第45回名曲を聴く会の報告

日  時:2017年5月26(金) 午後1時より3時
場  所:国分寺駅北口 「でんえん」
名曲を聴く会_201705_1曲  目:次のとおり。
◎シューベルト 即興曲 D899-2,3
シュ―ベルト8曲の即興曲は死の前年に作曲されたと推定されているが、彼の代表的な傑作の一つである。
◎リスト ピアノソナタ 巡礼の年 第2年「イタリア」
巡礼の年はリストピアノ小品集で、4集26曲からなり、第2年「イタリア」は7曲で、ペトラルカのソネット第104番は、その中の一曲である。
◎ブラームス ピアノソナタ ワルツ集
16曲あるが、そのうちの6曲をリパッティの演奏で聴いたが、誠に香り高い名演である。
名曲を聴く会_201705_2以上の曲を、リパッティの演奏で、鑑賞した。

◎ドビュッシー  ピアノ名曲集
ピアノ モニク・アース
モニク・アースはフランスの女流ピア二ストで、ギーゼキングの弟子。ドビュッシー、ラベルを得意としている。
名曲を聴く会_201705_3_410曲鑑賞したが、その中には有名な月の光、アラベスク、亜麻色の髪の乙女などが含まれていた。

今回の参加者:荒木、井垣、栗原、小川、以上4名。

その後、ほんやら洞で、例によってスペインの赤ワイン一本で、論議。この店は開店40周年だそうである。

(文:小川 写真:荒木)

【次回開催予定】
日 時: 6月23日(金) 午後1時より3時
場 所: 国分寺駅北口「でんえん」
会 費: 1,000円(コーヒー付き)

曲 目: 次のとおり。
◎シューマン ピアノ協奏曲
   指揮 カラヤン   ロンドン交響楽団
   ピアノ  リパッティ
◎メンデルスゾーン   交響曲第3番 スコットランド
   指揮 クレンペラー  フィルハーモニア管弦楽団

第38回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第38回例会を5月19日(金)に開催しました。

・日  時: 平成29年5月19日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(徹)、小川、国友、竹内、冨平、野村、早川、村木、山本、以上11名 (50音順・敬称略)

4人のキャンセル待ちまで出た4月例会から一転、暫くぶりに11名の少人数とあって、並んだボトルも8本 といつもは狭いテーブルも今日ばかりは少し余裕が。この日は、フランス3本、チリ3本 と、ハンガリー、ニュージーランド各1本の新・旧産地国の争い(?)。例会では初めて日本ワインを味わわぬ会となった。

冷えたブルゴーニュ白で乾杯!

冷えたブルゴーニュ白で乾杯!

3か月振りにトランプカードで座席、ソムリエ役を決めて、乾杯役の小川さんの音頭で乾杯。早々と運ばれた料理を前に冷えたブルゴーニュの白から始めたが、まずは、4月例会のゲスト、キスビンの斎藤まゆさんからの「皆様の応援を力に、これからさらに日本のワインを味わい深く進化させたいと存じます」とのワイン研宛のお礼の絵はがきが披露された。

キスビン斎藤まゆさんからのお礼状

キスビン斎藤まゆさんからのお礼状

オーナーからのプレゼント 「カサ グランデ」

オーナーからのプレゼント
「カサ グランデ」

次いで、今年の稲門祭(10月15日)記念品購入の協力依頼が担当の村木さんからあり、この日出席の既申込み者にはグッズが配られて「早っ!」。担当役員の熱意が伝わってきた。
ボルドーワインの次は、チリ産の白「カサ グランデ」。例会会場と同名のこのワイン、当会には2度目の登場ながら、実は当店オーナーからの差入れの品。一昨年の統計では、フランス産を抜いてわが国ワイン輸入のトップに立ったという、コストパフォーマンスの高さもあって人気のチリ産ワインを続けて2本味わった。

今回の目玉となったのは、ハンガリーの貴腐ワイン「トカイ アスー5 プットニョシュ1996」。ハンガリーのトカイ地方で作られるこのワイン、この地区独特の濃い霧による湿気によって貴腐菌に侵された白ブドウで造られた貴腐ワインだという。「少し貴腐ワインについて調べてきました」と博識・山本先輩の説明が入る。

