大島二典会長 新年のごあいさつ

 

大島二典会長

 会員の皆様、新年おめでとうございます。
 2023年が皆様にとりまして良いお年になりますよう心からお祈り申し上げます。
 本年の干支「癸(みずのと)卯(う)」の年は、「飛躍」「向上」を象徴し、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。
 新型コロナも、徐々に「with コロナ」の生活に移行してきています。小平稲門会にあっても、先の総会は3年ぶりに対面の総会を開催することができ、多くの皆様から「良かった」のお言葉を頂きました。小平稲門会のような親睦団体では、直接皆様とお会いできる機会が如何に大切かと言う事を痛感した次第です。 
 総会では、提案議題全てについてご承認いただきました。本年の役員改選は、過去2年間の活動が停止していたことにより、その間役員が実務的経験を積むことなく本年に至りましたので、基本的に前年度体制を継続し、心新たに再スタートします。
 本年度の活動につきましては、出来る限り皆様と直接お会いできる場面を設定していくことを基本として、直近の新春交歓会については、会場を変更して対面の懇親会の開催を企画。又、「地域別小グループ懇親会」を新企画として実施いたしますので、皆様には奮ってのご参加をお願いいたします。
 同好会については、徐々に再スタートしています。その開催形態によっては難しいものもありますが、同好会会長さんには、是非開催の再スタート検討をとのお願いをしております。
 役員・各同好会会長の方々のご協力をいただきながら、癸卯にふさわしい年とすべく、皆様と楽しい日々を過ごせる環境を整えられるように本年度の計画を推進していく所存です。
 「明るく 楽しく 元気良く!」を合言葉に、楽しい小平稲門会の復活をめざそうではありませんか。
 会員の皆様の温かいご理解と力強いご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  

 小平稲門会会長 大島 二典

第119回ニモクサロンの報告

・日 時:2022年12月8日(第2木曜日)12:00~14:00
・場 所:東大和市駅前ビックボックスC6 042-566-6892
・会 費:2,500円
・参加者:9名。荒木・井垣・伊藤(徹)・大島・佐藤(俊)・鈴木(昭)・野村・松村(敬称略五十音順)

3年もお休みしていたらメニューは中華料理が多くなっていました


《今日に至るまでのご報告》
会場入口で検温、手の消毒、もちろん廊下ではマスク着用…。部屋には大きなウェットティシュの容器がおいてありました。今日のビッグボックス側の準備も、気遣いが感じられました。
実は今回ニモクサロンを開催するにあたっては、10月20日にカラオケ参加の常連さん8名にお願いして会場の下見をしていただき、全員一致でGOサインをいただきました。

また、2年9か月ぶりに開催した11月10日の118回目のニモクサロンは、万が一の問題発生を考えて、有志の開催とさせていただきました。お陰様で13名の皆さんがご参加下さり、久しぶりの飲食を楽しみながらの懇親会も賑わい、カラオケも9名のご参加で盛り上がりました。

3年近いご無沙汰を埋めるように、お一人ずつの近況報告が主でしたが、何処の会でも同じそうですが、やはり病気、入院などのご報告が多く、驚いたり心配したり、また元気に復活されたお話では拍手で喜んだり…。何はともあれ、久しぶりの再会はとんでもなく楽しいものでした。
そして、「やえちゃん頑張って続けてね!」と言う皆さんのお声に励まされて、今日のこの12月の開催にも繋げることが出来ました。とても嬉しいことでした…。

ただ一つ、やはりいつもいらしていた先輩方の何人かのお顔が見えなかったことがとても寂しく、もう少し暖かい時期になったら、きっと穴籠りから出てきて下さると、心よりお待ち申し上げております。少しずつ外出もされて、体調を整えられて春にはきっとお目にかかりましょう!! 

