第75回ざる研 田無「さらしな総本店 田無店」報告

日 時: 2023年2月22日(水)12時から
場 所: 西東京市田無町4-3-17 電話042-450-6333 不定休
参加者:伊藤 徹、梶川 充、木本芳樹、國友康邦、栗原政博、篠原 哲、末次浩一郎、鈴木達也(初参加)、滝沢公夫、竹内吉夫、百々謙治郎、野村吉宏、福田 豊、松本研二(初参加)、山本 浩、若林 覚(初参加)(16名)

3年ぶりに、ざる蕎麦研究会を再開した。 2020年2月調布の出雲そば「やくも」以来だ。
2013年2月花小金井駅前の「清川」からコロナ禍前の2020年2月までに訪問したお店は下記のとおり。再訪問したい店ばかりだ。今回の「さらしな田無店」は6回目の訪問となった。赤色に着色している店は閉店または移転した。拝島「石川酒造雑蔵」訪問は年末恒例だったのに残念だ。

小平稲門会 ざる蕎麦研究会開催店

「ざる研の歩み」
改訂2版

初参加の鈴木達也さん、松本研二さん、若林覚さんをご紹介し、通称「ざる研」の歩みを進呈した。ざる研の歩みは、山本さんの文章、荒木彌榮子さんの写真が素晴らしく、ざる研のことがわかるだけでなく、東京近郊の良い蕎麦屋のガイドブックになっている。
2019年10月に第65回までを平成史としてまとめたが在庫がなくなったので、第66回から第74回までを追加掲載して改訂2版(80ページ)として発行した。
購読希望の方は木本にお問い合わせを。
(画像をクリックすると、拡大表示されます)

山本名誉会長から金粉入りの日本酒の差し入れがありました。乾杯した後、ざる研発足の経緯、蕎麦屋や蕎麦への思いを語っていただいた。いつもながら面白く、素晴らしい内容でした。

献立:桜湯、蕎麦豆腐、前菜(三点盛)、天ぷら、小田巻蒸、一色蕎麦、甘味
(画像をクリックすると、拡大表示されます)

あっという間に2時間近く経ってしまったので、お店の前で写真を撮って解散。

次回は5月24日(水曜日)12時から、荻窪「本むら庵」を予定します。
参加申し込みは木本まで。

以上

(文=木本芳樹、写真=福田豊、木本芳樹)

第69回 ワイン研究会 報告

「ワイン研究会」の第69回例会を2月24日(金)に開催しました。

・日 時: 令和5年2月24日 15時‐17時
・場 所: 永田珈琲店「こもれび」(西武新宿線小平駅傍)
・参加者:井垣、伊藤(徹)、大島、河崎、國友、栗原、佐藤(俊)、篠原夫妻、末次、竹内、冨平、野村、山本、計14名 (50音順・敬称略)

コロナ下で3年間休会を余儀なくされていた、ワイン研究会が満を持しての開催となりました。小平駅から1~2分と絶好の立地条件にある、永田珈琲内の個室「こもれび」で2月24日開催。14名と定員一杯の参加者。持参されたワインも9本。なにはともあれ、シャンパンで乾杯。狭い室内に芳醇なワインの香りが漂い始めます。

3年ぶりのワイン研究会に参加した14人のメンバー

持参頂いたワインの内、白眉は山本さんの「天皇ワイン」オーストリア産です。このワイン、ルーツは古くは岐阜県多治見の修道院でミサ用に製造され、全国の修道院に送られていた第二次大戦中、ワインの輸入が途絶え、困った宮内省(当時)の要請で皇室にも献上されました。ワイン名がKAIZERで日本語で皇帝・天皇とつながることから御用達となりました。
戦後修道院関係者が帰国し、その際ブドウの樹を持ち帰り、かの地で栽培、ワインの醸造を始めました。そのうち優れたものを選んで{TENNOワイン}天皇ワインとしてかの地で販売されています。

この日飲んだ8本のワイン

ワインはそれぞれの物語を知って飲むと格別、と山本さんはおっしゃっています。持参頂いた9本全部は飲み切れませんでしたが、ワイワイ言いながら8本飲み干し、会の復活を喜びあいました。