この間にボトルを開けようとして思わぬ苦労をしたのが、前回に次いでソムリエ役の冨平さん。コルク栓が古くなっていて巧く抜くことが出来ずの悪戦苦闘の姿をみて山本さん、「実はこのワイン、ずいぶん昔の頂き物でわが家に長年おいてあったもの。誰にいただいたのかも忘れた。横には寝かせておいたが、果たして味の方は?」との説明に、「どこに置いていたの?」と保管の仕方についての厳しい質問も。

ベテランソムリエも苦労

ベテランソムリエも苦労

結局、冨平ソムリエ役が上手にコルクをボトルに沈めて、貴重な貴腐ワインを味わう。「甘くて飲みやすい!」と評判も上々、「17世紀オスマントルコの侵略を受けて住民たちがこの地から逃れている間に収穫されずに残ったぶどうにカビがつき、その腐り始めたぶどうからワインを造ったのが始まりの、世界三大貴腐ワインの1つ」との説明が続いて研究会らしいひとときとなる。

コルクの落ちた貴腐ワイン

コルクの落ちた貴腐ワイン

貴腐ワインを味わったあとはボルドー、ブルゴーニュの金賞受賞ワインが空いていく。頃合いを見て恒例の「ワイキキタイム」に。「ワインの脚って何?」「ソムリエの着ける黒い革製の前掛けを何と呼ぶ?」などのクイズ5問(『クイズの王様』 講談社刊から引用)に「難しい!」と皆頭を抱えた。なかでも有名な「1855年のボルドー・メドックの格付け」のいわれとその基準の解答に、今に続く各シャトーの格付けを知った。

勉強も大切なワイン研です

勉強も大切なワイン研です

という具合にワイン談義に花が咲いたが、ワインには関係なく「阪神の首位はいつまで続く?」「早実・清宮はプロか大学か」など野球の話題から、「小平の美味いうどん店はどこか」の話も出て「ざる蕎麦研のほかに“うどん研”もいいな!」の声も上がって盛り上がるうちに時間は過ぎていき、コーヒータイムに。

ワインがあれば話題は尽きません

ワインがあれば話題は尽きません

最後に、「次回は会場の都合で第5金曜の6月30日に変更したい」との会長の提案に「異議なし」となって、早速「6月参加します」と手が挙がったが、「本日欠席の方のためにも参加申込みは今日の例会報告がHPにアップされた日から受け付けます」と会長が締めて5月例会は終わった。

この後の恒例のカラオケ、6名がワインの余韻を愛唱歌に乗せて熱唱した。
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次回の例会は、上記の通り、6月30日(金)15:00-17:00、於 カサグランデです。お間違えなきように。会費は2,000円+ワンコイン(ワイン持参ない方。任意)。どなたでも歓迎。ただし、会場の都合で14名まで。申込み締め切りは6月25日(日)ですが、早めに井垣(090-1196-1471)までお願いいたします。

 (文=井垣、写真=荒木)

 

第47回ざる研 「荻窪・本むら庵」 報告

1.日    時: 2017年5月15日(月)11時40分、JR荻窪駅西口改札集合
2.場    所: 杉並区上荻2-7-11 「荻窪・本むら庵」 電話03-3390-0325 火 休日
3.参加者: 荒木、伊藤徹、坂本、篠原、鈴木、☆滝沢、竹内、土谷、☆野村、早川、福田夫妻、堀田、村木、☆山本、15名(☆当店連続4回参加者)
4.費    用: ¥60,274 @¥4,000 (不足分¥274は貯留金より支出)

席からの風景

席からの風景

5.経  過:
予定時刻を過ぎても堀田さんが現れないので、今日は1名減の14名と諦めて出発したが、直ぐに西口改札探しに手間取ったご本人と合流、15名全員揃って本むら庵に到着した。
今日は多人数のため8席と7席に分かれ、一体感に欠けることになったが止むを得ない。ビール抜きのスタートを考えていたがやはり荻窪からの歩きでビールが欲しくなり、どうせ飲むなら飲める個所限定の「白穂乃香」(サッポロビール限定出荷、生きた酵母を封じ込めた無濾過の生)にしたが、予め注文してなかったので全員に行き渡らず申し訳なかった。