《報 告》
では今日の、第119回ニモクサロンのご報告をさせて頂きます。

実は、木曜日が仕事でこれからずっと参加出来なくなられた久保田さんの代わりに、集金は伊藤徹さん、食事の注文は鈴木さん、その他のサポートを松村さんが仕切って下さいました。頼もしい皆さんの応援で感謝です。

メニューがすっかり変わって前のような乾きものが無いので、ツマミにきゅうりの漬物と枝豆を注文して生ジョッキでまずは乾杯!飲み物の種類が色々増えていたのですが、思いがけず中華料理に代わったお料理は大変早く配膳されて、早速昼食タイムになってしまいました。皆さん美味しかったようですが、結局ビールだけの飲み物になってしまいました。

前回で病気の話が終わってしまったので、今回は話題も色々でした。K・K・メンネルコールの演奏会に出席された方が何人かいらして、塩田先輩から会長職を引き継がれた勝見さんの、堂々とした舞台度胸が話題になりました。会員は早稲田出身者より、慶應義塾出身者がダントツに多いという事で、こんなところでも勝った!負けた!の話題でした。

ラグビー早明戦の応援にいらした大島さん達の話から、ラグビ―の話で盛り上がりました。新しい競技場もなかなか良いとのことでした。これで勝っていればもう一度ここで乾杯!だったのですがねえ~~。

頑張って活動を再開した散策の会のご報告がありました。清澄庭園や江戸資料館など、とても面白かったようで、今回は歩く距離も少なく、またご夫婦で参加される方も多くて、お天気にも恵まれての久し振りの散策は大成功の様でした。

《同好会関係》
まだ昔のように、たくさんのご案内はありませんが、各同好会の会長さん達が少しづつ動き出そうとしていらっしゃるようです。コロナの終息が本当に待ち望まれます。

■2022年12
13日(火) 映画研究会 「ラーゲリより」愛を込めて 12:45~15:10新宿ピカデリー

チケットの手配は既に終了しておりますので、これから参加を希望する方は、鈴木昭助さんへご相談ください。鑑賞料金シニア¥1,200円

■2023年1
7日(土) 散策の会 恒例の「七福神巡り」 来年は目黒界隈です。福を頂きに参りましょう!
12日(火) 第120回ニモクサロン 12:00~14:00 会費2.500円
12日(火) カラオケの会 14:30~16:00(予定) (30分210円)

尚、本日(12月8日)、14:00から2時間のカラオケの会が、松村さんの案内で開催され、別室で6名の方が久しぶりの喉をご披露して楽しんで行かれました。 
・参加者:6名。荒木・伊藤(徹)・比留間・野村・松村・山本(敬称略五十音順)

2月のニモクサロンは、会場ビッグボックスの改装工事の為、お休みいたします。
また、3月につきましては工事の進捗情報が入り次第、改めて広報させていただきます。

(文と写真:荒木)

第26回映画鑑賞会の報告

第26回映画鑑賞会を下記の通り開催いたしました。

■鑑 賞 日 時: 2022年12月13日(火)12:45~15:10
■上 映 館: 新宿ピカデリー
■映画の題目: 「ラーゲリより愛を込めて」(ノンフィクション映画)
  原作、監督、キャストは「第26映画回鑑賞会の案内」の通り。
■鑑 賞 者:荒井、荒木、井垣、伊藤(徹)、大島、瀧川、比留間、若林、鈴木
(敬称省略、9名)


映画を観て
日本の第二次世界大戦の終戦は1945年8月15日であるが、その後もソ連は日ソ不可侵条約を一方的に破棄して満州、朝鮮半島、樺太などで日本の軍人を捕虜として極寒のシベリアの収容所に送り込んだ。
この映画は捕虜が収容所に送り込まれて冬場は時には零下40度、通常でも零下20度という極寒の過酷な状況下で重労働を強いられるなか、捕虜の一人である山本幡男(東京外語大ロシア語科卒)を主人公とした原作「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(ノンフィクション)を 映画化した作品である。

内容は大きく分けると、山本とその妻、子供たち(4人)との家族愛と収容所での過酷な日常の二つが描かれている。

ハルピンで暮らしていた山本の家族はソ連の空襲が激しくなり妻、子供を日本に帰国させ、帰国後に妻は前職の小学校の先生となる。一方、山本は出兵しソ連の捕虜となり収容所では語学を生かしソ連兵との通訳係をしながらも時にはスパイ容疑でソ連兵から数回痛めつけられたりもした。同僚には日本に必ず帰国できると鼓舞し続けたが、自身は癌を患い帰国も儘ならず、同僚の勧めでノート4ページに遺書を書き残し家族のことを思い浮かべながら病院で息絶えた。遺書は収容所内でソ連兵に見つからないようにと、同僚4人が1ページずつ全文暗記して日本に帰還後、個別に山本家を訪れ家族5人全員の前で伝えた。(私は涙を誘われた)。

