ミズナは、日本が原産地です
ミズナは京都で栽培されてきた伝統野菜の代表です。京都で採れたので、東日本では「キョウナ(京菜)」とも呼んでいました。
サラダで食べることが広まって人気が高まり、今では全国的に栽培されています。
ミズナは日本独自の漬け菜です。
漬け菜とは、結球しないアブラナ科野菜の中で、葉を煮物や漬け物などにする葉菜類の総称です。
味にくせがなく、あくがないので、生食、おひたし、汁物、煮物、炒め物など、どんな料理にも広く利用できます。ビタミンAとC、カルシウム、鉄分も豊富です。
ミズナは、寒さに比較的強く、育てやすい野菜です。サラダで楽しむならば、子株のうちに収穫します。
また、漬け菜には、冬の寒さにあたると、柔らかくなり甘味が増すものが多くありますが、ミズナは柔らかくならず、冬もシャキシャキ感を楽しめます。
(2022.5.22)
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