夏の集い「大人の社会科見学」第2弾
盛大に開催される!!

立川の「昭和天皇記念館」「国立極地研究所 南極・北極科学館」を訪問

2019年(令和元年)6月29日(土)、梅雨時のミストサウナのような霧雨が偶然のようにやんだ午後1時過ぎ、立川駅より昭和天皇記念館を目指した。10分程歩いて到着した記念館では、記念財団が発行する新聞に小平稲門会の一行を掲載したい、ということで全員の集合写真を撮った。

雨も上がり全員笑顔で。昭和天皇記念館にて


記念館では通常は展示品等の説明は行っておらず各自で見学することになっているが、今回は20名以上の団体で申込むことができたので、見学に先立ち宮内庁の職員の方から説明をして頂くことができた。我々世代にとって物心ついた時から天皇陛下と言えば昭和天皇であった。その87年のご生涯を辿りながら懐かしむと同時に、それぞれが過ごしてきた昭和の時代に思いをはせていた。

1時間ほど見学した後、国立極地研究所「南極・北極科学館」を目指した。記念館から北へ徒歩20分程で、立川駅から歩き通しで立ち通しの一行にとってはまさに極地を目指す思いであった。たどり着いた科学館は「南極・北極科学館」といっても1957年に昭和基地を設立して以来、観測を続けている南極に関する展示物が圧倒的に多かった。展示物は、使用した機材や観測で収集した物にとどまらず、南極・北極で温暖化の影響をいかに受けているかという展示コーナーもあって、大人の社会科見学としては大いに考えさせられるところであった。

科学館で解散する会員の方々に別れを告げて残る一行は、徒歩で又10分程歩いて多摩モノレールの高松駅に行き、そこから最終目的地の小平駅前よっちゃん酒場を目指した。小平駅に着いたのは午後4時で立川駅を出て3時間を経過していた。この間、見学の時間はほぼ立ちっぱなしで、行程は全て徒歩であった。会員の方の万歩計では1万歩を越えていた。このハードな行程にもかかわらず道中不満の声が出なかったのは、大人の社会科見学で勉強には多少の苦労はつきものということが、早稲田OBには身に染みているということなのであろう。

最後のビールの味も格別。よっちゃん酒場にて


しかし苦労の甲斐あって、よっちゃん酒場で飲んだ生ビールは格別であったことは言うまでもない。道中の皆様のご協力で無事終えることができました、厚く御礼申し上げます。

(文=松尾、写真=國友)

【参加者(敬称略)】
伊藤徹、小川浩史、小嶋弘、梶川允、河崎健治、北澤茂樹、北橋捷之、國友康邦、栗原政博、古林茂、小山雄一、佐藤俊雄、篠原哲、篠原令夫人、志村智雄、鈴木昭助、瀧川清、滝沢公夫、竹内吉夫、中村泰三、野村吉弘、松尾寛敏、松村純夫、村木央明、弥永勝彦、山本浩、渡邊節 (計27名)

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