一方、収容所での捕虜の日常は1日一食(朝支給)で黒パン1枚にスープのようなものだけの食事。極寒の中で丸太担ぎなどの過酷な労働に耐えられない人はその場で倒れ、また日本人同士が軍隊当時の上下関係をソ連兵から利用され上位者からの体罰や虐め、収容所生活に耐えられず脱走しようとするがソ連兵の見張りに見つかり銃殺されその遺体を土に埋める作業を強いられている。
よほど強靭な精神力と体力を持ち合わせていないと生きていけない境遇であったと思われる。

この映画を観て最近のウクライナとロシアのテレビ画面でのウクライナ民間人被害者の姿と重なり、いかなる理由があろうと戦争は絶対におこなってはならないと痛感させられました。

感想会(懇親会)
・場 所:大陸(中華料理)歌舞伎町=靖国通り
・時 間:16:00~17:00
・出席者:8名
・経 費:¥17,880(回収=¥2,200×8名=¥17,600)
【今回繰越=¥3,100(前回繰越)-¥280(今回不足分)=¥2,820】

(2022.12.13 鈴木記)

野菜を知ろう

はじめに

楽農会の中村泰三です。

小平稲門会に入会するきっかけは楽農会で野菜作りができることを知ったからです。
約10年以上野菜作りをしていますが、今年(2022年)の春ごろに野菜そのものについて、例えば、原産地は? 日本への渡来は? その野菜の栄養素は? などについて余りにも知らないということを知りました。

そこで、下記の参考資料を読み込んで野菜について調べることにしました。
調べると意外なことがわかり、楽農会の会員だけでなく、小平稲門会の方々にも知ってほしいと思いホームページに掲載して頂くことにしました。お読み頂ければ幸いです。

参考資料
1. 家庭菜園検定委員会(編). 2009. 『野菜づくり虎の巻―もっとうまくなる家庭菜園教室』. 家の光協会.
2. 家庭菜園検定委員会(編). 2008. 『畑と野菜のしくみ―もっとうまくなる家庭菜園教室』. 家の光協会.
3. 武川満夫, 武川政江. 2007. 『体を元気にする野菜100種の育て方』. 主婦の友社.

(2022.12.5)

小平稲門会第34回通常総
~3年ぶりに対面形式で開催~

挨拶する大島二典会長

会員・家族61名が出席
小平稲門会(大島二典会長)の第34回通常総会が11月12日(土)に小平市民文化会館(ルネこだいら)
で開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響で昨年、一昨年と書面審議による総会となったため、今回は3年ぶりに対面形式での開催となりました。来賓をお迎えすることはできませんでしたが、会員・家族61名が出席し顔を合わせての総会となりました。

3年越しのジャズの演奏
第1部は「デキシーランドジャズの調べ」と題して早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブによる演奏が、二又祐一幹事長による司会で行われました。アンコールの「聖者の行進」を含め全10曲、7人のメンバーによる若さあふれるパワフルで心地よい演奏に酔いしれました。3年越しの演奏が実現し、感動もひとしおでした。

出席者が酔いしれた、早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブによる演奏

演奏に聞き入る総会出席者


総会議案はすべて承認

第2部は物故会員への黙祷の後、小山雄一副会長の司会で総会の開会を宣言。大島二典会長は「この3年間、新型コロナの影響で活動が休眠状態となり、親睦団体としての機能が急激にシュリンクしてしまう状況であった。今後は“Withコロナ”の時代を見据えて新しい活動を模索し、対面でお会いできる機会を作っていきたい。皆さんも積極的に参加して明るく楽しく元気のよい生活をしていこうではありませんか」と挨拶されました。

議案については、二又幹事長が2022年度活動報告と2023年度活動計画案、峯岸敏雄会計幹事・副幹事長が2022年度決算報告と2023年度予算案を説明し、満場の拍手をもって承認されました。

続いて、役員改選について大島会長から説明があり、承認されました。新任は久保田節子さんが会計幹事に、安田昌樹さんが幹事に就任、大島会長以下26名の役員体制となりました。
次に、新しく入会された霜田貞暢さんが紹介されました。現会員数は141名となりました。

続いて、今年米寿を迎えられた佐藤俊雄さん、増田峰夫さんのご長寿をお祝いして大島会長から記念品が贈呈されました。欠席された前島仁さんにはご自宅に記念品をお届けしました。

