ゲストティーチャー授業参観記

小平二小の授業を参観して感じたこと

42商・鈴木昭助

小平稲門会のゲストティーチャー授業はどのようにして行われているのかと興味を持ち、2015年2月17日に初めて小平市立第二小学校6年生の授業を参観させていただきました。

今回のゲストティーチャーは1クラス約20名(合計64名)の3クラスで行われました。大島二典さんは「海外での仕事と暮らし」、小山雄一さんは「印刷の色と工場」、峯岸敏雄さんは「百貨店を探検しよう」というテーマで、銘々が主に会

社勤務時代に得た知識と経験を基にした約1時間半の授業でした。

左から森 拡司小平二小校長と、講師陣の大島、小山、峯岸の3氏

左から森 拡司小平二小校長と、講師陣の大島、小山、峯岸の3氏

私は初めての経験でもあり出来るだけ3クラスを平均に参観しようと思い、1時間半の間に3つの教室を行き来した関係で断片的になりますが、以下のようなことを感じました。

先ずは、銘々の講師が教えていることは普段の授業では得られない、まさにゲストティーチャーだからこそのものであること。また教えるための資料の収集も大変だったと思われますが、それに基づいて授業を進めていること。そして、具体的な例を挙げて説明を行い、あるいは生徒にいま教えたことを実際に教室の中で実行させたりして非常に良いことだと思いました。

一方、ほとんどの生徒は興味深くゲストティーチャーの話を聞いていました。クラスによっては2~3人で雑談をする生徒、一見真面目に聞いていないような素振りの生徒も見られましたが、そのような生徒でも普段の授業とは異なる中で何か一つでも得ていると思いたいです。

小平稲門会がゲストティーチャーを行うことは会員にとっても学校、生徒にとってもいろんなメリットがあると思われます。

次回のゲストティーチャーは2015年5月に第九小学校で予定されているようですが、今後も計画を立てて継続できることを期待いたします。

小平三小でゲストティーチャー活動展開

前年に続き 総合学習「未来へジャンプ」で

今期最初のゲストティ―チャー活動が2014年10月21日(火)の午後、小平市立第三小学校で90分間行われました。授業は6年生の1クラス約30名で編成した2クラスで行われ、どちらのクラスも真剣で、活発な授業となりました。

今回ティ-チャーを務めた会員は中村泰三さんと峯岸敏雄さんのお二人で、峯岸さんは初デビュ-でした。 テーマ「将来何になりたいですか…。日本のために働きませんか」で、ラジオ操作のワークショップも交えて教えた中村さんは「5回目のティーチャーだったが、こども達から『自分の将来設計のヒントを頂いた』等の感想を貰い、嬉しい限りだ。今回は、生徒たちの反応が素晴らしかった」との印象を語ってくれました。

5回目のティーチャーを務めた中村さん

5 回目のティーチャーを務めた中村さん


「デパートを探検しよう」のテーマで、多くの写真やケーススタディを取り入れて授業した峯岸さんからは「『お客様にいかに気持ちよく買い物を楽しんで貰えるか』というデパートでのおもてなしサービスについて語ったが、こども達が想像以上に感性豊かに受けとめてくれて感動した。活動の影響の大きさを実感した」との初体験の感想がありました。

「デパートを探検しよう」のテーマでレクチャした峯岸さん

「デパートを探検しよう」のテーマでレクチャした峯岸さん

授業の後の反省会では、校長先生、6年担任の先生方から「大変貴重な話だった」との熱い感謝の言葉があり、気持ちの良い授業ができたことを関係者一同喜びました。

後日、生徒さん全員から中村さん、峯岸さんへそれぞれ御礼と感想文集も届けられました。

年明けの2015年1月には小平市立第二小学校でも活動を行う予定です。

(担当:小山雄一記)

小平三小で ゲストティーチャー

総合学習「未来へジャンプ」で4クラスを担当

2013年10月31日(木)の午後、小平市立第三小学校で今年度最初のゲストティーチャー活動が行われました。 6年生全員を希望テーマ別に分けた4クラスで、90分の授業が展開されました。

三小での授業は今回で4年連続、総合学習「未来へジャンプ」の一環で企画されたものです。講師陣は、わが稲門会の馬場正彦、中村泰三、大島二典、小山雄一の4氏。各氏とも受け持つ生徒さんから事前質問を受けるなどして授業に臨みました。

左から、講師を務めた小山、中村、馬場、大島の各氏

左から、講師を務めた小山、中村、馬場、大島の4氏

父兄の見学も数名あり、稲門会からもオブザーバーとして伊藤会長、峯岸副幹事長、穂積幹事にも各クラスを回って頂きました。

今回は、テーマである「未来へジャンプ」に対する先生方の熱意を改めて感じることができました。何よりも生徒さんの真剣で、活発な授業態度に感心させられました。これに応えるべく、わが講師陣の教え方にも一段と熱が入り、どのクラスでも充実した授業ができたと思います。

授業後の反省会では、先生方から「学校のねらいに沿った授業をして頂いた。子供たちも他のクラスでの内容を聞き合ったりして、楽しそうだった。三小の伝統になるとうれしい」などと感謝の言葉を頂きました。

数日後、各クラスの生徒さん全員の御礼と感想を綴った文集も届きました。予想以上に生徒さんが興味を持って、熱心に話を聴いてくれていたことが分り、講師陣も喜んでいます。

(担当:小山雄一記)