ワイン研究会は、毎月原則第3金曜日に「こもれび」で開催されます。会場の関係とワインをシェアするため、14名程度が限界ですが、ワインラバーのご参加を心よりお待ちしています。

(文責河崎)

第55回散策の会
「青梅の名木と釜の淵をめぐる」のお知らせ

1.日時・集合場所
令和5年4月1日(土)午後1時30分
JR青梅線・青梅駅 改札前集合

2.経 路
青梅駅→梅岩寺の枝垂れ桜→旧稲葉家住宅→金剛寺の青梅→釜の淵公園

→青梅市立郷土博物館→青梅駅(解散)

3.参考情報
(1)歩数は約7,000歩。
(2)坂道の上り下りがある。
(3)トイレは途中と郷土博物館にある。
(4)訪れる施設はすべて無料。

参加の申し込みは3月30日までに佐藤(俊)の下記あてにお願いいたします。
t-sato(at)ion.ocn.ne.jp 【 (at)を@に置き換えてください 】
または 090-9149-8977

なお、マスクの着用は各自の判断に委ねます。
(以 上)

第23回美術館を巡る会
東京ステーションギャラリー「佐伯祐三展」と
「佐伯祐三アトリエ記念館」鑑賞のお誘い

2023年2月8日
若林 覚

佐伯祐三は、1898年大阪生まれ、25歳で東京美術学校を卒業し、パリに向かいます。
画家・里見勝蔵に連れて行かれたブラマンクは、佐伯の絵を見るなり、「このアカデミック!」と喝破します。「型どおり、習ったとおりで、面白くない」と言ったのではないかと思います。
以来、佐伯は覚醒し、ユトリロやゴッホの影響も受けながら、大きく変貌を遂げていきます。

「展覧会」は、パリの街の佇まい、帰国中の下落合(何点も出ています)、生誕の地・大阪の風景、肖像画など、代表作100点で構成されています。東京での回顧展は、2005年の練馬区立美術館以来です。
ユニークな作風が注目され、これからという時に、結核に冒され、30歳でパリ郊外の病院で亡くなりました。

今回の「美術館を巡る会」は、東京駅丸の内北口直結の「東京ステーションギャラリー」と佐伯が、学生時代と一時帰国時代を過ごした、西武新宿線下落合駅10分の「アトリエ記念館」を巡ろうというものです。奮ってご参加下さい。
◆日 時=2023年3月14日(火)
 ①佐伯祐三展鑑賞 自画像としての風景    13:00~14:00
  詳細はこちら
 ②新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館      15:00~16:00
 ③懇親会(高田馬場、下落合周辺。希望者のみ)16:30~18:00
◆集 合=東京ステーションギャラリー入口
◆入館料=①東京ステーションギャラリー   1,400円
     ②新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館 無料
◆定 員=10名(申込み順)➡12名に変更しました(2月26日)
◆申込み先=若林 覚
      電話: 090-2498-1512
      Email: satowaka3【at】gmail.com(【at】を@に置き換えてください)

(以 上)

ワイン研再開=2月24日、「こもれび」で=

ワイン研究会会長・河崎健治

約3年にわたり、休会していました、ワイン研究会を2月から再開します。1月20日、少人数での再開へ向けての事前調査で開催可能、と判断いたしました。

 会場は小平駅南口から徒歩1分の「永田珈琲 内、こもれび」です。2月24日(金)午後3時開催。
通常、本研究会は第3金曜日が開催日ですが、2月は予約が取れなかったため、第4金曜日となりました。 3月以降は第3金曜日が開催日となります。

会費は、ワイン持参の方2,000円、持参されない方3,000円です。パスタやピザ等の軽食を提供いたします。
皆様の参加、お待ちしております。

申し込みは、
①メール:kenj042【at】jcom.home.ne.jp (【at】を@に置き換えてください)、
または、
②河崎携帯:090-1056-9311にお願いします。
なお、会場の収容人数に制限がありますのでご希望に添えない可能性もありますのでご了承ください。
(以 上)

ワイン研究会再開準備会を実施

2023年1月20日(金)、約3年間休会していましたワイン研究会の再開に向けて、会場予定の永田珈琲「こもれび」で再開に向けて可能性を検討しました。

会場は個室で、約14~15名収容可能、軽食も提供できます。井垣前会長以下6名での開催でした。持参したワインは5本、6人で飲み切れるか、とも思いましたが、気が付けば空き瓶林立!!