大島会長(右)からご長寿の記念品を贈られた佐藤俊雄さん(中央)と増田峰夫さん


近況報告会を実施
第3部は会員の卒業年度別グループ分けによる近況報告会が、中村泰三副会長の司会で行われました。出席者は7つのグループに分かれて各グループの役員・顧問が進行役を務め、会員それぞれが近況を話し、和やかなひと時を過ごしました。飲食を伴う懇親会は実施できませんでしたが、同年代の会員同士の交流ということもあり各グループとも話が盛り上がりました。
会員の知恵と工夫で新しいスタイルを実現した総会となりました。

元気な笑顔で記念撮影

(文=広報/1978文・今井右子、写真=顧問/1963商/小平市写真連盟会員・國友康邦)

【出席者59名】(会員のみ、50音順、敬称略)
荒木彌榮子(1964文)、井垣 昭(1961法)、 石井道彌(1952文)、磯山 亮(推薦校友)、伊藤 徹(1969法)、今井右子(1978文)、大島二典(1969理工)、大野照藏(1964法)、小平道彦(1959理工)、梶川 允(1968理工)、勝見亮助(1970社学)、河崎健治(1971政経)、川島信司(1974文)、木谷道宣(1969政経)、北橋敏之(1967商)、木本芳樹(1974理工)、國友康邦(1963商)、久保田節子(1972文)、栗原政博(1964政経)、古林 繁(1958商)、小山雄一(1968法)、佐藤俊雄(1958教育)、塩田智男(1956法)、篠田義明(1957教育)、篠原 哲(1971理工)、篠原浩美(2003理工院)、霜田貞暢(1996法)、末次浩一郎(1972政経)、鈴木達也(1977理工)、髙橋清輝(1964文)、瀧川 清(1974政経)、竹内吉夫(1974商)、田中一俊(1975文)、田中康彦(1975理工)、百々謙治郎(1975政経)、飛田護道(1960教育)、富澤七郎(1958商)、冨平 茂(1973理工)、中村泰三(1966理工)、西村 弘(1960教育)、野村吉宏(1961政経)、早川三雄(1971法)、平澤 洋(1972政経)、比留間 進(1971文)、福田 豊(1973理工)、二又祐一(1972商)、増田峰夫(1959法)、松尾寛敏(1973政経)、松村純夫(1976政経)、松本研二(1971商)、松本史郎(1973教育)、峯岸敏雄(1969政経)、宮本義信(1985社学)、牟田忠純(1960理工)、森田健次(1971教育)、安田昌樹(1977政経)、山口 勝(1966商)、山本 浩(1954政経)、若林 覚(1971政経)

第53回散策の会報告

清澄・白河界隈を歩く

令和4年11月26日

「回想法」というものをご存知でしょうか? 神社・仏閣や郷土博物館を訪れると昔を想い出して、脳が活性化するという心理療法の一つです。今回はみなさんの脳にぜひ若返ってもらいたくて、このような場所を訪ねてみました。
(写真はクリックすると拡大されます)

withコロナ時代でも元気な13人


☆深川江戸資料館
(白河1-3-28)(入場料400円)

空模様があやしいので、まずは屋内の「深川江戸資料館」を訪れました。
ここには江戸・深川の町並みがリアルに再現されていました。表通りの大店や路地裏の長屋にはそこの住人たちのさまざまな生活道具が展示されています。船宿の前の掘割には猪牙舟が繋がれ、八百屋の店先には冬野菜が並べられています。鰯雲の空はトワイライトから満月へと見事なグラデーションを見せながら移り変わっていきました。また物売りのかけ声や猫の鳴き声など心憎い演出が各所にみられ、ボランティアガイドの40分にわたる解説を聞きながら、しっかり江戸時代の生活空間にワープすることができました。

江戸・深川の町並みを再現

熱弁のボランティアガイド

船宿の船頭の長屋


☆霊巌寺
(白河1-3-32)

ここは江戸時代の初期に霊厳島に霊厳和尚が建てた寺が振袖火事(1657年)で焼失し、この地に再建されたものです。江戸六地蔵の一つである地蔵菩薩(高さ2.7m)や、江戸中期の老中松平定信の墓に手を合わせました。

なお六地蔵とは深川に住む地蔵坊正元という僧が広く寄進者を集めて、病気平癒を願って江戸の出入り口に造立したもので、水戸街道に置かれたのがここです。その他の品川の品川寺(東海道)、新宿の太宗寺(甲州街道)巣鴨の真性寺(旧中山道)の地蔵はすでに当会としては拝顔していて、残りで現存しているのは浅草の東禅寺(奥州街道)にあります。

