「ルネこだいら大ホール」が満員になった
男声合唱団「K・K・メンネルコール」の演奏会

藤田 昌煕(昭38・文)

2019年4月21日、小平の男声合唱団「K・K・メンネルコール」のリサイタルがありました。この合唱団、小平稲門会のメンバーが中心になって26年前に発足。当初は指揮者もなく、仲間同士の同好会でしたが、最近ではプロ歌手(テノール)を指揮者に迎え、レベルも向上。団員も40名になり、年々人気も上昇。今年はついに「ルネこだいら大ホール」が満員になる過熱状態。

ちなみに、今回の演目は…。
■ヨーロッパ学生歌:「Gaudeamus」
■J.アルカデルト作曲:「Ave Maria」
■作詞 南相馬市立小高中学校平成24年度卒業生・作曲 小田美樹:「群青」
■作詞 小口太郎・作曲 吉田千秋:「琵琶湖周航の歌」
■男声合唱組曲:「雨」
■作詞 山上路夫・作曲 木下忠司:「あゝ、人生に涙あり」
■山形民謡:「最上川舟唄」
■作詞 岩谷時子・作曲 弾 厚作:「海 その愛」
■このほか黒人霊歌など多数。

詳しい曲目解説が掲載されたA4判、
16ページ建てのプログラム


私が注目したのが、舞台後方に椅子が3脚置いてあったこと。
「誰かチェロでも演奏するのかな?」と思っていましたが・・・。最後まで楽器の演奏はありませんでした。
後で、出演者に聞いてみたところ、答えは・・・。
「我われの合唱団、何しろ高齢者が多いので・・・」
なんとこの合唱団、86歳を最高齢にメンバーは70歳代が多いという。
成程、2時間余、立ちっぱなしはきつい。舞台で倒れたら大変である。椅子はそのためだった。さいわい、椅子に座り込むメンバーもなく、2時間余のリサイタルは無事終了しました。

塩田さん、皆さん、ご苦労様でした !

舞台には椅子も用意すコンサート
                  ホールに響くシニアの歌声   (昌)

更に感動したのが、最後に車椅子のメンバーが仲間に押されて登場。全員でアンコールに応えて頂いたこと。感動で涙が止まらなかった。
有難う、「K・K・メンネルコール」!


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