新会場の永田珈琲「こもれび」で

皆さん、久しぶりの顔合わせ、飲み会に興奮され、お酒が進んだようです。篠原さんが育てた水菜を奥様がサラダにしたてて持参され、おいしく頂きました。
会場は個室なので回りを気にすることなく、またお店のサービスも行き届いていて、うるさ型揃いのワイン研メンバーにもきっと満足いただけると確信しております。

今回味わったワイン

ドイツ産ピノノワール、南アフリカ産ワイン、早稲田ブランドのワイン等を堪能し、最後は店自慢のコーヒーで締め。大満足の1日でした。

【参加者】井垣、河崎、國友、篠原夫妻、富平、計6名(50音順・敬称略)

(文=河崎、写真=冨平)

◆再開第1回のワイン研究会は2月24日(金)、15:00から「こもれび」で。
詳細は、こちら

第120回ニモクサロンの報告

・日 時:2023年1月12日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビッグボックスC6 042-566-6892
・会 費:2,500円
・参加者:13名。荒木・井垣・伊藤(徹)・小平・梶川・佐藤(俊)・鈴木(昭)・滝沢・野村・比留間・松村・山本・木本(初参加)(敬称略、五十音順)

まずは生ビールで「乾杯!」。冷たいけど美味しいネ!!

《報告》
今日は第120回目のニモクサロン。数学科ご出身の木本さんが、さっと計算して、「素晴らしい10年も続いているのですね!!」 いやいや、イチモクサロンとしてスタートしたのが2010年4月8日ですから、コロナの空白の3年間を考えれば13年目になるわけですよね・・・。
私達と一緒に、このビッグボックスも年を重ねて、リニューアル工事が始まるわけですね。
今日初めてご参加の木本さんをご紹介しなければなりませんね。
小平稲門会の役員をはじめ、第2の人生を忙しくお過ごしのご様子です。東京から飛び出して、今年は滋賀大学のお仕事まで加わったそうです。でもニモクサロンでは初参加の新入生。早速乾杯の音頭をとって頂きました。先輩たちのお手伝いも宜しくお願いします。
毎年1月のニモクサロンでは、佐藤良三先輩が金粉入りのお酒をお持ち下さって、1年間の幸運を願って乾杯をしたのですが、今日は山本さんが持参された「金粉入り月桂冠」でスタートを切りました。今年も皆様にとって良い年になりますように・・・(*^_^*)
甘みのある美味しいお酒でした。有難うございました。
山本さんから、小平市主催の「新春歩け歩け~」に参加されて、90歳以上でご参加の人と紹介されたそうです。お元気で頑張っていらっしゃるお話は、聞くだけでも元気が出ますね。

《同好会ご報告》
2022年12
8日(木)第119回ニモクサロン:9名が参加、楽しく過ごしました(HP報告あり)。
8日(木)カラオケの会:6名が参加。
13日(火)映画研究会:「ラーゲリより愛を込めて」    12:45~15:10新宿ピカデリー。9名参加。涙を誘われる映画でした(HP報告あり)。
2023年1
7日(土)散策の会:恒例の「七福神巡り」。9名参加。目黒界隈を歩いて福をたくさん頂きました(HP報告あり)。
《同好会ご案内》
2
22日(水)ざる蕎麦研究会:「田無 更科」 申し込み受付中(木本)
日時未定 映画研究会:現在調査検討中(鈴木)
日時未定 ワイン研究会:現在準備中(担当者変更 井垣・荒木⇒河崎・冨平)