『皆の衆 足元に気をつけての』


☆清澄公園
(江東区清澄2丁目、3丁目)(入場料65歳以上70円)

次は近くに広がる「清澄庭園」へ。こんな所にこんな素敵な公園が!と思うような場所です。ここは江戸時代には紀伊国屋文左衛門の屋敷だったといわれていますが、明治の初期に三菱の創業者の岩崎弥太郎が造成し、弟の弥之助が大改造した回遊式築山林泉庭園です。錦秋の時期を狙った甲斐があり、池面に映るイチョウやモミジが鮮やかな色彩を重ねていました。池の中には「磯渡り」という飛び石づたいに歩くルートもありましたが、なにせご高齢者集団、よろけてドボン!では洒落にもならないので、面白さを避けて安全な道を選択しました。当会でこれまでに見た大庭園はほとんど大名庭園でしたが、ここは旧古河庭園と共に明治の実業家の作った珍しいものです。それに全国各地から取り寄せた数多い奇岩珍石も見慣れぬものばかりでした。石が滝となり山となり川となる造形の妙は、興味ある人には必見でしょう。「東京都指定名勝」になっています。土曜のせいか入園者もほどほどありました。

黄・緑・赤そして雪吊りに囲まれて

石で流れと滝を造形

曇りだったのが残念


その後、隅田川近くを北上し相撲の「大鵬道場・大嶽部屋」(元十両大竜)の前を通ります。ここは九州場所を沸かした王鵬(大鵬の孫)が所属しています。いまは相撲部屋といってもごく普通のマンションで、看板がなければそれとは分かりません。

☆萬年橋(清澄3~常磐1)
小名木川に架かる鉄橋で昭和5年に建造されました。この橋のたもとが清洲橋のもっとも美しく見える角度とされています。江戸時代の木橋は、船の航行を妨げないようにと高く虹型に架けられていて、葛飾北斎の「富嶽三十六景」、歌川広重の「名所江戸百景」でも見られます。

橋を渡り、芭蕉の住み家(芭蕉庵)があったといわれる場所、いまの芭蕉稲荷神社を参拝しました。大正時代に台風による高潮でこの界隈が浸水し、水の引いた後、芭蕉が愛好したと思われる石蛙がここの土中から出土したことに由るようです。

「ふる池や 蛙飛こむ 水の音」


☆芭蕉庵史跡展望庭園
(常磐1‐1-3)

ここは小名木川が隅田川に注ぐ角地にあるごく狭い公園です。ここにある芭蕉の座像は午後5時になると、なぜか隅田川に向かって自動的に向きを変えるそうで、力を入れて押してみたら、確かにわずかに動きました。芭蕉に夜の暗い水面を眺めさせ、どういう意味があるのでしょう。月でも眺めさせたいのでしょうか?

芭蕉ってこんな顔なの?


このあと再び萬年橋から別の小路に入り、「高田川部屋」(元関脇安芸乃島)を眺め、清澄白河駅へ引き返しました。幸い雨には見舞われず、二時間半・約6
千歩の旅は無事終わりました。

ところで、近江商人の「三方よし」風にいえば、当会は「参加者よし」・「訪問先よし」・「世話役よし」(手前味噌)の関係にあります。とりわけ「訪問先よし」はレガシーを現在まで維持・管理されている関係者のさまざまなご努力があればこその結果です。心よりリスペクトを捧げます。そして「参加者よし」と「世話役よし」はウィンウィンです。

【散策後の懇親会】
新型コロナウイルス感染防止のため、今回も行いませんでした。

【参加者】
市川・伊藤・大河原・大河原夫人・梶川・國友・小林・古林・佐藤・竹内・松村・山本・山本夫人(13人)

                  (文=佐藤(俊) 写真=松村・佐藤)

第54回散策の会のお知らせ

第54回散策の会のテーマは「元祖山手七福神めぐり」です。

1.日時・集合場所
令和5年1月7日(土)午後1時
東京メトロ南北線・都営三田線 白金高輪駅 1番出口の地上に集合

2.経 路
白金高輪駅→覚林寺(毘沙門天)→瑞聖寺(布袋)→妙円寺(福禄寿・寿老人)→大円寺(大黒天)→目黒駅(解散)