「白穂乃香」で乾杯

「白穂乃香」で乾杯

前回少し高額になったことを反省して、そば前の料理は全て数人でシェヤしてもらうことにした。最初は何時もの厚岸のつぶ貝の時雨煮と厚焼き玉子に大根おろしを添えた小皿、この後は今回初の磯揚げしし唐添え(そばの芯に海老のむき身を入れ海苔巻きにした素揚げ)と鳥だんご(鶏のミンチの唐揚げ)、これらは何れも少量乍ら良い味だ。
飲み物は当店名物、辛口剣菱の枡酒、吉野杉の香りを愛でながら枡の角に塩を乗せ、その角に口を寄せてクイットやる、角打ちはいなせな気分にさせてくれる。
ざる蕎麦研究会01705_3_6さすがに料理は足りず、鴨ロースを追加注文、こいつは実力十分だ。枡酒は2杯までとして、そのあとは二条大麦に黒麹を使って低温蒸留した大分の麦焼酎「知心剣」をボトルで貰ってそば湯割。シラシンケンと云うのは大分の方言で「一生懸命」の意らしい。

それぞれのグループ、話題は違っても話は尽きません

それぞれのグループ、話題は違っても話は尽きません

本むら庵は石臼挽きを始めたことで有名だが、石の材質、目立てに拘りながらも目指し続けたのは微粉ではなく粗挽き。我等もその意を汲んで予めお願いしておいた挽きぐるみ田舎そばを頂くことにした。やはり一般の田舎そばとは違って、長年かけた歴史の重みと味わいの深さを感じさせてくれる。

挽きぐるみ田舎そば

挽きぐるみ田舎そば

蕎麦は北海道旭川の北、幌加内産、昭和40年代の減反政策で米作から蕎麦に転向した幌加内は冬は最低-41.2度(日本最低)を記録しているが、温度差が大きく朝霧が発生しやすいなど蕎麦の作付に好適だったことから昭和55年には作付面積3,200㌶で日本一になっている。
小平稲門会も当店は4度目の訪問とあって女将さんの小張はるよさんが席にご挨拶に来られ帰る時には玄関までお見送り頂いた。

本むら庵女将さんを中心に勢揃い

本むら庵女将さんを中心に勢揃い

急ぐ人以外はぶらぶら歩いて西荻窪のこけしやに寄ってみたが生憎の満席で解散となった。

6.その他:
6月のざる研は野川「御狩野そば」、6月20日(火)11時30分JR三鷹駅改札集合、費用¥4,500程度、参加申し込みは6月8日(木)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(文:山本、写真:荒木)

 

 

 

第34回散策の会 報告

皇居東御苑をめぐる

平成29年5月14日(土)

12世紀の初頭、この地を開発して館を築いたのが江戸氏といわれています。室町時代に太田道灌が江戸城を築城し、戦国時代には小田原北条氏の支配下に置かれます。その後徳川家康が入城し、さらに徳川三代の手によって江戸城が完成しました。そして大政奉還後に宮城となります。
大手町駅に集合した老々男女15名は、そんな900年にも及ぶ歴史に思いを馳せながら、本降りの雨の中皇居の東の地区を回ってみました。ただ日本史上最大の城郭といわれる江戸城も、その後の火災・大震災・大空襲などで多くの遺産が失われてしまっています。

大手門で集合写真。江戸と現代のコラボ・・・

大手門で集合写真。江戸と現代のコラボ・・・

☆大手門(千代田区千代田1-1)
大手町という町名の由来にもなった江戸城の正門です。ここから諸大名は登城し三の丸に入りました。何度も火災や震災に遭い,現在のものは昭和42年に再建されたものです。

☆三の丸尚蔵館
皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品などの美術品類を収蔵・展示している施設で、平成5年に開館しました。訪れた時の企画展では円山応挙・司馬江漢・横山大観の風景画もありました。