量はたっぷり・・・


《今年の抱負を伺いました》
新年第1回目ですので、皆さんの今年の抱負を一言ずつ伺いました。(^-^)色々ありました。
滋賀大学データーサイエンス部の関係から、滋賀県に行く機会が増えた。ウナギなどお料理が楽しみ。コロナ騒動で様々な街の様子が変わっているので、探訪したい。
80歳の女性に触発され「英語の本を読む会」に参加する。鈴木遺跡の話を聞きに行き保存に関係したくなった。マラソンはハーフマラソンに参加していく。「三浦半島」など。
健康第一に過ごします!
腰痛が少し良くなってきたので、頑張る。同好会活動なども参加したい。
腰痛が悪化。ウィンドウに映る姿を見て姿勢を直している。シルバーセンターの萩山の仕事が終わるので、働き口を検討中です。
毎日7千歩歩いている。父親の時の経験から、終活に力を入れている。皆さんに迷惑をかけないようにしながら、楽しく過ごしていきたいと思っている。
抱負はありません。私も鈴木小考古学資料室の再建に興味がある。
日本中の霊場巡礼を2回終えた。これからは、坂東三十三か所をもう一度巡ろうかと思っている。(散策の会でも神社仏閣を随分ご案内頂きましたネ・・・)
パスポートが切れたので、これからは旅行記を纏めていきたい。現在中国旅行を書いているが、PCトラブルで全部消えてしまったアクシデントに見舞われ困っている。
産経新聞1月15日「素晴らしいエッセイ」に投稿が載る予定。(比留間家のルーツが紹介された。高麗から稲作をもって日本へ? 江戸時代集団で小平へ開拓移住?等の話題もあり)
右手を痛めたのでゴルフを辞めた。帯状疱疹などで、病院通いが多い。道路の裁判は結局負けてしまい、移転が始まっている状況。(長い間関わられて大変でしたね・・・)
今年で米寿になります。家康の言葉に「運命」「宿命」「天命」という言葉があるが、これからは天命を待つ。
だんだん出来ない事が多くなってきましたが、出来ることを探して、今年も頑張って楽しく過ごして行きたいと思います。

●尚、2:00から2時間のカラオケの会が別室で開催され、7名の方が参加されました。
【参加者】荒木・伊藤(徹)・佐藤(俊)・比留間・野村・松村・山本(敬称略、五十音順)

●2月のニモクサロン、カラオケの会は、会場ビッグボックスの改装工事の為、お休みいたします。
3月につきましては、工事の進捗情報が入り次第、改めて広報させて頂きます。
以上。

(文と写真:荒木)

第54回散策の会報告
元祖山手七福神めぐり

令和5年1月7日(土)

明けましておめでとうございます。

昨年はコロナ禍の中にもかかわらず皆様のご理解を得て5回の「散策の会」が催行できました。多くの方々の参加をいただき、誠にありがとうございました。本年も引き続きご愛顧くださいますようお願い申し上げます。

今回の七福神は目黒駅を中心として左右にほぼ一直線にならび、無駄のないコースでした。それもそのはず、江戸時代からの目黒不動への参詣ルートに従って祀られていたからです。参拝の順序については、白金から目黒に向かうのは無病息災・長寿のご利益があり、逆の目黒から白金へのルートは商売繁盛だそうです。参加メンバーを見れば迷いなく前者のコースとなるでしょう。

ところで、なぜ”元祖“と付くかといえば、2つの訳があるようです。1つは谷中七福神と共に江戸最古の七福神であること。もう1つは「新宿山ノ手七福神」と紛らわしいので混同を避けるためです。ただ各寺院の御朱印は「江戸最初 山手七福神」となっています。

今年はきっと福に包まれる9人衆


☆毘沙門天 覚林寺(港区白金台1-1-47)日蓮宗 
白金高輪駅を出るといきなり日吉坂の上りにかかります。ただゆるい傾斜のうえ、わずか5分で到着ですので助かりました。ここは寺の名より「清正公(せいしょうこう)さま」の方が通用します。そういえばバス停も「清正公前」でした。この通称は加藤清正の位牌や像が祀られているからといわれています。毘沙門天像は境内の毘沙門堂に祀られていました。ただ扉は閉められたままで、暗くてよく拝顔できませんでした。この後さらに日吉坂を上り八芳園の前を通り、瑞聖寺まではとろとろと10分。