3.参考情報
(1)歩数は約7,000歩、所々アップ・ダウンあり。

(2)トイレは目黒駅近辺と大円寺にある。
(3)都営地下鉄はシルバーパスが使える。
(4)解散後の懇親会は行わない。

参加の申し込みは1月5日(木)までに佐藤(俊)の下記あてにお願いいたします。
t-sato(at)ion.ocn.ne.jp 【 (at)を@に置き換えてください 】
または 090-9149-8977

なお、当日は各自で検温や体調チェックのうえ、マスクの着用およびソーシャルデスタンスの保持をお願いいたします。
(以 上)

ワイン研:世話役交代と会場変更のお知らせ

2022年11月21日
ワイン研究会・井垣  昭

コロナ禍のため、ワイン研究会例会は第68回(令和2年2月)開催以降休会を続けていますが、コロナ禍の状況を見た上で、来年1月または2月の再開を予定しています。これを機に下記の変更を行い、新しい態勢での再開となりますので、お知らせいたします。

1.世話役の交代
これまで荒木彌榮子さん(1964文)のサポートのもとに井垣昭(1961法)が世話人代表(会長)を務めてきましたが、例会再開を機に、
・河崎 健治 さん(1971政経、小平稲門会幹事)、
・冨平 茂 さん(1972理工)、
のお二人が世話役として新たに会の運営に携わり、河崎さんに代表(ワイン研会長)を務めていただくことになりました。
1.会場の変更
会場としてお世話になった「カサグランデ」の営業時間変更もあり、会場を「こもれび」(西武新宿線小平駅南口傍・「永田珈琲」店の別室)に変更しての再開を予定しています。

ワイン研再開の詳細については、改めてこのホームページでお知らせいたしますので、奮ってご参加ください。

(以 上)

小平市民文化祭 写真展に会員2名が出品

第60回小平市民文化祭写真展(主催=小平市、小平市文化協会、企画・運営=小平市写真連盟)が2022年11月9日(水)~13日(日)、小平市民文化会館(ルネこだいら)で開かれ、58名が107点の作品を出品しました。

小平稲門会から、國友康邦さん(1963商)と山本浩さん(1954政経)が出品しましたので、ご紹介します。

◆國友康邦さんの作品

秋彩の音律(しらべ)【長野県白駒池】

錦秋の響き【北海道ニセコ】


◆山本  浩さんの作品

ぬくもりの外【長野県大町】

しんしん こんこん【長野県白馬大池】

 

第26回映画鑑賞会のご案内

映画研究会は、第26回映画鑑賞会を下記の通り開催いたします。
(注)コロナ感染状況によっては鑑賞会の中止もあり得ますのでご承知おきください。中止の場合は決定次第お伝えいたします。


◆鑑賞日:2022年12月13日(火)
◆映画の題目:「ラーゲリより愛を込めて」
・原 作:辺見じゅん
・監 督:瀬々敬久
・キャスト:二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、他
◆映画の内容=ノンフィクション「収容所から来た遺書」の映画化で第2次世界大戦後にソ連軍の捕虜としてシベリアの収容所(ラーゲリ)に抑留された日本人・山本幡男氏の姿を描いた作品です。
【以下、映画館の案内から抜粋】
第二次世界大戦が終結した1945年。シベリアの強制収容所では、ソ連軍の捕虜となった山本幡男ら多くの日本軍兵士たちが収容されていた。わずかな食料しか与えられず、零下40度という過酷な状況下で重労働を強いられる彼らに、山本は「生きる希望を捨ててはいけません。帰国の日は必ずやって来ます」と訴え続ける。山本の信念と仲間を思う行動に勇気づけられる捕虜たち。8年後、山本のもとへ妻からのはがきが届き、帰国の日は近いと感じる山本だったが、その体は病にむしばまれていた……。
◆上映館 =新宿ピカデリー
◆集合場所=新宿ピカデリーチケット売り場前
◆集合時間・上映時間=夜間は避けます。
上映時間が未公開のため集合時間等は12月9日前後に改めて「第26回映画鑑賞会の案内(2)」でお知らせいたします。
◆鑑賞料金=①シニア1,200円、②一般=1,900円(チケットは鈴木が用意いたします)
◆参加申し込み:12月8日(木)まで下記に申し込みください。
(チケット予約をする関係で12月9日以降のキャンセルは料金をいただきます)
・鈴木昭助の携帯:080-6519-8720
・Email:k5sytth7(at)jcom.zaq.ne.jp【(at)を@に置き換えてください】 
(以 上)