三の丸尚蔵館の外は大雨でした

三の丸尚蔵館の外は大雨でした

☆同心番所
登城する大名達は大手三の門で駕籠を降ります。そのお供達を監視する与力や同心がここに詰めていました。

同心番所の前で解説

同心番所の前で解説

☆百人番所
長さ50mを超える建物で、江戸時代から残る数少ない遺構です。ここは本丸を警備する番人の最大の詰所で、将軍の親衛隊であり、鉄砲の扱いに慣れた1組当たり与力20人と同心100人で構成の4組{甲賀(こうか)組・伊賀(いが)組・根来(ねごろ)組・二十五騎組}が交代で詰め、24時間警護に当たっていました。

24時間眠らない?百人番所

24時間眠らない?百人番所

☆二の丸庭園
五月雨に濡れる美しい樹木に囲まれた一帯です。池にはコウホネやアサザが浮かび、錦鯉も泳いでいます。車の往来音も聞こえず、これが東京のど真ん中にあるとは思えない風景です。
かつて二の丸には将軍の跡継ぎや大御所(隠居した前将軍)などが居住する御殿がありました。現在ある庭園は九代将軍家重時代の図面をもとに、昭和43年に回遊式庭園として復元されたものです。雨の中訪れる日本人客は少なく、西洋人客が目に付くばかりです。

外国人ツアー客と一緒に

外国人ツアー客と一緒に

☆大番所
中之門の内側に設けられた本丸への最後の番所で、他の番所より位の高い与力・同心が守っていました。現在のものは再建されたものです。

☆富士見櫓
高さは約16mで、将軍がここから両国の花火や品川の海、富士山を眺めたそうです。「振袖火事」(1657年)で天守が焼失した後は、ここが天守の代わりとなりました。ただこの櫓も同じ時に焼けたので、現在のものは1659年に再建されたものです。

タイムスリップして江戸時代へ

タイムスリップして江戸時代へ

☆松の廊下跡
「忠臣蔵」で有名な「松の廊下」の跡です。「本丸御殿大広間」と「白書院」をつなぐ畳の廊下で、幅が2間、長さが26間の鉤型で、江戸城で二番目に長い廊下でした。襖戸に松と千鳥の絵が描かれていたのでこの名がつきました。ただ、いまは名を刻んだ石碑が1つあるのみです。

耳を澄ませば・・・「殿中で御座る!」

耳を澄ませば・・・「殿中で御座る!」

☆富士見多聞(ふじみたもん)
昨年の11月から内部公開を始めた建物です。多聞とは石垣の上に建てられた長屋型の櫓のことです。戦時はここから鉄砲や弓矢で狙撃し、平時には武器庫として使われました。江戸城には15の多聞がありましたが、現存するのはここだけです。

柱の間から狙撃隊の気分で・・・

柱の間から狙撃隊の気分で・・・

☆本丸跡
現在は広大な芝生と植え込みと、アスファルトの遊歩道があるのみです。
本丸御殿は表・中奥・大奥の三つに分けられていました。表は将軍が謁見する御殿や諸役人の執務部屋。中奥は将軍の執務室兼生活空間、大奥は将軍の正室・生母・子供の居室、奥女中が生活する空間でした。
本丸は5回火災に遭いその都度再建されてきましたが、明治に入る直前の火災後は資金が尽き再建されませんでした。

天守へ登城します

天守へ登城します

☆天守台
巨石を組み上げた見事な天守台を見るだけで、壮大な天守が頭に浮かびます。天守は徳川幕府の初期の頃に3回造営されました。二代将軍秀忠の時の天守は高さ58m(現在の大阪城は55m)の五層五階建で、屋根に金の鯱が置かれていました。「振袖火事」(1657年)で焼失し以後、すでに防衛の役目を終えたことと、大火での市中の復興に資金を使うべきとの考えから再建されませんでした。
坂道を登った上はベンチの他なにもない広場ですが、雨に煙る日本武道館や大手町のビル群が望めます。

☆桃華楽堂
音楽好きの香淳(こうじゅん)皇后(昭和天皇の皇后)の還暦記念として,昭和41年に建設されました。屋根がテッセンの形を模した八面体で、モザイクの壁面が美しい音楽堂です。屋根の上には金色の雛人形が飾られていました。設計したのは演劇博物館や會津八一記念博物館(旧図書館)を設計した早大教授の今井兼次氏です。

