としてキャンパス内にスポーツ用品やアシックスとのコラボ商品等をそろえたオフィシャルショップ「アシックスキャンパスストア早稲田」がオープンしました。

動画「早稲田の四季 春編」が完成
季節ごとのイベントやキャンパス風景を通じて早稲田大学の魅力を紹介する動画「早稲田の四季」の春編が完成し、公開されました。春編では、落ち着いた音楽と美しい映像で入学式、100キロハイク、早慶戦(野球)などを紹介しています。

動画はこちらをクリックしてご覧ください。

 

早稲田だより 2016年9月号

2016年8月25日

鎌田薫総長に北京大学名誉博士号

早稲田大学・鎌田薫総長が9月20日、北京大学から名誉博士号を贈呈され、北京大学英傑交流センターで式典が行われました。

鎌田総長は「この栄誉は、私個人だけでなく、早稲田大学の教職員・学生全員に対する信頼と友情の証として授けられたもの…(中略)…。早稲田大学は、本日のこの栄誉を励みとして、北京大学とさらにいっそう緊密に連携しながら、日中両国の友好関係のさらなる発展を実現すべく、優れた人材の育成に力を尽くしてまいります」と述べました。
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《イベント情報》
早稲田文化芸術週間2016―感動が見つかる12日間
早稲田大学最大の文化芸術フェスティバル「早稲田文化芸術週間2016」が10月10日から始まります。今年度は過去最多の44の企画(イベント、展示、ミュージアムツアー、スタンプラリー)が展開されます。
・日 時:10月10日(月・祝)~21日(金)、8:00~20:30(イベントにより異なります)

・場 所:早稲田大学 早稲田キャンパスなど
・主 催:早稲田大学文化推進部

大学がお奨めのイベント・展示は次のとおり。
■展示■「占領期の早稲田 1945~1952 ―新生への模索」
戦災に見舞われたキャンパスの再建、理念や組織の再編、スポーツ・文化活動の再開といったトピックに焦点を当て、戦後、早稲田大学が再出発する姿を活写。入場無料。
・日 時:9月30日(金)~11月6日(日)、10:00~18:00【11月4日(金)は閉室】

・場 所:早稲田大学26号館 大隈記念タワー10階125記念室
・主 催:早稲田大学 大学史資料センター(問い合わせは042-451-1343)

■展示■「落語とメディア」(8月の「早稲田だより」を再掲)
落語とメディアの密接な関係をたどりながら、多様性を見せている落語と落語界の現状が明らかにされます。入館無料。
・日 時:10月1日(土)~2017年1月18日(水)、10:00~17:00(火金は~19:00)

・場 所:早稲田大学演劇博物館2階企画展示室
・主 催:早稲田大学演劇博物館(問い合わせは03-5286-1829)

■展示■「殿姫発掘60周年記念 甦る九十九里の埴輪群像―3D考古学の挑戦―」(同)早稲田大学の故・滝口 宏名誉教授らによる千葉県殿塚・姫塚古墳の発掘60周年を記念し、3次元計測など最先端のデジタル技術を用いた埴輪の研究成果が展示されます。入館無料。
・日 時:10月14日(金)~11月19日(土)、10:00~17:00(入館~16:30)

【日祝休館。10月16日(日)は特別開館10:00~16:00。10月23日(日)・11月6日(日)は開館】
・場 所:會津八一記念博物館1階・企画展示室
・主 催:會津八一記念博物館(問い合わせは03-5286-3835)

■イベント■早稲田大学中央図書館開館25周年記念講演会「私と図書館」
芥川賞作家の堀江敏幸氏、綿矢りさ氏が、学生時代の図書館での思い出や大学図書館の魅力を語ります。さらに、貴重な古典籍や、ブックロボが書庫から本を出納する様子などを大迫力の360°のバーチャルリアリティー映像で公開。図書館オリジナルグッズもプレゼント。入場無料、予約不要。
・日 時:10月21日(金)、15:00~16:30(開場14:00)

・場 所:早稲田大学国際会議場
・主 催:早稲田大学図書館(問い合わせは03-5286-1643)

【その他の展示】
■會津八一記念博物館の秋季特集展示「門神と対聯―暮らしを彩る書画―」
中国の旧正月には厄除けのため門に門神を貼り、門の左右には吉祥句などを書いた対聯を飾る習慣があります。この特集では、人々の暮らしを守り彩ってきた門神と対聯が展示されています。
今回展示されている「門神」は、會津八一の高弟・安藤更生氏(美術史家、早稲田大学元教授)のコレクション。
・日 時: 10月15日(土)まで開催、10:00~17:00(入場は16:30まで)

・場 所:會津八一記念博物館 2階常設展示室【閉館日は日曜・祝日】
・入館料:無料

【動 画】
「早稲田大学トピックス 2015-2016」が公開されました。
早稲田のこの1年の動向・出来事を知ることができます。
動画をご覧になるには、ここをクリック。

 

早稲田だより 2016年8月号

2016年8月25日

海外協定校数は616大学に進む“全学生留学計画”
早稲田大学が創立150周年を迎える2032年に向けて策定された中長期戦略“Waseda Vision 150”では、13の核心戦略によってビジョンの実現を図ろうと計画されていますが、その1つ「グローバルリーダー育成のための教育体系の再構築」では「すべての学生が、留学、海外フィールドワーク、国際ボランティアなど、海外での学習を経験するための体系を整備する」を掲げています。