とにかく福をいただかなくちゃ

毘沙門天を見せない毘沙門堂

☆布袋 瑞聖寺(ずいしょうじ)(白金台3-3-19)黄檗宗                                                        
大雄宝殿にある布袋像は大きな木像で、片膝を立て眼光鋭く俗界を見下ろしていました。伸びやかな裳階(もこし)を持つ重要文化財の大雄宝殿(本堂)の建築様式と、あの隈研吾氏(国立競技場の設計者)の手になる庫裏のフォルムのコントラストは、さすがに見とれるほどの見事な眺めでした。ここは2019年5月の「白金めぐり」で一度訪れています。

ちなみに隈氏は小平市の中央公民館や福祉会館などを複合化する新しい建物の設計も担当していますし、早大特任教授でもあります。また花小金井駅近くの円成院(えんじょういん)も黄檗宗の寺院で、本堂の姿がよく似ていて、ここも見応えのある雄大な堂宇です。

この後プラチナ通りの入り口に驚安の殿堂ドン・キホーテ店を発見。ところがカラーサインがあの赤黄黒でなくプラチナ色(?)で統一されていました。白金という土地柄を考慮したのかな?それとも住民運動の結果?

水盤に映る美しくも雄大な大雄宝殿

七福神の撮影OKはここだけだった


☆福禄寿・寿老人 妙圓寺(白金台3-17-5)日蓮宗
2体の像はともに20cm前後の木造立像で、妙見堂に安置されていました。白金というイメージから程遠い小さな地味なお寺で、大通りから一歩入った落ち着いた環境の中にあります。

このあと東急目黒駅の脇を通り、かなり急な行人坂(ぎょうにんざか)を下り、大圓寺に向かいます。なお行人坂の名は、大圓寺を拠点とする修験者たちが往来したことによるといわれています。

こじんまりした妙見堂


☆大黒天 大圓寺(目黒区下目黒1-8-5)天台宗
「大黒天」は江戸城の裏鬼門(南西)を守護するために、薩摩藩主島津家から寄進されたものと伝えられ、顔は徳川家康がモデルという伝承があるそうで、金色に輝いています。また境内にある五百羅漢像(都有形文化財)が圧巻です。これはこの寺が火元だった明和の大火(行人坂火事・1772年)の犠牲者の供養のために造られたそうです。他に八百屋お七の恋人吉三(西運)の墓碑もありました。ここの本尊は国の重文に指定されている釈迦如来像(1193年作)で普段は秘仏ですが、運よく年末年始は開帳されていて、拝顔が叶いました。なお、ここは2011年10月の「目黒界隈を歩く」でも訪れています。

大黒様はどこだ?と探すふたり

一切の煩悩を払った修行僧たち


ここまでで約6千歩を費やしました。これ以上歩き、楽しみが苦痛に変わっては本末転倒なので、この後に続く弁財天(蟠龍寺)と恵比寿(瀧泉寺)は割愛して、今回は「五福神・四寺めぐり」としました。これでもご利益はたっぷりでしょう。

帰路に胸突き八丁の行人坂を死の行軍することは何としても避けたいと思っていた折、松村世話役が雅叙園内のエスカレーターを乗り継いで上がるという秘策を授けてくれました。わずかに遠回りでしたが息を切らすことなく目黒駅に到着することができて解散。快晴のもと12回目の「七福神めぐり」はかくして終了、トータル約7千2百歩の散策でした。

今回は新型コロナ第8波の真っただ中、さらには初雪や雨があるかもという予報、加えて翌8日は稲門会も参加する小平市の「新春歩け歩けのつどい」が控えているという、当会にとって参加者減のマイナス要因に囲まれてしまいました。それゆえ参加者が9名というのはやむを得ないところでしょう。

そのうえこの日は山手線外回りが渋谷駅の線路付け替えのため、大崎→池袋間が終日運休という厄日。帰路は目黒駅から地下鉄南北線経由で新宿や高田馬場までたどり着きました。