右下写真は中央雛人形の拡大

右下写真は中央雛人形の拡大

☆北桔橋門(きたはねばしもん)
本丸の大奥から外部へ通じる門で、壕を深くし石垣は最も堅固にしてあります。橋は跳ね橋で、通行を遮断するため通常は上げられていました。

【散策後の懇親会】
竹橋駅から東西線で高田馬場駅へ移動し、駅前にある稲門ビルの「米家ル」(まいける)で行いました。日本酒通の滝沢会長がセレクトした「一ノ蔵」「八海山」「獺祭」を飲み放題種として、若鶏と野菜の塩鍋、本マグロの刺身や雲丹マヨの揚げじゃがなどで冷えてた体も温まるほどに、アカペラで歌い出す御仁も出始め、大いに盛り上がった一夕でした。

【参加者】
荒木・伊藤(徹)・栗原・佐藤(俊)・志村・滝沢・竹内・土井・野村・堀田・松村・山本・横田・定村・千葉(15名)

(文=佐藤(俊)、写真=荒木)



第85回ニモクサロンの報告

●日  時:2017年5月11日(第2木曜日)12:00-14:30
●場  所:東大和市駅前・BIGBOX 東大和 B1室  042-566-6892
●会  費:2,500円(1,000円以内の昼食+飲み物+室料1,050円)
●参加者:13名。荒木・井垣・伊藤(徹)・久保田・佐藤(良)・篠原・鈴木(昭)・滝沢・野村・堀田・村木・山本・横田 (敬称略、五十音順)

ゴールデンウィークは、如何お過ごしでしたか? 今日のご出席は13名でした。

たまには真面目にお話の時間風景です

たまには真面目にお話の時間風景です

まずは、伊藤先生からのお言付け!  1日に荒木にお電話がありました。
「実は11日のニモクサロンに行こうと思っていたのだが、あと3週間・・・と医師から言われてしまってね。」「1日3回のリハビリ頑張っています。退院したらまずニモクサロンに行って、皆さんにご挨拶したいと思っていたんだけど・・・残念だとお詫びしておいて下さい」

お電話のお声はいつもとちっとも変わらず、力強いお声でした。先生!   痩せてしまってと嘆いておられましたが、皆さんにお話したら、「痩せた方が良いんだよ!」と同情されませんでしたよ。やっぱり先生少し太り過ぎ・・・でしたか? (^_-)-☆

同好会の予定は、HPをご覧下さい。各担当者から以下の追加情報が有りました。
19日(金)ワイン研は、まだ2-3名の余裕有ります。初めての方チャンスですよ!
23日(火)美術館を巡る会、25日(木)映研「たたら侍」参加者募集中です。
27日(土)早慶戦のチケット申し込みは13日締切です。
30日(火)ゴルフの会は秋、春と2回の中止。今回は春の代替、まだ空きがあります。

残った時間のお喋りタイムは・・・。
稲門祭記念品担当の村木さんから、購入の依頼がありました。もっと購買意欲をそそる商品を用意して欲しいと、厳しいご意見が上がって村木さんも大変。(^-^)
この収益金で、去年も26名の学生が、給付型奨学金年40万を受けられたそうです。
何人かの方が協力されたようでした。どうぞご協力よろしくお願い致します。

鈴木さんから、留学生のホストファミリーをやって頂ける方はいませんかとのお願いがありました。長い間ご苦労様でした。鈴木さんはお世話されてきた皆さんから慕われ、お父さん、おじいちゃんとして卒業生達から大事にされているようで、素晴らしいお仕事でした。早稲田は留学生達に評判が良く、また戻ってくる留学生も多いそうです。文科省の財政面での留学生への応援も手厚いようですね。

ニモクサロンの報告は要らないのではないかと、荒木からの相談が有りました。
それに対しての皆さんのご意見は継続を望むものばかりで、会員や新入会員の情報源としては役に立っている。他稲門会に決して負けない同好会活動の情報提供は貴重である、ここで話し合われたこと、人との交流は大変有意義なもので、そのことを知らない人達に、教えてあげる役割は継続して果たして行って欲しいなどのご意見が出ました。またサロンを続けて行くためには、みんなで建設的な提案もしていこうとのご意見もありました。気負わずに、無理をしないで継続をとの当面の結論でした。

