ラッキョウは中国原産の野菜ですが、わが国にもヤマラッキョウやノビル等自生している
初秋に葉が伸長して開花し、冬~初夏まで成長を続け、夏には葉が枯れて休眠します。花は紫色の小花で結実しないので、小球を植えて増やします。
秋の初めに種球を植え付け、翌年の初夏に収穫します。一度植えれば毎年収穫できます。
ラッキョウはアリシンが多く含まれ、食欲増進、のどの痛みに効果があります。
風邪には、すまし汁に細かく刻んで入れ熱いうちに飲むと良いとされます。
口内炎や咽喉炎には、すりおろした汁を塗るか5~10倍に薄めた液でうがいをします。
苦土石灰と元肥を入れた畑を良く耕し、種球を1~3個ずつ、深さ5cmくらいの所に植え付けます。1球ずつ植えると少数の大玉が、3球ずつ植えると小玉が沢山収穫できます。
一度植えれば後は手がかかりませんが、2~3月にアミノサンピの液肥を与え、土寄せをしておくと、良いラッキョウがとれます。雑草には弱いので、こまめ草取りをすることが大切です。
収穫は、地上部の葉が枯れてきたら掘り上げ、風通しの良い日影に吊るすなどして貯蔵します。
生のまま味噌をつけて食べたり、塩漬け、酢漬けにすると美味しく食べられます。
一部は食べないで、翌年のために植え付けます。枯れ葉をとり、1球ずつばらして植え付けます。
(2022.9.1)
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