【散策後の懇親会】
新型コロナウイルス感染防止のため、今回も行いませんでした。

【参加者】
伊藤・大河原・大島・佐藤・鈴木・瀧川・竹内・福田夫人・松村(9名)

(文=佐藤(俊)、写真=松村・佐藤)

第119回ニモクサロンの報告

・日 時:2022年12月8日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビックボックスC6 042-566-6892
・会 費:2,500円
・参加者:9名。荒木・井垣・伊藤(徹)・大島・佐藤(俊)・鈴木(昭)・野村・松村(敬称略五十音順)

3年もお休みしていたらメニューは中華料理が多くなっていました


《今日に至るまでのご報告》
会場入口で検温、手の消毒、もちろん廊下ではマスク着用…。部屋には大きなウェットティシュの容器がおいてありました。今日のビッグボックス側の準備も、気遣いが感じられました。
実は今回ニモクサロンを開催するにあたっては、10月20日にカラオケ参加の常連さん8名にお願いして会場の下見をしていただき、全員一致でGOサインをいただきました。

また、2年9か月ぶりに開催した11月10日の118回目のニモクサロンは、万が一の問題発生を考えて、有志の開催とさせていただきました。お陰様で13名の皆さんがご参加下さり、久しぶりの飲食を楽しみながらの懇親会も賑わい、カラオケも9名のご参加で盛り上がりました。

3年近いご無沙汰を埋めるように、お一人ずつの近況報告が主でしたが、何処の会でも同じそうですが、やはり病気、入院などのご報告が多く、驚いたり心配したり、また元気に復活されたお話では拍手で喜んだり…。何はともあれ、久しぶりの再会はとんでもなく楽しいものでした。
そして、「やえちゃん頑張って続けてね!」と言う皆さんのお声に励まされて、今日のこの12月の開催にも繋げることが出来ました。とても嬉しいことでした…。

ただ一つ、やはりいつもいらしていた先輩方の何人かのお顔が見えなかったことがとても寂しく、もう少し暖かい時期になったら、きっと穴籠りから出てきて下さると、心よりお待ち申し上げております。少しずつ外出もされて、体調を整えられて春にはきっとお目にかかりましょう!! 

《報 告》
では今日の、第119回ニモクサロンのご報告をさせて頂きます。

実は、木曜日が仕事でこれからずっと参加出来なくなられた久保田さんの代わりに、集金は伊藤徹さん、食事の注文は鈴木さん、その他のサポートを松村さんが仕切って下さいました。頼もしい皆さんの応援で感謝です。

メニューがすっかり変わって前のような乾きものが無いので、ツマミにきゅうりの漬物と枝豆を注文して生ジョッキでまずは乾杯!飲み物の種類が色々増えていたのですが、思いがけず中華料理に代わったお料理は大変早く配膳されて、早速昼食タイムになってしまいました。皆さん美味しかったようですが、結局ビールだけの飲み物になってしまいました。

前回で病気の話が終わってしまったので、今回は話題も色々でした。K・K・メンネルコールの演奏会に出席された方が何人かいらして、塩田先輩から会長職を引き継がれた勝見さんの、堂々とした舞台度胸が話題になりました。会員は早稲田出身者より、慶應義塾出身者がダントツに多いという事で、こんなところでも勝った!負けた!の話題でした。

ラグビー早明戦の応援にいらした大島さん達の話から、ラグビ―の話で盛り上がりました。新しい競技場もなかなか良いとのことでした。これで勝っていればもう一度ここで乾杯!だったのですがねえ~~。

頑張って活動を再開した散策の会のご報告がありました。清澄庭園や江戸資料館など、とても面白かったようで、今回は歩く距離も少なく、またご夫婦で参加される方も多くて、お天気にも恵まれての久し振りの散策は大成功の様でした。

《同好会関係》
まだ昔のように、たくさんのご案内はありませんが、各同好会の会長さん達が少しづつ動き出そうとしていらっしゃるようです。コロナの終息が本当に待ち望まれます。