井垣さんから、小平稲門会30周年記念誌作成の準備状況が話されました。資料などの収集も進んでいるようですが、何かご自宅に眠っている資料などが有りましたら、ご提供をお願いしたいとの事でした。役員の皆さんはお忙しい日々を送っていますね。

ではまた来月6月8日(第2木曜日)にお会い致しましょう・・・。

(文・写真=荒木)

 

第37回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第37回例会を4月21日(金)に開催しました。

・日  時: 平成29年4月21日 15時-17時
・場  所:  カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者: 荒木、井垣、伊藤(徹)、河崎、国友、栗原、斎藤(ゲスト)、篠原夫妻、佐藤(俊)、末次、冨平、早川、村木、山本、、以上15名 (50音順・敬称略)

キスヴィンワイナリー(甲州市)の醸造責任者・斎藤まゆさんをゲストに迎えた4月例会。ワインに魅せられて早稲田を中退、カリフォルニア州立大学でワイン醸造を学び、ワインの世界に飛び込んだ斎藤さんを昨年の4月例会にゲストとして招いたことが縁となって、昨秋晴れて「推薦校友」となったワイン業界注目の若き後輩との再会とあって、歓迎する和やかな雰囲気のなかで会は始まった。

歓迎の挨拶をするワイン研井垣会長

歓迎の挨拶をするワイン研井垣会長

この日のワインの主役はもちろん「キスヴィン」のワイン。自社畑で栽培の60種 のなかから選りすぐりのぶどうで醸造された自慢の「ロゼ、白、赤ワイン」が6本、フランス、イタリア産のワインも今日ばかりは、控えめにテーブルに並んだ。

緊張気味?な今日のソムリエ2人

緊張気味?な今日のソムリエ2人

会はまず栗原稲門会会長の発声で、斎藤さん推薦校友へのお祝いと今後一層の活躍を祈念して「キスヴィン シラー ロゼ」で乾杯。このロゼ、今年リリースしたばかりのシラー種100%の逸品。「ワイナリーでは完売です。ワイン研のために確保した世の中に600本しかないうちの1本です」と斎藤さん。

栗原会長の音頭で乾杯

栗原会長の音頭で乾杯

そして「皆さんに再会できて嬉しい。校友に推薦していただいて、人のつながりが強いワセダの『力』を改めて感じました」とのあいさつのあとは、キスヴィンワインを飲みながら参加者からは次々と質問が続いた。

質問に答える斎藤まゆさん

質問に答える斎藤まゆさん

この日のために「富士の国・やまなし館」(八重洲)で「キスヴィン ホワイトジンファンデル」を求めて持参したSさん。店員に「キスヴィンワインの特徴って一言でいうと何?」と問うと「こだわり デス!」という答えが返ってきたという。
「5ヘクタールのぶどう畑を5人のスタッフで栽培するなど働き方についても改革をしている。キスヴィンはホワイト企業」「畑では水を吸わせるため雑草も大切にしている」「ぶどうの出来の良し悪しを天候の所為にはしたくない。それらをクリアーしてこそプロ」などと歯切れのよい口調で質問に答える。 なかでも、「私たちは力仕事が多く、嗅覚も鋭くなくてはいけないので、口腔内を大切にとスタッフは歯の治療など口元ケアに努めている」などと、キスヴィンの「こだわり」はブドウ栽培と醸造だけではないことも知った。

熱心に話を伺います

熱心に話を伺います

カサ グランデ特製の料理を食べながら、「キスヴィン甲州」の上級タイプ「甲州レゼルヴ」。フレンチオーク樽、ステンレスを使ってのマロラクティック発酵の「シャルドネ」。自社畑で栽培の23種類のマスカット系ぶどうを使用して一つのワインにまとめた「ブラン」など、次々と味わっていって最後は赤の「ルビー」に。実はキスヴィンの赤ワインも完売でワイナリーには1本もなく、斎藤さん私用のストックからのワイン研へのプレゼント。

美味しいワインとお料理で幸せ

美味しいワインとお料理で幸せ

いまだ生産本数は少ないものの、世界に通じる高品質ワイン造りを目指すキスヴィンブランドは評価が高まっているが、その一例が、当会でも度々紹介のコミック『神の雫・マリアージュ』(講談社)の最終章に「キスヴィン甲州」が「国境を越えて愛されるモノのイメージ」として登場したこと。が、この掲載はご本人たちには寝耳に水、畑で忙しく作業中に知人たちからの相次ぐ電話で初めて知ったという。後日、作家から「キスヴィン製品をすべて飲んでみて『甲州』を選んだ」と聞いたとのエピソードに「ミシュランみたい」との声も。

我らみんなまゆさん応援団!!