早稲田大学留学センターの飯野公一所長(国際学術院教授)によると、2015年度には海外協定校数は84か国・地域、616校に達し、国内の大学では“最大級のネットワーク”が構築されました。エリア別でみると、アジアが最も多く214大学、次いで欧州198大学、北米・南米178大学、オセアニア19大学、アフリカ9大学という内訳。海外留学生数は、2012年の2,541人から2015年には3,034に増加しています。国別・長期派遣留学生の行き先ベスト10は、米国が圧倒的に多く485人。以下、英国72人、中国58人、フランス39人、ドイツ38人、イタリア32人、アイルランド/カナダ31人、オーストラリア/スウェーデン25人。

飯野所長は「学生の語学レベルや目的など、一人ひとりのニーズに合わせて選択できるよう、多彩なプログラムを用意しています」と説明しています。

(参考資料:CAMPUS NOW 2016 盛夏号)

《イベント情報》
會津八一記念博物館
(1)「殿姫発掘60周年記念 甦る九十九里の埴輪群像―3D考古学の挑戦―」
早稲田大学の故・滝口 宏名誉教授らによる千葉県殿塚・姫塚古墳の発掘60周年を記念したもので、3次元計測など最先端のデジタル技術を用いた埴輪の研究成果が展示されます。詳細はこちら
☞ 2016年10月14日(金)~11月19日(土)、1階・企画展示室。入館無料。 
 
(2)「中国陶磁の流れ」
新石器時代の「彩陶渦巻文双耳壺」から明清時代の五彩や青花あるいは単色釉の作品まで、中国陶磁史の大筋の流れが富岡コレクション【注】で紹介されます。詳細はこちら
2016923日(金)まで、1階・富岡重憲コレクション展示室。入館無料。
【注】富岡コレクションは、 日本重化学工業株式会社の初代社長富岡重憲氏(1896~1979年)が永年にわたって収集した作品を基本に、(財)富岡美術館時代に寄贈・購入された作品を含むおよそ900件の作品から成り立っています。東洋陶磁と近世書画の2つが大きな柱。2004年、早稲田大学會津八一記念博物館に寄贈されました

●演劇博物館
(1)2016年度秋季企画展「落語とメディア」展
落語とメディアの密接な関係をたどりながら、多様性を見せている落語と落語界の現状が明らかにされます。
☞  2016年10月1日(土)~2017年1月18日(水)、2階企画展示室。入館無料。


早稲田だより 2016年7月号

2016年7月30日

リオ五輪・パラ五輪に学生・校友23名が出場
間もなくリオオリンピック・パラリンピックが開幕します。
早稲田大学からは、オリンピックに学生6名(男女それぞれ4名、2名)、校友12名(同7名、5名)の計18名、パラリンピックには学生1名(男子)、校友4名(同)の計5名が出場する予定です。

早稲田大学競技スポーツセンターがこのほど公開した「2016リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック特設Webサイト」に、出場予定選手の紹介記事や抱負が掲載されています。
https://www.waseda.jp/inst/athletic/wasedasports/olympic/rio/

早稲田大学学生・校友が出場予定の種目別スケジュールは次のとおりです。
オリンピック(開催期間8月5-21日)
http://www.waseda.jp/inst/athletic/assets/uploads/2016/07/rio2016_schedule2.pdf
パラリンピック(開催期間9月7-18日)
http://www.waseda.jp/inst/athletic/assets/uploads/2016/07/riopara2016_schedule.pdf

公式サイトは次のとおりです。
https://www.rio2016.com/en
https://www.rio2016.com/en/paralympics

政経2年・南谷さんが7大陸最高峰を制覇―日本人最年少の快挙
早稲田大学政治経済学部2年の南谷真鈴さんが7月4日、北米大陸のデナリ(マッキンリー)の登頂に成功し、7大陸最高峰制覇を達成しました。南谷さんは1996年生まれの19歳。5月にエベレストの登頂を果たし、日本人最年少記録を塗り替えたばかりでした。

実績は次のとおり。
2015年1月 アコンカグア 6,959m(南アメリカ大陸)
2015年7月 キリマンジャロ 5,895m(アフリカ大陸)
2015年12月 コジオスコ 2,228m(オーストラリア大陸)

2016年1月 ヴィンソン・マシフ 4,892m(南極大陸)
2016年3月 エルブルス5,642m(ヨーロッパ大陸)
2016年5月 エベレスト 8,848m(アジア大陸)【日本人最年少】
2016年7月 デナリ 6,190m(北アメリカ大陸、
資料 http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2016/07/16072114_wear.html

(注)デナリはこれまでマッキンリーと呼ばれていましたが、米政府は2015年8月からデナリを正式な呼称としました。標高は以前、6,194mとされていました。

山中毅さんを早稲田大学スポーツ功労者として表彰
早稲田大学は5月に行われた「早稲田大学スポーツ功労者表彰式」で、メルボルンおよびローマオリンピックの競泳銀メダリスト・山中毅さん(小平稲門会会員)をスポーツ功労者として表彰しました。
山中さんは、1956年のメルボルン大会では石川県立輪島高等学校3年生として出場し、400m自由形と1500m自由型の2種目で銀メダルを獲得、800mリレーで4位に入賞しました。1960年のローマ大会では早稲田大学4年生として出場、400m自由形と800mリレーの2種目で銀メダルを獲得し、1500m自由形で4位に入賞。1964年の東京大会でも、400m自由形で6位に入賞しました。

早稲田大学は「卓越した競技力で多くの日本人に勇気を与えるとともに、日本水泳界に永年にわたり多大な貢献をした」として、山中さんを表彰しました。

「スポーツ功労者」は、早稲田大学が創立百周年を記念し、スポーツの振興に顕著な功績のあった校友を表彰することを目的に1982年10月、「スポーツ功労者表彰規程」を制定。スポーツ界に貢献した70歳以上で、かつオリンピック大会3位以内の入賞者などの基準に該当する功労者を選定、表彰しています。