■2022年12
13日(火) 映画研究会 「ラーゲリより」愛を込めて 12:45~15:10新宿ピカデリー

チケットの手配は既に終了しておりますので、これから参加を希望する方は、鈴木昭助さんへご相談ください。鑑賞料金シニア¥1,200円

■2023年1
7日(土) 散策の会 恒例の「七福神巡り」 来年は目黒界隈です。福を頂きに参りましょう!
12日(火) 第120回ニモクサロン 12:00~14:00 会費2.500円
12日(火) カラオケの会 14:30~16:00(予定) (30分210円)

尚、本日(12月8日)、14:00から2時間のカラオケの会が、松村さんの案内で開催され、別室で6名の方が久しぶりの喉をご披露して楽しんで行かれました。 
・参加者:6名。荒木・伊藤(徹)・比留間・野村・松村・山本(敬称略五十音順)

2月のニモクサロンは、会場ビッグボックスの改装工事の為、お休みいたします。
また、3月につきましては工事の進捗情報が入り次第、改めて広報させていただきます。

(文と写真:荒木)

第26回映画鑑賞会の報告

第26回映画鑑賞会を下記の通り開催いたしました。

■鑑 賞 日 時: 2022年12月13日(火)12:45~15:10
■上 映 館: 新宿ピカデリー
■映画の題目: 「ラーゲリより愛を込めて」(ノンフィクション映画)
  原作、監督、キャストは「第26映画回鑑賞会の案内」の通り。
■鑑 賞 者:荒井、荒木、井垣、伊藤(徹)、大島、瀧川、比留間、若林、鈴木
(敬称省略、9名)


映画を観て
日本の第二次世界大戦の終戦は1945年8月15日であるが、その後もソ連は日ソ不可侵条約を一方的に破棄して満州、朝鮮半島、樺太などで日本の軍人を捕虜として極寒のシベリアの収容所に送り込んだ。
この映画は捕虜が収容所に送り込まれて冬場は時には零下40度、通常でも零下20度という極寒の過酷な状況下で重労働を強いられるなか、捕虜の一人である山本幡男(東京外語大ロシア語科卒)を主人公とした原作「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(ノンフィクション)を 映画化した作品である。

内容は大きく分けると、山本とその妻、子供たち(4人)との家族愛と収容所での過酷な日常の二つが描かれている。

ハルピンで暮らしていた山本の家族はソ連の空襲が激しくなり妻、子供を日本に帰国させ、帰国後に妻は前職の小学校の先生となる。一方、山本は出兵しソ連の捕虜となり収容所では語学を生かしソ連兵との通訳係をしながらも時にはスパイ容疑でソ連兵から数回痛めつけられたりもした。同僚には日本に必ず帰国できると鼓舞し続けたが、自身は癌を患い帰国も儘ならず、同僚の勧めでノート4ページに遺書を書き残し家族のことを思い浮かべながら病院で息絶えた。遺書は収容所内でソ連兵に見つからないようにと、同僚4人が1ページずつ全文暗記して日本に帰還後、個別に山本家を訪れ家族5人全員の前で伝えた。(私は涙を誘われた)。

一方、収容所での捕虜の日常は1日一食(朝支給)で黒パン1枚にスープのようなものだけの食事。極寒の中で丸太担ぎなどの過酷な労働に耐えられない人はその場で倒れ、また日本人同士が軍隊当時の上下関係をソ連兵から利用され上位者からの体罰や虐め、収容所生活に耐えられず脱走しようとするがソ連兵の見張りに見つかり銃殺されその遺体を土に埋める作業を強いられている。
よほど強靭な精神力と体力を持ち合わせていないと生きていけない境遇であったと思われる。

この映画を観て最近のウクライナとロシアのテレビ画面でのウクライナ民間人被害者の姿と重なり、いかなる理由があろうと戦争は絶対におこなってはならないと痛感させられました。

感想会(懇親会)
・場 所:大陸(中華料理)歌舞伎町=靖国通り
・時 間:16:00~17:00
・出席者:8名
・経 費:¥17,880(回収=¥2,200×8名=¥17,600)
【今回繰越=¥3,100(前回繰越)-¥280(今回不足分)=¥2,820】

(2022.12.13 鈴木記)