我らみんなまゆさん応援団!!

キスヴィンワインを飲み干したあとは、新潟出身・Iさん持参の「岩の原ワインの「深雪花(みゆきばな)」、ブルゴーニュ、イタリアの赤ワインと前回からの持越しワインを次々と抜栓して会は一層賑やかに会話が弾んでいった。

まゆさん頑張って下さい!

まゆさん頑張って下さい!

かくして予定の時間はあっと言う間に過ぎていってコーヒータイムに入り、最後にワイン研会長から斎藤さんにお礼と激励の言葉を述べ、全員でまゆさんを囲んで記念撮影をして4月例会を終えた。

まゆさんを囲んで笑顔の記念写真

まゆさんを囲んで笑顔の記念写真

散会の後はいつもよりチョッピリ少ない6名が恒例のカラオケで得意のノドを競った。
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次回の例会は、5月19日(金)に「カサ グランデ」で開催します。会費は2,000円+ワンコイン(持参ない方。任意)。ワイン愛飲家はモチロン、ワインの世界を覗いてみたい方、どなたでも歓迎。申込締切は5月14日(日)ですが、参加申込は14名迄ですので、早めに井垣(090-1196-1471)まで。

 (文=井垣、写真=荒木)

 

第46回ざる研 新宿「さらしな田無店」 報告

1.日    時: 2017年4月17日(月)12時、西武新宿線田無駅改札集合
2.場    所: 西東京市田無町4-3-17「さらしな田無店」電話042-450-6333
3.参加者: 荒木、井垣、伊藤徹、小川、木本、栗原、篠原、末次、滝沢、竹内、百々、野村、早川、福田夫妻、堀田、村木、山本(18名)
4.費    用: 84,840÷18=¥4,713.3 @¥5,000集金、残額¥5,160は貯溜
5.前置き: 当店名物の掘り炬燵席は満席19のところ、ぎりぎりの18名。今回が3回目だが、3連続参加者は荒木、伊藤徹、堀田、山本の4名。本日ご夫君の葬儀のため小林弘子さんが参加できなかったのは残念だった。

故小林秀雄さんへの献杯。寂しくなりました・・・

故小林秀雄さんへの献杯。寂しくなりました・・・


6.経  過:

先ずキリンビールで故小林秀雄さんへの献杯からスタート。お摘みは揚げそばとルチンたっぷりのそば豆腐、鮮やかな緑は蕎麦の葉だそうだ。お酒はやはり小林さんの出身地に因んで新潟長岡の「柏露」にしたが、直ぐに飲みあげてしまい、飲みなれた多摩の「澤乃井」となったが、これまた長続きせず、最後は北海道旭川高砂酒造の辛口「法螺吹き」とは随分よく飲んだものだ。
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料理は鴨焼、川海老の唐揚げ、玉子焼き、蕎麦掻きかきっ放し(湯桶に浮かべたそばがきではなく、掻いたままのそばを小皿に盛り付けてある)。そして最後は留萌(ルモイ)など北海道産そばの芯を使った真っ白なさらしなのもりで打ち止め。店の前で記念撮影をしてお開きとなったが、直ぐ近くのカラオケ店ファンタジーへ10名が流れ余韻を楽しんだ。

「さらしな田無店」の前で集合写真。皆さんのお顔が赤いのは私のせいではありません(カメラより)

「さらしな田無店」の前で集合写真。皆さんのお顔が赤いのは私のせいではありません(カメラより)

7.その他:
次回5
月度のざる研は荻窪・本むら庵で、5月15日(月)11時40分JR荻窪駅西口集合、費用は@¥4,500程度、5月11日(木)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(文:山本 写真:荒木)